29.08.06 三 重 苦 NO.1609
知人のHさんは一日に60本もたばこを吸うヘビースモーカーでした。
でも、数年前にきっぱりと喫煙をやめたのです。 その動機は肺気腫になって肺に穴が開
き、これ以上喫煙を続けると「死ぬ」とする医師に宣告されたからでした。
自分の肺の能力では必要な酸素を吸収できないために、外出する時もトイレに行くときにも
「酸素ボンべ」を携行しなければならない生活に陥りました。
そして、こういうのを「泣きっ面にはち」というのでしょうか、その後数年で前立腺癌が発症し
「前立腺」を全部摘出したため、オシッコは常に垂れ流しの状態になって、紙おむつを常用し
なければならないことになりました。
更に悪いことは続くもので、最近心臓の動脈に「瘤」が見つかり、これが破裂すると即死だと
いうことになって、動脈にバイパスを挿入し一命を取り留めたのです。 これらの病弊の原
因はすべて喫煙だと医師は「証言」しています。
ところ40年間もたばこを吸って来たということは、相当な金額のタバコ消費税を払って国家
に貢献して来たことになりますが、タバコを吸うとそういこうことになるということをもっと、キ
チンと説明するなり・タバコ禁止令を出してタバコを追放してこなかった政府にたいして、損
害賠償を請求することは出来ないのでしょうか?