29.08.07 三 次 被 害 NO.1609
たばこを吸わない人が、タバコを吸う他人が吐き出す煙を吸って被害を受けることを「受動
喫煙」と言って、深刻な被害を受けているということが近年認識されまして、公共施設などで
の禁煙が大きな社会的な問題となり、それなりの制限が功を奏していることは違いありませ
ん。
しかし、近年はさらに喫煙者の直接の煙草の煙だけではなくて、喫煙していない時に吐き出
す呼吸の中にだってニコチンが入っていて、その空気を吸うとやはり「受動喫煙」と同じ「害」
があることが認識されました。 それを「三次被害」というそうです。
また、壁紙や床のフローリングにもニコチンが付着し、それを触った手から経口摂取するん
だということも解って来ました。 特に乳幼児などは「はいはい」して床を這いまわり、手に
一杯のニコチンをくっつけて、その手を口にくわえたりするものですから、その被害は甚大で
あるということが言われています。
なんでこういう被害をもたらす「タバコ」を禁止しないで放置するのでしょうか?
核のゴミを出さない運動も重要ですが、今すぐにでもできそうな「禁煙」を一刻も早く実現す
べきとは思いませんか?