小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

み2

2018-10-15 19:25:10 | 日記

     30.10.16     「み」2       NO.2048

 太田道灌は感動しました。 なんと優雅なお人なんだろうか・・・と

でも、江戸の庶民はそうは思いません。 あほちゃうか?と思いました。

傘を貸してくれと言ってるのに、山蕗の枝1本持ってくるとはふざけと

る。  ・・・でこんな狂歌があります。 

「おおたわけ これがどうして 傘なんじゃ」です。

この狂歌は後の世でも使われました。 例のグリコ森永事件の際に滋賀

県警が犯人を目の前にしていたのに取り逃がした時のことです。

犯人からこんな狂歌が届きました。

「おおたわけ 身の一つだに 捕れぬ県警」です。

「たわけ」は「田分け」で、相続などの際に農地(田畑など)を細切れ

に分けること。 そんなことをすると、農地の価値がなくなってしまい

ますから、そういう行為は馬鹿げている・・・が語源と言われています。