30.10.19 ホトトギス NO.2050
「目に青葉 山ホトトギス 初カツオ」という俳句がありまね。
初カツオを食べることは江戸の町民にとってはかっこよかったので
しょう。女房を質に入れてでも算段して喰いたいものだったのでしょう。
そんなに旨いものとも思いませんし、古女房などお金を付けても預かっ
てはくれません。
この「山ホトトギス」ですが、初カツオが取れるころに「鳴く」ホトト
ギスだと思っていましたところ、ある時散髪屋さんで待ち時間に手に取
った雑誌を見てびっくりしました。 鮮やかな写真が出ています。
「山ホトトギス」って「やま不如帰」で鳥類だと思っていましたが、
そうではなくてユリの花(植物)だった。
目に青葉だから植物が2度も同じ句に出てくるとは思わなかった。
他にもたくさんこういうことってあるのだろうな・・・苦い気持ちが湧
き出てきました。
嘘を言うつもりはなくても、いいかげんなこと言ってるんじゃないかな?
・・・と気にかかります。