R 01.07.08 永遠の0 2 NO.2290
命をかけ(させられて)特攻隊に散った青年とその母は、祖国を守
った軍神と称えられましたが、軍の幹部たちは彼らのことを「消耗品」
と言っていた。 兵器や馬は金を出さなければ調達できませんが、兵士
達は1銭5厘(召集令状の切手代)でいくらでも集められるということ
です。
帰路の燃料もない飛行機に乗せられて、敵の軍艦目がけて体当たりする
ことが唯一の目的でした。 犬死にという言葉がありますが、いまど
きの犬は病気をすればペット病院に連れて行かれるし、死ねば葬儀をす
る家庭もある。
でも、特攻隊員は特攻に成功した場合は骨のかけらさえ残らない爆死で
すし、失敗して海中に落下すれ遺骨さえ回収できない、海の藻屑になっ
てしまいました。
戦争が終われば「軍神」は戦争犯罪人と白眼視され、村八分の取り扱い
を受けて、まともな仕事に付けなかったのです。
よその国の話ではありません。 これは日本人がやってきた事なんです。