R 01.07.15 盲 人 NO.2295
「盲人蛇に怖じず」といいます。 今時目の不自由な人のことを「盲人
」などとは言いませんし、言語が話せない人のことを「唖者」などとも
言いませが、俚言ではよい悪いは別にして、言葉が生き残っています。
ある面しかたがないのは言いかえる方法がないからです。
目の不自由な人は「座頭市」でもない限り、近くに蛇がいても見えない
から怖くないというたとえですが、じつは蛇は何とも言えない生臭い匂
いがするから、近くに居れば何となくわかります。
ところで、この俚言は「目明き」(目が見える人)のことを言ってるの
ではないのでしょうか?
注意力がないもの・慎重さに欠けるもの・愚か者・なまじっか腕に自信
がある若者・などは危険が迫っていても気がつかない・・という意味で
はないのでしょうか?
危険は突然やって来る場合もありますが、概ね忍びよってくるものです。
特に高齢者になって感受性が鈍感になると危険は増大します。
おれおれ詐欺の手口がますます巧妙になっています。
高槻警察の情報によると、大阪府下で高槻の被害がトップだと言います。
ちょっと臭い話には、くれぐれもご注意を。