R 02.12.06 民生委員 NO.2867
30年ほど前に民生委員を承りましたが、あまりに面白くない「
仕事」ばかりだったので、2年で辞任しました。
その当時は独居老人の数も少なく、民生委員の仕事もあまりあり
ませんでしたが、今の民生委員さんは大変だと言います。
独居にもかかわらず近所付き合いのない人、安否確認のための訪
問を嫌う人がいて、本来の民生活動なかなかできないと言います。
それでも、新聞受けに新聞が溜まっていたりすると、警察官を呼
んで、開錠して内部確認をするなど、かなりハードな仕事になっ
たといいます。
そういう場合には、室内で孤独死していたり、ご近所に声もかけ
ないで帰郷していて、もぬけの殻だったなどと後日に問題になる
様なケースがあり、一昔は民生委員といえば一種の名誉職のよう
な感じでしたが、今や問題が多すぎて好んで民生委員になるよう
な奇特な人がいないといいます。
名誉だけでなく、一定の報酬を出すようにしないとこういう仕事
は続きません。