小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

疎開

2020-12-15 16:42:26 | 日記

    R 02.12.16  疎      開   NO.2878

 先の大戦中、学童(や家族)をアメリカ軍の襲撃から守る

ために、都会から離れた田舎などに逃避(疎開)しました。

親戚縁者がいる郷里への疎開を「縁故疎開」といい、縁故者

がいない地域へ学童のみ疎開するのを「集団疎開」と言いま

した。  都会には食料がないけれど田舎では、食べ物くら

いは十分にあると思われましたが「さにあらず」集団疎開の

学童はいつも腹をすかしてがりがりに痩せていましたし、縁

故疎開だった私らだって「招かざる客」で、食料を与えられ

ない生活をしたものでした。

わずかな食料を得るために、着物などを売って生活費を稼ぐ

という「タケノコ生活」でした。  あと3月も戦火が続けば、

売るものさえなくなって、飢え死にするような思い出したく

もない生活でした。 でも、命だけは何とか守ることができ

ました。  続く・・・

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