R 02.12.08 資 本 論 No.2869
若いころ、これだけは読んでおくべきと思って読んだ、カール
マルクス著の資本論でしたが、その当時はさっぱり訳が解らず放
擲してしまいました。 ところがいま、この難解な図書をわか
り易く解説した図書が発売されています。
斎藤幸平著の「新人世の資本論」と言う図書です。
少々むずかい表現はあるものの、すっきり理解できる説明あって、
多くの人に読んでいただきたい図書の一つです。
経済成長をあきらめることという主張がある。
理由は簡単である。 成長をあきらめて経済規模を縮小していくなら、
2酸化炭素の排出量が縮小してゆくし、地球環境の破壊を食い止め、
人類繁栄の条件を維持でいるからである。
こういう図書がもっと早く出てほしかった。
今年読んだ本に中で「良書」と言える1冊でした。