R 01.07.27 混ぜるな危険 2 NO.2209
嘘をついた人にはしかるべきペナルテイーを科すべきでしょう。
でも、だからと言って生活権をはく奪するような「くび」にまでする
ことには異議があります。
この問題は日本の文化そのものをいみじくも顕しています。
① そもそも吉本の若い芸人は不当に安いギャラで働いていること。
（中間搾取が過酷であること）
② 書面による契約関係もなく、零細な個人事業者として大企業との
力関係では著しく劣性であること。 （公取も指摘している）
③ サイドビジネスをしないと生活ができないこと。
④ 今回の場合は芸人の不手際に乗じて過酷なパワハラ行為があった
こと。
⑤ 芸人は公務員ではないのだから、サイドビジネスにかかわったと
しても、法的な制約はなにもない。
⑥ 反社会的な勢力とのかかわりをしないようにはどうすればいいの
かのという教育をしているのか？
いろんな問題が一気に噴出したようで、原因の一つ一つを精密に
調査・分析する必要がある。
R 01.07.26 混ぜるな危険 ＮＯ．2208
合成洗剤や防かび剤の取扱説明書には「混ぜるな危険」と書いて
ある。 単独で使用すれば何ら問題が起きないものでも、それを混合
すると毒ガスが発生したり・爆発することがあるという。 理系の勉
強をした人なら、市販の材料を使って毒ガスでも爆弾でも作れるんだ
という。 どんなに香りのいい香水だって限りなく混合すると、かぎ
りなく「ウンコ」の匂いになるという。
さて、吉本問題です。 所属のタレントが反社会的勢力の催しに出演
して、ギャラをもらっていたことが発覚して、それを「もらっていない」
と嘘をついたことが問題の発端になっている。
反社会的勢力かどうかは見分けがつきにくいから、仮にそこに出演してい
たとして、本当にそういうことを知らなかったのならば情状酌量の余地が
ないわけではない。
でも「ウソ」はいけない。 今の世の中トランプや橋下徹のような嘘ツキ
が人気を博しているが、やっぱり基本は嘘をつかないという前提でないと、
世の中ルールが壊れてしまいます。
いろんな問題を出してきてごちゃ混ぜにして、ごちゃごちゃ言っても何も
解決しません。 ・・・続く。
R 01.07.25 プ ラ セ ボ NO.2307
ある種のアミノ酸やアガリクス茸等の漢方薬などの、いわゆる民間医
薬（食品）を高いお金払って飲み、自分ではそれが効果があったと思っ
ている分には、お金以外には被害はありませんが、医学的にはなんの効
果もないと証明されているそういう「薬（または食品）」をプラセボ
（偽薬）といいます。
宿酔（二日酔い）だって深刻な急性アルコール中毒でない限り、放ってお
けば治るし、水を飲むだけで症状は自然に改善されるのです。
にもかかわらず、ソルマックなんて薬？を飲んで、そのおかげで宿酔が治
ったと思う、おめでたい人がいます。 だから製薬会社が儲かるのです。
でも、そういう迷信を信じ続けてると本来は正しく治療しなければならない
治療のタイミングを失し、取り返しのつかない事態を招く危険がある。
交通安全を祈願するために成田不動尊に参り、商売繁盛を願ってえびす神社
へ参りに行くのも同じこと。
そんなことで、交通事故が回避されたり、商売が繁盛するんだっら誰も苦労
はしません。
安全運転の心がけと日々の努力のつみ重こそが大事であことは当然でしょう。
R 01.07.24 基礎工事３ NO.2306
建物を建てる場合には基礎工事が重要です。 でも、平成１１年
までは３階建てですら地盤（地質）調査の義務はありませんでした。
いくら立派な建物を建てても、地盤が軟弱ならば建物の自重で不同沈下
を起こして傾いてしまいます。
そんなことは当たり前なのに規制はなかった。 建物が傾けば凝固剤
の地盤注入や、ジャッキアップという方法もありますが、根本的な解決
にはなりません。 そういうことはなにも建物の建築に限ったことでは
ありません。 医療行為でも法律行為でも同じです。
今時インターネッ検索すればなんでも答えが出てきますが、基礎的な学習
ができていないと、とんでもない失敗に陥る危険があります。
参議院議員の選挙が終わりました。 情報や情緒に流されないで、きっ
ちり基礎部分を見て投票したひとは一体何人いるのでしょうか？。
R. 01.07.23 は や ぶ さ NO.2305
性格が勇ましく速く飛ぶ事で知られた猛禽です。 徳川家康が鷹狩
りにつかいました。 遥か天空からウサギ・タヌキなどの小動物を見つ
けて獲物として捕獲させる狩猟方法です。
その絶滅危惧種のはやぶさ（隼）が泉南の関空にあるサンルートホテル
の屋上に営巣して４箇の卵を孵化させたことがありました。 でもその
内の１箇はカラスに襲撃されて死に残る３羽が巣立だったという。
いかに猛禽といえども幼鳥の時は軟弱なために、他の天敵に襲われる。
さて、会社経営もそうです。 ２代目社長はこの幼鳥にあたります。
多くの危険に晒されます。 恐れ過ぎてもいけませんが、無防備で弱い存
在であることを知らなければ，天敵の餌食になってしまいます。
私達の業界でも世代交代の時代に入り、多くの業写さんは２代目社長になっ
ています。 危なかしくって見ておれないケースを散見します。
