家族でやってる、うちのような小さな店は、お客様のご要望にはかなり柔軟に対応できます。
それはね、大体においては、お客様と自分たちの関係をより近くしているのでありまして、歓迎すべき事なんです。・・・・・が!
昨夜は、早めに一回転して(大体、うちはのんびり派が多いから、回転数は少ないのです)、お部屋を片付けた始めたころ!・・・こ上がりでお飲みになられていた、お客さまが。
「お部屋に移らせて下さい、・・もう、1人来ますから」(←お2人で飲んでいた方たちである)
お座敷が空いてしまったのを、目撃されていてはなんとも、お断りしづらいので・・。
「只今、早急にご準備いたします、少々お待ち下さい」
待てど暮らせど、3人目が到着せず・・・閉店時間もあと少しのとき、やっとご登場、ホッ!
「納豆巻き!」と3人目のお客様!
「へっ?・・・・・納豆巻きですか?」
「ここ、すし屋じゃなかったの?」
・・・・「申し訳ありません、すし屋ではないので、納豆巻きはご用意できかねますが・・。お食事でしたら・・・・あの」
っと説明をしよと試みる、わたしを遮って・・・。
「あ!食事はもう、してきたから」
「・・・・・。」
結局、納豆巻ひとつ、作りましたエエ。
これでいいのか~!佐吉!!