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雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

予想外

2024-11-05 00:07:54 | 面白い...映画/音楽
予想外に長いシリーズ記事となってしまった
飛騨高山徒然」。
なので、少々タイミングがズレてしまうのですが、
少し前に公開された映画がなかなか面白かったのです。



「シビル・ウォー アメリカ最後の日(Civil War)」
アレックス・ガーランド(Alex Garland)監督作品。
過去の映画記事を読んでもらっている方々は
感じられているかと思うのですが、僕さん、結構、
映画は監督さんで見るかどうかを決めていたりします。
で、この映画は僕さんはあまり良く知らなかった監督さんでして、
脚本家のイメージの方が強かった方。
それでも前評判がとても高かったということもあり、
見てみると......

予想外!?

にとても引き込まれてしまいました。
分断が進んだアメリカ社会の成れの果て、
内戦にまで発展した国家の姿を描いている作品なのですが、
見る前はなんとなく、勝手に

「よくあるドンパチ、アクションものやろ、、」

なんてイメージをしていて。
しかし実際に見てみると、
ロードムービー感も漂うシリアスなテイスト。
その仕上がり具合にはちょっと驚きました。
どことなく「地獄の黙示録的」な感触もありましたし、
おそらく監督さんは
フランス・フォード・コッポラ」監督作品とか
良く見ているのではないでしょうか。
終始、冷徹で無感情な第三者的目線を貫くカメラワークも
コッポラ的な感覚ですし、全体のトーンマナー的には
デイヴィッド・リンチ」監督とかも好きなのでは?
と思わせられるところも多々ある感じ。
僕さんとしてはどれもツボってしまうセンス。感覚。

「映画をとてもよく知っている監督さんだなぁ、、」

なんて感心もしてしまう作品でした。
しかし、まぁ、分断化の臭いや危機感ぷんぷんの
アメリカ大統領選挙の最中に当てて公開してくるなんて、
日本の配給会社さんもナカナカやるなぁ、と。
どこか?アメリカ社会の分断化の流れに対しての
抑止力的な要素も持たされた映画のようにも思えましたが。
分断に対する予防薬と言うか、なんと言うか。
そんな感じも。多々。



ジェシー・プレモンス(Jesse Plemons)さんが
ヒョコッと出てきたこのシーンが......
けっこー、ヤベーっす。

「おいらがこの状況に陥ったら......
どーしましょ!?オロオロ......( ;ω;)」

的な。
ええ。ええ。
そんなジェシー・プレモンスさんといえば、
同じ様に狂気に満ちまくった役を演じている作品がありまして。
それが「憐れみの3章(Kinds of Kindness)」という作品。



内容的にはあまり人に勧められない!?
ちょっとトラウマになってしまう人とかもいるのでわわわ!?
的変態要素も満点の作品。
面白いっちゃぁ、面白いっすけど、
変わってるっちゃあ、とことん変わっていて。
ブラックユーモアも溢れるトンデモない映画っす。
大笑いしたいところで周りを気にして笑えない苦しさとか。
ここで笑ったら変態!?って思われちゃうよぉぉ......
こらえろぉぉ......
的な。
時にスクリーンにポップコーンを投げつけて、

「ヒューヒュー!すげぇぇーー!」

なんてやってみたくなる衝動を抑える苦しさもあったりして。
日本人的なマナーマインドやシアター鑑賞スタイルの限界を
思い知らされまする。
ま、「ヨルゴス・ランティモス(Yorgos Lanthimos)」監督作品ですから。
そんな感じになるのも仕方なし......という感じでしょうか。
昨年のアカデミー賞でも4部門を獲得した大出世作
「哀れなるものたち(Poor Things)」
にしても相当の変態ムービーですので。
ええ。ええ。
面白いっちゃぁ、相当に面白いっすけど。



そんな中で今年の超個人的映画チャートの1位は、
今のところ、この
「サウンド・オブ・フリーダム(Sound of Freedom)」
となっております。
アレハンドロ・モンテベルデ(Alejandro Monteverde)監督。
単館上映扱いの中で周囲の評判はとても高く。
同時に陰謀論疑惑やら、
ディズニー社の公開妨害疑惑やら、
何かと妙な噂が付きまわってもいた作品でしたが、
見てみればちゃんとエンタメしていて。
予想外に骨太で良質な作品。
全ての噂が根拠も意味も無いものであることもわかりました。



ということで、
話題のネットフリックス(NETFLIX)ドラマ
「極悪女王」でも見て寝ようかと。
ええ。ええ。
コチラさんも予想外な感じですし。



おやすみさまー☆(^^)


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ロロノア・ゾロ

2023-09-16 00:19:13 | 面白い...映画/音楽
世界的大ヒット漫画「ONE PIECE(ワンピース)」の実写版が、
先日、Netflix(ネットフリックス)で公開されました。
例によって長編ドラマの形式ですが、
シーズン1は全8話。

......

予想していた以上に......

......

......

良かったのでつ!(^^)ぱんぱかぱーーん!

特に!

ロロノア・ゾロ(Roronoa Zoro)!

演じるはマッケンユウ(新田真剣佑)さん!

ヤバシ!



これで世界的大スターへの階段がかかったか!?

いよいよ日本からも!?

アクションもこなせる俳優さんが世界ブレイクきゃ!?

マーベル作品とか主役級で出ちゃうんじゃね!?

的な。

ええ。ええ。



とにかく「嫌味なく」カッコイイ。
身のこなしを左右する運動神経も抜群。
鍛え上げられたフィジカルも素晴らしい。
お父さん(千葉真一さん!)の血筋もひしひしと感じます。
カリフォルニアで生まれ育ったネイティブな英語も良い感じ☆
Mackenyu(まっけんゆう)さんとしても、
ようやくワールドワイドなハマリ役に出会えたのでわ?
ないかと。
僕さんもドンハマリですし。
とても好きっす。
やんややんや♪(・w・)



しかし、少しだけ残念だったのは、
シリーズドラマにおいてはとにかく!
絶対に!
徹底的にコダワラなければいけないドアタマの第一話!
と第二話がかなりヒドかったのでちゅ......
特に、肝心のアクション・シーンにおける
ナチュラル過ぎてしまうスピードでの編集とか、
ぬるいカット繋ぎとか。
登場キャラクターさん達のせっかくのビビッドなカラーが
浮き立ち過ぎてしまう映像全体のトーンや世界観仕上げの拙さ。
照明のひどさ。
見ていてあまりにチープだったので、
最初は危うく離脱しそうになりましたが......
ただ、当然?監督さん達もソレに気づいていたのか、
第3話からは突然!ボーダー・クオリティになりまして。
いきなり。
ええ。

びっくりこん。

きっと編集さんと照明さんと、
全体のトーンを決めるカラコレ(カラーコレクション)や
カラグレ(カラーグレーディング)系スタッフさんが変えられた!?
のでわわわ!?
なんて雰囲気を察しております。
でなければアレほど劇的に、突然、
別モノの様に映像や編集のクオリティが変わるはずがありません。
ま、そんな激変した第3話以降は安心して楽しめました。
ネフリのチャート的にも世界中でトップヒットしているようですし、
このまま「シーズン2」も期待しておりまする。(^^)



実は、僕さんの髪の色も緑色でして。
そのへんでもマッケンユウ・ゾロが好きなのですけど。
ただ、イイトシこいている僕さんですから、当然、そこわ、
よーーーく見てみると?
言われてみれば?
光が当たると?
ミドリじゃね!?
というくらいの緑なわけです。

「それじゃ緑すぎ!
それじゃ緑じゃなさすぎ!」

......なんて。
いつもそんな変態迷惑なカラーお願いを
敏腕美容師のmikoちゃんにお願いしておりまちて。
髪を傷めず、パゲないようにせなあかん!
と頑張ってもいるのでつ。
ええ。ええ。
して、最近、
そんな僕さんの碧髪(みどりがみ)に多大な影響を与える
ドライヤーさんが新しくなりまちて。
期待の新人で一軍選手登録をしてみたのでつ。



パナソニックさんの「ナノケア(nanocare)」。
コヤツ、周囲での評判がとても良く。
ナカナカに素晴らしいっす。
最近では多くのモデルで標準装備になりつつある
「髪が艶々になりますよーん♪」
系のイオンやらナノイーやらは当然の実装で、
加えて温風と冷風が自動で切替わるモードというのが優れモノ。

にゃにより!

カラーに負けてパゲたりしないように!

無駄に頑張らねば!(`_´)ゞ


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クリック

2023-06-12 18:36:09 | 面白い...映画/音楽
バンド演奏をスタートさせる時や、
皆で何かを一斉にやろうとする時に
「カウント」をとるようなことがあると思うのですが。
そのカウントを電子制御にして電子音で鳴らすことを
「クリック」なんて言ったりします。
「同期信号」のこと。

「カッ、カッ、カッ......♪」

なんて感じで。
レコーディングなどでは当たり前のように使うのですが、
ライブなどの場合はお客さんや
外側に聴かせるような音でもないので、
イヤホンやヘッドホンで聴きながら
合わせたりするようなことにもなります。

このクリック。

合わせるものが異種モノである時などにはとても重宝します。
異種モノとは、
例えばライブステージの演出でバンド演奏と照明と
バックの大画面映像などを同時に合わせて出したい時とか。
そんな時には各メンバーやセクション間でのクリック
必須であったりもします。
そういう意味で、
クリックというのは各々の世界を繋げて、
広げていく時に必要、もしくは、
重宝するモノでもあるように思います。



最近公開されていた映画「TAR(ター)」。
トッド・フィールド(Todd Field)さんの監督、脚本、製作。
ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett )さん主演。
クラッシック音楽における
超一流の女性オーケストラ指揮者「ター」の物語。
今年のアカデミー賞では6部門にノミネート!
されていた、その筋ではとても評価の高い作品。

僕さんがこの映画を観ようと思ったキカッケは
「藤原ヒロシ」さんが激オシしていたからなのですが、
僕さんの場合、
ヒロシさんと野村訓一(のむらくんいち)さんがお勧めするモノは
大抵チェックしてしまうというクセがありまして。
ええ。ええ。
この2人のことはネットでググってもらえればと思いますが、
とても珍しかったのは、
そんな藤原ヒロシさんがこの映画を紹介している時の様子で。
ヤケに話しにくそうだったり、
表現に困っているような感じがあって。
その辺がまた妙に僕さんの興味をソソり。
それで映画館に駆け込んでしまったというわけなのです。



この映画。

一言で言えば「伏線回収の鬼」



「鬼」という表現を使ったのは、
推理小説の如くアチコチに張られまくった伏線が、
ただ回収されていくというだけでなく、
その理解や捉え方や意味が、
見る人によって幾つもの形となるように作られていること。
すごい脚本。



それと、

人間社会の二面性。

人社会は表裏、昼夜、清濁などの二面性で動いている......

......的な。



劇中ではそんな二面性を表すシーンが沢山出てくるのですが、
ホンの一部だけ記せば、例えば、
講演に笑顔で満足そうに参加している人の手に握られている
スマホのライン上には、
その講演を友達とディスリまくっている言葉が並んでいたり。

主人公のターが借りているアパートの隣には
小太りの中年女性が住んでいて。
その隣人とは、ターはまともな会話をしたことがなく。
勿論、隣人の部屋の中など見たこともなく。
しかし、ある日、
ふとしたことでそんな隣人の部屋に入ることとなり。
入ってみると、
そこには糞尿にまみれた老病の母を、
同じく糞尿にまみれながら必死に介護している
隣人女性の姿があったりします。



たった一枚のドア。

そのドアを開けてみるまではわからなかった世界がそこにある。

想像もできなかった世界がすぐ隣にある。

しかし、

それは最初からずっとあった世界。



ターはそんな隣人の世界を知らないまま、
何年も何年もドア一枚隔てて暮らしてきていました。
隣の部屋は汚物にまみれた苦悩の世界.......いや、
果たして、
それは汚いモノなのか?
実は美しいものではないのか?と。
どういう捉え方が正しいのか?と。
そんな二重性や、
多様な意味の重なりと広がりとをぶつけてくる作品。
もし、そんな隣人を汚いと思ったり、
糞尿を汚物と思ったり、
考えたりするような言動をとるのであれば、
あなたの世界はそのように、
このように変容していくのですよ......的な。
そんな物語の広がりも待ち受けています。



人を苦しめているのは、
人間社会の持つそんな二重性や二面性なのではないか......と。
そんなことを表現している作品のようにも思えました。



そして、
そんな人社会において、
最も得難いことは「信頼」なのではないのか、と。



歴史と伝統の上に生まれる権威主義。
権威に乗り、使い、護ろうともする人々。
それらをウザイ!と思っている人々。
なんとも思っていない人々。



クラッシックに限らず、
音楽とは本来どういうものなのか。
音楽の価値とはなんなのか。



音楽において、
欧米とアジア、
その他の国々も含めて、
どこが上なのか?下なのか?
新しいのはどちらなのか?
古いのはどちらなのか?
未来はどちらにあるのか?
ゲーム音楽のスコアとクラッシックのスコアと、
どちらがレベルが高いのか?
そんな諸々は、もう、どうでも良いことなのか。



劇中では、
クラッシック界の巨星
「レナード・バーンスタイン(Leonard Bernstein)」さんの
こんな言葉が映し出されます。



「私たちは音楽を理解するのに、
シャープやフラット、
コードなどについて詳しく知る必要はありません。
音楽がもたらす感情には制限がないのです。
音楽は言葉で説明できない感情を伝えることができます



作品を見ているうちに、僕には、
主人公の「TAR(ター)」の名前が
「ART(アート)」にも見えてきました。
アートということの意味を背負わされた人。



もし、これから先、
この映画を観るような方がいたとしたら、
冒頭にある話が伏線であるということがわかるのではないかと。
それを自分なりの意味で回収することも出来るのではないかと。
幸も不幸も、上がるも下がるも、広がるも狭まるも、
全て、その人の解釈次第ではないのかと。
ええ。ええ。
こんなキツイい映画は、
決してオススメはしないっす♪( ̄▽ ̄)



映画を観た後になんとなく引っ張り出して聞いていたCD。
シャルル・ミュンシュ(Charles Munch)さんの指揮する
パリ管弦楽団「ブラームス交響曲第1番」
ヤベーっす。。(*´ω`*)


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動く漫画

2023-01-23 00:03:05 | 面白い...映画/音楽
年初のシリーズ記事が長くなってしまい、
少々世間とズレのあるタイミング!?
かもしれませんが......



映画
「THE FIRST SLAM DUNK(ザ・ファースト・スラムダンク)」
がとても良かったのです♪(^^)
原作者の「井上雄彦(いのうえたけひこ)」さん自らが
脚本と監督を務めた作品。
公開後、驚異の7週連続1位の大ヒット。
今日現在迄の興行収入は82億円超え。
100億円も時間の問題。
当初は僕的には完全ノーマークの作品だったのですが、
公開後の周りの評判がとても良かったので、
マストチェック作品へと変更して見てみました。

内容としては原作漫画で最も熱く描かれていた
インターハイの2回戦で、
ファンの間で語られるところの、いわゆる

「山王戦」

漫画を読み込んでいる者としてはその内容も熟知してますし、
世に出てから既に長い年月がたっている作品でもありますし、
TVアニメ版の続編的な要素もある感じでしたし、

「今さら!?」

と、それが僕が当初ノーマークにしていた理由でも
あったのですが......



しかし!



皆の評判通り!



とても良かったのです♪(^^)



個人的には最初から最後まで泣けちゃいまちた。



(T 。T)ぶぇ。



いやー、、、
原作を読み込んでるファンにはたまらない作品かなぁ、と。
この作品までの物語を知らない人には

「?」

という感じの作品であるとも思いますが。
バスケットボール漫画の傑作であります。
興味深かったのは、
これまた当初ファンの間で疑問の声が上がっていた
「フルCGアニメーション」
という部分。
作画を沢山書いてそのまま動かすアニメとは違い、
少ない元原画を元に3DCGで作画を自動生成して
描いていく手法なので、
通常のアニメとは少々違ったテイストになってしまうワケで。
印象としてはアニメーションというよりは

「動く漫画」

とでも言えるような感覚のもの。
好き嫌いはかなり出てくる作風なのではないかと。
しかし、僕さん。
期待していた以上のCG絵の滑らかさと、
絵の細やかさに感嘆し。
見ているうちにドンドコと
作品世界に引き込まれていってしまいました。
色んな意味でなんだか終始ウルウルで。

感動。

久々にスラムダンクの「熱さ」にヤラレテしまいました。
ついでに本棚の隅から漫画を引っ張り出して
改めて読み直したりなんかして......



どーも、
このヒットは、
若い世代は勿論、
スラムダンク世代やチューネンズが見ると、

「忘れていた熱い何か」

を思い出し、

「もう一度、自分も頑張らないとな、、」

なんて思ってしまうことでもヒットしている様な感じで。
いわば少し前の「トップガン」的ヒット?
となっているのではなかろうかと。

熱い思い。

負けたくない!

負けない!

勝ちたい!

という気持ち。

そんな気持ちの大切さを
また改めて思わされてしまった作品なのです。



映画の公開に合わせて発売されたムック
「THE FIRST SLAM DUNK re:SOURCE
(ザ ファースト スラムダンク リソース)」
すっかり映画にヤラレテしまい購入......
巻末には今回の映画の主軸ともなっている幻の単発読切作品
「ピアス」も収録されています。
「宮城リョータ」の秘密☆的なお話。
ファンにはたまらんばい(*´ω`)
最後に、
この本の中にある井上さんの印象的な言葉を置いておこうかと。



============================
自分が描いた漫画を見直すと、
当時は若さもあって単純に上り坂を駆け上がっている。
やたらと前へ出る部分にフォーカスしている。
それは例えば勝ち負けの単純な価値観だったり。
だから、
作中にある別の視点を見落としている。
光が当たってない部分がたくさんあることに気付いて、
今の自分だったらそっちの方を描きたいと強く感じました。
かつて描いたものは、
まだ痛みを経験していない状態で前に出ていた。
そうではなく、
弱い者や傷ついた者がそれでも前へ出れる。
痛みを乗り越え、一歩を踏み出す。
これが今回の映画のテーマだと。
============================



過ごして来た月日の長さによって、

自分の年齢によって、

見つけられることの違い。

見つけるべきことの違い。

身につけるべきことの違い。

身につけるべき「強さ」の意味の違い。

勝ち負けの意味の広がりと増していく深さ。

その理解。

それがわからぬのなら、

出来ないのであれば、

愚か者と言われても仕方ないのではないか。



やっぱり、
どんなときも、
負けたくないっすのー☆(*`・ω・´)ゞデシ!


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マーニー

2022-08-24 00:32:53 | 面白い...映画/音楽
「なんだろ、
あのお屋敷、知ってる気がする。。」



「思い出のマーニー」というアニメーション映画作品で、
主人公の少女「杏奈(あんな)」ちゃんが言っていたセリフ。
言わずと知れたスタジオジブリのヒット作で、
上の画像にある屋敷を舞台にした物語。
原作はイギリスの文学作品のようなのですが、
ジブリ作品においての舞台は
北海道の釧路湿原という設定になっていて。
湿原のほとりにある屋敷は、劇中では

「湿っ地屋敷(しめっちやしき)」

と呼ばれていました。
そんな屋敷のモデルとなったのは長野県、軽井沢市にある
「睡鳩荘(すいきゅうそう)」
という別荘建築のようでして。
「軽井沢タリアセン」
という美しい自然レジャー公園施設の中にあります。



先日、
温泉に行きたいと言うワガママよし子(おかぁちゃま)
トンボの湯」に連れて行った時にチロッと寄ったのですが、
ここに来ると、僕は、ついつい、
その「湿っ地屋敷」に住んでいる登場人物の一人、
金髪少女の「マーニー」を思い出してしまうわけなのです。

「まーにぃーーーーーーーーーっ!(/´Д`)/ 」

的な。
ええ。
前回記事の中でも呟いてしまいまちて......
おはずかちい。(*´ω`*)
DVDも、
おはずかちい。



この作品の監督さんは、
かの宮崎駿(みやざきはやお)さんから指名を受けた米林宏昌さん。
作品の広告コピーには米林監督のこんな言葉が使われていました。



「変わろうと願う人だけが変われると、
ぼくは思っているんです」



映画の冒頭では、
主人公の杏奈ちゃんが
北海道、札幌市の街中にある公園で、
1人ベンチに座ってつぶやくこんな言葉から始まります。



「この世には目に見えない魔法の輪がある。
輪には内側と外側があって。
この人たちは内側の人間。
そして私は外側の人間」

「私は、私が嫌い」



米林監督はこの辺のセリフに関して、後に、
あるインタビューでこんなことを言っていました。



「—————それは自分じゃないものになりたいっていう、
そういうスタートなんじゃないかなと思っていて、、、」



そんなアンナの前に現れた
「湿っ地屋敷」に住む同い年ぐらいのマーニー。
意気投合した二人はかけがえのない夏の時間を過ごしていって......
という感じのお話。



「あなたは私の大事な秘密よ。
誰にも話していないし、これからだって話さない。
だって、
誰かに知られたらむちゃくちゃにされるだけだもの」



「私、もうここからいなくならなくてはいけない。
あなたに、さよならしなければならないの」



「マーニーはあの屋敷が好きだった。
窓から見える湿地の風景を愛していたわ。
鳥たちが自分に話しかけてるみたいだって。
彼女、寂しい人だったけど、
いつも一生懸命生きていたわ。
幸せになろうと、笑顔で前を見ていた。
......あなたも、マーニーに会ったのね」



エンディングに流れるテーマ曲がまた素晴らしく。
美しく。
せつなくもあり。
プリシラ・アーン(Priscilla Ahn)さんの
「Fine On The Outside(ファイン・オン・ザ・アウトサイド)」



I never had that many friends growing up
So I learned to be okay with just me
Just me, just me, just me
And I’ll be fine on the outside

小さい頃からずっと友達は多くなかった
だから一人きりでも平気になった
私一人でも 一人でも 一人でも
皆の外側にいても大丈夫



I like to eat in school by myself anyway
So I’ll just stay right here
Right here, right here, right here
And I’ll be fine on the outside

学校では一人で食事するのが好きだったし
だからいつも私はここにいる
ここに ここに ここに
皆の外側にいても大丈夫



So I just sit in my room
After hours with the moon
And think of who knows my name
Would you cry if I died?
Would you remember my face?

私は自分の部屋に座って
月と一緒に何時間も過ごすの
誰が私の名前を知ってるのか考えてみる
もし私が死んだらあなたは泣いてくれる?
私の顔をおぼえていてくれる?



So I left home
I packed up and I moved far away
From my past one day
And I laughed
I laughed, I laughed, I laughed

だから私は家を出たの
ある日 荷物をまとめて 遠くに引っ越した
過去からできるだけ遠くに
そして笑った
笑った 笑った 笑った



I sound fine on the outside

だから外側にいても大丈夫な気がするの



Sometimes I feel lost,
sometimes I’m confused
Sometimes I find that I’m not alright
And I cry, and I cry, and I cry

時々、迷子になって
時々、混乱して
時々、自分は大丈夫じゃないと思って
泣くの 泣くの 泣くの



So I just sit in my room
After hours with the moon
And think of who knows my name
Would you cry if I died?
Would you remember my face?

私は自分の部屋に座って
月と一緒に何時間も過ごすの
誰が私の名前を知ってるのか考えてみるの
もし私が死んだらあなたは泣いてくれる?
私の顔をおぼえていてくれる?



「軽井沢タリアセン」の入り口はこんな感じで。
有料の公園ですが、なかなかに美しく。
レストランやバーベキュー場やゴーカートなどもあって、
1日ゆったり過ごせるようなところ。
屋敷はカールおじさんも指をさして絶賛!?



屋敷の周りも静かで柔らかく。







——————私のことを覚えていてくれますか?

——————ずっと、大好きでいてくれますか?


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アカデミー作品賞ズ

2022-04-02 08:04:12 | 面白い...映画/音楽
今年のアカデミー賞は何かと話題でしたが、
「話題賞」に関しては
ウィル・スミス(Will Smith)さんが獲得したようです。
ええ。ええ。



個人的には、
以前「星の記憶」という記事に記していた

DUNE/デューン 砂の惑星

という作品に数年に一度あるか?どうか!?
の感激と感動をさせてもらっていたので、
その作品をすこぶる応援していたのですが......
結果、最多の6冠獲得!

撮影賞!
編集賞!
美術賞!
作曲賞!
音響賞!
視覚効果賞!

の栄誉に輝き。やはり、
その作品性の高さは多くの映画人が賞賛していたんだな.....
と、とても嬉しく思いました。
勿論、作品賞をはじめ、
ノミネートされていた10部門全てを取って10冠!
......なんてコトになってもおかしくなかったのでは?
なんて勝手に思っていたりもします。
僕さんの作品賞っす。
アイマックス・レーザー(IMAX LASER)で2回も!
観ちゃいまちたし。

「劇場映えする」

とはこんな映画だとも思うワケなのです。
既に続編の製作が決定したとのニュースもあり、
今から楽しみでしょうがないのです♪( ´∀`)

そして、そんな「DUNE」から作品賞を奪った作品が、
シアン・ヘダー(Sian Heder)監督、
エミリア・ジョーンズ(Emilia Jones)さん主演の
「コーダ あいのうた(CODA)」



アップルTVプラス(Apple TV+)の配信作品でもありますが......
もうですね、
ベルナルド先生が最高なんす。ええ。
通称「V先生」。
青春なのです。
泣けますのです。(T . T)ぶぇ。

さらに、今年の作品賞といえば、
日本の作品では史上初のノミネートともなった
「ドライブ・マイ・カー(Drive My Car)」
がアチコチでかなり話題となっていました。



濱口竜介監督。
西島秀俊さん主演。
2019年に「外国語映画賞」から名称変更された
「国際長編映画賞」の獲得に関しては
手堅い感じだったでしょうか。
僕さんはかなり前に小さな映画館で見ていたので、
アカデミー賞にノミネートされるほど盛り上がっていく
世の流れの様子にとても驚いていたのですが。
とにかく、
ドライバー役の三浦透子さんが抜群に良い!のです。
スバラスィ。。(*´ω`*)
長年の村上春樹ファンとしては、
原作とかなり違っていた内容だったので、

「これ、どこまで春樹さんと話したのかなぁ、、、」

なんていう部分がとても気になってしまいました。
そんな原作は、
過去記事「村上春樹備忘録」にも写真を載せている
「女のいない男たち」
という短編集の冒頭に収監されています。



「喪失と再生」

この作品に限らず、
村上春樹作品の全てに流れているテーマでしょうか。ね。

「パスタを茹でていたある日、
僕は全てを失った。
だから、こうして、
影の様に生きている......」

的な。ええ。
春樹さんの真骨頂。
そして、
そんな作品賞のノミネート作の中で1番意外だったのは、この、
「パワー・オブ・ザ・ドッグ(The Power of the Dog)」



ジェーン・カンピオン(Jane Campion)監督。
ベネディクト・カンバーバッチ(Benedict Cumberbatch)さん主演。
コチラも元はネットフリックス(Netflix)の配信作品。
しかも、そのネフリの中でもかなり地味な作品であって。
こんな作品迄もしっかり拾ってノミネートしてくるところが、
アカデミー賞の凄みを感じたりもします。
ひたすら静かに、狂気をはらみつつ進む映画ですが。
僕が印象的だったのは、
中年になるまで、ずっと、
鬱屈とした抑圧感と孤独感にさいなまれながら
生きてきたであろう男の人が、
雄大なアメリカ西部の大平原の真ん中で、
最愛の妻に初めてのダンスを教わった時の言葉であったり......

「いいもんだな、、
1人じゃないって......」

作品のテーマは旧約聖書の詩篇「22」にある言葉。

「私の魂を剣から、
私の最愛の人を犬の力から救い出してください」

結末はかなりヤバイっすけど......
女性監督の作品であるということに、
とても深い意味があるように思えてもいます。
人は皆、
そうと気づかずに、
人を傷つけているのではないか、と......



「ドント・ルック・アップ(Don't Look Up)」
コチラもネットフリックス配信作品で、
とても意外な作品賞ノミネートでした。
アダム・マッケイ(Adam McKay)監督。
レオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)さんや、
ジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence)さん、
ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)さん、
メリル・ストリープ(Meryl Streep)さんなどなど。
豪華極まりないキャスト。
巨匠、スタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick)監督
偉大な名作

「博士の異常な愛情
または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
(Dr. Strangelove or:
How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb」

を見ている人と、
そうでない人とで捉え方や評価が別れる様な気がしてます。
ええ。
ブラック極まりなし。
ええ。



「ナイトメア・アリー(Nightmare Alley)」
「ギレルモ・デル・トロ(Guillermo del Toro)」監督。
デル・トロさんらしいホラーともいえるグロさと、
虐げられし者の心理描写が秀逸な作品ですが、
人によっては気分が悪くなる!?
後味はあまり良くない映画なのかなぁ、と。
最後に。
もう一つ。



「ベルファスト(BELFAST)」
ケネス・ブラナー(Kenneth Branagh)監督。
子役のジュード・ヒル(Jude Hill)さん主演。
どこか、名作「ニューシネマパラダイス」を彷彿させる作品。
(T . T)ぶぇ。



「ラブ・アフェア(Love Affair)」さんの名曲
「 エバーラスティング・ラブ(Everlasting Love)」
ベルファストの劇中で印象的だった一曲♪(^^)


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いらねーよ!( ̄Д ̄)/

2022-01-28 00:01:04 | 面白い...映画/音楽
グッチ(GUCCI)の創業家ってヒドイ感じだったのですね......
まったく知らなかったのですけど。



最近公開された実話系映画
「ハウス・オブ・グッチ(HOUSE OF GUCCI)」
を見たのですが。
人間の、コンプレックスを源泉とする飽くなき自己顕示欲と、
自己承認欲求と、
自己優位性が生む快感への陶酔と、
差別を伴う自らの特別意識と、諸々の欲望の描写に、
見ていて気分が悪くなっちゃう感じでして。
まぁ、実話とはいえ、
映画に描かれていることが全てとは思えませんし。
その後、興味も沸いて、
グッチに関する情報収集をしてみたりもしたのですが。
作品はかなり事実に忠実のようで。
恐れ入ります。
流石のリドリー・スコット(Ridley Scott)監督。
主演のレディ・ガガ(Lady Gaga)さんも素晴らしい才能。
尊敬。
本当はイタリア語で作りたかったのかな?
とか思ったりも。
ええ。



この辺の実話系映像作品で、
ここ数年で1番面白かったのは、個人的には、この
「ナルコス(NARCOS)」
でしょうか。
今ノリにのってる!?
ネットフリックス(NETFLIX)さんのオリジナルドラマ。
ほぼスペイン語で紡がれる麻薬密売人と
DEAエージェント(アメリカ麻薬取締局員)のお話し。
実話として見ていると、
上記した「ハウスオブ......」と同じく、やはり、まぁ、
気分が悪くなる部分がかなり多くありますけど......
人の欲ってどこまで......的な。
基本はシーズン3で完結していて、
今は「メキシコ編」という新シリーズも配信されていますが、
ドラッグを巡る北中米の歴史をかなり勉強させてもらいました。
コチラも後で色々と調べてみると、
やはり相当なリアルさでして。
そのリアルさ故に、
今も実在している方々への配慮もあって、
重要人物などに関しては印象操作用に
あえて実在しない人物を数人ほど創り、
登場させていたりもします。
その辺の制作事情がまたリアルな感じでして、
話の冒頭では毎回、
「逆に」フィクションであることを強調していたりもします。
そこを強調する感じがまた、
リアルさを更に強めることにもなっていて。
実際の記録映像や写真などを沢山絡み入れる編集なども含め、
凄いドラマだなぁ、と。



「シティ・オブ・ゴッド(CITY of GOD)」
「フェルナンド・メイレレス(Fernando Meirelles)」監督。
この作品も実話ベース系作品では忘れ得ぬもの。
DVDも持ってまして。ええ。
これもヤバイっす。
見ていて、見るに堪えない感情が沸いてきます。
見る人?心?を選ぶような感じ。
どうして少年は銃を持つようになったのか?
と、いうようなお話しなのですが......

これらの作品に共通していることとしては、

とにかく「貧困」ということでしょうか。

それと「自尊心」

それとは似て非なるものである「尊厳」「誇り」

立場によって変わる正義。

慈愛を無くした人間はただの動物であるということ。

想像を超える現実。

夢も願いも祈りも、努力すらも通じない世界。

そんな世界があるという事実。

見かけより複雑な世界。人生。

そんな世界から何を学ぶのか。

学ぶことなどあるのか。

人はこんなコトゴトに翻弄されているのかなぁ、と。
自らのことも振り返りつつ、
そんなことを思うのです。
すると......
思いもよらず、

「アホか!?
タダのやせ我慢やんけぇぇーーー。
つまんない見栄なんかはっちゃってぇーーー」

なんて思われもするこの辺の言葉達が妙に尊く、
高尚で大切な言葉に思えてきたりもしまして......



「武士は食わねど高楊枝(たかようじ)」



「鷹は飢えても穂を摘まず」



「渇すれども盗泉の水を飲まず」



これらの言葉というのは、その実、
両刃の部分で、
人としてとても大切にしなければいけないことを
含んでいるのではないかと。
「清貧」とは何ぞや、と。
「気高い」とはどういうことか、と。
こんな言葉を生んだ時代や人々はトテモ凄いのではないかと。
こんな人が沢山いる国が良き国なのではないかと。
この辺の作品を見ていると強く思ったりなんかもするのです。



おいらも高楊枝でがんばろ―――っと。。(*´-`)



おっ!
おばちゃん!
釣りわいらねーよ!
とっときな!
二十円だけどな!( ̄▽ ̄)ふふん。
ドコモの支払いも遅れてるけどな。
いらねーよ!( ̄Д ̄)/
ふふん。


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大泉洋が好き。

2021-12-19 00:18:46 | 面白い...映画/音楽
いいっす。
大泉洋さん。
レジェンドTV番組「水曜どうでしょう」の頃から
一貫して好きっす。
TV、映画、舞台、CM、俳優、司会......
バラエティー、コメディー、トーク、ゲスト、ひな壇......
どんなものでもハイレベルで。
そつなく、嫌味もなく。
無理矢理感もなく。
常に自然体感があって、立ち位置も絶妙。
なにより、溢れ感じられる人柄だけで十分に見れちゃう!
......なんて、

「タレント」

って、こういう人のことなんだろうなぁ、と。
こういう人にわたしもなりたひなぁ、と。。



最近、Netflix(ネットフリックス)が強烈に推していた
オリジナル映画作品「浅草キッド」。
原作は言わずと知れた北野武(ビートたけし)さんの自伝的小説で、
芸人であるたけしさんが
師匠の深見千三郎さんと過ごしていた日々を描いたもの。
映画では師匠の深見さんを大泉洋さんが演じていて、
まぁ、最高でした。素晴らしい。
おかげで、僕に関しては、
たけしさんのお師匠さんのイメージは大泉洋さんでゴン固まり。
実際は全然違っていた!?のだとしても、
ソレを知らない僕さんは、
大泉洋さんのイメージ以外はもう湧かない感じ。
主演の柳楽裕也(やぎらゆうや)さんも、
衝撃のデビュー作から色々な葛藤を超えてきて、
今やとても良い役者さんになったのだなぁ、と、感心しきり。
とても良い作品でした。
たけしさんが沢山の弟子軍団を持つ様になったキッカケというか、
原点というか、そういうこともよくわかります。
たけしさんて、霊眼で見ると!?
某大国の皇帝の御霊がミエたりもするのですけど。
それがバイク事故の後はまた違う御霊になっちゃったりもしていて。
二人分のライフを一度に生きている感じの人にも思えるのです、が。
とにもかくにも、映像系サブスクサービスにおける
オリジナル映画コンテンツの充実ぶりにも
改めて感心してしまったのです。



この作品も、そんなサブスク系映画コンテンツの
充実ぶりを表すものでしょうか。
「レッド・ノーティス(Red Notice)」
ローソン・マーシャル・サーバー(Rawson Marshall Thurber)監督。
ドウェイン・ジョンソン(Dwayne Johnson)、
ガル・ガドット(Gal Gadot)
ライアン・レイノルズ(Ryan Reynolds)のトリプル主演。
内容はともかく、このキャストを一挙に集めるなんて......
ギャラも含め劇場用でもなかなかできないことで。
資本も俳優さん達の考え方にしても、
もはや劇場とサブスクの2フィールドで考えるのが常識
となっていることもよくわかります。



劇場系ではマーヴェル(Marvel)
シネマティック・ユニバース(Cinematic Universe)が
新しいフェーズを展開し始めていて。
クロエ・ジャロ(Chloé Zhao)監督の、
この「エターナルズ(Eternals)」などは

「マジの神様話じゃね!?」

的な面白さもありました。
メインキャストの一人「マ・ドンソク(ドン・リー)」さんなんて、
ブレイク作「悪人伝」でドハマリしていたワルモノから、突然!
正義の神様!なんて......







超!ウケちゃったのですけど。
アチキ。(^^)ええ。ええ。



最近は「マトリックス」の続編も劇場公開されまして。
言わずと知れたラナ・ウォシャウスキー(Lana Wachowski)監督。
ま、過去作のファンとしては、ええ、礼儀でして。ええ。
見ちゃったわけでつ。
見なくてもいいかもしれませんけど。
以上っす。

あ、そうそう。
ちなみに、冒頭の「浅草キッド」の監督は意外にも!?
「劇団ひとり」さん。
少し前のCM動画コンテンツですけど、
個人的にとても好きな、
劇団ひとりさんが絡むものがあったりしまして。
サントリー「グリーンハーフ」のCM......



「ハーフ!ハーフ!」
と、意外にうつってしまうワンさんの鳴き声。
思わず口ずさんじゃうわけなのです。
今では僕さん、
この種の犬を「ハーフ犬(はーふけん♡)」と呼んでおり。
街中で人が連れているのを見かけると
「ハーフ!ハーフ!」
と呼びかけちゃうんス。ええ。
キョトンとされるんす。ええ。( ̄ー+ ̄)ニヤリ。



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キネマの翔んで2丁拳銃

2021-08-25 00:02:19 | 面白い...映画/音楽
「ここは君が作った世界だけど、
君はここには住めないってこともわかってる」



確か、そんな感じのセリフだったと思いますが。
あまり期待しないで観に行った映画
「フリー・ガイ(Free Guy)」
がとてもよかったのです。(^^)
ライアン・レイノルズ(Ryan Reynolds)主演、
アダム・レヴィ(Adam Levy)監督作品。
ポップでカラフルなエンタメの中に神知的な知見や考察も
さりげなく織り込まれている感じで。

「神様って何?」
「この世界はどうやってできたの?」
「人間てどうやって生まれたの?進化論とは違うの?」
「僕って、私って、なにもの?」

的な質疑にも答えているのではなかろうか!?という、
一見浅そうで、しかし深くもある懐のある仕上がり。
所々に散りばめられているセリフも意味に多重性があって、
よくよく練られた見事な脚本。
スピルバーグ(Steven Spielberg)製作総指揮の
「メン・イン・ブラック(Men in Black)」
のあまりに有名な!?ラストシーン
「神様のビー玉」なんかも思い出したりして。
全体的には
「トゥルーマン・ショー(The Truman Show)」

レディ・プレイヤー1(Ready Player One)
を足して割った感じでしょうか。
その辺のコンセプトに特段の新しさはありませんが、
ヒューマニティに溢れている脚本には自然とホロリ......
とさせられてしまう部分もあり、好印象。
意外にも二丁拳銃アクションなんかもあって、
良き作品ではないかと。(^^)
それとコチラも、
作風やコンセプトにコレといった新しさは特に無いものの、
とても心に染み込んだ作品。



「キネマの神様」。山田洋次監督。
山田監督さんですから、勿論の「寅さん」フレーバー。
さりげなく、じんわりと、しみじみと、
温かい涙を溢れさせてくれます。
巨匠、小津安二郎さん的な雰囲気もチラりホラり。
本来は「志村けん」さんが主演予定だった作品。
その役を盟友の沢田研二さんが見事に引き受けてくれていて、
志村さんへの深い友愛がフィルムのあちこちから滲み出ていました。
ラッドウインプス(RADWIMPS)の野田洋次郎さんが
俳優として出ている......という点はかなりドキドキだったのですが、
いやはや、見事にハマっていて。
何の違和感もなかったです。
すげーっす。野田さん。(^^)ええ。
テーマ曲も勿論!の野田楽曲。

「うたかた歌/RADWIMPS feat. 菅田将暉」

♪——————夢も歌も賽の目もいつも僕には冷たくて
まるで暖をとるかのようにから笑いを繰り返す
そんな日々だけど君のその笑顔は僕を温めた 
身体の芯から優しく———————♪



そんな心配系の話としたら、あの!
翔んで埼玉」の続編の制作が決定したコトでしょうか。
アチキわ埼玉県人でしす。ええ。
GACKTさんも

「不安しかありません」

なんていうコメントを出していましたし。ええ。
よくわかります。ええ。
しかし、そんな翔んだハチャメチャ感がもっと心配になっていたのが
「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結(The Suicide Squad)」



問題発言だらけでしばらく謹慎?
していたジェームズ・ガン(James Gunn)監督作品。
しかし、それぐらいの人でないとこんなもの撮れません。
素晴らしい出来。
グロイ映像もてんこ盛りなので見る人を選ぶとは思いますが、
観ていると監督さんの才覚をあちこちで感じちゃいます。
MARVELDCのライバル2社の作品を両方手掛けた監督は初めて?
ではないでしょうか。
禁断のブリッジ。
それを許されてしまうぐらいの才能があることが
とてもよくわかります。
すごいっす。好きっす。
homiさんも見習ってほちいものでちゅ。
特に二丁拳銃の扱いやアクション。
スローの使い方。
アクションの中に「美」を入れ込むようなカット感覚も大好き。
僕さんのツボ。

感じられるルーツとしては、
クエンティン・タランティーノ(Quentin Tarantino)
ロバート・ロドリゲス(Robert Rodriguez)
ジョン・ウー(呉 宇森、John Woo)、
マシュー・ヴォーン(Matthew Bourne)、
監督さんあたりでしょうか。

作品としては、
今に繋がる二丁拳銃アクションの元祖である香港映画
「男たちの挽歌(A Better Tomorrow)」
「男たちの挽歌 Ⅱ(A Better Tomorrow II)」
と、それをハリウッドに持ち込んだ
「フェイス/オフ(Face/Off)」

そんな二丁拳銃アクションをさらに進化させた
「ガン=カタ」の「リベリオン(REBELLION、Equilibrium)」
「ガン=フー」の「ジョン・ウィック(John Wick)



アメリカ目線のメキシカン・テイストや、
ラテンな色味と表現手法に大きな影響を与えた
「デスペラード(Desperado)」
「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード(Once Upon A Time In Mexico)」
「フロム・ダスク・ティル・ドーン(From Dusk Till Dawn)」

そのフレーバーに独自のエグさとB級表現の突き詰めを図った
「グラインドハウス(Grindhouse)」シリーズの伝説的作品さん達。
「デス・プルーフ in グラインドハウス(Death Proof)」
「プラネット・テラー in グラインドハウス(Planet Terror)」
「マチェーテ(Machete)」
あたり。



アクションにポップさを織り混ぜた
キングスマン(Kingsman: The Secret Service)
ハーレイ・クインの脱出シーンは、
この映画のラストシーンにかなりインスパイアされていた感じも。

他にもアクション映画に初めてスローモーションをとり入れた!
歴史的名作
「ワイルドバンチ(The Wild Bunch)」とか。

俳優のアクションに華麗さや美を加えるヒントとなり、
その後の膨大な数の作品や監督さん達に多大な影響を与え続けてきた
「ウエスト・サイド物語(West Side Story)」とか。

そんな作品群もきっちりと消化している監督さんだということが
今回の作品を見ているとよくわかります。
好きっす。この監督。
今後もとてーも楽しみさん。



「ワイルド・スピード/ジェットブレイク(Fast & Furious 9)」
も期待通りでとても楽しめました。
このシリーズのファンなんす。僕さん。ええ。
なにかと面白かったっす。(^^)


☆映画関連過去記事☆
雲完辞典 作品...映画、映像


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なぜ君は総理大臣に

2021-07-20 00:37:42 | 面白い...映画/音楽
オタニサーーーン!(大谷翔平さん)
が出場したMLBホームランダービーと、
MLBオールスターゲームをTVで楽しませて頂きました。
少々前のお話ではありますが、
どちらも終始とても良い雰囲気だったように思います。
大谷さんが勝とうが負けようが、
活躍しようがしまいが、
見ていて自然と笑みが溢れてきたりして。
なんだかとても気持ちよかったのです。(^^)

......いいなぁ。

コロラド行きたかったなぁ。

満員のお客さんはマスクしてなかったなぁ。

楽しそーに騒いでたなぁ……

アメリカはもうアフター・コロナの世界っぽいなぁ。

ハワイも超!ニギヤカらしいしなぁ……

サッカーのユーロ大会の各スタジアムも
マスク無しの観客が満員で。
テニスのウィンブルドンも同じ様に運営されていたし。
ヨーロッパ諸国もどことなくアフターコロナな感じで。
なんだろうか。
オリンピックやコロナに延々と揺さぶられ続けている
この国の現状とを合わせて感じみるに、
どこかしら羨ましさ?
みたいな感情も湧いてきたりもして。

ま、そんな他の国々の真実にしても、
切り取られた一風景だけから判断や理解をするのは
間違いかとも思いますが。
ただ、少なくとも、
この国より格段にヒドイ感染状況下で、
異人種も多く入り混じる国民を動かし、理解させ、
スポーツイベントをあのレベルにまで持っていける政治力や
行政手腕やアイデアはこの国よりはあるのかなぁ……
とか思っちゃったりもして。
この国のコロナ禍状況は諸外国と比べても
決してヒドイとは言えないですし。
でも、だからこそ、よくわからないわけなのです。
このヒドイ閉塞感と倦怠感と絶望感はなんなのでしょうか?

なんでしょう。これ。

もしかして?実は、
これらの感覚はコロナ禍にではなく、
この国の政治や権力者に対して感じているもの?
なのでしょうか。
そんなことも思わされたりする今日この頃。



「なぜ君は総理大臣になれないのか」
大島新(おおしまあらた)監督。
全編を通じ監督自らのナレーションで紡がれていく
政治ドキュメンタリー映画で、
主人公は小川淳也(おがわじゅんや)議員。
元、総務省のエリート官僚で、
国会議員となった後は民主党→〇〇党→〇〇党→〇〇〇→
......コロナ禍……と、
そんな彼の歩みを追いかけていく内容。
インディペンダント作品としては、最近、異例の速さ?
でサブスクにも入って来ました。
Netflix (ネットフリックス) にも
Amazon Prime(アマゾンプライム)にも入ってました。
映画としては、まだ、
ほんの一年ほど前に単館系で公開されていたのですが、
その時はかなりのヒットを記録。
通常、単館系のインディー作品は、
全国の劇場や上映をしてくれる小さな館を細かく回りきるまで
たいてい一年ぐらいはかかったりするのですが、
その後もDVDなどのパッケージを出して、
そうして、いよいよサブスクへ......と。
そこまでは2年以上の時間がかかったりもするのです。
それが、最近は

「あっ!」

という間にサブスクにも入ってきてしまう感じ。
時代もビジネス構造も、
またドンドンと激変してきているようでして。

で、このフィルム。
見ていて、
所々熱いものがこみ上げてきてしまうのです。
大嫌いな!?
政治関連のフィルムなのに!です。

「僕さんが政治家さんに、
こんな感情を持ったことなど今まであっただろうか......」

みたいな。
とても良い作品ではないかと。
正真正銘のリアル・ドキュメンタリーですし、なので、
その中で語られるリアルな政治現場の言葉を
以下にも置いておこうかと。
それが一番!?
この映画の雰囲気が伝わるのではないのかなぁ......とか、
思うのでやんす。ええ。(^^)かしこ



============================
<いきなり!口の悪い!?信頼できる監督さんが、
大谷投手並みの真ん中高めの直球質問を
小川淳也議員に投げ込む>
———————まぁ、本当に、最近思うに、
なんで?こんな人達がね、政治家になった?
みたいな。
なって、しかもやってるの?
とか思うじゃないですか。
で、小川さん自身もそういう世界に、まぁ、10年以上いて。
はがゆくないのかな?とか。
なんか、嫌になっちゃったりとかしないのかな?
こんな奴らと、とか言ったら変ですけど。
ま、同じ代議士じゃないですか。
で、しかも与党と野党でいったら野党の側にいて、
嫌になっちゃわないのかな?
とかすっごい思うんですけど.......



<小川淳也議員の返答>
———————この10年よく思い浮かぶのは、
人生の八割は我慢。
残りの一割は辛抱
最後の一割は忍耐。

(中略)

いや、でもこのまま終わるはずないんじゃないかな、とか。
このまま終わってたまるか、とか。

(中略)

目先の党利党益にもっと仕えよう、とか、
貢献しようとか思わないと、
党内での出世ってのは非常に難しい。

(中略)

野党はといえばスキャンダル追及とか、
将来の話じゃなくて、
安倍さんがいかに悪いか、
という議論しかしていない。
============================



============================
<小川淳也議員談>
———————政治家がバカだとか、
政治家を笑っているうちは、絶対にこの国は変わらない。

(中略)

自分たちが選んだ相手を笑ってるわけですから、
絶対に変わらない、と、思ったんですね。



<その言葉を受けた監督さんの質問>
———————官僚で上り詰めたら、
その力は持てないんですか?



<小川淳也議員の返答>
———————できません。
絶対にできません。
絶対に、できません。
ようするに、役所のトップは誰かという問題でして、
形上は大臣なんですよ。
で、じゃ、大臣が変わったら変わるか?
というのが今の最大の問題で。
僕が役所で目の当たりにしてきたのは、
大臣というのはお客さんなんですよ。
会社で言えば、実権のない名誉会長みたいなものなんですよ。
で、役所のトップは事務次官なんですよ。
やっぱり。
社長なんですね。
事務次官より偉いのが役所のOBなんですよ。
そういう文化なんです。

(中略)

役所というのは本質的に、
面々と続く惰性と慣性の法則がすごく続いてるんです。

(中略)

僕らが目指さないといけない社会は、
本当に大臣が自分の責任で権限を発揮できる役所、
政府を作らないかんわけですよね。
それを、じゃぁ、どうしたらよいか?と。
============================



============================
<小川淳也議員の父、雅弘さん談>
———————猿芝居の世界やね。
============================



============================
<小川淳也議員談>
政治に必要なのはしたたかさだけなのか、
という無力感に襲われますね。
============================



============================
<小川淳也議員談>
何事も51対49。
でも結論は、
出てきた結論はゼロかイチに見えるんですよね。
51対49で決まったことが。
だから、うん、政治っていうのは、やっぱり、
勝った51が、
ま、よく言うんですけど、
勝った51が、どれだけ負けた49を背負うかと。うん。
勝った51が、勝った51の為に政治をしているんですよ。今。
============================



見終わって、
個人的に思ったのは、
このフィルムのタイトルは本当はこうなのでは?ないかと。



「なぜ誠実で大志もある人が権力者になれないのか」



もしくは、



「なぜ誠実で大志があるだけでは権力者になれないのか」



これは、
政治の話だけではないのだろうな、と。



無力感というものに対する無力感。



当たり前の話ですけど、
そんな感傷が浮かぶ様な人は、ま、
ほぼ!?総理大臣などにはなれないのでしょう。



それと、もう一つ、
このフィルムから強く感じられたのは、
国というものを支えているのは政治家ではないのだな、
という当たり前のこと。
働く僕ら一人一人、
様々な企業、
たーーーっくさんの有象や無象。
それが国なのだろう......と。
そんな当たり前のことの確認。
世界を変えていけるのは、
政治家という仕事だけでは決して無いな、と。
そういうことの確認。



そして、
何といっても、
圧倒的に感じることは、
立候補という形から始まる、
選挙システムや概念の古臭さ。



圧倒的に古い。



絶望的に古い。



その救いようの無い古臭さによって、
映像の中で淳也さんの愛娘さん二人がかけていた
「娘です。」
という選挙応援者タスキが、
僕には泣いているようにも見えたのです。


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The Game Changer

2021-07-04 20:13:51 | 面白い...映画/音楽
周りでちょっと話題になっていたので、
Netflix(ネットフリックス)のオリジナルムービー
「ゲームチェンジャー:スポーツ栄養学の真実(The Game Changer)」
を見てみました。
ルイ・シホヨス(Louis Psihoyos)監督作品。
なかなか興味深くて、面白かったです。(^^)



菜食生活(ヴィーガン)を選択しているという
沢山の方々が出てくるのですが、
例えば......



アメリカ軍に格闘術を教えるほどの一流の総合格闘家である
ジェームズ・ウィルクスさん。

160キロ以上の自然地形を走る「ウルトラマラソン」の
トップランナーであるスコット・ジュレクさん。

女子100m競技のメダリスト、モーガン・ミッチェルさん。

39歳という、アメリカのオリンピック金メダリスト最年長記録を持つ
自転車競技のドッチェ・バウシュさん。

重量挙げ競技のメダリストで大柄な体を持つ
ケンドリック・ファリスさん。

世界最強の力持ちを決める「ストロングマン競技」の
世界記録保持者であるパトリック・バブーミアンさん。

F1レースのチャンピオンドライバー、ルイス・ハミルトンさん。

NFLのトップ選手であるデリック・モーガンさん。

他にもUFCファイターさんやプロボクサーさんや、
NFLやMLBのチームドクターさん。
消防士さんやパーク・レンジャーさん。
肉体がトレードマークの誰もが知る映画俳優!?
のアーノルド・シュワルツェネガーさんに至るまで、
そんな方々が、



「菜食生活を始めたキッカケはこんなことでした......
始めると、
色々なことがこんなふうに変わっていきました......」



と語るインタビューや実証実験の結果などをまとめていった
ドキュメンタリー・ムービー。
個人的にとても興味深かったこととしては、



古代ローマの競技場遺跡から発見された
屈強なグラディエーターさん達の骨の分析から分かったことは、
彼らは菜食者がとても多かった......ということや、

タンパク源として肉の方が優れているということは間違っていて、
筋肉を作るタンパク質は動物性より植物性の方が優れている。

動物性タンパク質の糖質と脂肪が
血管や血流に与えるマイナス影響は植物性よりとても大きい。

三人のプロ・フットボーラーを被験者として行った血液検査では、
植物性タンパク質を摂取した時の血液の方がクリアで濁りがなく、
流動性も高いことが証明された。

植物性タンパク質の方が怪我や体力の回復力も早く、
体が強くなったと実感しているアスリートも多い。

植物性タンパク質は腸内や血流を正常化、活性化もさせ、
筋肉などの炎症も抑え、良くする働きがある。

肉食をやめてからの方が体が強く、大きくなった。

菜食を始めると筋肉の炎症が3週間で29%軽減された。

菜食の方が怪我の治りの早さや、
体調チェックの全ての数字が良くなった。

菜食は心臓病リスクが55%も軽減するとの研究結果がある。

そもそも人間は草食起源であることが
腸の長さや歯の形から証明される。

菜食の方がアッチの方も強くなる!
サラダ男の方が固くて強い!?
うええええ!?マジっすか!?∑(゚ω゚ノ)ノkyomiwaku......



......などなど。
結構てんこ盛りの内容。
アフリカで絶滅危惧種動物の保護組織を結成、
運営もしている元特殊部隊員の
ダミアン・マンダーさんの言葉も印象的でした。
ツノや牙のために殺されてしまう貴重なサイや象を守るうちに、
一つ、自分の生活の矛盾点に気づいたのだ、と。
守っているものを食べている自分......
そうだ、自分も彼等のように生きよう、と。
彼らの食料は草だ、と。
ゴリラは2秒で敵を倒せる。
彼らの食料は?と。
そう思ったのだそうです。



「食事で運命も変えられる」



なかなか考えさせられるフィルムで、
とても勉強になりました。
終始表現されていたこととしては、



「牛さんもニワトリさんも草を食べてるのですよーー。。
肉は草からできているのですよーー。。」



的なお話でしょうか。
それと、マーケティング・マジックのお話。
よくよく考えると......という様なお話でもありますが、
例えば、
タバコの健康被害がまだ周知されていなかった時代は、
タバコの宣伝は数多く流れていました。が、いざ、
健康被害が叫ばれてきた時にタバコ業界がとった対応策は、
タバコが健康無害であるとする科学的データなどを示すための
「化学研究会社との契約」
であったということ。
その研究所の発表するデータや研究者コメントなどを
スポンサードするメディアなどで展開していったようなのです。
そして現在、
酪農関連企業や食品系企業が雇っている会社というのが、
なんと、このタバコの時と同じ会社......なんていう事実。
Exponet(イクスポネント)という会社が
その代表的な会社みたいなのですけど......
男らしくてたくましいのは肉食だ!
......なんていうパブリックイメージも、
食品系企業のマーケティングの結実であるのだ、と。
昔はタバコも男らしさの象徴として宣伝されていたではないか!
と。
ま、最後まで見てみて、
個人的に一番印象的だったことは、
かの伝説のアクション俳優、故
「ブルース・リー(李小龍、Bruce Lee)」さんが残したという
強くなるための言葉」でしょうか。



①経験を吟味する。
②有用なものを吸収し、
③ムダは削ぎ落とす。
④自分らしさを加味する。



すごく思うのが、
この言葉こそがこのフィルムや、
企業マーケティングに接したりする時の全てではないかと。
素晴らしい言葉だなぁ、とも。

あと、

お米って、、、

とてつもなくスゲーのでわ!?

とか。

ええ。

人間は雑食起源なのでは!?

とか。

ええ。

やっぱり。





ホットドックもハンバーガーさんも好きなのです。
たまーに無性に食べたくなるのです。
僕さんB級なんす。
Shake Shack(シェイクシャック)のフラット・トップ・ドッグとか、
Carls Jr.(カールスジュニア)のフェイマス・スター・バーガーとか。
ええ。ええ。
それぞれの体の特徴もありますし。
DNAもありますし。
心やストレスといったものへの対応もありますし。
感謝という気持ちをいかに捉えるか?
ということもありますし。
銀河や宇宙においての現人類の立ち位置みたいなこともありますし?
ブルースリーさんの言葉はすばらしいなぁ、と。
思うのでやんす。ええ。(^^)


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反復記号

2021-04-03 00:13:05 | 面白い...映画/音楽
エヴァンゲリオン(エヴァンゲリヲン)
が完結するということで。
最新作であり最終作とされている
「シン・エヴァンゲリオン劇場版 :|| 」
を観るべく劇場に足を運んでみました。
記録的大ヒット!......とまでは言えないまでも、
このコロナ禍においては充分な興行成績と
数字を叩き出しているようです。



ここまで壮大、かつミステリアスに広がり進んで来た物語が、
終盤に向かうにつれ個人の内面世界に入っていくような展開は
最初のTVシリーズを思い起こさせられもして。
賛否も別れそうな部分にも思えましたが、
やはり、時代を超えてしまった傑作の持つ迫力と魅力は
存分にあったように思います。
個人的には「シン・ゴジラ」で初の実写映画を手掛けたことの影響なのか?
格段に変化と進化を遂げている庵野秀明(あんのひであき)監督の
実写的発想のカット割がとても印象的で。
実写とアニメーションとの違いを体に入れ込んだ上で作られる
アニメの凄みを感じたりもしました。
タイトルの最後についていた

「 :|| =反復記号 」

にしても、見てみるとその意味がよくわかりましたし、
以前記していた僕の大好きな映画
王立宇宙軍 オネアミスの翼
を思い起こしてしまった様なところもあったりなんかもして。
ただ、見終わった直後に思ったことは......

「NHKの番組の方がヤバかったんじゃね!?」

なんていうことだったりもしまして。
僕にとってそれぐらいのインパクトがあったTVプログラムが、
最近、映画に合わせて放送された

「プロフェッショナル 仕事の流儀 庵野秀明スペシャル」

エヴァンゲリオンの原作者であり監督の「庵野秀明」さんと、
そのチームの皆さんが今回の作品を創り上げていくさまを4年間も!
追いかけたという渾身のドキュメンタリー。
僕としてはここ数年間で一番面白く、興味深いTV番組でした。
だいぶ傑作!な感じ。
だいたい、この回。
冒頭からしてとんでもないナレーションから始まるようなアリサマで......



「密着を始めて間もなく、私たちは悟った。
この男に安易に手を出すべきではなかった......と」



手練れのテレビクルーにこんなことを言わせてしまうヤバさ。
さらに、以前
「庵野は血を流しながら映画を作る」
と言っていたジブリの宮崎駿(みやざきはやお)さんは......



「いやー、宇宙人が来たと思いましたよ」



同じくジブリの鈴木敏夫(すずきとしお)さんは、



「大人になれない人」
「彼は特異な存在」



番組の最後には、定番の
「プロフェッショナルとはなんですか?」
という質問をスタッフから投げかけられた庵野さんは、
こんなことを言っていました......



「考えたことない。
あまり関係ないんじゃないですか。
プロフェッショナルって言葉は。
そもそもこの番組、その言葉が付いてるのが嫌いなんですよ。
他のタイトルにしてほしかった。
ありがとうございました」



キタ━━━(゚ロ゚*(゚ロ゚*(゚ロ゚*(゚ロ゚*(゚ロ゚*(゚ロ゚*(゚ロ゚*(゚ロ゚*(゚д゚*)━━━!!!



尊敬いたします。
ええ。(^^)



最後に、前回記事やコメント欄に書かれていることに対して
幾つかのメールや質問などを頂いていましたので、
一部わかりやすそうなものだけ写真で置いておこうかと。

「 :|| 反復記号的答え合わせ

という感じで。ええ。
春の宵闇を夢うつつに漂ったりなんかしていただけたら、
これ幸いかと。(^^)





九頭龍さん。
下は斑尾の神様。
ドラゴンボールの神様にそっくり!?
鳥山明さんはすごいっす。





八方尾根の八大龍王(八大竜王)さんは
日輪(日暈)の右上の方に巨大な顔が......!?









龍王さんは色々に描かれたり作られたりしてますが......
なんとなく、こんな感じでしょうか。ね。(^^)


☆関連過去記事☆
志賀高原徒然
志賀高原徒然 2
Consistency
オネアミスの翼
答え合わせ


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Q

2021-02-22 00:31:24 | 面白い...映画/音楽
「後悔などない!」

なんていう人も世には沢山いるのではないかと思いますが、
僕さんに関しては少なからずそんなモノもあったりしまして。
未熟者ですし、ね。ええ。
こうかい。
恥ずかし過ぎて書くのもためらっちゃうようなことばかりですけど。
本当は。ええ。ええ。
ただ、正確には後悔なんていうほど重々しいものとしているわけではなく。
自分が未来をより良く生きていくための「戒め」として刻んでいる事柄......
という感じでしょうか。

そんなことの一つに「人を追い込む」なんていうことがあります。

それは、モノ作りの現場でバリッバリ!に指揮を取っていた頃に、
僕さん、ひどかったんす。
ヒトの追い詰め方が。
どこか完璧主義に似たような部分を持っていた僕さんは、
ツメが甘い部分を酷く嫌っていた傾向があり、
そこを徹底的に追い込んでいく様なところがあったのです。

「それこそが作品創作の生命線なのだ!」

なんていう思いも強くありましたし。
世に広く売っていかん!とする作品を作る時や、
多くの人を満足させなければ!
なんていうコトゴトを詰めていく際には、確かに、
必要な要素だと今でも思っていますし。
それは変わらないことのなですが。
しかし、いろいろと経験をしていく中で、
ある時から「追い込む」とか「完璧を目指す」
などということに対しての考え方は微妙に変わっていきました。
それは「変わった」というより理解の仕方を広げていった......
広げざるをえなくなっていった......
ということなのですが。
そんな、自分の後悔から生まれた考え方というものが、
一言で言うと、



「常にバック・ドアを作っておく」



ということ。



BACK DOOR。裏口。非常口。逃げ口。逃げ道。



これをちゃんと設けていれば、
これを確保しておこうという心持ちがあれば、
真の意味で人を追い込んだり、
ひどいことになったり、
自分自身や相手が常軌を逸してしまう様なことは
限りなく無くなるのではないか、ということ。



家で言えば、
裏口がない家とある家との違い。
四方八方を高い壁に囲まれた路地裏に追い詰められた時で言えば、
壁の一つにポコッと抜け穴が開いていたり、
梯子がポツンとおかれていたり、
上からロープが垂れ下がっていたり......的な、そんなこと。
物事を厳しく詰めていく際には、
それがとても大事なことなのだ、と。
そんなこと。



人には、必ず、逃げ場が必要なのだ、と。



ある時から、僕はそう考えるようになりました。



最近、長く続くコロナ禍でもって、
大好きな映画の新作もなかなか公開されない状況が続いていて。
映画好きとしては結構なストレスも溜まって来ている感じではあるのですが。
そんな公開が伸びている大好きな映画の中に
「007(ゼロゼロセブン、ダブルオーセブン)」
というスパイ映画の金字塔!的なシリーズ映画もありまして。
誰もが知るジェームス・ボンド(James Bond)が活躍するアクション大作。
その中でも、
「007 ワールド・イズ・ノット・イナフ(The World Is Not Enough)」
という作品があって。
確認をすると、通算19作目!ともなるものでしょうか。
とても印象的な回だったのでDVDも買ってしまっているのですが......



この回を僕が特別なものとしているわけは、
主人公のジェームス・ボンドと共にシリーズ初期からずっと出演して来ていた
「Q(きゅう)」
という役を演じていた
「デスモンド・リュウェリン(Desmond Llewelyn)」さんが、
高齢のために最後の出演となってしまった作品だからであり。
ファンとしては、なんだかとても寂しい思いと、
その彼の最後のシーンはどんな感じなのだろうか?と。
そんなことでもって個人的に大切に思えている作品なのです。
実際、現実の彼も、
この作品が公開された直後に交通事故で亡くなってしまいました。
当時、世界中の多くのファンがショックを受けた出来事としても記憶しています。
「Q」とは「Quartermaster(需品係将校)」の意味で、略称。
トップ・スパイであるボンドの武器製造係であり調達係。
常に、ボンドの一番の支えとなっていた人。
そんな「Q」のために用意された最後の脚本......セリフ......は、
映画製作スタッフの皆から愛されていた役柄であり
役者さんであることが表れているような気がしていて......



================================
ボンド————————
「you are not retiring anytime soon......are you?」
近いうち、君は引退するわけじゃないよ、、ね?

Q————————
now pay attention, 007.
I've always tried to teach you two things.
First,never let them see you bleed.
いいかい。よく聞くんだ007。
私はいつも君に二つのことを言って来た。
まず最初に、敵には決して弱味をみせるな。

ボンド————————
......and second?
......で、二つ目は?

Q————————
Always have an escape plan.
常に逃げ道を持っておけ。
================================



勿論、最初につらつらと記した事柄とダイレクトに結びつくような
話や内容では無いですし、
007シリーズ特有の冗談じみたセリフだとも思うのですが。
しかし確実に、僕が強い影響を受けてしまった映画作品であり、
言葉であり、セリフでもありました。



とにかく、



早くボンドの最新作が公開されないかなぁ......と。



エヴァンゲリヲン(エヴァンゲリオン)とかも......



むぅぅぅーーーーんんん......(´ω`)


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日日是好日

2021-01-13 00:01:18 | 面白い...映画/音楽
「碧巌録(へきがんろく)」という、
中国禅の古典に記されている有名なエピソードの一つを、
バチあたりなほど平たい言葉と表現で記しちゃいますと......



==================================
ある時、雲門(うんもん)さんというスゴイ大師さんが、
修行中の僧侶さん達にこんなことを言いました。

「こりゃこりゃ。おまいさんたち。
これまでいろーんなことをやってきたのだろうが、
そのへんのことわ何もきかん。わしゃしらん。
それより、これから先にどんなことをしようと思っておるのか?
どんな心持ちで過ごしていくのか?
一句にしてわしに教えてみ。
んん?どや?ん?」

しかし、その問いに対して僧侶達は誰も答えることができず。
とにかく正しい答えを出さん!と、
しばし考えを巡らしている様でした。
そんな様子を見た雲門さんは一言、こう言いました。

「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」
==================================



原文は以下の通り......



==================================
雲門、垂語して云く、(うんもん、すいごしていわく)
十五日已前のことは汝に問はず、(じゅうごにちいぜんのことはなんじにとはず)
十五日已後、(じゅうごにちいご)
一句を道い将ち来たれ。(いっくをいいもちきたれ)
自ら代って云く、(みずからかわっていわく)
日々是好日。(にちにちこれこうじつ)
==================================



「日日是好日」は「日々是好日」と書いたり、
「ひびこれこうじつ」とか「こうにち」とか、
言い方もまちまちである様です。
「禅(ZEN)」の世界の言葉ですので、その意味は?となると、



「それぞれが、それぞれで自由に解釈するがよし......」



という感じなのでしょうか。(^^)
そして、そんな禅宗に関しては、
以前にはこんな記事を書いていたと思いますが......

喫茶去(きっさこ)
喫茶去(きっさこ) 2
深川徒然。。おまけ
トイレの神様、仏様。
永平寺徒然

これらの記事の中にも記してあるように、
禅というのは本当に面白いもので。
原理原則の一つに

「不立文字(ふりゅうもんじ)」=文字や言葉に真理などない!」

なんてものがありながら、その反動で、
他のどんな宗教より沢山の関連書物があったりもするのです。
冒頭に記した「碧眼録」という書もそんなものの一つで、
数々の禅問答......「語録」......なるものが収められています。



話は少し前、昨年末のこととなるのですが。
せわしない時節に少し思うことがあって。
久々にビシッ!としているお茶の先生のところにユルユルッ!
と伺ってまいりました。
お茶の師範でもある先生の隙の無い所作でもって立てられたお茶を
静々と飲みに行かせてもらった、
お点前(手前)を拝見させていただいた......というわけです。
京都の街などではインバウンド向けによくあるような場所なのですが、
東京ではそんな風に気軽にお茶を楽しめる様な所はなかなか見当たらなく。
この時は、浅草の有名茶道具屋さんである
「柿沼」さんの茶室に伺うことにしました。
その茶室の床の間に飾ってあった掛け軸が
「日々是好日」
だったのです。



柿沼さんは浅草のゴミゴミとした街中にありながら、
露地(ろじ)と呼ばれる清廉とした中庭の道も、
最小限にしっかりと作っています。



茶室への上がり口のところには「つくばい(蹲踞、蹲)」もあり、
しっかりと手洗いと口濯ぎ(すすぎ)もできます。
茶室という特別な空間に入る際の結界としての意味もあるわけです。
入り口もちゃんと「にじり口」で。



体を小さく、低くして、ニジニジ......っと、
這う様にして潜る戸口なので「躙口(にじりぐち)」。
この作りを茶室に持ち込んだのは勿論!の千利休さん。
利休さんが生きた時代は、乱世も極まる戦国時代。
人の命など風前の灯。
主従関係も上下関係も頑然としていた世界。
そんな中で、茶室の中だけは全ての人が平等である......
ということを示すために、この「小さい戸口」が作られたのだそうです。
この小さな口を潜るには、
どんなに身分が高い人でも平身低頭しなければならず。
どんなに強い武士さんでも刀や装身具を外し、
誰かに預けなければ茶室に入ることができないわけです。



良き茶室。(^^)
いつも正座している足がシビレまくっちゃうのでちゅけど......
それでも背筋をビシッ!とただし。
心もピシッ!として。
なんでもない毎日に心から感謝して。
なんの変哲もない自分にも感謝して。
普段気にも留めないような身近すぎる人達のことを想い。
普段ムカついているような人達のことも想い。
楽しいことにも、
厳しい世界にも、
不安な気持ちにも、
辛く思えるような出来事にも、
とにかく、
全てが自分の成長のためには良きことなのだと思えるように。
晴れでも雨でも風の日でも、
自然なるものにとっては全てが必要なことと思われ。
陰だ陽だ、光だ闇だ、と言いつつも、
光は闇があってこそという事実を捉え。
光も闇の一部なのだと、そういう理解も深め。
ま、とにかくビシッ!と。ユルッ!と。
お茶を飲んでまちたの。ええ。ええ。
上等な抹茶さんは苦甘でおいちいっす。(●´ω`●)ええ。



どんな時も、
日々、コレ、好日なり(^^)



ベストセラー・エッセイ「日日是好日」。
「森下典子」さんの代表作の一つでしょうか。
とても趣(おもむき)のある本です。
僕にとってはとても大切な本の一つ。
この本の213ページには、
僕の体に染み込んでしまったこんな言葉が記されています......

「雨の日は、雨を聴きなさい。
心も体も、ここにいなさい。」

この作品は2018年に
大森立嗣(おおもりたつし)監督によって映画化もされていて。
そちらでは、今は亡き樹木希林さんの演じるお茶の先生が抜群に印象深く......



上にリンクしている映画のインタビュー動画では、
希林さんはこんなことを言っています......

「今の、この、地球がもう、
いつどうなるかわからないような、、、
(中略)
こんなふうに、なんでもないことを、
来年もまた毎年同じように出来るということが本当に幸せなんですねぇ、、」


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漂う世界

2020-05-02 00:06:28 | 面白い...映画/音楽
世界的な音楽トレンドといいましょうか。

最近の流れといいますか。

ダウンなメロディー。

メランコリック。

サビは大きく抜けなくても良い。

強く歌い上げる必要も無い。

聞いていて気持ちよく漂えれば、それもまたよし。

気持ちよし。

そんなサビ。Cメロ。フック・ライン。

最近多いのですね。そんな曲。
それがまた、コロナショックでおうちでモソモソしている
ダウナーな気持ちにあっていたりもして。

気だるく漂っちゃうんす。

ええ。ええ。

だうなー。だうなー。

いい感じ。。(●´ω`●)

Justin Bieber/Yummy
(ジャスティン・ビーバー/ヤミー)



Maroon 5/Girls Like You ft. Cardi B
(マルーン5/ガールズ・ライク・ユー フューチャリング カーディ・B)



The Chainsmokers/Closer (Lyric) ft. Halsey
(ザ・チェーンスモーカーズ/クローサー フューチャリング ホールジー)



Coldplay/Yellow
(コールドプレイ/イエロー)



コールドプレイさんは少々前の曲になりますけど。
飽きのこないダウナーなコード進行とメランコリックなメロディーといえば、
ポスト・マローン(Post Malone)さんと共に個人的に外せない曲なんす。
リアルタイムで自然と光が変わっていくビデオもシンプルで侘び寂び十分。

ここまでの4曲を通し流して聞いちゃうと、もう、やばいっす。ええ。

リピータブル。

ただよう。ただよう。

たまらんばい。。(*´3`)

この「カミラ・カベロ」さんとか、
「DJ スネーク」さんの曲などもなかなか。そんな流れにある曲で。
どちらの曲もメチャ、ラテン感があるのにダウンな感じ。
ラテンなダウナー。
明るさとパーティー・アゲアゲを望むラテン・ノリ♪なのに、
沈んでいく感じというのがとてもアン・バランスでハイ・バランスの新鮮さ。
DJスネークさんの曲のヴォーカルはジャスティン・ビーバーさん。
カミラさんの曲の方はドラマ仕立てのビデオなので、
曲が始まるのは2:27あたりになるのですけど。ええ。ええ。(^^)
Camila Cabello/Havana ft. Young Thug
(カミラ・カベロ/ハバナ フューチャリング ヤング・サグ)



DJ Snake/Let Me Love You ft. Justin Bieber
(DJスネーク/レット・ミー・ラブ・ユー フィーチャリング ジャスティン・ビーバー)



アリゾナ・ザーヴァスさんの「ロクサーヌ」もダウン・ポップで。
トレンド掴んでますな。
Arizona Zervas/ROXANNE



勿論!時代の寵児、ビリー・アイリッシュさんも。
そんな流れは当然のごとく掴んでいるわけでして。ええ。サスガなのです。
Billie Eilish/idontwannabeyouanymore
(ビリー・アイリッシュ/アイドントウォナビーユーエニーモア)



最後に、我が日本の漂う名曲、キリンジさんの「エイリアンズ」も。
オリジナルはこの「キノコ中毒」という過去記事でリンクしてましたけど、
つい最近「JUJU」さんが素晴らしいカバーを出してくれました。
YoutubeではMusic premium会員しか聞けないようなのですが......
プレイ・クリックして開かなかった時は、その画面に、
オリジナルのキリンジさんのフレームも出て来る?かと思うので。
ソチラでお許しをいただいて。
女性がジャジーに歌い込むJUJUさんバージョンの方も、
なんだか響きますのです。
コチラのバージョンだと、関東では横浜あたりが似合う感じでしょうか。
港の見える丘の上にでも行きたいってなもんす。(^^)



そうそう!

エイリアンズといえば!

とうとう!

4月27日に!

アメリカ国防省がUFO遭遇を「公式に」認めましたのね。

ええ。

軍の機密映像も正式公開をされて。

各所で話題沸騰中ですけど。

いやはや、すごい時代になりやんした......

UFOに関しては散々すっとボケてきたアメリカがこんなことをするのは......

何かの意図と意味があるとは思いますが......



これから、どんな時代になっていくにせよ、
僕らはとんでもなく刺激的な時代を生きているのではないのかと。
それはラッキーなことではないかと、僕は思っておりまする。
かつて、こんな時代など、
世界や地球は一つなのだと、
そんなことが今ほど強く認識されていく時代など、

UFOの時代など!?
あっただろうか!?
と、経験できることはなんでも経験して。頑張って。
神様にオヤスミ☆と言われるまで!?生きてみるのでヤンス(^^)


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