雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

手紙

2015-11-29 00:19:26 | 素敵
MIKIさんは北関東で生まれ育ちました。
元気な男性で、若い時から一人東京に出てゆき、
もう20年ほど東京のエンターテイメント系の会社で働いています。
移り変わりの激しい世界と大都会の雑踏の中で、毎日、
なんとか一人気を張って暮らしてきました。

故郷の実家には両親が健在で時折帰省していたりもしています。
それはごく普通の人並なことで。
帰省の理由も故郷に残る両親への心配と気遣いと、それと、
「自分も元気にやっているよ......」
ということを伝える、
そんな気持ちを携えた帰郷でもあります。



先日も所用があって、
彼はそんな両親の元に顔を出しに帰っていました。



その時、彼が帰っていることを聞きつけて
近所に住む両親の知人の女性が一人、お茶の間に尋ねてきました。
彼女は年頃の娘を持つお母さん。
田舎の家の居間らしい、
畳の上に素っ気なく置かれる大きなテーブルに温かい緑茶を出されると、
彼女はMIKIさんにこんなことを話し始めました......



「......うちの娘は、
こんな田舎から一人で東京に出て行ってしまってまして......
もう年頃なんですけど、、テレビ番組とか?
を制作する会社でアシスタント?
みたいな仕事をしているみたいなのですが......
実は私はよくわからないのです。その辺りは。。
私は農家の嫁ですし、聞きなれない言葉が多くて、
娘もそれを分かって欲しいなんて思ってないみたいですし。。

でも、なんだか最近、
電話越しに話す声を聞いているとちょっと元気が無くて。
もうそんな感じが何ヶ月か続いているものですから、
本人は何でもない、別に大丈夫だよ、、、とか言うのですけど。
私は何だかとても心配で......

東京ってところもよくわからないし、
ただ、何だか不安になって、
でもあんまり仕事や生活の話はしない子なんです。
だから余計心配で。

あの、
東京って、
どんなところなんでしょう?
制作会社ってどんなところなんでしょう?
MlKlさんならよく知ってるかと思いまして......

うちの子は大丈夫でしょうか?
なんだか、お話を聞いてもらいたくて......すいません。
大した話ではないのですけど。
本当にすいません......」



「そーですか......
東京が何か特別ってこともないと思いますけど......
それはちょっと心配ですよね。。
そーですか、、うーーんと、、、
僕が話せる様な話は......あるのかな......うーーんと、
えーーっと......」



「、、、あ、あの、、
これ、よくわからないんですけど、、、
わからないのですが、
娘に書いた手紙なんです。
私は未だに古い携帯ですし、
コンピューターとかもよくわからない人間で、
これくらいしか出来ることが思い浮かばなくて。
仕事の話はよくわからなくて、、、
よければ、ちょっと見てもらっても良いですか?
変なこと書いてるんじゃないかと、、それも心配で。。」



「え!?
あ、はぃ、はぃ、、そーですね、いいんですか?
そんな手紙、僕が見ちゃったりなんかして、、」



「はい。大丈夫です。
大したことは書いてないですし、
よければ何かアドバイスをもらえたらと。。」



「そ、そーですか。。ふーーん、ふーん、ふん。。。」



そこに書かれていたことは紛れもなく、
母の娘に対する思いでした———————————



大丈夫ですか?
ちゃんと食べれてますか?
ちゃんと寝れてますか?
何か欲しいものはありますか?
東京は大変ですか?
仕事は大丈夫ですか?
嫌な人はいませんか?
悪い人はいませんか?
お金はありますか?
東京行きましょうか?
お部屋は散らかってませんか?
掃除しましょうか?
そっちは寒くないですか?
母さんはあなたが元気がないのが心配です。
いつでも帰ってきてくださいね。
ここはあなたの家です。
心配です。。
心配です。。。



—————————これ以上、何が必要なのでしょう。
これで十分。
この手紙以上の励ましなんてこの世界にあるわけない。
MlKlさんはその手紙を読みながら泣いてしまいました。
親からこれほど愛されて、心配されて、
これ以上の幸せがあるわけない。
こんな親を持っているなんて、
これ以上の励ましなんてあるわけない。



「だ、大丈夫っす(T . T)
いってらっしゃいませ。郵便局に......」



この娘さんは幸せだと思います。
このお母さんも幸せだと思います。
これだけ世知辛い世の中で、
ちゃんと宝物を見つけられている。
それをちゃんと大切にできている。
こんな幸せ、
なーーーんの心配もないです。
そんな風にMlKlさんは思いました。



「世界にはまだまだ沢山の希望があるんだな。。俺も頑張らなきゃ。



そんなことも、
MlKlさんは思っていました。





空はいつも繋がっています(^^)







こんなおかーさん方に比べて、
うちのよし子(おかー様)は......
ケチャップで作ったパスタをトマトソースと言って出してくるからなぁ。。
世界は悲しみに満ちてますなぁ。。(T . T)ぶぇ


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ローストなビーフ

2015-11-25 00:13:32 | 美味い
なんだか流行ってるらしいですの。

「ローストビーフ丼」

写真はブームの牽引店
「Red Rock=レッドロック」さんのどんぶり子。
B級メニューも極まれり......って感じ?なのでしょうか。
もはや準A級クラス。
ウナギさん達と同じくらいのイメージですな。
あちきにわ。
凄いでやんす。
ぜーたく。



お婆ちゃんにも食べさせたかったなぁ。。(T . T)ホロリ。



たしか、レッドロックさんは元々は兵庫県、
神戸市の三ノ宮で人気を博し。
その後ドシドシと店舗拡大をして。
東京、高田馬場にお店を出して以降は、
もう行列の絶えない大人気店になってしまい。
あちこちのメディアにも取り上げられていった......
というような感じでしょうか。
この写真の時は、
ヒッソリとオープンしたばかりの原宿店さんで食べた時のもので、
まだまだ空席もあった中でゆったりと食べれましたけど......



今やこの原宿店さんの方も大混雑と聞いております。
本家本元の神戸でも
未だ行列の絶えない状況だと聞いていますが......

スゲーですな。

ぜーたくでやんす。

でも見ていると食べたいでやんす。

じゅる。。( ̄¬ ̄)

で、東京発でも一部B級グルメファンの間で根強い人気を誇っている
「ローストビーフ丼」を出してくれるお店というのがありまして。
それがB級グルメのメッカ、目黒区、武蔵小山にある「がぶ」さん。
名前もいいっす。
とても食べたくなるネーミング。
ガブ。がぶ。がぶさん。。



たしか、こちらも以前、
テレビで「まいうータレント」の石ちゃんが
「お気に入りのお店!」
と紹介したということで、
それ以来かなりの人気店になっているという感じ。
こちらがその大人気メニュー。
その名も「がぶ丼」!



僕さんはお家が近いので隙を見ては何回かガブリ寄り!( ´ ▽ ` )ノ
最近は「牛がトテモ恐い月間」が少々長く続いていたもので、
しばらくご無沙汰をしていました。
でもココも本当に美味しいのです。
個人的にはレッドロックさんよりこちらの方が好きな感じ。
お肉の質がかなり上質で、
なんといってもツブツブのご飯が美味しい。
レッドロックさんのご飯は少々ベチャッとしてるところがあるので、
ご飯好き君からするとこちらの方が好きな感じなのです。
先日、九州、福岡からお肉大好き!食いしん坊!
なお友達が来ていたので、久しぶりにビーフ解禁!
にして、この「がぶ」さんに連れて行ったのですが、
彼もその美味しさには感激をしてました。(^_^)
北九州ではまだナカナカ食べられない味の様でございます。ええ。
これからは九州なども、
このローストビーフ丼戦争に参戦してきたりもするのでしょうか.......
あちきとしてわとても歓迎でやんすけど。ええ。
美味しいもの戦争ならいくらでも。ええ。ええ。
ちなみに、こちらわ、
友達のポン吉くんがたまに作ってくれるローストビーフ。
ちと古い携帯写真ですが......



彼はお育ちがお良いせいか、
こういうメニューの料理さんがとても得意なのでやんす。
おいらはこんな肉をどこで買ったらいいのか?
すらもわからないくらいですのに。
なんだか美味しそーに仕上げてくるのでやんすのね。
流石に。
この時は雪国にある彼の実家の別荘に



スキーしたいから是非泊めるのだ!
しかも無料という名の友達特別価格で!
なぜならわたくしわB級なのですから!( ̄Д ̄)ノ」



と、押しかけたときに彼がキッチンで作ってくれたのですが。
彼のオリジナル料理
「ソーセージとキャベツのコンソメスープ・アウトドアバージョン」
とともに絶大に美味しかったのれす。ええ。
流石キャンプ好き。
とても真似できん。
カレーならがんばれるけど。(・ω・)
そーいえばこの時、
もう一人合流する予定だったのですが、
直前になって



「色々と急な用事が発生して急遽行けなくなった......」



などという傍若無人な連絡があって。
彼のスキーの荷物一式だけが宅急便でポツン......と、
ポン吉くんの別荘に送られてきていました。
なのでポン吉くんと二人で熟考に熟考を重ねた結果、



「直前になって約束を破るような悪い奴は、
子供風大人の風上にも置けないな」



というトテモ残念な裁判結果となり。
心の底からしかたなく、
彼の荷物を近くのゴミ捨て場に持って行き。
その場でこぉーーーーーーーーーーんな写真を撮って。



「ここに大切に置いとくからね~♪あとわよろしこーーー♪」

ってメールしてやったのですわ!
わーーーーっはっは!( ̄▽ ̄)
ヤツも災難じゃのぉ。
ポン吉くんのお手製ローストビーフも食べれなかったしのぉ。
残念じゃのぉ。

わーーーーーーっはっは!( ̄▽ ̄)

ちなみにこの後、
僕とポン吉くんはちょいとハードなモーグルコースに
見事に玉砕されて......



二人してストックを全て完璧に折られてしまったのでふ!
もしかしてヤツのタタリだったのか!?
わーーーーーーっはっは!(TωT)


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こーでないと

2015-11-21 00:02:17 | 美味い
「、、ンダぁ~!?( ̄^ ̄)このヤロ。

なんだその気取った上着わぁ?あぁ!?
変な色出しやがって。
なんなんだこのヤロ。

あ!?

なに!?

シルバーだっ!?

なんだよシルバーって。
なに言ってんだぁ、おメェ( ̄^ ̄)
それわよ、銀!
ギンってんだよ。ギン!
わかんねーのか?ここ上野だぞ。おい。コラ。
わかんねーのか?ギンだギン!
バカタレが!

で、なんだ?ギン!
うちのラーメン食べるっつーのか?
そのカッコで。なに気取ってんだよ。
ラーメンを銀のジャケット着て食べるバカがどこにいんだよ?ええ!?
わかんねーのか?ここ、上野だぞ。上野。アメ横。
わかってねーなぁ、、ったく。おたくよぉ~。。

で、なにすんだよ?

タンメン?

おーおー、まぁ、そこわ分かってるみてーだな。。(*`へ´*)
この店来たらよ、そらタンメンだろーよ。そりゃ。
よくできたな。
ま、しょーがねぇ、作ってやっか。
待ってろい。。。」



......と、最近こんな雰囲気の街によく来てるのでございます。
ええ。
売れっ子マーケッターのJさんのオフィスがこの街に最近移動したもので。
ええ。ええ。
勿論、実際は上記したようなそんな会話などありはしませんが......
この街で、昔ながらのラーメン屋さんなどに入ったりなんかすると、
なんだかそんな会話が我が耳に聞こえてくるのでございます。
空耳アワーで。
ナゲット割って父ちゃん」で。





東京、上野、アメ横の老舗「珍々軒」さん。
名物のタンメン。



上野はこーでなくてはいけません。ええ。
全くもって。
割り箸だってコップだってこーでないと。



いけません。ええ。
これ以上の割り箸入れが世界のどこにあるというのでしょうか?
こーでないといけません。
こんな街のこんな店で一人カウンターに座り、
タンメンを食べていると、
またまた空耳アワーになってクルクルしてくるのでございます。
孤独のグルメの独り言でございます。



「————————おメェさんよ、
なんだかんだ言ってわかってんな。
そーだよ。まちげーねーよ。
そんトーリだよ( ̄+ー ̄)

な?

例えばよ、このソース差しもよ、
こーでなくっちゃいけねーんだよ。
だろ?そだろ?



な?
もしよ、もしも!だよ?
このソース差しや割り箸入れがよ、
コォーーーんなオサレなコジャレタ入れモンになってよ、
それで¥700のタンメンが¥720のタンメンになるのより
こっちのほーがゼンゼンいいだろ!?
そだろ?
間違ってる?
間違ってねぇぇべよぉぉ。なぁ?

その方がいいに決まってんだ、ギン!コラ!銀!
その方がいいだろ?( ̄Д ̄)

そーだよ。そー。
おメェ意外とわかってんな。

おらよ!
じゃ、お望みのタンメンだ。
ドダ。
美味いだろ?ドダ?

美味いか。そーか。
そーーかい、そーかい。

ん!?

味濃いってか!?塩?チョット濃い?
そーかい、そーかい。
ま、そりゃそうだ。
だいたいよ、味薄いのより濃い方がいいに決まってんだ。な!
特によ、酒飲んだ後なんてよ、そーいうもんだ。な!

ヘルシーだかメルシーだか知らねーけどよ、
味は濃い方がいいに決まってんだろ。
昔からそーなんだよ( ̄Д ̄)
おめーんちのバーさんとかの料理もそだろ!?
そーいうもんなんだよ。

そもそもよ、上野だしよ、
タバコだってよ、いいんだよ。うちわ。
喫煙オッケーーっ!て、な!(*`へ´*)
かりほるにあ” じゃねーんだからよ。うちわ。
青い空の下だしよ。ノビノビといきてーんだな。
いいんだよ。そいつの自由だろ?いいんだよ。
国が売ってんだから。
だいたいがよ、タバコ屋だって商売やってんだ!つーんだ。
まったく。
カラダ壊したってよ、そういうやつには本望なんだよ。な。
いいじゃねーか。自由で。な!
塩辛くて肝臓悪くしたっていいんだよ。な!自由なんだから。
アメ横だよ?ここ。な!わかってんの?んん?
ギン!コラ!
聞いてんのか?あぁ?(*`へ´*)

ん?何?

びーじーえむ?

なに?
音楽?

アホかぁ!!
おメェ!

あんだろーがよ!ちゃんと!びーじーえむ!

コレだよ!コレぇぇ!
ナウぅぅ!
この上に電車の通る音ぉぉ!これ!
これ以上のBGMが世界のどこにあるってんだよ?
ええ?
わかってねーなーおメェ。マジで、やっぱわかってねー。
そこのさ、
近所の店の呼び込みあんちゃんの声とのマッチング。
わかんねーの?ぁ?

電車のリズムと低いベースみてぇな音に乗っかってよ、
YAZAWAのように聞こえてこねーか?
えーちゃんだよ、えーちゃん!
決まってんだろ!アホンダラ!( ̄Д ̄)
どーだ?
この雑踏の皆の声なんて最高の声援じゃねーか。
海外の人の声もいっぱいだしよ、
ライブ盤みてーだろ。ライブ盤。
わかんねーかなー。。。
まったくよ。

ギン!
カッコつけてんじゃねーよ!ギン!コラッ!(*`へ´*)」



......なんだかですね、
独り言の孤独のグルメをしちゃうくらいとてもココロが落ち着くのです。
上野、アメ横。雑踏の中のお店さん達。
ココには「無くしたくない何か」があるような気がします(^_^)


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シアワセな感じ

2015-11-17 00:03:57 | 美味い
mikoちゃんていう可愛らしい♀のお友達がいましてね。ええ。
全体的にヤヤ小ぶりな人なので、
時折街中で見失ってしまうこともあるのですけど。ええ。
交番で捜索願いを出しそうになったりして。( ̄  ̄)
清廉でピシッ!とした素晴らしい人でもあるので、
いい加減な僕さんなんかわ、
よくカキ氷のようにキンキンに冷えた甘ぁーーーいひと言を!
投げつけられたりもするのですが。ええ。
そんなとこ含めとても可愛らしい方なのでございますのね。
立派な敏腕美容師さんですし。
お父様なんて立派を通り越して仙人の様な国宝級の宮大工さんですし。

で、何が立派ってですね......

他にもあってですね......

それが......

何かって......

......

......

......



コストコのカード持ってるんすよ!(=゜ω゜)ノ



立派でございましょ!?

可愛いいでございましょ!?

うまらやしいでしょ!?

うらやましいじゃなく。

こんな友達。ええ。ええ。

わちきの様な庶民にとってわ、

こんなありがたいお友達さんはいらっしゃりませんのよ。

別にね!

別にですよ!

そんなことで無理やりお友達にしてもらってる!なんて!

「ママ友♡公園の会」のようなわけでわないのですのよ!

そこ!ね!

誤解なく!

mikoちゃん!

そーだよね!?

そだよね!?

そーーーだと言っておくれよおぉぉぉぉぉぉーーーー!ヽ(ヽ>ω<)/

パトラーーーーーッシュ!!

福山ショォォォォォォォォォーーーーーーーーーーックゥゥ!!!

......ってね。
そんなmikoちゃんがタマに連れてってくれる、
その「コストコ=costco」さんが、
アチキわなんだかとても好きなのですやんす。(^^)
何人かの親しい友人達と一緒に行ったりなんかすると、
ちょっと落ち着くのでやんす。
先日もですね、誘ってもらっちゃって。
ありがたいことに。
そりわもう
「犬が尻尾ふってついていくっ!」
てなもんですの。ええ。ええ。



フリフリ。。っと(嬉´∀`嬉)



なんかですね。
コストコって幸せな人が多い感じがするのですよね。
うまく言えないのですけど。
そんなにね、

「贅沢してますわよぉ。オーッホッホ。。(*´艸`)」

......って感じの幸せ人でもなくて。
かといってアチキの様な

「お金なんてねぇーぜぇーーーっ!
ビンボー暇なしやぁぁーー!」

なんて雑な暮らしをしているヒトでもなく。
でも決して

「お金持ってんデェーー!
ドドーーンと!
かかってコイヤァーーっ!(`∀´)ノ」

てな、オラオラな感じの人達でもなく。
なんだかナチュラルに、とても正統派な感じで。

「そりゃ、毎日何かと不安も不満も尽きないけどね、
でもそんなことも含めてが幸せであって、
充実でもあるんじゃないのぉ......」

っていう感じの。
そんなふうにしっかりとバランスのとれた生活をしている
雰囲気の人達の空気感がですね、
なんだかイイ感じに思えるのです。ええ。
なんとなくですが。
ガツガツもケチケチも漂ってないし。
ホドホドだしモットモットもないし。
なんだかハワイの住宅街とか
LAの海沿いのベッドタウンみたいな空気感というか。
そんな空気が漂ってる感じが好きなのです。
神様の好きな空気!?ってな感じで。
そんな空気を少しおすそ分けしてもらいに行く感じも好きなのでやんすね。
そんな幸せな空気に

「おいらも入れてーー!!」

って割り込むのが好きなのでやんす。
平日が理想ですけどね。ちなみに。ええ。
幸せの仲間入りにしてもらうのでやんすな。無理にでも。
ええ。( ̄ー+ ̄)キラーン

いいぞ!mikoちゃん!

わっしょい!わっしょい!

それで、ですね。
そんな幸せを噛みしめんがために噛みしめちゃうものがあってですね......



ホットドーーーーーーッグ!

ダ━━━━(`∀´)ノ━━━━━━!!

英語でわ hot dog!

熱い犬!

うまいんだなー。コリが。。(●´∪`)
別に犬じゃないですけど。もちろん。
お値段わ180円でドリンクバー付き!
さすが!
幸せ割り込み価格!コストコ!
IKEAのホットドッグよりチト高いけど、
味わ断然おいしーのですよ。
なんだか。大きいし。ええ。

さいこー。
B級ぅー。
しあわせーーー......

2つわイケちゃいますな。あちきわ。
ドリンクも2杯カマしちゃったり。ええ。
そして、ここで買うのは、
実はいつも「ホボこれだけ」なのですけど......



あぁ、350ml。幸せの缶コーラ!
激安ケース買いーーっ!((((*゜θ゜)ノノ
ですのよ。ええ。
コーラ好きのポンチキ君からするとですね、
このサイズ、量が一番良いのです。コーラでは。
多くもなく、少なくもなく。
それと、
缶のアルミ?テツ?の味がコーラにはとても合うのですの。
さらに缶の方が密閉度が強くて炭酸も強いのですね。
サイコーにシアワセなコーラなのです。ええ。

それでもって、実わ、ここだけの話でですな。
龍神さん......ってね、結構コーラ好き!さんが多くてですね。
そりわmikoちゃんも浅草の金龍さんも言ってましたし。
プリリンねーさんも言ってましたし。

コーラ飲みたし。。

なんていう龍さんが多かったりするのでやんすな。こりが。
多摩川沿いの我が家に遊びに来る龍神さん達の分も、
ここぞ!
っとばかりに買っとかないと家計が火の車なんですわ。
ええ。
まったくもって。
ちなみに、けっこう前の写真ですけど......これ、ね......
京都、宇治神社のうさぎさん&コーラ......



この時はお酒を忘れてしまってですね、
境内に大きな龍さんがいた!ので、
近くの自動販売機で......っていう非常手段に打って出たのでやんすけど。
僕の後にお参りに来ていた若いバイカーさん達が後ろの方で

「なにコレぇぇーーーっ!コーラじゃね!?
うけるぅぅーーー!
バカじゃね!?
酒じゃねーの?いいの?これ?こんなとこおいて!?
反則じゃね!?
うけるゥゥゥーーー。。。」

って、ウキャキャ!と話してるのが聞こえてましたけど。ね。
いいんです。( ̄  ̄)
きっと宮司さん達もね

「おお!コーラか!しめしめ。。
お下がりでいただいちゃおうかね。喉乾いたし。。」

ってね。そんな時もありますよって。
まね、まね、コストコってですね、
こんな感じであまりモノは買わないのですけど。
ぷらぷら......と、
倉庫の様なデッカイフロアを大きなカートを押しながら見て回って。
それで最後にホットドッグを食べて帰れれば、
アチキわもうそれだけでトテーーモ満足なのです。
とても。
しあわせなのです。

今度はいつ誘ってもらえるのかなぁぁぁ......

またシアワセになりたいナァァ......

他人の幸せに便乗したいナァァ......

でも......

mikoちゃんはいつもカートに入れて運びたくなっちゃうんだよなぁぁ......

よく見失うんだよなぁぁぁ......

カートの高さと同じくらいだしなぁぁぁ......

今度本当に乗せちゃおうかナァァ......

見つかったらおこられるだろーなぁぁぁ.......

今日の記事......


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アノ笑顔が

2015-11-13 19:49:26 | 面白い...映画/音楽
デニーロ良いっす。
もうサイコー。
男は?も?包容力なんでしょーか。なんだかんだで。
究極、ほーよーりょく。
女性みたいな感じもしますが。ええ。
僕さんが一番持ってないものですわ。ええ。



包容力欲しい。。。

どっかで売ってないかな。ほーよーりょく。。

買っちゃうよ!(=゜ω゜)ノ

ほーよーりょく。。



なんかですね、この前
「マイ・インターン=My Intern」
って映画を見たのでやんすよ。
アン・ハサウェイ(Anne Hathaway)さんと
ロバート・デ・ニーロ(Robert De Niro)さんが共演してるやつ。
以前見た「プラダを着た悪魔」が良かったので、
その続編ぽい雰囲気も感じてついつい映画館に行っちゃったのですけど......
良かったっすー。。( ´▽`)

話は違えど「プラダを~」の時の
メリル・ストリープさんに当たるポジションが
デニーロさんというキャスティングではないかと思いますけど。
「プラダを~」と同様に、その配役はピタッ!
っとハマっていました。
アン・ハサウェイさんとのバランスもバッチリ。
役者さんとして名実共に......という明らかなる格の高さ。
もう感服でございます。
デニーロさん大好きでございます。
「タクシー・ドライバー」の頃から。ええ。まったく。
お仕事を頑張ってる女性や

「俺はもう引退かな......」

なんて思っているビジネスマンさん達には
是非とも見てもらいたいような一本でした。
も一つ記せば、最近ではこの

「ジョン・ウィック=JOHN WICK」

もけっこう良い感じでした(^_^)
キアヌ・リーブス(Keanu Reeves)主演。
チャド・スタエルスキ(Chad Stahelski)監督。



キアヌかんばぁぁぁーーーーーっく!(=´∀`)人(´∀`=)
っていう感じがまた良かったのでございます。
最近はちょっとヒッソリ気味になっていた彼ですが、
今回の作品は僕が彼と出会った傑作
「ハートブルー=point break」
的なフィルムトーンとも相まって、
彼のキャラに無理なくハマった久々の好作。
ヤパーリこの人はアクションな映画が渋くハマると思うのでありまつ。
ハラハラドキドキでとても楽しかったっす♪( ´▽`)



しかし、なんでしょう......
2作は全く違う映画なのですが......
双方に共通する要素みたいなものを「あえて」ホジクリ出すとすれば、
それは「個」と「チーム」と「組織」の話とでもなるのでしょうか。



インターンとしてベテラン社員のデニーロを迎えたアン・ハサウェイは
大きな視点で見ると事業を「個」から始めて。
それがチームになって。
チームが会社へと成長して。
さらに規模が大きくなって組織と呼べるようなモノになってきていて。
そんな「移行期」にどうしても起こりえる
様々な問題に立ち向かっている話のようにも見えるのです。

キアヌの物語の方は、
基本「個」対「組織」の完全対決!という構図ですが。
その中で「個」で立ち向かっているキアヌに絶妙な立場で味方する
「チーム」が物語に味や深みを与えていたようにも思えるのです。

ちょうどこの映画を見ていた時期に、
会社のある部長さん(♂)と話していたことがそんな話でもありました。
その部長さんはとてもクリエイティブな人で。
ある意味キアヌ的な
個で組織に立ち向かう様な性分でもあるのですが。
彼が最近ちょっとハマっていた問題はその立ち向かい方。
相手がチームなのか?
個なのか?
組織なのか?
それぞれには明確な違いや特性というものがあるはずで、
それによって立ち向かう方法や取るべき手段にも
少しづつ違いがあるのではないか?と。
そんな部分にちょっと混乱があるのではないか?と。
戦う彼の姿に僕はそんなことを思っていました。
そんな混乱ゆえに生まれた穴に、
彼はスポッとハマってしまっている様に見えたのです。



ある晩。
彼の行きつけのお店で。
僕は最近見た上記した二本の映画を思い浮かべながら
彼に話したことがありました。
それは、シンプルに「チーム」と「組織」の違いの話し。
その違いを見極めた上での「個」としての対応策。考え方。
チームと組織の違いとして誰もが明瞭にわかることの一つは、
きっと規模や大きさ。
明確な人数というのはきっと決められないとは思うのですが、
ドラッカーさんによれば

「7人ぐらいがチームの限界」

とは書かれています。
彼の著書にはその他にも組織とチームの長短所などが
それぞれいくつか明確に記されていて、
とても納得させられるものでもありますが。
この時僕がその部長さんにお話したことはシンプルに一つだけ。
それは

「チームと組織とで最も大切にされていることとは一体何だと思う?」

という質問と、その答え。
それは以前、
僕自身が肌身に染みて世の中に理解させられたことであって。
その時の僕はソレを飲み込むまで
少しばかり時間がかかったりもしていて。
でも、それはとてもリアルな現実の話でもあり。
良い悪いは越えたところにある話だとも思っていて。
しかし、その実とてもシンプルな話。

「チームは目的の一致を重んじ、組織はその手段を重んじる」

ただこれだけのこと。
その部長さんはとても誠実で実直な人間性を持った方でもあるので、
チームの目的をしっかりと一致させて、
その目的達成に向け皆を邁進させていたのですが、
そのことを組織に通していこうとする際に、
チームと同じように組織と自分達の目的を一つにするよう、
させるよう、
多大な労力と神経を使っていました。
自らの目的の正当性と妥当性とを
必死に組織に分からせようとしている状況にも見えていました。

その事は一見するとまったくおかしいところも間違いもありません。
至極まっとうな話です。

でも何かとうまくいかず。
理解されず。
苦労もしてしまっている感じ。
それぞれ違う目標や目的を一致させているチームが
沢山集まっているという組織においては、
その中のたった一つのチームの目的が
組織全体の目的と一致するようなケースは稀です。
しかも、仮に、そんな稀な状態が起こったとしても、
その全体の中には必ず反対派も、
ネガティブな思いを持ったチームも出来てしまうというのが
組織なのだとも思います。

組織における業務目的の一致は不可能に近いことだと思うのです。
だから組織なのだと、それが組織なのだと思うのです。

そんな組織で重きを置かれていることというのは、どーも、
目標や目的の一致より業務遂行における「手段」なのではないかと。
僕はある時、良き友人のアドバイスもあってそう思うに至りました。
組織の中で目的の一致を一人声高に叫んでも、時に

「あいつはおかしい。何か勘違いしてる、、」

などとなってしまうようなのです。どーやら。
そしてそんな風に

「間違っている、おかしい、、」

とされているものとは、よくよく考えてみると、
大抵は「手段」のことだったりするのです。
僕は時々思うのです。

「テレビで見る最近の政治家さん達って、
もしかしたら手段のプロフェッショナルなのかな。
政治じゃなくて......」

なんて。
目的を一致させ、優勝に向けてチームを引っ張る野球や、
サッカーチームの監督さん達に比べ、
アレやコレやと言策を張り巡らせている球団社長さんやオーナーさん達が、
なかなかクールに見えてこないのは、多分、
こんな部分にもよるのだと思います。
手段を重んじてるなんてコトは少々伝わりにくいことですし。

「その手段て何よ!?」

なんて。
外側から想像するのはとても難しいと思います。
個人の経験としても、
組織というのはチームよりは少々出会いにくいものであるとも思いますし。



その夜に、
その部長さんとお店で話していたのはそんな話。



組織相手に手段を軽視して、
チーム目的を振りかざしても嫌な気持ちを味わうだけだ......と。
たとえそれが正当なる目的であっても、
相手が組織である限り手段には留意して通していくべきだ、と。
組織は目的に正誤をつける前に手段に正誤をつけてくる。
それは悲しくて悔しいし、
組織というものの最悪なところで限界であるとも思う。
でも、そこをわかっていれば、
その組織を自らのチームの力に変えることも出来るのではないか、と。
ビールが回り、レロレロで話していたのはそんな話。
そんな時、僕の頭の中にはロバート・デニーロの、アノ、
全てを包み込むような笑顔が浮かんでいました。

「あぁ、、こんな時にデニーロのようなアノ笑顔ができれば......」

と、

俺はマダマダできねーなぁー......

と、そんな自分に対する強力な情けなさに苛まれながら、
気がつくと目の前のそのスタッフさんわ、
勝手に頼んでいたやたら高いワインを二本もカラにしてやがりまちた......

ニャロォォ。。( ̄△ ̄;)オリガハラフノカ...


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もののべ 2

2015-11-09 21:01:19 | 凄い...パワスポ寺社
なので、
ここで終わるとチョット物足りないでしょうから......
物部氏を語る最後は.......
「鉄」の話となるのでしょうか。

テツ。

物部氏の話の最後は次回、
その「鉄」の話でまとめたく思います(^^)




古代日本を席巻していた武器、青銅の剣は、
この鉄の剣に合わさってはもろくも敗れ去ります。
記紀神話に、

「スサノオが退治したヤマタノオロチの尻尾を剣で切り裂いた時に、
オロチの中に入っていた大刀に当り、刃が欠けてしまった......」

と記されているのは、
鉄の剣の技術が伝来した事も含まれているとも思われるわけです。
この話は、その新しい強力な剣をスサノオが手にした......
とも読めて来ます。
勿論、ダブルやトリプルミーニングも多い記紀の物語です。
他にも幾つかの意味を被せられているかもしれません......が、
鉄以上の剣なんかも!?
あったかも!?
しれませんし。
ただ、太平洋戦争で原子爆弾が勝敗を決定づけた様に、
戦国時代に織田信長が鉄砲を使って諸国を制していったように、
明治維新で坂本龍馬率いる海援隊が
大陸の先進武器の輸入代理業者となって力を持っていった様に、
太古の時代において鉄製の武器の登場は、
やはり、
この国にとって大きな時代の転換点となったハズなのです。
そんな鉄や様々な武器を調達したり、
製造する技術を代々司っていたのが物部氏である、と。
そうも考えられます。



では、少なくとも二千年以上前の時代。
スサノオニギハヤヒや原初物部氏の時代。
その鉄製武器の製造技術というのはこの国で生まれたものなのでしょうか?
それとも、他のどこかからこの国へもたらされたもの?
なのでしょうか。



既にこの頃の大陸では先進の鉄製武器が数多く使われていました。
当然、その製造技術もありました。
前回も記しましたが、そんな技術を有していたであろう物部氏には、
大陸から渡ってきた技術者の集団が含まれていたであろうことは
誰でも容易に想像できます。
渡り鳥の「」がデザインされている物部神社の独特の神紋
「ひおい紋」にもその意が含まれている様にも思えます。

そして、その大陸の、イヤ、
人類の製鉄の起源を辿れば、
現在の考古学的には紀元前1680年頃の現トルコ国、
地中海にせり出たアナトリア半島を支配していた一大王国
「ヒッタイト」に辿り着きます。
アナトリア半島とは、地中海と黒海に挟まれ、
ギリシャやエジプト
イスラエルやメソポタミア地域とも非常に近く、
密接に絡んだ文化を持つ場所です。
そして、後に「シルクロード」と名付けられた、
東西の物流や文化が行き交う交易道の西端地の一つでもあります。

そんなシルクロードの東端とは?

どこか。

その「絹の道」は、
ユーラシア大陸のカラカラに乾いたステップ気候の辺縁を通り、
モンゴルから
中国、朝鮮半島へと連なり。
そこからは、今度は海を越え、対馬や隠岐などの島を渡り。
糸島北九州の地へ。
北九州からは関門海峡を回りこんで、
大分県、国後半島や宗像(ムナカタ)の地を通って瀬戸内海へと入ります。
その瀬戸内海の東の突き当たりがシルクロードの東端。
そこは勿論、現在の大阪。
住吉大社などが位置する河内国であったとされています。
河内に辿り着いた国内外からの様々な物品は、
そのまま船で淀川、もしくは大和川を内陸へと運ばれていき。
その先にある奈良、ヤマトの地へと辿り着きました。

その地には、
物部氏の氏神である石上神宮(いそのかみじんぐう)もあります。
物部氏の始祖とされる「ウマシマジノミコト」の父である
「大物主 ≒ ニギハヤヒ」を祀る
大神神社=おおみわじんじゃ」もあります。
以前記した全国の?長谷川さんの故郷!
「初瀬=ハセ」の地だってあります。

「初瀬」とは、国内外の貴重な荷物が初めて陸揚げされる川の瀬です。

奈良の正倉院には古代オリエントの宝物が沢山保管されていますし、
この時代、既に大阪、河内国がシルクロードの東端であったことは
学問的にも証明されています。
その道を辿ってきた物品や知識、技術......
時に人などに至るまでを独占していた勢力が大和朝廷であり、
物部氏でもあるわけです。

モノモノを伸べ造り、調達する氏族。

政府における「部」。

そのモノのルーツを辿れば、

古代オリエントから地中海、エジプトまでもが見えてきます。

シルクロードとは「鉄の道」でもあったわけです。

でもって、その時代。
古代オリエントで花盛りだった文化、宗教と言えば......
旧約聖書......ユダヤ教です。
日本では原初物部氏が勢力を振るっていた時代や、
神話の時代とほぼ同時期だったとも思われますが、
そんな旧約聖書の文化や書物も、様々な物品や人と一緒に
シルクロードを通ってこの国にも入ってきているハズなのです。
そう考える方が自然です。
後の、聖徳太子が活躍していた頃であれば、
それら同様に伝わり来ていたものは新約聖書......
キリスト教へと進化もしているハズです。

物部氏はアニミズムをベースにした、
この国固有の古代神道(しんとう)の基礎を築き、
護ってもきた氏族です。
彼らの創り上げた神道の中には、
これらの文化や考えが入っている可能性は非常に高いとも思えます。

日本文化とはアレンジメントカルチャー。
オリエントの神々の教えの中から真理と思える部分や、
良き事に思える部分だけを取り出し。
高度に融合し。
また違うものに作り変えていく。
物部氏はこの国特有の「神道」を創り行く過程で、
そんな事もしてきたのかもしれません。
物部氏を辿るとこんなことまで見えてきたりもします。

日本神道にはユダヤ教もキリスト教も含まれている.......のかも!?
しれません( ̄+ー ̄)

「ヒッタイト」とは「hattie=ハッティ」とも書きます。
旧約聖書では「ヘテ」......ハタ!?とも言えそうですが......
その「ヒッタイト帝国」の首都遺跡
「ハットゥシャ」に残るメインゲートにはライオンが二頭います。
通称「ライオンの門」......狛犬!?(wikipediaより)



さて、記紀神話には「火」から生まれた様々な神々が描かれていますが、
それらも、この「鉄」、
もしくは「製鉄」「刀鍛冶」ということを念頭において読んでみると、
トテモ興味深い理解ができることに気づきます。

神話に描かれる「火の神」とは
「カグツチ=火之迦具土=ヒノカグツチ」です。
神産みの女神「イザナミ」は沢山の神々を生んだ最後に
「火の神」カグツチを産み、
その時に負った陰部の火傷が元で亡くなった......と記されています。
怒った夫のイザナギはこの時「十拳剣=とつかのつるぎ」で
妻の死因となった「カグツチ」の首をはね、
その切られたカグツチの体からほとばしる血からまた様々な神々が生まれた......
と記されています。

女神イザナミの陰部から生まれる火の神......
これは溶鉱炉から流れ出る、
真っ赤なドロドロとした精製される前の銑鉄(せんてつ)、
「溶鉄=ようてつ」とも思えます。
記紀の作者は女性の生理現象と溶鉱炉のイメージを
重ねているのかもしれません。
この後の記述は古事記と日本書紀で多少の違いがありますが、
大体は以下の様になります。



カグツチを切ったイザナギの剣の切っ先から滴り落ちた血から
生まれたのは「イワサク」「ネサク」「イワツツノヲ」の神。
サクとは「析」と書きますが、石や根を切る神でしょうか。
どちらにしても明らかに刃物。
剣のこと。
剣の切っ先から生まれた......と描かれる神々とは、
武器における「刃」の部分のことではないでしょうか。
三柱となっているのは刀や斧、槍......
もしかしたら鍬や鎌など農耕具も含め、
そんな刃物の種類を表してもいるのでしょうか。

そして、その次に生まれたのは、
剣の「根元」についた血が岩に飛び散ったトコロから
生まれたとされる三柱の神々。
これはそれぞれの刀の「つば=鐔」に当たる部分でしょうか。
「ツバ」とは、剣などの刃の「根元部分」に仕込まれる、
持手を保護する為のパーツのことで。
「持ち手=つか=柄」部分と刃との間に挟まれている
丸や楕円や四角の形をしたもの。
時に独自の装飾なども入っているパーツです。

その次は剣の手上(たがみ)から滴る血から生まれた三柱の神
「クラオカミ」「クラヤマツミ」「クラミツハ」
勿論これは、武器の「取っ手=柄=つか」の部分ではないか
というイメージも出来ます。
もしくは、鍛えた熱い鉄を冷やし固める為の水や水桶のことかもしれません。
その水は暗い工房や納屋の中に張ってある水であり、
冷やす時に剥がれ落ちる黒い鉄片が混じった水のことかもしれません。



物語に記されている「血」とは、
職人が真っ赤な熱い鉄を鍛える(きたえる)時に飛び散る、
アノ火花の描写の様にも思えるのです。
火の神々が生まれ出る描写は、そのまんま、
製鉄から武器を作っていく「鍛冶=かじ」における
諸段階の描写にも読めるわけです。
それぞれの神はその工程を管理する、
持ち場持ち場の責任者の様にも思え。
また、パーツ、パーツの製作者のようにも思えます。
それは鉄工場の描写にも思えるのです。
「イザナミ」が陰部に火傷を負い、苦しんでいる時に吐いたゲロ!
から生まれたと描かれている金属の神「金山毘古=かなやまひこ」の神とは、
暗く、熱く、息苦しい劣悪な労働環境の中、
体に鞭を打ちながら武器造りをしていた工場の労働者や
鍛冶職人さん達のことの様にも感じられるのです。




日本神話。神道。鉄。武器。シルクロード。砂漠の国。
聖書。物部氏。この国の起源......
僕にはとても興味深い世界に見えてくるのです。
あまりにマニアックな話になってしまい、
申し訳なさで鼻水が出てきてしまうのです。
ちなみに、紀元前2000年頃。今から4000年ほど前。
ヒッタイト人は何処からやって来たのか?
ユーラシア大陸の東の方から......という説もありつつ......
未だ分かっていません(^^)



前回記した「物部神社」に僕が最初に訪れた時、
少々不思議なコトが起きたのを憶えています。
神社にいる時、
僕の左足に何か?が入り込んできたような感覚があったのですが、
でも、まぁ、そんなコト気にしていてもしょうがないので、
その違和感を抱えたまま数日を過ごしていました。
そして、家に戻って5日ぐらいたったある日、

「ヤバし......チョット痩せるべし!」

ナドトと思い立ち、夕方、家の裏の河川敷に僕はランニングに出かけました。
しばらく走っていると、日もかなり暮れてきて月も輝いてきました。
それがすごく綺麗だったので、
僕はそのまま河原に寝そべって、息を

「ハァハァ......」

と弾ませながら

「ボーーッ」

と空を見つめていたのですが、その時、
寝ている僕の左足首から膝にかけて何かがサワサワサワ......
と動き出し、走り、
そのまま左膝の上ぐらいからスーーーッ......と、
雲のようなモノとなって空に抜け出していったのです。
それはそのまま天空へと登って行き、なんとなく.......
空に輝いているお月様に吸われていった......ような......
なぁーーんて!ヾ(*・ω・)ノ
そんな感じがしたのです。
ハッキリと。ええ。
変態じゃ無いのですが。ええ。
それで後日、この話を信頼している北陸の気功師のYさんに話すと



「ああ、わかります。
それ、物欲ですよ。UZMETさんの。
以前より物欲がなくなったでしょ?違います?(^^)」

「ああっ!? た、確かに。。
あの日から色々とコダワッテいたアレやコレやのモノに対する気持ちが
確かにかなり変わってる気はしてたんですよ......確かに。。
ああ、そーか。そーだったのか。。」

「物部ですから、モノへの執着も正されたのでしょうね(^^)」



面白いのはこの時、
物欲には「」という存在も強く関係していることもよくわかって......
どーも、月というのは人の欲や感情、
時に「モノの精」みたいなモノを
よく吸い取ってくれる存在のようにも思えています。

きっと、そういう力「も」持っているのではないかと。
そんなことも思っていたりします。


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もののべ

2015-11-05 21:39:24 | 凄い...パワスポ寺社
物部氏とは一体、何なのでしょうか?



「物部=ものべ=もののべ」



モノを延べる、伸ばす、そんな氏族です。
ではその「モノ」とは何か?
勿論、古代から現代に至るまで重要かつ力のある「モノ」とは何か。
「もののけ」の語源とも何か関わりがあるのではないか?
次回は、やっとこさ、そんな物部氏の話になるのでしょうか。
このブログでは3年越し!?となる様な話。
そんなことを次回は少し記してみようかと思います。




「鳥海山で遊んできまちた!ヾ= ̄∇ ̄)ノ ♪」
というお話からこんなトコロまで来てしまいましたが......
日本の古代史や神道、時にパワースポット好き!?
な方々からも様々なところで、様々なことを、
様々な角度から語られ、
探られもしてきた氏族というのが物部氏になります。
ソコにはあまりに多くの解釈や考え方があるので、
中でもココでは最大公約数的で、
故にきっと事実でもあったであろう部分だけをシンプルに
書き記しておこうと思います。



その意味において、



物部氏とは、



今でいう「軍産複合体」のことだと思います。



以上!



終わり!



レレッ!?Σ( ̄。 ̄ノ)ノ



.......って、まぁ、でも、
それだけでも十分な理解ではないかと僕は思います。
これ以上に掘り下げたい方には、
今や「その道」用の様々な本や研究書も出てまくってますし。
ちなみに辞書では「軍産複合体」のことはこう記されています。



「Military-industrial complexのこと。
軍需産業を中心とした私企業と軍隊、
および政府機関が形成する政治的、経済的、
軍事的な勢力の連合体を指す概念である」



完璧!( ´ ▽ ` )ノ



やぱーりこのまんま!物部氏!



だと思います。(^^)



現在の日本政府で言えば防衛省と文部科学省、
それに宮内庁迄もが一緒になった組織、氏族といったところでしょうか。
なので、政府高官や武将がお出かけするところ、
国が何らかの目的を持って軍を派遣するところの全てに
物部氏というのは付き添っていたハズです。
その地位は当然、高官や武将を支える最右翼。
部隊をコントロールする軍師的地位でもあったハズです。
物部とは物を伸べる、延ばす......などと冒頭に書き記しましたが、
古代、戦いにおける最大、最強の武器とは剣(つるぎ)であり
時代的にはその素材も青銅から鉄へ移行していった時代。
この頃大陸では既に使われていたであろう先進の鉄製武器の数々。
その製造技術。
物部氏には大陸から渡ってきた技術者の集団が含まれていたことは
誰でも容易に想像できます。
その先端の知識や技術で戦で必要な剣や槍、
その他様々な武器や武具をトンテンカンテン......と、
製鉄から鍛冶職人さんの職務範囲までカバーし、
武器製造工場的なプラットフォームも有していたのが
物部氏なのだと思われます。
この武器を創出し、
原料の鉱脈等をも保持していた氏族が日本国の創成期で
とてつも無い力を持っていたということも簡単に想像できます。



して、以前、同じような話を記したことがありました......
そうです。
僕がカラスに襲われた話......ではなく、
「ヤマトタケルの秘密」の話です。




物部氏というのは、
その「ヤマトタケル」の系譜にも位置するわけです。
王族の武神に従う軍部筆頭。エリートの系譜。
当然、一人ではありません。
〇〇方面司令部に対して1部隊、1隊長が必ずいたハズですし、
付いていたハズです。
その中には
「諏訪方面」に追いやられた武将について行った物部もいたでしょう。

東北地区、日本海側の
「鳥海山近く」
に遠征に行った王につき添った司令官たる物部もいたでしょう。

原初日本国の軍事的拠点があったと思われる所の全てに、
何らかの物部の痕跡があるというのはこういうことです。

こんな物部氏が受け継いだ「力の系譜」をザッと記せば、
この国を最初に統合していった偉大なる大王=スサノオと、
その直系の御子達である「八王子=ニギハヤヒ、イソタケル......他」
に伴随した軍のトップが起源と思われます。

スサノオ(素戔嗚)亡き後、王位は大和や中部、
関東から東北まで治めていたニギハヤヒが継承
その後、そのニギハヤヒの系譜で王位は続くものの、それも途絶えます。
年代的には西暦140年から180年あたりにかけてでしょうか。
この時、中国の多くの書に「倭国大乱」と残されているように、
初代大和の王ニギハヤヒの王朝の後継問題に揺れた日本は大乱に陥ります。
海外の書物によれば、この大乱を治めたのは「女王」。
おそらく、九州におけるスサノオの系譜。
スサノオが九州を併合する際に政略的に結婚した九州での妻
卑弥呼」の一派。
後継者争いは建国の祖、
大王スサノオに関わる系譜でなければ治まらなかったのでしょう。
原初物部氏もここで改めて新女王を立て、
武や物品を司る裏方として新たな国づくりを進めていったことが想像できます。
これが第二期大和王朝。

大乱を治めた九州勢は自らの系譜を
最初に国を作った神の系譜から塗り替えるべく、
最初の日本国の歴史改ざんをしたのかもしれません。
神は九州から大和に、東へと渡ってきたのだ......と。

そして初代天皇「神武=ジンム」は、
実はスサノオの九州国の妻との間に生まれた子供の子孫。
しかし、前ニギハヤヒ王朝の痕跡を消すには、
その父スサノオの事もまた一部打ち消さないといけない。
神武は卑弥呼であり天照大神の直系の血筋としたい。
天から地上に降りた神の系譜なのだ......と。
この国は我より始まるのだ......と。
そうしたい。
歴史はそんな事情によってこの時に書き換えられたように感じます。

この時も原初物部氏は軍部として、
また「まじない」の集団として新王家に追随していたと思います。
しかしこの時、
既に日本各地にしっかりと刻まれていた建国の歴史と
建国の神々の名を新政権の足跡へ塗り替えるために、
新政権の軍は「ヤマトタケル」と命名され、
ニギハヤヒやイソタケル、
スサノオらを祀る全国の神社や祭神名を塗り替えんがために
アチコチへと行脚していくこととなります。
その時の「新政権軍=ヤマトタケル軍総司令本部」そのものも、
また、原初の物部氏であったと思われます。

それ以降の大和朝廷に関しては、
大体が教科書にあるような歩みであったと思いますが、
物部氏の始祖神がニギハヤヒ(饒速日)とされ、
初代はその御子である
「ウマシマジノミコト=宇摩志麻遅命」
とされているような部分にも、
上記したようなことが現れていると思います。

そして当時、
剣といえば祭祀で使われる重要な器具でもありました。
天地の理(ことわり)を神々から受けるアンテナのようなもの。
尊き神の印。裁きの印。
物部氏の氏神とされる奈良県、天理市の「石上神宮」に収められる宝剣
「七支刀=しちしとう」も、
その姿から武器としての剣では無いことは一目瞭然です。
それが物部氏の宝だったわけで。
当時の物理や天文、科学を総括していた
「呪い=マジナイ」ごとに関しても彼らが中心にいたことがわかります。



全てがモノを伸べる力......
鉄や青銅で剣や武器を作り出す先進の技術や力を持っていた故の
権力なのだと思います。



ウマシマジノミコトのウマシマジとは、
それら器具を使った
上手い呪い(まじない)のできる人
でもあります。



それは、
軍産複合の上に文部科学も合わされた強力な権力です。
「朝廷そのものの力」と言っても間違いはありません。



後年......それは、教科書的には聖徳太子の時代。
物部氏の絶大なる力は、
「仏教」を武器とした蘇我氏が民衆の心と共に
奪い取っていくことになったのです。
そういう意味では、
蘇我氏も藤原氏も葛城氏も加茂氏も、全て辿れば、
実は物部氏の系譜であるということも言えるかと思います。
それぞれ、様々な血が微妙に入り混じり、
違う氏族へと枝分かれしていきますが、
皆、この国を最初に治めていった「軍産呪複合体」の「」に
遡っていけるのです。



さて、こちらのブログさんには、最近、
不思議なチカラやカンを持っていて......それも、
テレビになどには決して出ない、
本職でもって日々を懸命に駆け抜けている皆さんが不思議と
集まってくれていたりもします。
お金やエゴなどで汚れていない、
本物の透明なる力を持つ方々も多く集まってくれている気がします。
なので、ここで終わるとチョット物足りないでしょうから......
物部氏を語る最後は.......
「鉄」の話となるのでしょうか。



テツ。



物部氏の話の最後は、
次回、その「鉄」の話でまとめたく思います(^^)




出雲の先。
世界遺産「石見銀山」にほど近い所にある、
その名もズバリ!物部神社。
石見国(いわみこく)の一宮です。



異様な凄味がある龍さんから水が出る、
この神社の手水社は巨大な一枚岩。
しかも、「モノ」の神様らしく、なんと!
砂金入りの大岩!
「含金石」と言うそうです。
神社界屈指の!?手水社だと僕は思いますです。はい。
すごいパワーです。
5つの曲玉も彫り込まれていて。
それぞれ「浄の曲玉」「勝の曲玉」
「財の曲玉」「健の曲玉」「徳の曲玉」と呼ばれています。
水は境内にある御神井(井戸)から湧き出る御神水が引いてあって、
まぁ、この手水社だけで、この神社がハンパ無く特別だということが
誰にでも感じられると思います。



神紋も特別。超クール。
真っ赤な太陽を背負う鶴、通称「ひおい紋」。
渡り鳥ですから......
海を渡ってきた一族であるという意も込められているのでしょうか。
境内のあちこちにもツルさんがいます。





拝殿後ろの山は、
物部氏初代「ウマシマジノミコト」の墓陵とも伝わっています。
ここはちょっと入るだけで鳥肌がたってしまいます。





まさに異世界。
空間が捻じ曲がっているような感覚さえ受けます。
神社の裏手に隠されるように空いている、
わずかな隙間から山に入ることが出来るのですが、
この山ほど「結界」が強かった場所を僕は他に知りません。
ココに比べれば京都の晴明神社の結界などとても弱く感じます。
体全体が何メートルも遠くに飛ばされるほどの押し戻し感。異様な圧力。
流石に元祖!「うまいマジナイ師」の神社。
山中にあった祭壇はとてもじゃありませんが!
写真を載せられる様な感じではありません。
本来、父の築いた都、
奈良は大和の中心にあるべき墓陵がなぜこの地にあるのか?
ウマシマジの兄弟神とされる「天香山命=アメノカグヤマノミコト」も
新潟の彌彦神社(やひこじんじゃ)に祭られています。
アメノカグヤマノミコトという「大和三山」の名前にまでなっている神です。
そんな神が何故?新潟に?

おそらく、「倭国大乱」の後、
九州勢に王位を奪われたニギハヤヒ直系の子孫は
左遷的な扱いを受けたのでしょう。
それぞれ鉱物資源や農産物等の要害地の管理へと、
中央から回されたように思います。
こんなことも、
いつの時代も人は変わらない様なことをやっているのだな......
とも思いますが。
しかし彼らは、それぞれ移り住んだ地で偉大な痕跡を残します。
地元の人々に先進の知識や技術を伝え、その地を栄えさせました。
今もって栄える其々の神社を目にすれば、
それは手に取るようにわかります。
流石!ニギハヤヒの息子さんたちです。(^^)
流石!スサノオさんの系譜。
やはり凄いな......と。
僕はいつもそんなことを感じさせられるわけでございます。



天皇家が宮中で今も執り行っている「鎮魂祭」という儀式は、
実は全国でもこの上記二社に加え、
物部氏の氏神である石上神宮の三社だけで執り行われています。



何故?



どうして?
天皇家は数千年にわたってその儀を粛々と行い続けているのでしょうか......
鎮魂とは?
王位を奪う形となってしまった初代大和国王の魂に捧げるため?
なのでしょうか......
その辺りにも隠された秘密や、
少々興味深いモノがある様に思います。(^^)


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鳥海山徒然 2

2015-11-01 21:56:59 | 凄い...パワスポ寺社
長くなったので次回はこの文書のお話をもう少し......
記しておこうかと思います。
全て、徒然なるままに(^^)♪




この「物部文書」から数千年ぶりに一般に公開されたものは、
未だ全体の一部でしかなく。
他の膨大な記述には一体どんなことが書かれているのか?
......も気になります、が、
その公開された一部分は、
前回記した進藤孝一さんの著作に詳しくまとめられています。
中でも、東北における物部氏の起源に関しては
以下のように述べられています......



「——————饒速日命
ソノ大命ノマニマニ 天ノ鳥船二打乗リ
天ツ日ノ御国ヲ久支出テ天降リマシマシテ
四方大空ヲ翔廻リ 国地ヲ尋求テ 言上曰ク、
豊葦原ノ中ツ池に国ハ多ナレ共(中ツ地トハ大地ヲ言フ)
ツマニ処處ハシモ 千樹五百樹繁茂テ 伊賀志美キ国処ナリト
鳥見山ノ山上潮ノ処二天降り玉フ、
此レヨリ国名ヲ繁木カ之本ト号リ、
此ノ山ヲ鳥海山ト号リ—————————」



上記原文をかなーり平たく要約すれば......
物部氏の始祖であるニギハヤヒの神様は、
天津国のあちこちを国創りのために飛び回っていましたが、
ここ、鳥海山にやって来た時は、
その木々や緑の多さにいたく感激し、

「ここは素晴らしい国だ!
こんな国は葦原中つ国にはないぜ!べいべー!
此の国の名前は “繁る木の本の国” って呼ぼうぜい!」

と言ったのだそうです。
そして、その後、現在の唐松神社の地にしばらくの間居住し。
そこを拠点として新たに東北の地を奥深くまで治めていった......
というような事が書かれています。
唐松神社さんが「門外不出の書」として、
千年以上にわたって護り通してきたこの文書を
一部公開に踏み切った理由としては、おそらく、
建国の父スサノオの偉業を引き継ぎ、
拡大させた真の初代大和国王「ニギハヤヒ」の史実が
あまりにも打ち消されてしまっている現日本国の歴史を憂い。
それ故に、東北物部氏の正統性までもが少々疑わしく、
怪しいものともされている風潮があることに
危機感を抱いていたのではないのではかと。
なので、神社の正当なる血筋や歴史をキチンと証明したい......
という、そんな気持ちや意図が
強く込められているのではないかとも思うのです。
その中で、公開部分を東北上陸の記述部分を中心とした
1部分だけに止めたのは、
現在学校で教えられている歴史や天皇家などに
配慮してのことではないか......とも、
僕には感じられます。
ただ、そんな僕にとって一番興味深いことというのは、
ニギハヤヒさんが東北において最初に降り立った地に関する記述であり。
それが

「鳥見山の山上、潮の処」

と書かれていることなのです。
コレには

「ははーーん。。( ̄▼ ̄*)
鳥海山の山頂の潮の処......って......鳥海湖の所やん!
キット!
行っちゃうよろし!」

となってしまうわけなのでございます。
ええ。ええ。
そんなこんなで、鳥海山に関しては、
僕は「鳥海湖」のほとりが大好きで、
山頂と日本海と庄内平野と月山までもが見渡せる、
サイコーに心地良い場所に!
特別の思いと愛着があるのでございます。(^^)
東北の「現日本国としての歴史」というのは、
もしかしたらこの地から始まったのではないか?
と、そんなことも僕は勝手に思っているわけでございます。
あくまで個人的にですが。
ええ。ええ。
そして、そんな鳥海山や物部文書に対する興味の本質や、
その奥深くにある本音部分を言いうのであれば、
上記原文中で気になるところが実はもう少しありまして.......



「豊葦原の中つ国に国は多なれども.......
ここは本とも言えるくらいだ」



という記述部分が気になるのです。
この部分からまた新たに想像できることというのは、

「記紀にもハッキリと記されていない
豊葦原中つ国(とよあしはらなかつくに)とは?
本当はどこのことなんだろう......
この記述を鳥海山麓で記したとしたら、中つ国とは......
関東!?!?!?んん?
縄文時代から弥生時代にかけての関東平野というのは、
沢山の大きな河川が流れ込む、
日本で一番大きく広い湿地帯だったハズで。
その平野が全て葦原......葦の原だったハズ......で。
それは富士山も見える広大な葦原。
位置的には北海道も含めた列島の真ん中でもあるし、
もしかしたら本当は安易に出雲!関西!九州!
なんていうワケではないかもしれないな......」

などという可能性。
そして、以前、
この「日本中央=ひのもとのまなか」という記事で記した

「征夷大将軍 “坂上田村麻呂” は、
東北の奥地で何故?日ノ本の中央と書き記したのか?
日ノ本...... “日本” という名前の大元は、
もしかしたら東北の地にあるのか!?」

という、
東北の秘密に関する部分に触れてくるところがココにもアル!
ということなのです。
そして、
この文書が受け継がれている東北物部氏が護ってきた秋田の唐松神社には、
天日宮(てんにちぐう)というニギハヤヒが祀られている特別な社があって、

「それは確か “あまつひのみや” とも呼ばれていたな......」

と、そんな事実の裏にも何か?
未だ公になっていない、
解き明かせていない、
時々の権力者に隠された古代史の秘密の一部が
含まれているのではないか......
という可能性に心奪われてしまうのでございます。
ニギハヤヒが滞在していたとも伝わる神社ですし。
興味津々なのでございます。
変わり者です。
ポンチキ君です。
ええ。ええ。



さて、

「鳥海山で遊んできまちた!ヾ= ̄∇ ̄)ノ ♪」

というお話からこんなトコロまで来てしまいましたが......



せっかくですから、
マニア向けにもう少しだけ記すと、
ソレは「物部氏」の話となります。
諏訪徒然」という過去記事でも少しだけ触れていましたが......
物部氏というのは、古代日本......
それは建国真っ最中の日本......
を探っていくと、その最重要地においては、
決まってチラチラと顔を出してくる氏族の名前なのです。
それは出雲においても、
奈良大和葛城などの地においても同じです。

物部氏とは一体なんなのでしょう?

「物部=ものべ=もののべ」

モノを延べる、伸ばす、そんな氏族です。

ではその「モノ」とは何か?

勿論、古代から現代に至るまで重要かつ力のある「モノ」とは何か。

「もののけ」の語源とも何か関わりがあるのではないか?

次回は、やっとこさ、そんな物部氏の話になるのでしょうか。
このブログでは3年越し!?となる様な話。
そんなことを次回は少し記してみようかと思います。


......むむっ!?(*゜0゜)ハッ

マ、マニア過ぎるか......な......また。記事さん。
非難ごうごうやな。また。
きっと......((T.T; )(; T.T))おろおろ......



このブログを読んでくれている、
埼玉県の浦和に住まわれている「WAI」さんから頂いた秋田、
唐松神社、天日宮(あまつひのみや)の写真。
掲載の許諾もいただいたので載せちゃいまちた。
ありがとうございます。
WAIさんの住まわれている浦和の「浦」とは本来「海」のことです。
今より温暖な気候であった縄文から弥生初期にかけての海面は
今より12メートルほど高く、
東京23区は勿論、現在のさいたま市の殆どは海の下でした。
千葉と茨城にまたがる「霞ヶ浦」も全く同じです。
「浦」と名の付く様に、
昔は現在の利根川河口流域も含めもっと広大な「内海」でした。
今の湖の姿はその名残であるということも、
地図で見ると一目瞭然ではないでしょうか。
上記もしましたが、日本一大きな関東平野というのは、
利根川や荒川、江戸川に神田川、隅田川に多摩川......
という大きな河川がまとまって注ぎ込んでいるために出来あがった、
堆積土砂でもって造成されて来た平野なのです。



古代、
この関東の地というのは、
見渡す限りの広大な入江と「葦原」だったのです。



グーグルが災害対策用に開発し、
公開している「Flood Maps(フルードマップス)」というツールがあります。
海水面を±◯◯メートルで設定すると、
その状況での海岸線や地形を自在に見ることができます。
それに縄文の昔から記紀神話の時代ぐらいまでの海水面の高さと考えられる
「+10メートル」前後の数字を打ち込んでみると、
やはり現在の東京23区というのは殆ど全てが海の下となります。
興味深いのは、
今より深く内陸に食い込んでいた海の「港」的な場所に
現在の浦和や大宮が位置するということです。
それはちょうど今の横浜や神戸の様な「港」的な場所となる......
ということです。
そして、その港が当時、
国内外の様々な物品や文化の交流拠点となっていたとすれば.......
それは国の重要拠点ともなっていたハズで、
様々な物品や人の検閲的な機能も有していたとも思えます。



そんな古代港の中心をよく見てみると、
現在の「大宮氷川神社」や
「氷川女体神社」「中山神社」などがあります。



大きな内海となる霞ヶ浦においても全く同じです。
その入り江を見下ろす小高い丘の両端には
鹿島神宮」と「香取神宮」があります。
もし、この港が、
国内外との交易における一大重要拠点の一つとなっていたのならば、
この二つの神社は軍事的にも浦和と並ぶ一大要害......
「要塞」となっていたであろうことも容易に想像がつきます。

更に、もう少し北を見てみると。
今度は茨城の中程、
日立のあたりにも今と大きく違う入り江が浮き出てきます。
その入り江の両端には、
やはり入り江を見下ろす要塞の様にして聳える二つの神社があります。

「大洗磯前神社=おおあらいいそまえじんじゃ」
と阿字ヶ浦(あじがうら)、
「酒列磯前神社=さかつらいそまえじんじゃ」です。

その入り江の奥地、
港となるところは地図には「水戸=みと」と書いてあります。
今は内陸である「水戸」はなぜ?そんな名前かというと、
昔はこの場所が「水の入口=水の戸」であったわけです(^^)

大阪も大きく地形が変わります。
淀川は今より大きく深く内陸に食い込み、
今の大阪市は東京23区同様殆どが海の下です。
大阪において面白いのは、
堺市にほど近い現在の住吉大社を「根元」とした細長い半島が
大阪湾に突き出ていた事がわかる事です。
当時、その半島の先端は
奈良や大和へと入るための最重要の要害地となっていたハズで。
そこには、やはり、こんな地名が残っています。
「船場」「北浜」「本宮」「天神橋」「高麗橋」「難波」......
北浜の北とは?何を基準として「北」の浜なのか。
半島の北の先端部分だったのだ......と、とてもよくわかります。
近年発掘された大宮殿跡「難波宮」も何故ここにあったのか?
も容易に理解できます。
その半島の先端部分にある、
現在は都会のど真ん中に埋もれている
読みづらい名前の「アル神社」とは......
当時どれほど重要な社(やしろ)であったのか......
も想像ができます。

そして、この半島を抑えていた河内の強力な権力者とは......
記紀にも記されている「ナガスネヒコ=長髄彦」です。
ニギハヤヒ軍一番の武将で彼の右腕となっていたような神?
人物?です。

ニギハヤヒは「オオトシ=大歳=大年」と呼ばれていた若き日に、
父神スサノオやイソタケルらの兄弟たちと共に出雲や九州の平定を果たすと、
その後さらに国土を広げるべくこの大阪の地にも上陸。
長髄彦(ナガスネヒコ)と組んで奈良、大和へと入ります。
その動きはさらに加速。東へと進んで行き、三河、名古屋静岡、富士山麓、関東
そして日本海側においても本拠地出雲から北陸を周り、新潟、山形......
東北は鳥海山へと海路から降り立ったのかも!?しれません。
でわ!
教科書にある神武東征とは!?
本当は???

......この国の歴史は、
本当に興味がつきませぬのね(^^)かしこ。


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コメント (4)
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