雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

シウマイ弁当

2017-03-31 00:05:02 | 美味い
シウマイ弁当。

モチロン!

崎陽軒(きようけん)でございまする♪(●´3`)

東京駅や新横浜駅から新幹線に乗る時には、もう、ほとんど!
と言っていいほど買ってしまう僕さん定番のお弁当なのでございます。
こいつを買い忘れて乗っちゃったりすると、
ちょっとモゾモゾと落ち着かなくなっちゃったりもして。
ええ。ええ。
それでもって今日は諸用ありまして、
ちょいと新横浜駅に行っていたもので。
帰りにフト思いついて、お家で食べたくなって、
ついついお土産で買ってしまったのでございまする。

このお弁当さんの何が素晴らしいかって......
このヒモ!(o゚Д゚)ノ
紐の縛り方!



このシステマティックで世知辛い世の中で、おそらく、
この紐は人の手で縛ってるハズなのでございます。
この縛り方は人の手でないと無理ではないか?と思うのでする。
マズはですね、こーやってですね、
紐の片方を引っ張るとですね......





一発でホドケルの!(*゜ロ゜)オォォ!
なんだかトテーーーモ気持ち良しぃぃ!!
なのぉぉーー!
この開ける時の雰囲気からして、
このお弁当のタダならぬコダワリを感じられちゃったりするのですの。
僕さんわ。
きっとコヤツは美味しいハズだ......と。
それでもってこのお弁当の容器というのがですね、
実は天然の木で出来ているのですよ。
今回この記事を書きながら改めてネットで調べてみたら、
どうも、コレ、
経木(きょうき)と呼ばれる薄い木の板らしいのですが。
これがまたお弁当の余計な水分をうまく逃してくれて、その上、
ナチュラルな風味をも与えているというスンポーらしいのですね。
ええ。ええ。
しかも抗菌効果までもあるらしく。
スゲーっす。天然木さん。
いわゆる御櫃(おひつ)ご飯っていうやつですな。うん。うん。
マサにそんな感じ。
だから冷めてしまっても、いつでも美味しいのです。
このお弁当。
ということで、早速......オープン・ザ・うわブタ......



で、ココ!
ここヒジョーに大事!
経験的には、開けた上蓋(うわぶた)にはカナリの確率で
ご飯粒が幾つかくっついてくるのでございまする!
ほれほれ。。( ̄ー ̄)今回は少なめですけど。。



本体に本格突入する前に、
蓋裏にくっついてきちゃうコイツをつまんで食べるのが
正式な参拝方法というものでして。
ええ。ええ。
これがまた何だかとて〜も!
オイスィーのでする。。(。・ω・。)何でやろ!?
モッチモチなの。ええ。
モッチモチ。このお米。不思議。。
なんてったって!
アチキは超ディープ・ブルー色!
した鉄工所の家
生まれついたものでして。ええ。ええ。
今もってブルーカラーですし。ええ。
その上、我がお母様は稀代のグルメ王!
と伝承されるよし子さんですし。
ブラックペッパーをお茶の一種と思って育てられましたし。
ケチャップをトマトソースとして崇めてきましたし。
すき焼きの肉は豚肉である!
という文化圏で教育を受けてきましたし。
焼きそばは「シマダヤ」のもの以外は受け付けない体にされましたし。
暑い夏の日のご飯には「水かけ」
なんていう高級極まりない食べ方なども教わりましたし。
オリーブオイルもサラダ油も変わらないのよ!......なんていう、
世に言う「キッチン宣言!」も高らかに聞きましたし。
イクラにも海老にもウニにもフォアグラにもキャビアにも、
決して見向きもしない強靭な精神力と肉体に鍛え上げていただきましたし。
ええ。ええ。
そんな僕さんにとっては、
この崎陽軒のシュウマイ弁当の裏ぶたに着くお米も、
なんだか愛しさ100点満点!に見えてしまうのでする。ええ。
セレブですから。ええ。
そして、お次は.......
この緑色のペラペラさんをおもむろに取り除き......



付属している絶妙な量の醤油さんと辛子さんを取り出しまする。
その後は先ずは醤油から!
シュウマイさんにポチポチとかけて......



そのまま他のオカズにも少しずつかけちゃうのでございまする。
僕さんの場合。( ̄∇ ̄)
それでピッタリ無くなる!ってな感じでして。ええ。



そして!ここで!やっと!
シウマイさんに辛子さんをノセちゃうのでございます。
醤油をキチッ!とシウマイに染み込ませた後で、
カラシを乗せるのが美味しさの秘訣でやんすな。
個人的にわ。



しかし何でしょうか、この定番感。。(・ω・)
もう、これさえあれば、あとはサントリーの黒烏龍茶と、
ドトールのアイスカフェラテMサイズお持ち帰り!
あたりがあれば何もいらないの〜的な。お決まり感覚。
そんな新幹線での車中写真も織り交ぜながら書いてますが......
先ずはシュウマイを一口......



パックンこ!( ´ ▽ ` )ホワわわわ~~
ホタテがはいってるんだってぇぇ~~
続いて!ゴハン!蒸気で炊いてるらしいっす。ええ。
ふっくらとこだわってますな。



で!梅干し!おいちー!
シュウマイお口を一旦リセットォォーー(*´з`)



で!カマボコ!
フォアグラより美味しい!



筍(たけのこ)の煮付け!
キャビアよりおいちー!



時折、付属の生姜や切り昆布をご飯に載せちゃったりして。
バリエーション豊かなご飯攻撃を受けまくりで(●´ω`●)うふうふ





そして!
トリュフより美味しいマグロの照り焼き!&玉子焼き!





鳥さんの唐揚げ!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!



このお弁当に僕の嫌いなものナド一つもないのだァァァ-ーー―!!(`∀´)ノ

星3つゥゥゥーーーーっ!☆☆☆!

Σ(-`Д´-ノ;)ノ?!はぁぁぁぁぁっ!?!!???



こ、こりわぁぁぁぁ!????

この、オレンジ色の物体わなんなんだべかぁぁーーーっ!?!?

なんか!?おそろしぃぃぃーーーっ!?

でも、ここわ、ひとつ。。

コ、コダワリの愛すべきシュウマイ弁当に入っているという一品......

のハズ?

き、きっと......み、見た目ほどグロいものでは......

あ、あるまい、ぞよぉぉ......

さ、最後に、一口、ぱっくんこ、と。し、してみよーかな......

ええええーーーーーーーい!!

清水の舞台からとびおりるのだぁぁぁーーーっ!!



......あれ!?

グロくないね。。

なんだろ。これ。。

甘酸っぱい感じ。。初恋風やな。はつこいふう......

何なんだべ?



......と、
実はつい最近まで食べれなかったこのオレンジ色の物体。
大好きなお弁当の中で唯一、さり気なく残して、
お詫びしながら捨てていたもの......
でも最初に思い切って食べた時、
上に書いたような感じで。
それ以来、いつも最後にデザート的な感覚で食べて、

ごちそーさまーー☆☆☆(´ω`*)

という感じに無事仕上がったのです。が......
今回コチラも、一体何なのか?
ちょーど良いので調べてみました。
僕の味覚経験になかったもので、
よくわからなかったのです。実は。
で、アンズさんですって。これ。
あんず。杏。。



やっぱり初恋のアノ子ォォォォーーーーっ!?



あんずちゃぁぁぁーーーーん!?



ってね。(* ̄ー ̄*)ええ。ええ。
そんな感じで。
今宵もこのポンチキブログ。
この辺で締めとーございます。
悪しからず。

あ、そーそー。
浦和のWAIさん!チタン記事のミスショット発見ありがとうございまチタン!( ´ ▽ ` )39!


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チタンダブルマグ

2017-03-27 00:42:53 | 凄い
スノーピーク(snow peak)社さんの
チタン・ダブル・マグ 300(Titan Double Mug 300)
僕さん溺愛の逸品。(^^)
元々、
 
「外でおいちーお手製コーヒーが飲みたいのぉー......
挽きたてのハワイコナさんとかで♪」
 
なんて思っていた時に、
このカップさんとお知り合いになったのですが。
それからというもの、気がつくと野外は勿論、家の中でも、
このマグ以外は全くと言っていいほど使わなくなってしまった......
なんていうシロモノ。
しかし、このカップ。
見た目や素材感的には、とても
 
「カワイイ♡( ´ ▽ ` )」
 
などと言える感じではなく。
女性にお勧め出来る雰囲気など微塵もなく......ええ。ええ。
とにかく凄いのは
 
「使えばわかる!」
 
と言わんばかりの、そのシンプルな佇まいとデザイン。
作った人の「揺るがない哲学」を感じさせる魂のこもった中身と機能。
その全てがポンチキンな僕さんを魅了するのに十分なオーラを漂わせています。
 
まずもって!
 
恐ろしく軽い!
 
徹底的に軽い!
 
なんてったってチタニウム製ですから!titanium!
 
そして丈夫!ジョウブ!
 
徹底的に壊れない!錆びない!
 
なんてったってチタニウム製ですから。
 
しかも、
 
スノーピークさんというは「永久保証!」
 
なんていう衝撃的な商品保証形態。
 
メーカーとしての自信と誇りとがヒシヒシと伝わってきます。
 
さらに、
使うと便利なのがこの動く取手。
折りたたむとカップの壁にぴったりと寄り添う形状。
茶碗の様にシンプルな形にもできます。
緑茶とかにもすこぶる合う!形。
 
 
両手で抱える様に持っちゃったりもして。ええ。ええ。
この形はバッグやリュックに複数個入れる時もとてもコンパクト。
大きさの違うシリーズのコップを、
コップの中に重ねて小さくスタックも出来ます。
 
 
フックなどに掛けても何の問題もなし。
 
 
それでもってコヤツを買う決定的なポイントとなったのは、
なんと、このマグ、
こんなに小さいのにダブル・ウォール(Double Wall)構造!なのです。
ダブルウォールとは、
カップ全体が内側の素材と外側の素材の2つのパーツからできていて。
その2つの素材の間には空気の入る微細な空間が造られているのです。
言ってみれば魔法瓶のマグカップ版!?
魔法瓶チタンバージョン!?
みたいな。
この空気の層がある為、外気との間に断熱材が入ったような形となり。
保温機能がすこぶる高く、
熱湯を入れて手でガバッ!っと掴んでも全く熱くない。
断熱効果が高いということは当然、冷たさの保持も強力。
氷の溶けるスピードも遅い遅い!で。
コタツで飲みかけてウトウトと一眠りした翌朝にも、
 
「まだ氷が残ってるやんけーーっ!( ゚д゚)」
 
なんていう衝撃で。
特にコーラやお茶関連には鉄分の溶け込みが
スッキリとした後味にしてくれたりもするので、
その辺の相性もバッチリ。
雑味の全くない柔らかな軟水や蒸留水で淹れたコーヒーにも
「スパイス」の様にマブされるチタンフレーバーというのは、
なんだか一味磨かれる感じなのです。
そこへきてダブルウォール構造が功を奏したカップへの口当たり。
空気を入れるために形作られた二層の壁を持つカップの縁は、
自然な丸まりと厚みを持っていて、
口をつけた時にとてもフレンドリーな感触を与えてくれるのです。
この手の金属製マグにありがちな
「口をつけた時の感触の悪さ」
が微塵もない。
何度でもチューチューしたくなる感じ。(〃ω〃)ちゅーちゅー....
 
......いかんですな。
 
書いててなんだかコーフンしてますな。。
 
いかんですな。。
 
ま、それくらい!
小さいながらトテモ凄い逸品なのでする。ええ。ええ。
ダブル以外にも値段の安いシングルウォールバージョンもありますが、
そちらの場合は更に軽い上に「熱」にも強いチタンなので、
もし中の温かい飲み物が冷めて、
 
「もう一回温め直したいなぁ......どしよっかなぁ......」
 
なんていう時にも、
そのままガステーブルにもバーナーにも焚き火にも!
かけれてしまう。
しかし、やはりここは、
借金をしてでもダブルに手を染めちゃう!
っていうのが譲れない心意気ってなものです。
ワガママとも言いますが。ええ。
「一生モノ」とはこのことでやんす。ええ。
それでもって、
このコーヒードリッパーがまたすこぶる完璧な逸品で。
 
 
同じスノーピーク社さんの
「フォールディングコーヒードリッパー(Folding Coffee Dripper)焚火台型」
名前の通り、折りたたみ式コーヒードリッパー。
これがまたすこぶる軽くて、丈夫。流石のスノーピーク。
これよりコンパクトでオシャレで軽いものなども幾つかありますが、
コーヒーを入れる時に「ドリッパーの壁」というのはトテモ大事な要素であって。
なぜならば「蒸し」が効いちゃうから!
でして(^^)
 
 
 
この壁がちゃんとあった上で軽くてコンパクトなモノはこれ以上はなく。
キャンパーさんの趣味嗜好はともかく、
紙フィルター派のコヒー好きさんにとっては
すこぶるご機嫌なドリッパーなのです。
 
 
勿論、バーナーはプリムス(Primus)以外はありえなく。ええ。ええ。
 
 
エベレストに登る様な世界のトップクライマーさん達も愛用する
「命を預けられるバーナー」
とでも言いましょうか。
コヤツは高い標高の低気圧下でも燃焼効率や火力、頑丈さが別格なのです。
平地などでは余裕綽々でティファールみたいに早くお湯が湧いちゃいます。
実はこれ、あの「イワタニ」社製の別ブランドで。
信頼感は流石のキング オブ ガスコンロ会社さん。スゲーっすな。
ケトル(やかん)さんはアウトドアのプロ!モンベル(montbell)さん。
素晴らしくコンパクトで軽く、使い易いっす。
 
 
以前も「修理固成」という記事などで記していたと思いますが、
モンベルさんもスノーピークさんも個人的にはとても
敬愛するアウトドアブランド。
こんなコンビに「わさび」さんもスクスクと育つような
綺麗で美味しいお水と......
 
 
心地よい風景と空気とが......加わると.......
 
 
 
美しい渓流の水をすくい......
 
 
スキーとか雪山だと「頂上」の新雪などでも......イケちゃうし......
 
 
 
パラダイス!.ヾ(*´∀`)ノ☆*+.゚
 
あぁ、俺、今......
 
生きてる!?
 
生きてるよねぇぇぇ!?(* ̄o ̄)ゝおぉ〜ぅぃぃ!神さまぁぁ〜〜
 
 
このカップを見たからなのかどうか......
そのプロダクトクオリティに深く感銘を受けたカノ「アップル社」さんは、
新潟にあるスノーピーク社さんの工場にまでワザワザ見学にいらしたそうです。
噂では!?
実はアイフォンの製造をお願いしに来たとか!?
そーじゃないとか?
中国発注的な安さの製造費でとても受けれなかった!?
とか、なんだとか??
しかしながら、
チタンというのはそれくらい加工が難しい素材なのですね。
ソレをこんな風に美しく、きめ細やかに仕上げられる技術って......
 
「いったいどんな技術なんだ!?」
 
みたいな。
スノーピーク社さんというのはそれくらい素晴らしい会社なワケで。
アップルも一目置く会社なワケで。
スノーピーク社の本社のある新潟県の燕三条という街は、
それぐらい世界に誇れる凄い職人さんの街なわけで。
そんな会社が心血注いで造った渾身のマグカップ。
厳しい自然の中で命を預けれるマグカップ。
先週末もこいつを持ってイソイソとお出かけしてましたし。
アチキの溺愛もかれこれ長ーーーく、続いているのでございます(*´з`)
 
 
この会社の社長、山本太さんは自身が著した
「スノーピーク “好きなことだけ!” を仕事にする経営」
という本の中でこんなことを語ってました。
 
 
「マーケティングはやらない」
「好きな製品だけを作るブランドを構築する」
「スノーピークのロゴマークが入るならば、
スノーピークの考え方がきちんと込められていなければならない。
誰かが作った製品に
ロゴマークだけを入れるのはスノーピークのビジネスではない」
 
 
やりますなぁぁ......(*´ω`*)むぅぅーん。。
 
 
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逢坂徒然

2017-03-23 00:00:50 | 面白い...パワスポ寺社
是れやこの
行くも帰るも別れては
知るも知らぬも
逢坂の関
——————蝉丸

<概意>
これがあの
東国に下る人も都へ上がる人も
知り合い同士もそうでない人も
皆が行き交う逢坂の関なのだな......



誰もが知る「百人一首」の中にある一首。
百人一首(ひゃくにんいっしゅ)とは、元来、
100人の歌人の和歌を一人一首ずつ選んで作った
秀歌選集のことであって、
幾種かの書が存在していたようなのですが。
今に伝わる
「いわゆる一般的な意味での百人一首」
とは、藤原定家が京都、小倉山の山荘で選んだとされる
「小倉百人一首」
を指すようです。



僕のお家にあるその百人一首さん。
今更......ですが、
収められている歌を改めて一通り眺めてみると、
この藤原定家の選者としてのセンスや
バランス感覚というのは敬服に値するもので。
そんな部分も、
定家さんの選歌集が時間のヤスリに削られることもなく、
他の選集より一際輝きを放つものとなっている要因なのではないか......
とも感じます。

そして、冒頭の句は、
記した通り蝉丸(せみまる=蟬丸)さんという方が
詠んだ歌として定家さんに選ばれています。
この歌、他の数多ある優秀な歌の中でも特別の存在感を放っています。
明らかにこの歌だけ異質なのです。

何故か?

この歌。
音楽を志している、やっている、好きでいる......
という方であれば直ぐにわかると思うのですが、
この歌だけ全体を貫いているセンスが明らかに「音楽」なのです。
他の歌は全て、もっと文芸的で文学的なセンスで貫かれています。
勿論、どちらにしても歌に最も大切な「情感」は満ち溢れていて、
その情感は百首全てに然りげ無く、しかし、
しっかりとした統一感を持って貫かれてもいます。
そこは定家さんの選者としての
プロデューサー的センスでもあるわけですが、
そんな選集の中で特別に目立つこの蝉丸さんの歌というのは、
やはりカナリの凄さだと思います。

トテモ音楽っす。

この歌。

スゲーっす。

冒頭「こ」で作られる音韻のリズム。
そのリズムは次の「行くも」の「も」に受け継がれ、
その次の句の「知るも知らぬも」の「も」にまで繋げられていきます。
その間、言葉の影には子音のリズムも組み込まれていて、
「行く」の「ぅ」の繰り返しの登場は、
まるで現代のラップのように歌全体のリズム感の底支えをしています。

そして、仕舞い(しまい)には、
読む者をそこまでノセていたリズムをバシッ!
と裏切るように、切るように、
そんなキメの美学的な「止め方」で終わります。
ソレはとても爽やかな裏切り。
心地よい余韻が残る裏切り。
歌の終わりには他の歌とは一風違ったリズムに乗ったアウトロまでが
逢坂の情景と共に聞こえてくるのです。



スゲーっす。



大好きな漫画「陰陽師」によると!?
蝉丸さんは琵琶の名手だったそうで。
眼が見えなかった方とも伝わっています。
盲目の琵琶奏者「琵琶法師」のモデル
とも言われているような方だとも。

なるほど。

この歌が蝉丸さんのものであるとするならば、

ソレは間違いないと思います。

とても音楽なわけです。

そんな歌にあまりに感服したので、少し前に、
そんな蝉丸さんに会いに行ってみたのです。
彼が住んでいたと今に伝わる
京都府と滋賀県の境にある「逢坂の関」なる所へ。
ま、実は、年明けに記した出雲への初詣に行く前に

「渡したいものがある......」

と。

ソレは出雲で役に立つはずだ......

と。

そんなことを蝉丸さんがアチラの世界から言ってくるもので。
念の為、特別な能力を持つプリリンなねーさんに、
蝉丸さんに関してのことを他の神様からも降ろしてもらい、
確認をしてみても......



「寝ているのだ。安倍晴明が封じたよ。
晴明は、陰陽道を作ったので、邪魔になったのだな。
魔界の助けがあったのだよ。
出してほしいのだよ。
蝉丸だよ。蝉丸という法師がいただろう。
百人一首の歌に書かれているよ......」



なーーーんてことを言い降ろしてくれるものでして。
なので、取り敢えずは!
騙された!?
と思って!?
多くの神々に導かれるまま、
二人して琵琶湖のほとりまで足を伸ばしてみたのです。



賑やかな京の都から薄暗い山道に入り、
盗賊や獣達がちょっと怖い様な薄暗い峠道を超えて、
その峠のピークから少し下ったところ。
道の向こうには大きな内海.....大津の琵琶湖が見えてきます。
湖の左方には比叡山から比良山地が聳え、連なります。
そんなトコロが逢坂の関(おうさかのせき)。
古来より関西と中部、関東を結ぶ要所。
日夜、都からの往来が絶えなかった関所。
蝉丸さんが住んでいた家は、
現在は「関蝉丸神社」の「下社」となって坂の下の方にありました。



鳥居のど真ん中でカラスさんのお出迎え(^^)





お酒と......
琵琶を持って行きましたの!(^_^)



弾きたいだろーかと思いまちて。
ええ。ええ。
ミニチュアですけど。
ケースもついていて良い感じっす。
芸能関係の寄進もチラホラと......



続いて訪れたのは下社から少し峠を登った峠の中腹。
本宮とも言われる「上社」。
突然の雪。
とても激しく降ってきました......









最後の仕上げ!は峠の頂上にある蝉丸神社さん。
本殿前でお酒と、この日最後の祝詞と、
ひふみ祝詞を捧げると......





突然雪がやみ、
背中から太陽が燦々と降り注いで来てくれました。
たぶん......蝉丸さんは世界に戻れた!?なんて?
思ったりもして(^^)



蝉丸さんの不思議なところは
様々に語り継がれているその素性でしょうか。
稀代の偉大なる琵琶法師だったとも。
仏僧だったとも。
本来、醍醐天皇(だいごてんのう)の子供で、
世継ぎのはずだったとも。
真偽の分からない色々な逸話が伝えられています。
そんな逸話は能の定番的演目の「蝉丸」としても有名です。
僕とプリリンねーさんが逢坂の関で蝉丸さんから預かったお話としては、
語られている通り琵琶の名手だったと。

琵琶の師範ではあったが、世捨て人でもあった、と。

源博正(みなもとのひろまさ)は、
京の町からワザワザ逢坂まで琵琶を習いに来ていたと。

その頃、安倍晴明はまだ子供だった、と。

自分を題材にした能の演目に出てくる
「逆髪の姉」は本当にいたのだ、と。

元々は大阪の帝塚山に住んでいた、と。

そこから逢坂に移ったのだ、と。

そして、本当のことは、

後世に封印された、と。

何故か?

自分は「最後の蝉使い」だったから
朝廷や陰陽師から疎まれたのだ......と。

「蝉使い」とは、
蝉の抜け殻でもって吉凶を占える占い師のことで、
亀の骨や鹿の骨での占術は今もわずかに伝わり残ってはいるが、
イルカの骨と蝉の抜け殻での占術は
今では誰も知らないことになってしまった......と。

蝉の殻は、
すり潰して粉にすると様々な病気に効く良薬にもなったと。
蝉丸さんはその調合の知識も持っていたとも。
「蝉使い」とは医師でもあったのだ、とも。

琵琶の名プレーヤーにして良薬の調合師。
さらには政治や個人の行く末の占いも出来る。
そんな超人的な人間であった故に疎まれたのだ、と。
だから自分は隠匿の生活を選んだのだ......と。
目は見えなかった......と伝わっているようだが、
本当は見えていた、と。
見えないふりをするほうが何かと都合が良かったのだ。
歴史から消されたからな......と。



===========================
劣悪な時代だったよ。
民達も大変だったよ。
貴族は常に搾取していたからな。
沢山の民達は、犠牲になっていたよ。
だから、セミで薬を作っていたのだよ。
「蝉丸」という薬だよ。
民達は、琵琶を聞きに来て、薬を持って行ったよ。
繋いでいたのは、琵琶の音だな。
失格だったからだよ。
私はフジワラとは、関係なかったからな。姉もそうだよ。
父は、どうすることも出来なかったからな。
罪なことだな。
政治は罪なことだ。
===========================



ねーさんが正確に降ろしくれた蝉丸さんの言葉。
ねーさんはその後、
1万枚以上の蝉の羽を継ぎ合わせた美しいベールを貰い、
晴れて「蝉使い」の称号も貰ったそうです。
そのうちの一枚は、
我が家の「つかへい」さんが持っていったようで......
僕は、後に「衝立」なるものを頂いたのですが......なんでも、
人様の妬み的感情を跳ね除ける力があるとのことで......( ̄ー ̄)ううーーむ......

平安一の和歌プロデューサーであった藤原定家さんは、
自身の美学として、
こんなスーパーな蝉丸さんの歌は
何があっても外せなかったのだろーなー......と。
僕はそう思うのです。
「イマジン」抜きの「ジョン・レノン ベスト ヒット コンピレーション!」
はありえないだろ.....みたいな。
そんな感覚でしょうか。



先週末。
ワケあって岩手県の方にプラリと行っていたのですが、
残雪の残る美しい栗駒山を見ていたら、
この逢坂に佇んでいる時に降っていた雪を思い出したのです。

神々にもらった衝立の感触を確かめていたのです。

ハネのけてる!?いま?みたいな。( ̄  ̄)

雪とは不思議なものです。

どこか記憶と直結する香りに近いモノも持っているような感じもします。

降り積もる雪は様々な記憶の様にも思えて。

溶けて行く春の雪は、ほどけていく記憶や心の様にも見えて。

溶けて流れ出す水は、生まれ変わった瑞々しい心の様にも思えて。



これやこの
行くも帰るも別れては
知るも知らぬも
雪解けの春
————————amenouzmet


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Gut Feeling

2017-03-19 01:40:30 | 面白い
日本語の「直感」を英語で言うと
「gut feeling=ガット・フィーリング」
「gut」は腸。
「feeling」は感覚。
英語では「直感とは腸で感じる感覚のことだ」と。
そう言っているわけなのです。
直感とは言わば「腸感覚」だと。
いや、超感覚じゃ!......とか、なんとか。
第六感とか、虫の知らせとか、なんとか。
「腑に落ちる」なんてこともそんなことなのでしょうか。



日本語には文字一つ一つに意味を持つ漢字が入り込んでいます。
これを「表意文字」というのですが、
一方で英語やアルファベット系の言葉というのは、
一つ一つの文字に意味などありません。
全て記号的なものであり、音を表すものであり、
意味はその組み合わせでもって作られていきます。
なので「表音文字」と言われるのですが、
そんな特徴があるゆえに、
英語というのは基本的に説明的なわかりやすさを持っていたりします。
日本語は逆に、リスクとして、
「文字を見ればわかるでしょ?」
的な相互理解前提の上で初めて成り立つような難解さが
生まれてしまっていたりもします。



時折、英語の方が物事の本質や真実を表している、
突いている、
ということがあるワケです。



お馴染みのミミズさん。
この星で最も原初的な生き物の一つです。
その体は見ればわかる様に、
そのほとんど全てが「腸」で出来ています。
腸そのものがミミズさんとも言えます。

この星に誕生した最初の生命は
「原始の海」で生まれたバクテリアだと言われていて、
その生命活動はエネルギーの合成と消化、吸収でした。
それが環境適合して、その能力をどんどんと大きくしていくと......
ミミズさん的な生物になるワケです。
蛇さんとかもそんなタイプであって。

生命として生きるために必要なことを行う機能は自動化もされていて、
それが「本能」とも言えます。
が、やがて生命の進化とともに体も大きくなって、機能も多様化し、
複雑化もしていくと、それらを効率よく管理し、
統制もしていく機能も本格的に必要となってきたりもします。
それで、腸はその為の機能分化を起こしたのです。



それが脳です。



脳とは腸から生まれたのです。



だから腸と脳は似た姿をしているというワケです。



というか、体の全てが元々は腸だったのです。



脳は腸の子供。



エネルギーの合成、消化、吸収、代謝、解毒、造血、排泄......



腸には、生命維持に必要な全ての機能があります。



生命の本質的思考、判断能力、
本能の様なものは腸にあるというワケです。



I have a gut feeling that......
俺のカンだとさ......



What's your gut feeling?
君は直感でどう思う?



日常よく交わされる会話にも、
実はこんな意味が含まれていたりします。(^^)



そして、個人的に思うこの話の面白いポイントというのは、
「直感を磨くには腸を健康に保っておくことが大事」
ということが含まれているのではないか......ということです。
女性の方が直感に優れているということも、
男性にはない子宮という器官にその因の一つがあると思うのですが、
子宮も腸から派生した腸に近い器官であって、
そもそも人の胎児も腸から形作れていきます。
人間は腸の中で腸から生まれ、へその緒......
腸の管でもって成長していくというワケです。
腸を正常に保つということは生命にとって基本の「キ」であって、
脳以外の原初的な感覚......
大事なカンや閃き(ヒラメキ)、虫の知らせ!?
などを磨くことに繋がるのかもしれません。



しかし、なんでこんな話をしているのか?と言いますと。
実は最近、神様からまた不思議なメッセージをいただきまして。
それは、ハワイ諸島のカウアイ島に行く時だったのですが......



「シンデレラの靴のレストランに行くといい」



と。例によって例のごとく、
神々の言葉を正確に降ろしてくれるプリリンねーさんからも言われたのですが、
例によって例のごとく、全くもってワケわからず。
ナゾナゾの謎(o゜ー゜o)??
何かの役に立つものなのか?
意味があることなのか?
そんな場所が本当にあるのか?も、
いつもの様にわからないのです。

でも、とにかく。

ヤレるだけのことはヤッてみようかと。

カウアイ島をグルグルグルグル、ぐるぐる......と、
一通り回ってみたのですが、
結局そのレストランはわからずじまい。
しかし、その場所は日本に戻ってからやっと

「ピン!」

としたヒラメキがあって。
今はそこが何処なのか?はちゃんとわかってはいます。

「今になってかよ......」

と、ソレはちょっと悔しくもあるのですが......しかし、しかし、
僕が今回カウアイ島に行った一番の目的というのは、実は、
フラ(hula)の生まれた聖地を訪ねることであったので、
その目的に関しては感動的にも奇跡的に果たすコトが出来ました。

なぜ奇跡的か?

というと、その場所は今は原則立ち入り禁止になっている......
とも聞いていたもので。
行ってみると確かにちゃんと警備員さんもいましたし。

ソコにどうして入れたのか?

なんてお話しは、また今度ゆっくり記そうと思いますが、

ただ、幸運にも訪ねることが出来たそのフラの聖地は、
とても靴でズカズカと入れるようなトコロではなく、
裸足になって、激しく感動もしていた僕は、その時、
神様から不思議なものをいただいたのです。



その聖地で頂いたモノというのが、なぜか?
カウアイ島に行く前に神様に言われていたシンデレラの靴。



......まぁ、それは、いつものごとく、
現実的に見える様なものではないのですけど。
何の役に立つものか?も、わからないモノで。
でも、とにかく。
僕はその時、天から舞い降りる様な感じでソレを頂いたのです。
勿論その靴はフツーにはちょっと見えにくく、
本当にあるのか?無いのか?
よく分からなくて、夢の様なものでもあるのですが、
確かにちゃんとキラキラと輝く「ガラスの靴」ではありました。



「なるほど。シンデレラの靴というのはガラスなわけね。
そっか。ま、そーだよな。。」



そして東京に戻り、この靴を貰ってからというもの、
どーも、僕は、
カカトをつかないで歩く様になっているのです。
動物みたいに。
というか、そうしたくなる衝動がとても強烈で。
仕事に行く時と帰る時にはつま先で、
まるでハイヒールで走る時の様な?感じで歩いているのです。
もうかれこれ二週間以上。

すると、一つ明瞭に解って来たことがありまして。

それが、実は、つま先で歩くのはとても腸にイイ!ということなのです。
正確には、
腸の動きをサポート出来る下腹部周りの筋肉や筋力を自然と鍛えられる......
ということなのですが、
足裏の蹴る力や「ふくらはぎ」がかなり強化もされるので、
心臓から一番遠い所から戻る血液の動きを活性化することも出来ます。
さらに、
その上にある膝裏のリンパ周りの筋肉もしっかり鍛えられてきました。
そして股関節周りの微細な筋繊維から、
そこと繋がっている感覚のある背中側、腰の裏側的位置にある
背骨周りの細かいインナーマッスルも強く鍛えられてきた感覚もあります。
意外や意外、頂いた「ガラスの靴」とは、



「もう少し腸を大切にしろ!」
と。
「もっと腸をしっかりと意識して、正常に保ち、
直感力をもっともっと磨くのだ!」
と。
「簡単に “気” を上にあげるな!」
と。
「怒りっぽくなるぞ!」
と。
「不要な焦りや緊張が生まれやすい心体になるぞ」
と。
「脳で考えすぎるな。腑に落とせ。もっと腹で考えろ」
と。
「第一の脳とは本当は腸のことなのだ!」
と。
「腸を正常に働かせろ。その動きをサポートする力をつけろ」
と。



......どーも、そういうメッセージでもあった様なのです。
この、藤田絋一郎さんの「脳はバカ、腸はかしこい」という本も、
靴を頂いてから導かれる様にして出会い、
思わず「直感=Gut Feeling」で買ってしまいました。



読んでみると、なんだか、
神様から言われたことを裏付ける様なことが沢山書かれていて。
ちょっと感激してしまった次第なのでございます。
今日もヨーグルトを食べて、
駅までつま先で歩く僕なのでございます(^^)



フラの聖地に行くために履き降ろした、新しいシューズ
フラの生まれた地では裸足で佇んでいましたが、
その真下にあるビーチでも、なんとなくガラスの靴を感じつつ、
ずっと裸足でプラプラとしていました。
シューズの中には小さな小人の様な妖精さんが......
ミエル人には......見えるのでしょうか。。
なんだか、とても好きな写真なのです(^^)


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カウアイ珈琲

2017-03-15 00:23:10 | 美味い...珈琲
プロフィール含め、
これまでもケッコウ記してきた僕さんの「コナ珈琲」愛。
自宅で本を読んだり、
ウェブやビデオを見たりしながらユックリと飲む大好きなコーヒーというのは、
なんだか宝物のような感覚で。
僕にとってそんな時間は、
学生の頃から今に至るまでとても大切なものであって。
いつも

「ホッ......」

と、心癒される時間でもあります。
キッチンに立って、
大好きな豆の入っているパッケージを開けて。
その瞬間から部屋に広がる香ばしいコーヒーの香り。
必要な分だけをスプーンで取り出し、ミルに入れ、
時々の飲みたいテイストとなる様に粉の荒さをイメージして。
そうして豆を挽き出すと、
その香りは更に大きく空間に膨らみ出ていって。
それはコーヒーの匂いなのだけれど、どこか海や風もイメージが出来て。
そんな所こそが、
味とともにコナコーヒーのとても好きなところだったりもして。
そんな香りをクンクンと楽しみながら、
一方で美味しいお水でお湯を沸かし。
ポテポテとユックリ、丁寧に、そのお湯を落とし淹れるコーヒーの時間。
ソレはなんだかとても贅沢なのです。

リセットの時間。

至福の時。

そんな感じ。

そんなコナ・コーヒーさんのことは、
「ハワイ島徒然」という記事の末尾にもちょっと纏めていましたが、
時折、フト興味をそそられた違うコーヒーになっていたりもします。
つい最近まで飲んでいたものも、昨年末に記していた、
バリ島で買った「WILD KOPI LUWAK(ワイルド・コピ・ルアク)」の
「AUTHENTIC(オーセンティック)」という豆となっていたのですが、

それもしっかりと飲み終わり、
今週からはまたハワイの豆に戻りました。
今回新たに卸したのは、
同じハワイの豆でもハワイ島のコナではなく、カウアイ島の豆。

とても貴重な豆さんなのです(^^)

そろそろコナ・コーヒに戻りたいなぁ......
という時に、またまた寄り道をしてしまいましたが。
今回も農園に行ってじっくりと試飲して選んだ豆さんなので、
その味に関しては大納得のセルフご満悦♪
パッケージを開けるのがとても楽しみで、楽しみで。





「カウアイ・コーヒー・カンパニー」の経営するコロア農園さん。
カウアイ島で一番のコーヒー農園......と聞いていたのですが、
行ってみると、なんと、全米ナンバーワン!
の大きさと収穫量を誇る農園なんだそうです。
ここ以上に大きな農園はコナにもマウイにも、
アメリカのどこにも無いそうで。
コーヒーの木が広がる農園は広大で中に入っても端が見えません。



コナコーヒーと違って山肌の急斜面でなく、
なだらかで平らな土地にある農場。
山の中腹でないので海も間近。
農園の写真をお借りするとこんな感じ。



これだけの大規模農園で、しかも平地にあるわけですから、
コナと違って機械化が進んでるようで。
「手摘み」というわけではない様です。
それでなのか、コナよりはちょっと商業的な空気感も強くあります。
ビジターズ・ハウスにはカフェもあって。



それでもってこの農場の先の山、
カウアイ島の中心にある「ワイアレアレ山」というのは
「地球上で最も雨が降る」場所なのだそうで。
記録では350日雨が降り続いた年もあったそうです。
山上は一年中霧、雲に覆われている感じ。
なるほど......雨量もコナとは全く違うわけでやんすね。
ちなみに此方が幸いにして綺麗に見ることができたワイアレアレ山。
スコールで濁った川の先、写真中央にそびえる峰々のある山です(^^)



ハナレイ・ビーチから見える山。



なんか、左の峰に神様いるっす(@ 。@)ooo-ui!
山頂から山一つ、全部滝に!なってるし......



とかナントカつぶやきつつ、
試飲コーナーで色々な豆やローストを飲み比べてみると......



フーーム......
やっぱりコナとは全然違う。カウマウイとも違う。
なるほどー......なんだか流石に雨の多い地。
「水」の様なスムースさ。
どこにも引っかからない。
ハワイのコーヒ特有の香りの高さと癖のなさと軽やかさは全く同じだけど、
コナと比べると香りの中にちょっと風は感じない。

でもその飲みやすさと喉越しの柔らかさは突出してる感じ。

サラサラの水の様なコーヒー。

決して薄いとか、味気ない、とか、そういうことでなく。

スムースさという点ではハワイのコーヒーの中では突出しているかもしれません。

もちろん!嫌いでない!(o゜◇゜)ノ

おいちー!

お買い上げー!(*´ー`)

とてもスムースなのでローストは断然ディープ・ローストがバッチリな感じ。
中でも、個人的には、この
「エステート・リザーブ=Estate Reserve」の
「ロースト・マスターズ・チョイス=Roast Master's Choice」と、
「カウアイ・サンライズ=Kauai Sunrise」が、
とてもカウアイコーヒーの特徴が出ている感じがしましたの。
お友達の分もおくんなさいましーっ!(^^)オホホホーッ♪



今回開けたのは「ロースト・マスターズ・チョイス」ですのよーっ♪



癒されちゃうどー!(●´∀`)オホホホーッ♪


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金地螺鈿毛抜形太刀

2017-03-11 00:02:59 | 凄い
今週の日曜までやっているようなのですが、
1月から東京、上野公園の国立博物館で
「春日大社 千年の至宝」
という特別展が開かれていました。

なんでも、大社では昨年
「式年造替(しきねんぞうたい)」
と呼ばれる20年に一度の社殿の建て替えや修繕が行われ、
それがちょうど60回目という節目だったようで。
それを記念しての展覧会の様でした。

春日大社といえば、
平安の昔より天下を治めた「藤原氏」の氏神を祀る本拠。
現在、茨城県にある鹿島神宮から、奈良県に、
「武甕槌命(たけみかづちのみこと)」
を鹿さん達と共に遷座させ、造営した巨大な神社。
その所有物は国宝や重要文化財級のものばかり。
数も沢山すぎてよーわからん......
鹿さんに至っては広大な奈良公園の主ともなっていて。
カッポカッポで、せんべいもガッポガッポで......ってなくらい、
往年の藤原氏の栄華の「モノ凄さ」はちょっと圧倒的でして。
圧倒的すぎて......ヒドくね!?
って思っちゃうぐらいスゴイ。

ということで。
上野にオフィスを持つマーケッターのJさんと共に、
年明け早々に市場調査!
ってな言い訳でもって見に行ってみたのですが......
博物館前でイキナリの歓迎!?
太陽さんと虹色彩雲攻撃が......





「やぱーり、アットー的でんな。Jさん......( ̄ー ̄)」

「相変わらずアホウ的ですね。uzmetさん......( ˙-˙ )」

でもって、僕らのお目当はコチラ。
「金地螺鈿毛抜形太刀(きんじ らでん けぬきがた たち) 」
勿論!国宝!







撮影禁止だったので写真はネットから拝借。お許しを。
雀さんやら猫さんやらまで細々と描き込まれています。
最早、黄金の芸術品。
刀というよりは祭祀の道具。



僕らが展覧会スタート早々に駆け込んだのには訳があって。
この宝物だけは特別過ぎて、

「長いこと貸さないよーーーん( ̄^ ̄)」

ってなことで、
2月半ばにはもう見れなくなっちゃうのだとか。
なので早々に、と。
当然、他の宝物さん達も凄いことこの上なし!なのですが、
僕ら的には実は、以前、
グウの音も出ないほど圧倒された印象深き展覧会
「大神社展」
なるものでその殆どを見ていたもので。
今回はとにかく、その時も貸し出されなかった、
この国宝中の国宝!
「黄金の太刀」が見たかった!
という訳なのです。



まぁ、ですね。



感嘆でちた。



息が止まって、鼻水が出ちゃうくらい。



圧倒的な「美」と「凄み」でございました。



「大神社展」の時に見た石上神宮(いそのかみじんぐう)
「七支刀(しちしとう)」同様、
この太刀は、もはや、人のものではないですな。
ええ。ええ。
なのでお土産も、
会場で見つけたこんなミニチュアレプリカキーホルダーさんをば。
ええ。ええ。



デワデワーーー( ´ ▽ ` )ノ......っと、
ここで終わると「雲完」っぽくない?かもしれないので。
最後に少しだけ「太刀(たち)と神様のお話」をば。



一般に「刀剣(とうけん)」と言われるものは、
大きくは3つぐらいに大別して話すことが出来ます。

①剣(つるぎ)
②太刀(たち)
③刀(かたな)=打刀(うちがたな)

上から順に古いイメージです。
剣は両刃。
斬る!というより突き刺すイメージを強く持てるもの。
西洋的でもあり、
フェンシングのソードなどもこの方向のモノ。

太刀は片刃で、
背に「反り(そり)が付いているものです。
円運動を意識して付加されたシナリは
「馬上」からも抜きやすく、使いやすく。
長さもやや長め。
切刀面が浅く、薄くも取れるので取り回しもよく機能的。
引く動作もしやすい。

刀は地上戦用に太刀の背のシナリを取ったもの。
直刀的な形。
所謂、日本刀もこれ。
正式には打刀(うちがたな)と呼ばれます。
江戸に至るまで広く使われた武士の刀でもあり、
対面を意識しているので短め。
しなりを戻した直線的な背は刃には力が伝わりやすく、
まさに「打ち込み」やすい。
絶妙に残したカーブは突き刺すという型も取りやすい。

今回、僕さん達がジーーっと見に行ったのは、勿論、
この内で言えば②番の太刀。
展示の仕方は刃を下向きにします。
それは、本来的にも、太刀は携行する際に刃を下向きにして、
紐や器具を使い腰に吊るして持つものだったので。
逆に、刀の場合は刃を上向きにして展示します。
武士さん達はそうやって持っていたからですね。
ええ。ええ。



で、です。

神様は、って言うと、

本来、こんな危ないものなんて使いません。

必要ないし。

しかし、力を「現す」ために、

宿ったりするために、

必要だったりします。

それは、正す、判断する、と言うことの象徴として。

力の象徴として。


真実を貫く!刺す!ということの意も含めて使われたりもします。

決して、人を殺める、斬る、と言うことではなく。

するってーと......

この中では断然①番の「剣(つるぎ)」なわけです。

ズバッ!とジャッジし、天地を貫き、突き刺しちゃうわけです。

なので、太刀や刀には神様は宿りません。

「宿ってる〜♡」

なんて思うときは......

コワーイものかもよぉぉぉー( ̄+ー ̄)

しかし勿論、そこにはちゃんと存在の意味もあって。

人霊や生霊、ちょっと怖いモノモノを斬る!退治する!

って時は太刀や刀でございます。

その方が切りやすい。力を及ぼしやすい。

何故?って、人を斬るために進化したモノですから。

コワイですね〜〜(*´ω`*)

ポンポコですね〜〜(*´ω`*)



さてさて、
ちょっと嫌な気配を斬りたいときは、
なので太刀や刀をイメージしてください。
霊とかレイとかオバケとか。ナンマンダブ〜とか。
剣ではダメです。

神様に何かの思いを捧げようと思うとき。
太刀や刀をイメージしてはいけません。
剣でございます。

大地から、真っ直ぐ、天へ向けて両刃が立っている剣です。
地に刃を突き刺している剣でもなく。
人を斬るための剣でもなく。
何かを正すための剣。
それをイメージするのです。

なので我が家の神棚にある出雲の剣さんは真っ直ぐで。
九州の某神社で神職の友から頂いた有難き砂にビシッ!
と突き立っていまする。



よく正されちゃうのですね〜〜(T . T)

いつもキビチーのですね〜〜(T . T)ぶぇ



興味深き刀剣の世界。
過去に記したこの辺りのお話も以下にまとめておきます。
もののべ 2
剣(つるぎ)
名刀



そして、本日。
3月11日という日に対しての思いも、ここに置いておきます。
国破れて山河あり
ポプラさんと桜さん
少しでも
1月17日
パン
強く強く


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ハワイ島徒然

2017-03-07 00:04:37 | 凄い...パワスポ寺社
「————偶然にも来月、ハワイ島に行きます!
初めて行くのですが、マウナラニベイに4泊します。
来週から行くのに、まだ何も決めていなくて。。。
お友達のリクエストはマウナケアの星空と、
キラウェアの溶岩のみなんです。
これから計画をするので、uzmetさんのブログで予習して、
できれば国武さんに行けたらいいなぁと、思っております————」



......という様なメールをブログ読者の「hiroさん♀」から頂きまして。
ちょーどこれからカウアイ島に向かおうかという時に。ええ。ええ。
危うく行き先を「ハワイ島に変更!」なんてナリかけたのでやんすけど。
でわでわ、
せっかくなのでハワイ島の「大好きポイント」の話をば、少しだけ(^^)
「少しだけ」と記すのは、
僕が愛してやまないハワイ島というのは少々大きく、
見所もあまりに多く、深いので、
こんなブログ一回ではトテモ記しきれないのでございます。
神様にココで書くことは硬く止められている正真正銘の聖地!
なんて場所もありますし。
ですので今回はハワイ島の徒然記事の「基本編」ということで、そこわ!
hiroさんにはお許しを願いたく。
末尾にはこれまでチロチロと触れてきた
ハワイ島関連の記事も纏めておきますので。
なにとぞ。(^^)ええ。ええ。



先ずは.....フムフム......と。
キラウエア巡りとマウナケア山頂でのサンライズ&サンセットなどは
ツアーガイドさんにお任せで良いでやんすね(^^)ええ。ええ。
マウナ・ケアにはきっと「スターガイド」なんていう
星空の解説をしてくれる人がついてくれるでやんすから。
きっと楽しいでやんす。
ちなみにマウナケアのツアー会社さんでは断然!
この会社さんがオススメです。
太公望=Taikobo」さん。
ここのボスはハワイ島の神様に愛されている素晴らしき神人さんです。ええ。
間違いなし。

そして、お泊まりの場所によっては話したい場所も変わるので......
えーっと......マウナラニ......ですか。
ということはリゾートタウン「ワイコロア(Waikoroa)」
のちょっと上(北)ぐらいっすね。
とても良いとこっすぅ(*´∀`)
この地にお泊まりの場合、先ず押さえたいのはすぐ近くにある、
そのワイコロアの
「クイーンズ・マーケット・プレイス=Queen's Market Place」
でしょうか。
ココには食品や日用品のスーパーも、
お土産屋さんもレストランもカフェもファストフードも服屋さんも全てあるので、
お泊まり中、何か困ったことがあっったらココに行けば大抵は解決!
でやんす。(^ν^)
とてもおおらかで新しい観光タウンなのです。
フラのステージなんかもあります。





でもって、ハワイ島ではレンタカーが基本で便利なんですけど、
朝、もし、晴れそうだったら、日の出の一時間ほど前。
まだ薄暗い時間にホテルを抜け出し、
ホテルエリアを出たすぐ前の国道19号線を少しだけ北上。
270号線と交わるT字路の手前あたりにおもむろに車を止めるのでやんす。
この辺りは右手にハワイ諸島最高峰、
標高4205メートルの霊峰マウナ・ケア(Mauna Kea)と、
4169メートルのマウナ・ロア(Mauna Loa)の双方を望めて、
左手には太平洋の大海原を雄大に見降ろせる!なんていう場所なのです。
この地に夜明け直前に佇んでいると......
夜の闇から徐々に明るくなって行く薄青白の空がマウナケアとロアを大きく、
優しく包んで行き、その山の背後からだんだんと、少しずつ、
オレンジ色の太陽の気配が眩い光線となって現れてきます。
すると......



標高4000メートル級の山の陰が!

大空に映るのでやんすぅぅぅーーーっ!(*´∇`*)/

キャァー!キャァー!

ホーホケキョー!

ありがたいのでやんすぅぅーー♪ヽ(´▽`)ノ



もし、この風景が見れましたら、きっと、しばし、
時を失うことこの上無しなのです。
マウナケアの頂上にはツアーで行くとは思いますが、
頂上では地上に影が見える時があります。
でも下から見る4000メートル級の山の影というのは、
頂上では味わえない背筋ゾクゾクの風景なのでやんす。
感涙の風景なのです。ええ。ええ。

この朝イチの風景を見てからまたホテルに戻って朝食を......
なんてことも十分可能な距離でやんす。
そして、この場所からもほど近く、
西岸北方のホテルから行きやすいマストポイントと言えば!
断然!ココ!
「ワイピオ渓谷=Waipio Valley」



間違いなし!
聖地も聖地。
完璧!絶賛!涙こぼるる!
体も軽くなって浮きに浮いちゃう!よーな、
ハワイ島でも屈指の癒やしポイント。
スゲーっす。必見!す。
イルカの神様もいるっす!?



ハワイ諸島では基本的に北東方向から貿易風が吹いてきます。
なので、天候は全てこの風の向きや地形によって左右されてしまうのですが、
このワイピオ渓谷のあるところはまさにその北東のピーク。
ここから風がハワイ島に乗り込んでくるのです。
なので、ちょっと雲が多い、雨も多い場所ともなってしまうのでやんす。
今は雨季ですし、特に午前中、早い時間はうっすらと曇ってたり、
雨だったりすることも多いので、
10時から12時ぐらいの間に訪れるのが一番珠玉の時間帯でしょうか。
とにかく、もしココで晴れていたら、泣けちゃいます。ええ。

「カミサマぁぁ......アチキ負けないよぉぉ......(T . T)ぶぇ」

なんていう感じです。
そんなワイピオ渓谷へ行く途中、もしくは帰り道。
ちょいと一休みで寄りたいのが、
ホノカア(Honokaa)という町の外れにある
「テックス・ドライブ・イン(TEX drive in)」



このお店のマラサダ(MALASADA)はハワイ島の定番中の定番。
美味しい本場のコナ・コーヒーと一緒に「ホッ」と、
一息つけるお店です(^^)



それでもって午後のひと時は、ホテルのすぐ近く
「ハプナビーチ=Hapuna Beach」
が最高っす。
全米屈指のリゾートビーチ。
毎年のアンケートでも必ずトップ3に入るようなビーチ。
ココでユターリと過ごすのでやんす。
このビーチの雄大さはナニモノにも変えがたいでやんす。
360°で撮影したくなるイメージ。
雄大という言葉の意味がよくわかるのでやんす。
ハワイ島は新しい島で、まだまだ火山が噴火し続けている島なので、
黒い岩場のビーチが多いのですが、その中で、
ココは真っ白いサラサラなリゾート系の砂が味わえる貴重なビーチです。
素晴らしいっす。
大好きっす。





その後、ホテルに戻るもよし
先ほどのワイコロアで過ごすのも良し、なのですが、
お土産や夕ご飯とかどーかなー!?という時は、
ビーチを早めに出て、ハワイ島一番のニギニギタウン
「カイルア・コナ=Kailua Kona」
などに行くと夕方から夜まで楽しく過ごせると思います。
カイルアコナで「個人的に」大好きなお店はここ。
「THE FiSH HOPPER=フィッシュ・ホッパー」さん。
「キングカメハメハホテル」や
「カントリーサムライコーヒー」店の直ぐ側に有ります。





海に面していて、とても居心地のいいカジュアルなレストラン。
綺麗な夕陽も眺められます。
なので夕方ぐらいはつもとても混みますが、
シーフード料理はもちろん、ステーキにパスタに、と、
何を頼んでも安定の美味しさ。
夜にはバーとしても良い感じ。
僕さんはハワイ島にいる時はほぼ毎日?というぐらい、
ここでご飯食べてたりします。
とてもお気に入りなのです(^ν^)



このクラムチャウダーはハワイ島で賞を取ったこともあるらしく、
ステーキ!はとても美味しいです。



あと、地元の友人に教えてもらったお店、
「KONA INN RESTAURAT(コナ・イン・レストラン)」さん。
コナの街の真ん中辺りにある
「コナ・イン・ショッピング・ビレッジ(Kona Inn Shopping Village)」
の中にあります。





ここの
「カラマリ・ストリップス(Calamari Strips)」
は二種類のディップで、どちらの味もすこぶるご機嫌す(^ν^)
海際のテーブルを無理やりゲットして、
ビールと一緒に楽しむのがサイコーっす。



......そんな感じで、やっぱり記し出すとキリがないので、一旦はこの辺で。
とにかく、島ではレンタカーが楽チンでやんす。
機動性の確保が広いハワイ島を楽しむ秘訣でやんす。
タクシーレンタル等もあるかもしれませんが、
お金もケッコーかかちゃうと思います。
オアフ島の様にバスやらタクシーやらがバンバン走っている
都会的な島ではないのでやんす。
全てにおいてちょー原初的な島。
島というのはこういう風に出来ていくんだ.....へぇぇ......
なんて場所でやんすから。
先ずは自力で回れる力を確保する方がお金も安く済むのでやんすね。
しかし、もちろん無理なくで。
全てタダの僕の個人的好みですから。(^ν^)
hiroさんスタイル&ペースで楽しく過ごしていただければと。

hiroさんと言えば!?

そーいえば、ホテルの反対側、
島の東岸にはhiroさんと同じ名前の
「ヒロ=Hilo」
というハワイ島で一番の人口と美しい街並みを誇る街もあります。





ちなみに、そのHiloの街のマニアックな大好きポイントとしては、
街の中心にある「ココナッツ島」と呼ばれる出島の端っこ。
そこに、こんな風情ある石造り風の塔があります。





ココは写真にも写ってるように、
地元のチビっ子達の良き遊び場となっているのですが、
そんなちびっ子達と一緒に塔の上に立つと、
こんな小さな岩の島が目に入ります。



この小さな岩場。
海の真ん中にありつつも幾本かの木が立っています。
分かる人にはすぐに分かると思いますが、ココ。
神様降りちゃいます。ええ。
女神さんです(^ν^)
ここには日本の神様も時折来ている様なのですが、やっぱり女神様で。
だいたいは宗像三女神の皆様。
特にタゴリヒメ......さんとか。
ハワイ島やヒロの街は日本との縁がとても深い街なのですが、
そのことの秘密、秘訣も、ここにあるように思えるのでやんす。
そんなことを示す様に!?出島の向かい側、
ハワイ王国8代目!、最後の王、
「リリウオカラニ=Lili‘uokalani」女王さんの庭園にはなんと!
鳥居!や狛犬!







などもあるのですが、
そんな鳥居の先に位置する場所が石造りの塔でもあって、
心も和むスポットなのでございます。
ヒロの街は島の西岸からは最も遠いところにもなりますので、
もし行くなら丸1日見ないとチョイとバタバタになるとは思います。
念のため。

その他、
コーヒー系を中心とした諸々の与太話は以下のリンクに纏めておきます。
リンク含めて本当に個人的で基本的なスポット話となりますが、
もし気になったところがあればhiroさんの旅路に加えてみてください。
ポンポン。

でわわ!

そんなこんなでお気をつけて!
行ってらっさい!
hiroさん達が豊かで、やすらぐ時間を過ごせますよーにー♪(^ν^)



【ハワイ島、過去記事リンクス】
・「PEABERRY」→→グリーンウェル・コーヒーと農園。
・「ほっ...(´。` ) =3」→→ドトール農園とUCC農園。
・「2016」→→コナ・マウンテン・コーヒーのショップ。
・「ホナウナウ」→→プウホヌア・オ・ホナウナウとコナ・ヒルズ・コーヒー。
・「(T . T)ぶぇぇ」→→カウ・コーヒー・ミルと農園。
・「縄 -なわ-」→→マウナ・ロア。
・「余所行き」→→ブッダ・コーヒー。
・「スターフルーツと珈琲」「」→→国武さんとカントリー・サムライ・コーヒー。ショップ。
・「せんせーい!」→→アイカネ・コーヒー。
・「右ですか?左ですか?」→→ロイヤル・コナ・コーヒー
・「らぶりーっヽ( ´ ∇ ` )ノ」→→アリアナ・ファームズ・コーヒー。
・「まわし者か!?」→→シオノ・プレミアム・コナ・コーヒー。
・「どーなつ」→→コナ・ヒルズ・コーヒー。
・「雨の森」→→コナ・レインフォレスト・コーヒー。


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2017-03-03 02:50:40 | 面白い...映画/音楽
「タクシードライバー(TAXI DRIVER)」
僕が名優「ロバート・デニーロ=Robert De Niro」さんを
最初に知った映画です。
この作品に胸を打たれた僕は、
見終わった後すぐ上の写真と同じポスターを購入。
そのポスターはホンノつい最近まで、ずーーーっと、
20年以上もの長きに渡り自分の部屋の片隅に飾られていました。
今現在は実家の部屋に飾られています。

そして、この映画ではもう一人、
僕が多大なインプットを受けた人と出会えまして。
それが監督の
「マーティン・スコセッシ=Martin Scorsese」さん。
以降、この方の映画は漁るように全て見させていただいております。
僕の大好きな監督さんの一人。(^^)
そんな大好きな監督さんの最新作が先日から公開されていました。
タイトルは「Silence」
日本語では「沈黙 —サイレンス—」と表記されていました。



原作は言わずと知れた遠藤周作さんの名作小説
「沈黙」



江戸時代のキリシタン弾圧の実態と、
その最中に日本に渡ってきた従順で
孤高なるキリスト教宣教師達の過酷な物語。

「壮絶」

そんな話を、とにかくまっすぐに見つめ、描いてみよう......
というようなところも「タクシードライバー」の頃から変わらない
スコセッシさん「らしさ」を感じさせる作品でした。
見終わった後は満員の大きな劇場が完全に静まり返っていて。
皆、それぞれ何かを深く考え込んでいるような空気に
包まれていました。

今見たこの映画を、
この物語を、
自分はどう捉えたらよいのか?
どう考えたらよいのか?
いや、そんなことは考えなくてもよいものなのか?

そんな気配が空間を支配し、
それはタイトルの通り「沈黙」となって劇場を漂っていました。
こんなふうに、
エンディングロールが終わるまで誰1人席を立たない、
立てない、
というような映画は......久しく見ていませんでした。
本当に久しぶりに、
どこか心が打ちひしがれてしまう映画でした。



「踏み絵は形だけだ。
踏み方も自由で良い。
そっと触るだけでも良いのだ。
それで自由の身だ......」



九州、筑後守の通訳の役で出ていた
浅野忠信さんが言っていたセリフ。
見ていて息がつまったこの言葉は、
まるでこの国の「何か」を表しているような、
僕らの心の中に潜む何かを表しているような、
そんなセリフにも思えました。
遠藤さんの原作に書かれていた名文も
鮮明に思い出されました......



「人間がこんなに哀しいのに主よ、
海があまりにも碧いのです」



スコセッシさんが今回描いていくれたのは、
もしかしたらこの文章そのものなのかもしれない......と。
ちょっと哀しく、切なく、やり切れなく。



そんな感じで、
今年の2月は他にもとても良い映画が多かったように思います。
特にこれ。
「ザ・コンサルタント」
原題は「THE ACCOUNTANT」
監督はギャヴィン・オコナー(Gavin O'Connor)。
「予想外」に良かったのです。

主演のベン・アフレック(Ben Affleck)さんは当たり役か!?
シリーズ化とかあるのかな?
気になる終わり方でしたが。
僕的には意外なヒット。

それとこちら。
「ドクター・ストレンジ」
原題は「Doctor Strange」
監督はスコット・デリクソン(Scott Derrickson)。



マーベル(Marvel)作品の常ですが、
やっぱりハリウッドのCGや3D技術の高さをイヤ!
と言うほど見せつけられました。
落ち込んじゃうのです。なぜか。
日本は......もう追いつけないかもしれません......
なんて思えてしまうような最新映像技術と、
ソレを映えさせるカット割りや編集技術。
画面酔いするギリギリの寸止めポイントを
完璧に見極めているような感じの仕上げ。
なんだか絶望的に全てがすごいっす。
This is Hollywood」なんだろうなー......

それと、最後に......こいつも良かったです。
忘備録的に記しておきますが
「マグニフィセント7」
原題は「The Magnificent Seven」
監督はアントワーン・フークア(Antoine Fuqua)。



黒澤明監督の名作「7人の侍」を
ハリウッド西部劇に置き換えたヒット作「荒野の七人」。
その「荒野の七人」をさらにリメイクしたという作品。
だからなのか、どことなく日本的な精神性も香る作品でした。
作品が良ければ良いほど
黒澤監督の偉大さも改めて強く感じ直させられもして、
ちょっと胸が熱くなりました。
個人的にはヒロインの女優さん
「ヘイリー・カタリナ・ベネット=Haley Katharina Bennett」
さんがメタクタ良い感じで......(//∇//) ポッ♡
映画ってよいものですのぉぉ......(//∇//) ポッ♡





この記事はハワイのホテルで波の音を聞きながら書いているのです。
とてもボケボケしてるのです......(//∇//) ポッ♡



カウアイ島(Kauai)、
ポイプビーチ(Poipe Beach)でお昼寝中のアザラシさん。
この島もなんだか良いですのぉ......(//∇//) ポッ♡
下の写真は、
そのカウアイ島の中でも最も秘境感のある、美しき
「ケ・エ・ビーチ(Ke'e Beach)」





僕がこんなにポンチキなのに、主よ、
海があまりにも碧いのです......(//∇//) ポッ♡


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コメント (4)
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