雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

Walk on the Wild Side

2013-10-31 00:01:52 | 感謝...映画/音楽/珈琲
「ワイルド サイドを歩こうか。
Hey!Babe!
ワイルド サイドを歩こうか。。」



......この人を語るには、いったい?
どの道からがいいのか。。
本当にいろいろあって......困り果てる人です。



「ルー・リード=Lou Reed」



2013年、10月27日。
数日前。
アメリカ、ニューヨーク州、
ロングアイランドでこの世界を旅立たれたそうです。
享年71才。



以前から、
もう長いこと体調の不良が伝わって来ていたので
驚きというのは少ない感じなのですが、ただ、
少しばかりの悲しさと喪失感と。
大きな大きな......
とても大きな寂しさが波となって僕に押し寄せて来ます。

音楽......特にロック好きな人でもない限り、
今や知る人もあまりいないのかもしれませんし。
少しマニアックな話になるのかもしれませんが、
僕の様な人間からすると一つの時代の象徴が
また一人消えてしまったような気もして。
「笑っていいとも」終了のニュースを聞いた時に感じた気持ちとも
少し似ているような、そんな感慨もあります。

彼の少し陰った、
憂いのある、
しゃがれて「♭」......フラットに揺れる歌声が聞こえて来ます。



「Hey!Honey!ワイルド サイドを歩こうぜ......」



きっとデビッド・ボウイもクラッシュも。
セックス・ピストルズだってR.E.M.だってレニー・クラヴィッツだって。
ニルバーナもレッチリもU2だって、この人がいなかったら......と、
そんな人だと思います。
パンクもグラムもオルタナティブもグランジだって......
そんな人だと思っています。
ニューヨーク・アンダーグラウンドもポップ・アートも。
音楽のジャケットや中性的な感性がアートや文化になることだって。
ゲイ・カルチャーやドラッグクイーン......
新宿の二丁目だって、お姉マンだって。
日本のバラエティーTV番組で市民権を勝ち得ている
マツコデラックスさんだって。
そんな部分にしても、
ルー・リードとまんざら無関係ではないのかな......と。
そんな風にも勝手に思っています。





18才の頃に出会った彼が率いていたバンド
「ベルベット・アンダーグラウンド」
そのデビュー盤
「The Velvet Underground and Nico
=ザ・ベルベット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ」
ルー・リードのメジャーデビュー盤でもあります。
当然、僕の世代では「リアルタイム・インパクト」ではないのですが、
今まで触ったことの無かった、
当時も今も表現のしようが無い不可思議な手触りと曖昧さと不信さ。
でも、確信めいた「したたかさ」もあって。
実はタイシタコト無い音楽?なのか?
とんでもなく凄いモノ?なのか......
そんなワケの分からない斬新さも入り交じる「妖艶」なアルバム。



ロックを聞き込んでいくと必ず辿り着くアルバムの一つでした。



個人的には「月」のようにも見える、
今や伝説となったアンディー・ウォーホールが描いた
「イエロー・バナナ」のアナログジャケット。
初回盤はバナナの部分がシールになっていたのだそうで、
バナナのヘタの横に小さく、アートにクレジットされた
「PEEL SLOWLY AND SEE(ゆっくり剥がして見て下さい)」
というテキストの通りにすると、
シールの皮が剥がれ、
中からバナナの果実が出てくるというジャケットだったそうです。
そんな貴重な初回盤でなくても、
僕にとっては忘れられない強烈な印象のデザインで。
このアナログ盤やCDの他にも、
家の玄関にはこの「バナナ・アルバム」のポスターを、
もうカレコレ10年以上も飾っています。



「学校も嫌いで団体も嫌いだった。
権力なんてヘドが出る。
俺はロックするために生まれた」



1960年代のヒッピー辺りから始まり、
80年代にピークを迎えた「サブカルチャー」と呼ばれた文化も、
こんな言葉を放っていたルー・リードやアンディ・ウォーホール、
その後世界を揺るがしていったデビッド・ボウイやパンクバンド達が
増幅させていったようにも思います。
それは「メイン・カルチャー = マス・カルチャー」への不信感。
アンチ・メインストリームのカルチャー。
強大な権威、権力へのカウンター。
そしてそれは、
いつの時代でも音楽の奥底に深々と潜んでいる一つの途切れないDNA。
ロックの本質とは、きっと、
そんな奥底に潜んでいるDNAの一部を拡大し、
一番前に持って来たというようなこと。



ルー・リードやウォーホールは、
そんなDNAそのままの人の様に僕は思っていました。



ボーダレスなネットワークが拡大していく時代。
メインとサブのような図式や価値観が意味をなさなくなって。
そんな時代にルーリードが旅立ってしまったということも、
もしかしたら自然なことなのかもしれません。
それでも、彼の残した音楽や言葉は、
そんな時代にも輝きを失っていないように僕には思えています。



ワイルドサイドを歩こうぜ。
ヘイ!ベイブ! 
ワイルドサイドを歩こうぜ。



Tank You!
Lou Reed!!
and...
I miss you... ( ノД`)グスン...



ロック史に輝く名盤「トランスフォーマー = TRANSFORMER」
ニューヨークや東海岸の音楽は、
「仲間感」のある西海岸とは違って、なんだか、
何時もメロディーや歌詞の奥底に「孤独」さがある様な感じがしています。
ビリー・ジョエルの曲にも、
アリシア・キーズの曲にも。
ルー・リードにも。
それは上着の部分だけを捉えると「クール」と言われるのか
「洗練」といわれるのか。
東京もちょっと似ているところがあるのでしょうか。
大都市のカルチャーや個性って......そういうものなのか?な。
このアルバムで一番好きな曲......「ワイルドサイドを歩け」
「 Walk on the Wild Side / Lou Reed」



Holly came from miami F.L.A.
Hitch-hiked her way across the U.S.A.
Plucked her eyebrows on the way
Shaved her leg and then he was a she
She says, ”Hey Babe",
Take a walk on the wild side
She said, "Hey Honey"
Take a walk on the wild side

ホリーはフロリダ、マイアミからやって来た
ヒッチハイクをしながらアメリカを渡って来た
途中で眉毛を抜いて
すね毛をそって、それから「彼」は「彼女」に変身したんだ
彼女は言うんだ
「ヘイ!ベイビー、ワイルドサイドを歩かない?」って
僕も言たっんだ
「ヘイ!ハニー、ワイルドサイドを歩こうか」ってね


Candy came from out on the island
In the backroom she was everybodys darling
But she never lost her head
Even when she was given head
She says, "Hey Babe"
Take a walk on the wild side
Said "Hey, Babe"
Take a walk on the wild side
And the colored girls go
doot do doot do doot do......

キャンディーは島を抜け出しやって来た
裏の世界では彼女はみんなのお気に入りだった
彼女はよくフェ○×オさせられていたけど
決して自分を失ってはいなかったよ
彼女は言うんだ
「ヘイ!ベイビー、ワイルドサイドを歩かない?」って
僕も言ったんだ
「ヘイ!ベイビー、ワイルドサイドを歩こうぜ」ってね
そして、褐色の女の子達が歌うんだ。
doot do doot do doot do......


Little Joe never once gave it away
Everybody had to pay and pay
A hustle here and a hustle there
New york city is the place where they said
"Hey, babe",
Take a walk on the wild side
I said "Hey Joe" take a walk on the wild side

小さなジョーは一度もソレを許したことは無い
誰もが金を貢ぎ続けなければいけなかったんだ
ハッスルにハッスルを重ねてさ
ニューヨークではどこでもみんなこう言うんだ
「ヘイ!ベイビー、ワイルドサイドを歩かない?」ってね
僕は言うんだ
「ヘイ!ジョー、ワイルドサイドを歩こうか」ってね


Sugarplum Fairy came and hit the streets
Lookin' for soul food and a place to eat
Went to the apollo should have seen him go go go
They said "Hey, Sugar" take a walk on the wild side
I said "Hey Babe" take a walk on the wild side
All right huh...

シュガープラム・フェアリーがやってきて、街へ繰り出した
ソウルフードと、それを食べる場所を探して
アポロ劇場へ向かったんだ
君は彼がゴーゴーダンスをするのを見とくべきだったよ
彼らは言ったんだ
「ヘイ!シュガー、ワイルドサイドを歩かないか?」って
僕も言ったんだ
「ヘイ!ベイブ、ワイルドサイドを歩こうぜ」って
そういう感じ huh...


Jackie's just feedin' away
Thought she was James Dean for a day
Then I guess she had to crash
A valley would have helped that pass
She said "Hey Babe" take a walk on the wild side
I said "Hey, Honey" take a walk on the wild side
And the coloured girls say
doot do doot do doot do......

ジャッキーはただ突っ走ってたんだ
一日だけ、
ジェームズディーンみたいに
それなら僕は、
彼女は事故らなくちゃダメなんじゃないかと思ったんだ
バリウムを飲めばもっと突っ走れただろうに
彼女は言ったんだ
「ヘイ!ベイビー、ワイルドサイドを散歩しない?」って
僕も言ったんだ
「ヘイ!ハニー、ワイルドサイドを散歩しよう」ってね
そして、黒人の女の子たちが言うんだ。
doot do doot do doot do......


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ソウルカラー 2

2013-10-28 00:03:28 | 不思議
ーーーーーで、

日本は?

何色でしょう?



「Hey!? ジャパン!(=゜ω゜)ノ、ッテ、、
ヨク、ワカラナーーイトコ、アルヨネェー。。。(゜э゜)♪hyu~」



一部マニア!?な人達が「オーラ」と呼ぶ様なもの......
仮にそんなモノが存在するとして......
そんなものというのはもしかしたら、
その人が経験して来た様々な「体験」や「思い」「知識」のようなものが
ソレゾレの潜在意識の中に少しづつ織り積まれたところで自然に、
根拠のある形で創られて、
意味を持って、
色として現れているというようなことなのでしょうか。

オーラではないにしても、
プロ・ゴルファーのタイガー・ウッズは勝負がかかった日には
必ず「赤」い服を着ていたり、
林家パー子さんはピンクだったり、
誰もが見える形でも皆ぞれぞれにナントナク好きな色があったりします。
自分が感じている自分自身にフィットする特別な色がある......と、
そんなことを感じていたりする人も多いのではないでしょうか。
それぞれの個体毎になんとなく?
のイメージカラーというものが在るようにも思います。

そしてそんなモノモノが寄り集まって、
ソレゾレの人種だったり国だったり、
地域や大陸だったりの大きな纏まりや単位の中で、
「最大公約数」的個性でもって現れている色というものが、
もし、あったとしたなら......
あったとしても......
僕には特別不思議なコトではない様に思えてもいます。

誰しもが見えるようなことで言えば、
巨人軍はやっぱり!オレンジ!だったり。
阪神タイガーズは黄色で、西武ライオンズはブルーで。
サッカーのイタリア代表もブルーで、
ブラジル代表はカナリア・イエローで。
そんな感じのことなのでしょうか。

僕の周りにはいつもは淡々と普通に仕事をしていて、
メディアなどに出るようなことは全くないのですが、

「ち、チミわなんやねん!?。。スゲ~な~( ̄◇ ̄;)......」

と本気で思わされる様な強力な「不思議ちゃん能力」
を持った人が幾人かいたりしていて。
勿論、とても面白い!?連中なのですが、
そんな「チーム・フシギーズ」の面々によると、
今回記しているような
「同一地域、人種間で纏まって発している特有な色」
というものは「ソウル・カラー」と呼んでいたりするモノなのだそうです。

個人個人の特有なオーラなるもの?
を語って占いやモノを売っている様な人達の間でも、
一部この言葉を使っていたりしているようなのですが、
今回の話しはそんなところで使われている「ソウル・カラー」
という言葉とはまったく違うフィールドにある話しで。
当然、一般に言う「ナショナル・カラー」というものとも、
また違う話しになります。



「————————でさ、、どう? 日本。
アメリカ人の君から見るとさ、何色のイメージかな?」


「、、うーんん、、日本ってケッコウ難しいね。
白!?、、はアメリカだろ、、
黒!!かなぁ、、、
あ!?黒はアフリカか、、むぅぅぅ。。。。」


「だよねぇ。日本は分かりづらいかもねぇ。。」


「国旗の赤と白を混ぜて、、ピンク!とか?......Right!?」


「おっ!?いいね!混ぜる!イイ!
俺はね、、グレーだと思うんだよ。実は。
グレー。灰色。。」


「グレイ!?」


「そ。グレイ。
あのさ、
東京の街からきらびやかなネオンや看板を取り払ってみるとさ、
見事にグレイな感じしない?
どの建物もみんな灰色で。
東京だけじゃなくてさ、
日本てどの街行っても大体グレイな感じなんだよね。
灰色の濃淡がグラデーション的に続くイメージ。
黒い瓦屋根もさ、実は濃いグレイだし。
昔からの木造の建物とかも少なくなってるしさ。
京都とか古い街並が残ってる街でもなんとなく、
それでも灰色な感じしない?
なんか。
海とかもさ、砂浜の色味も影響してるんだろうけど、、
なんかグレイなイメージがあるんだよね。。。」


「あーーー、、そうだね。確かに。。」


「でさ、例えば全ての色の絵具をパレットに出してさ、混ぜるじゃん。
やったことある?
そうするとさ、実際何色になると思う?」


「???」


「何色になると思う?」


「......黒?」


「.......惜しい!ね、、よく黒って言う人いるんだけどね、
それも間違いというわけではないけど、
実際やってみるとちゃんと分かるんだけど、、
“白” がさ、ヤッパリ強いんだよね。実は。
白、チミの国の色!やで!が入るとさ、
黒がどうしてもグレイになるんだよ。最後。絶対に。
だからさ、全ての色を混ぜるとさ、
実はグレイになるんだよ。灰色」


「......」


「日本てさ、タブンそう言う国。。。
だから良く解らない、、っていう外国人さんがいるのも良く解るよ。
だってさ、全ての色が混ざってるんだもの。
どんな色が入って来てもグレイだからある意味色味は変んないんだよね。
その濃淡、、、
白味や明度のグラデージョンだけがひたすら変化すると思うけど、
グレイはグレイなんだよ。
何色が入っても。
みんなが “黒と見ている” 色も実はよく見るとグレイなんだよね。

政治家も外交もさ、グレーな感じ多いだろ!?
だってグレーなんだもの。色が。。
地味で目立たなくてさ、あんまりカッコイイ!
という色では無いかもしれないけど、
でもさ......実はスゲー色!!......だと思わね!?
俺は結構そう思うんだよね。。」


「Uuuーーーーmumumumm.....」


「色環表でさ、赤と緑は互いに補い合う“補色”の関係じゃん。
だから俺からすると中国と南米大陸の国とかって相性が良い感じがするんだよね。
不思議なことに。
なんか経済立国としての歩調とかタイミングとか立ち位置とか
似てるような気がするし。

アメリカはさ、白だからさ、色んな色がそのまんま見せられるじゃん。
ソレゾレの色を綺麗に出せるじゃん。個性的に。
ヨーロッパからの移民ってさ、
きっと真っ白いキャンパスに自由に自分達の絵を描きたかったんだよ。
きっと。
アメリカン・インディアンは高潔なる本来の白を護りたかったんだよ。
きっと。
白は日本のグレイに一番影響を与えることの出来る強さを持った
色だったりもするしね。

青はさ、風水的には始まりの色なんだよ。水を表すから。
水は万物を育む基の一つだろ?
発明、発見ものはとかくヨーロッパ系の人や国からが多い気もするし。

黄色いインド周辺の国々はさ、光ると黄金ぽい感じするしね。
精神的な色っつーか。
仏陀とかガンジーとかヨガとかさ、
ソレ系マスターさん達も多く生まれたりしてるし。

オーストラリアって茶色!大地!でっかいどーって感じで。

赤は、、、まぁ、そういうことよ」



————————とある日の午後。
秋の日差しが射し込むオープンテラスのカフェで交わされていた
僕らの話というのはそんな感じ。



ある本で、出雲大社の祭祀職を数千年に渡り務めてきた
「神の系譜」を持つ千家氏の宮司さんである出雲大社権宮司
「千家和比古=せんげよしひこ」
さんという方も、
日本に関して同じことを言っていたのを覚えています。


「人間が知覚する全ての色を合わせると灰色になるんですよ。。」と。


「灰色とは、全部の内容を含んでいるという
非常に重要なエネルギーを持った存在です。
灰色とは何物も拒まず、全てを受け入れ、
生命のエネルギーが渦巻くカオス的世界。
絶対感を持たない相対意識を持った国。
水墨画の存在感、奥深さもそこにあると思います。」と。


「それが日本、日本人なのです。。」と。


そんな話は僕の中ではこの
「ソウルカラー」という話で纏まっていたりもするので、
千家さんの言葉もとても共感できるものでした。


やはり、出雲......
スゲェなぁ。。。(@_@)と。


この国のソウルカラーの要因や根幹となっている
「神道」という世界の凄みと奥深さ。。


ソレは知れば知るほどこの国が失いたくない大切なものなのだなぁ......
という感慨。


色学では「中間色」と呼ばれるどんな色とも組み合わせ易い
「白」「黒」「灰色」。
中でもグレーという色は......意外に、奥深い色だと思えます。


......だって、


その白と黒すらも合わせた色なのですから。



以前もこの記事で少しだけ記した九州、
高千穂にほど近い山中にある「幣立神宮=へいたてじんぐう」。
実はココには、太古の昔から伝わる神宝となっている
「五色人面」という木製のお面が在ります。

お面は白人、赤人、黒人、黄人、青人に分けられていて、
面白いことに、
それぞれの面はソレゾレの人種特性に合った顔形に彫り込まれてもいます。
世界中の人種を表している......と伝わるトテモ古いお面で
いつの時代からここに収められているものなのか?
もハッキリとしていません。

そして、この神社では古代より年に一度、このお面を中心に
「世界中の人種が仲良く一つに成れるように」
祈念する「五色人祭」というお祭りが粛々と執り行われて来ています。
その祭りには、毎年、
世界中から様々な要人も秘かに集まって来るとか、なんだとか。
そんな話しをヌキにしても、ココは本当にフシギで、
訪れる人に忘れ得ない強烈な印象を残す神社の一つだと思います......
住所に記されているこの地の名前は「山都」......ヤマト、でした。

そうそう、
ココだけの!?秘密の!?お話をすると......
フシギーズの中では「紫色=パープル=ヴァイオレット」
に感じられる地域

この地球上に「何箇所か」あるようです。。
彼等に言わせると、
紫というのは少々「特殊」......特別という意味ではありません......的な
意味を持つ色なのだそうで。
そこは僕はまだ行ったことの無いトコで。
いつか、お出かけしてみたいと思ってたりします(^。^)

キルオシティ・キルド・ザ・キャットかっ!?メーン(@_@)!


「ソウルカラー 3」はこちら。


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ソウルカラー

2013-10-25 00:43:58 | 不思議
「......んんんーーーーん......と。。(*゜-゜*)。。。
例えば、だけどね、
例えば You!のアメリカ!
を色で表すと何色だと思うぅぅ? ユーッ!?( ̄ー ̄) 」



先日、アメリカ人の友達にカフェでこんな質問をしてみました。



最近は工業製品だけでなく、
ネットワーク環境の進化やソーシャル化によって
日本文化の輸出も幅広く、深くもなっています。
日本という国を凄く良く理解してくれている外国人さんも
とても多くなっているように思います。
そんな外人さん達の中でも、人によっては本気でこの国に
「リスペクト」を持ってくれていたりもして。
日本人としては嬉しいような、
恥ずかしいようなことも結構あります。
最近はTVなどでも、そんな
「日本人が世界で活躍!」
的な番組が妙に増えていたりするような気もします。
それでも



「Hey!?ジャパン!(=゜ω゜)ノ、ッテ、、
ヨク、ワカラナーーイトコ、アルヨネェー。。。
チョト、フシギ、ナトコ、アルヨ、ネーーー(゜э゜)♪hyu~」



なんていう外国人さんに出会うようなことも、
ヤッパリ時たまあります。
そんな異文化交流的「お互いの国をどう思う?トーク」が発生した時に、
僕が時折する話の「バージョン2」というのが実は冒頭の質問。

「バージョン1」の方は以前記したコチラの方で......

この星は広く、沢山の国や文化が在るわけで。
特段この国だけの話しというわけでもなく。
どの国の人同士においても当然の、
とても普遍的で世間話的な会話でもありますが、それでも、やはり、
我が「日本」という国が育んで来た文化、風土、人間性というものは、
多くの国の人にとってはかなーーーり「特異」に感じられる
雰囲気を持っているというのは確かなように感じてはいます。
そして、とある秋の日の午後の、
柔らかな日差しが差し込むオープンテラスカフェでの会話は続きます......



「......でさ、アメリカのイメージは何色よ? ユーわ。
んん!?( ̄ー ̄)」


「うんんーーーと、、白!だね。
ホワイト・ハウスっつーくらいだから、、メーン!( ̄∇ ̄)」


「おおおおおーーーーっ!?めーーーん!
俺もそー思うぜーい!
やたら白っぽい正義を振りかざすしな( ̄+ー ̄)ちみら。。
じゃあさ、イタリアはどーよ?めーーん!」


「イタリア?か、、青!鮮やかな青!アズーーリ!
イタリア代表ネ!」


「にょにょにょにょーーーーっ!(=´∀`)人(´∀`=)
気が合うぜメーーン!
俺もそう思うぜーい!
じゃあさ、フランスわ???」


「んん???、、うーん、、一色?だよな?。。うー。。」


「???どうだめーーん?」


「そうだな、白、、赤?、、かな。。」


「赤は中国だと思わないかメーーん!?(・ω・)/」


「お?、、そうだな。。
フランス......りとる、でぃふぃかると(ムズイ)だな。。」


「おいらわフランスも青だと思うんだめーーん!
でもイタリアとは違う青。。
もっと軽やかなアオな感じ。どや?」


「うーーん。。わかるような、わからないような。。
じゃあさ、ドイツは何色なんだよ?ジャパニーズさんよ?」


「俺的にはやっぱり青だメーン。
藍色に近いような濃くて重めの青。どや?」


「わからんな。。(´・_・`)」


「むむぅぅんーーーーと、、
俺からするとヨーロッパはみーーーんな!
青に見えるんだメーン d( ̄  ̄)
国ごとに少しずつグラデーションがついていて、
それぞれ独自の青色がある感じやな。
トルコとかもさ “ターコイズ・ブルー” って言葉もあるやんか。
ターコイズ(トルコ石)のブルー!みたいな神秘的な蒼。。
ギリシャとかもさ、
エーゲ海とかサントリーニ島の青い屋根とかさ。
そんな感じなんだよね。めん!」


「うーーん......そんな気もして来たな。
フレンチ・ブルーって確かに言うしな。。
アズーリにフレンチ・ブルーにターコイズ・ブルーか、、
むーむむむ。。」


「アフリカわ?」


「国じゃないだろ!!」


「もう細かいコトわいいのだ!ゆーー!アメリカ人だべ!?
アフリカ!わ!???」


「ブラック!黒!」


「イエーーーース!( ̄▽ ̄)アグリィィ!!!
じゃ、インドわ?」


「イエローー!」


「あぐりぃぃーー!♪───O(≧∇≦)O────♪
おいらもカレー色ぉぉ!」



......と、
そんなアホ街道まっしぐら!な会話。。(;^_^A
そんなアホ会話をまとめてみるとですね......

アメリカのカラーイメージは白。
ヨーロッパは国毎にそれぞれに違う色味だけど、とりあえず青。
中国は赤。
アフリカ大陸は黒。
ついでに言うと、南米大陸は緑。
オーストラリアは茶色。

......耳を澄ますと沢山のご意見!?ご文句!?
が飛び交っているようにも感じられますが......(@.@)
「極私的な話」としてこの場は一度これで収めてもらいつつですね、
かるーいアホトークとして扱ってもらいつつですね......

ーーーーーで、

日本は?

何色でしょう?



「Hey!? ジャパン!(=゜ω゜)ノ、ッテ、、
ヨク、ワカラナーーイトコ、アルヨネェー。。。(゜э゜)♪hyu~」

。。。つづくぅ(^。^)/



「ターコイズ・ブルー」とはまた違った神秘的な蒼さを持つ
「ラピスラズリ=Lapis Lazuli」。
底のわからない深い海や空が持つような濃い「碧=あお」の中に、
綺麗な金色の模様が星の様に散らばっている石。
何だかトテモ魅かれてしまう石で、
写真の「卵」みたいなモノは高校生の頃に手に入れたもの。
今もリビングの片隅で綺麗な砂の上にちょこん、と、
佇んでくれています。(^^)

かつて、ヨーロッパの多くの画家達がこよなく愛した顔料
「ウルトラマリン・ブルー」の原料でもあり、
「ラピス=Lapis」はラテン語で「石」を表し、
「ラズリ=Lazuli」はペルシャ語で
「青や空」を意味する「lazward」が語源なのだそうです。

スペイン語やポルトガル語で「青」を意味する
「アズール=azul」もラピスラズリから来ています。
イタリア代表のアズーリとも語源が重なっているようです。

古代エジプトでも王の宝石として重用されていた石ですが、
僕にはとても「ヨーロッパの香り」が漂う石でもあります。
美しいっす...(*´∀`)♪


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コンポジション

2013-10-22 00:08:56 | 凄い
写真のグラスは「抽象絵画」の巨匠
「ピエト・モンドリアン=Piet Mondorian」の代表作である
「コンポジション=composition」という作品が描き込まれている
「モンドリアン・グラス」さん。
とてもお気にい入り。
コイツで真っ白なミルクを飲むとですね、
いつも何だか!?



「やったったわ!( ̄▽ ̄)ノ ワーハッハッ...」



......的な気持ちが溢れて来るのです。
それでもってアイスコーヒーやコーラなどは
このグラスで飲んでもマッタクもって美味しくありません。
黒が絶対的に合わないグラス。
全く合わない。
美味しくない......何だか不思議でございまふ。



「芸術において真実なるものは、
生活においてもまた真実である」



......モンドリアンさんの言葉。
僕の敬愛する画家さんの一人で、
このブログでも時折出て来る
僕が神と崇める!?
ミッフィー」のことを語るにしても絶対に外せない人。
ミッフィーの作者「ディック・ブルーナ=Dick Bruna」さんと同じ
オランダ出身の画家さんです。
つい先日、
その敬愛するモンドリアンさんの絵画が沢山来日している!
......というので、
仲の良いアーティストさんもお誘いしてイソイソと東京、
六本木にある国立新東京美術館にお出掛けして来ました。
いやーー、、、大ファンだけにちょっと緊張......(@。@)
モネの「日傘を差す女性」をパトロールに行った時以来の緊張か......



ドキドキ......



エントリーすると、ちょっと驚いたのは
「新印象派=点描主義=分割主義」
の流れからモンドリアンを解き明かしていた展示の仕方。
「点描主義=分割主義=DIVISIONISM」というのは、
僕的な言葉で超簡単に言えば、デジタルの概念ソノモノ。
目に見える世界を全て小さな「点=ドット」や「色」に分割して、
再構築し、表現していく。
そんな手法で描かれた絵画のことです。
大きな絵画が細かな「筆点」の集合体で描かれています。
ゴッホの傑作達もこの主義の研鑽が無ければ
決して生まれ来ることはなかったでしょう。
やや飛躍した表現で言えば、
デジタルカメラの概念もここがスタートだったのかもしれません。
光を捉え、描こうとした、
モネに代表される「印象派」の流れから生まれたものでもあり、
本来、ピカソに代表される
「キュビスム=Cubism=多点透視法=わけわからん!」
の手法から語られることの多いモンドリアンが、
この「分割主義」の視点から語られていることには
少しばかりの新鮮さを覚えました。

しかし、この
「印象派を超えて ――点描の画家たち」
という展覧会。
そんな余計な知識など無くてもとても楽しめる素晴らしい!
圧倒的な力を持った作品が沢山!超良いっ!です。(^^)
最近の展覧会の中ではピカイチ!
一点一点の絵画が放つ力が本当に強い。
だからなのか、見終わると疲れる。
ゴッホの絵は勿論、
それすらも薄まるような力を持った作品が数多く展示されていて驚かされます。
特に個人的にインパクトの大きかった新たな出会いは
「テオ・ファン・レイセルベルヘ」という画家さん。
まったく知らなかった......けど、スバラすぃ。
分割主義では「スーラ」や「シニャック」より全然好きかもしれない。
この展覧会のソースとなったオランダの
「クレラー=ミュラー美術館」というのは、
ナニヤラとても凄い美術館だと思います。



俄然!



オランダ行きたし!(><)/



ミッフィー公園にも行きたし!(゜O゜)/



と、まぁ、そんな感じでチロチロと見ていると、
当然ですがゴッホさんの絵の前は大人気で......
でも、モンドリアンの前は......かなーり少なめ。
でも、わたくし......予想通り、
モンドリアンの前では......



一歩も動けず。。



我、ただ唖然と立ち尽くすのみ。。。



(@゜o゜)ホゲー 。。。



な・ん・じゃ・コ・レ。。。ホゲー



特にこの「コンポジション」と、



「コンポジション No.2」が......



我、時を失う。。。



(゜¬゜*)ヨダレー。。。



ワケ分からん!という人も居ると思いますが、
この「リンゴの樹」と呼ばれる作品群から見てみて下さい。
画像を貼付けておきます......
「赤い樹」と呼ばれるコレが......



こうなって......



「灰色の樹」と呼ばれるこんな感じになって、



「花盛りの林檎の樹」というタイトルになって......



「コンポジション No.2」となります。。



(゜¬゜*)ヨダレー。。。



「コンポジション」の方......
正確には「プラスとマイナスのための習作」の方は、
画像はネット上にも全く無いので、
持っている本の写真を載せましたが、
元絵の方は見つかりましてですね......
実はコチラも原点は「」であってですね......



この絵があんな感じになっていくイメージ......で......



「美の感動は、いつも “対象” の特有な外観によって妨げられる。
だから、
あらゆる具象表現から対象を抽象化する必要があるのだ」



......そう、モンドリアンは言っています。が、
ここまで対象の「真(芯)を保ったまま」の抽象化が出来て......
そこにドコまでも奥深い色彩とその濃淡までもが加わったりしていると......
僕はもはやこの絵の中に宇宙を感じてしまうのです。
それは「樹」の中にある宇宙の摂理だけを抽出して見せられているような感覚。



「女性の本質は海や砂丘の横たわった線に見いだすことができる」



きっと、僕等が幾つも手掛けて来たCDジャケットや、
あらゆるポスターや広告、パッケージ。
日々生活の中で囲まれているありとあらゆるモノにも
入り込んでいるであろうデザイン。
美術における「デッサン」から生まれた、
この「デザイン」という言葉。
この言葉と概念が入り込んでいる全てのものの中には、
家具や建築物も含めた「デザイン的創造物」というものの中には、
このモンドリアンが捉え、
描いた「何か」が脈々と息づいているのではないか......
と、僕には思えてしまいます。

絵画やデザインの奥にある「色彩と構造を凝縮」したアート。

デッサンのデッサン。

それがモンドリアン。

モダン・アートやポップ・アート、
グラフィック・アートの源流の一つ。

それがモンドリアン。

時に創っている人自身も気付いていないというコトが多々あるのかもしれませんが、
ミッフィーしかり、バウハウスしかり、
モンドリアンの作品というのは、
全ての人々の潜在意識の中に綺麗に分けられ、
記憶もされているであろう偉大なるアートの痕跡であると、
僕はそんなふうに思っています。
僕等の遺伝子の中には「スーラ」も「ゴッホ」も「モンドリアン」も
ちゃんと居るのだと思います。
その遺伝子を眼前に大ぉーーーきく広げて見せられている感嘆。



(゜¬゜*)ヨダレー。。。



今日は......



牛乳のも!



お家の書棚に永久保存されている絵本
「うさこちゃんびじゅつかんにいく」
の中にある最早、伝説的な1ページ。
この日の僕と、
忙しい中一緒に行ってくれたとあるアーティストさんの姿ソノモノですな。
この絵と台詞を見るにミッフィーもブルーナさんも、きっと......

「 (゜¬゜*)ヨダレー。。。」

......な感じで見てたのですな。きっと。

しかし......

聖書しかり、ニュートンしかり。
スティーブ・ジョブスやビートルズのアップルしかり......
西欧の革新には何故?
こんなに「りんご」が絡むのだ!?(* ̄- ̄) ンンーーーー......


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八ヶ岳徒然

2013-10-19 00:26:55 | 美味い...パワスポ寺社
東京からの日帰りドライブゾーンで個人的に一番好き、というか、
「愛してやまない」のが「八ヶ岳=やつがだけ」方面へのコース。
ついつい当たり障りの無い湘南や伊豆、箱根、
富士山方面へのレコメンドをしがちになりますが、実は、本音を言えば、
僕が心の底の方から沸き上がる様な心地良さを感じてしまうのが八ヶ岳周辺。

八ヶ岳というのは本当に不思議な山で、
沢山の山々......山脈......に囲まれているのに、
その中で「独立峰」的な感じで聳えていて。
その名前の由来となった高い八つの峰々からなる複雑な山容は、
見る角度によってその姿をクルクルと変化させ、
富士山とはまた違った意味で、いつ、
どこから見ても飽きるようなことがありません。
そんな複雑で数多い峰々はよく見ると実は8以上?ある感じなのですが。
八つの峰となった場合ソレをどれとするのか?
......というのは色々と議論も分かれているようです。
多様な峰々から降り連なる広大な裾野は、
富士山の様に東西南北全ての方位に広がっていて、
そこには蓼科(たてしな)、佐久、小海、清里、野辺山、小渕沢......
実は「諏訪」に至るまで数多くの街が点在し、
どこも少しづつ違った空気感を纏っています。
そしてどこも一貫して時にハワイ?
を思わせる様な軽やかな心地良さを持っていたりします。



心地良い清里の駅ぃぃーー(^^)/



胎児の時にお母さんのお腹の中にいて感じている気圧というのは、
この世界で言うと標高1000メートルぐらいの気圧だそうで、
この八ヶ岳周辺のリゾートエリアというのはちょうどその
標高1000メートル前後に広がっています。
そして、野辺山という地域には日本が誇る世界最高レベルの
「電波望遠鏡」を有する「野辺山宇宙電波観測所」という天文台があり。
日々、宇宙からの様々な電波信号をキャッチして、
日本や世界に向けて貴重な情報を提供し続けています。
そんな貴重な電波望遠鏡が何故?この八ヶ岳の山麓にあるのかというと、
この望遠鏡を建てる時に、その最適地を探して学者の皆さんが
日本全国津々浦々まで調べたようなのですが、すると、どうも、
この八ヶ岳のエリアが「電波環境」が一番安定して使える地域だった......
ということの様で。
電波の発信も受信もスムーズに出来る最高の場所......
という結論でもってココに造られたのだそうです。
無駄で余計な電波が飛び交うことが無く、
安定した環境でもって宇宙から飛び込んで来る様々な電波を受発信出来る。
そんな環境。それは翻って、
ありとあらゆる見えない信号や電波が飛び交う都市部と最も対極を成す環境......
ということにもなるのだと思います。



それもこれも、
この「八つ」の峰々の容姿や構造も深く関係もしているらしく。
それでもって、
この「8」という数字が、ですね........
あ、これわわわ......
また別の機会にしようかな。うん。




さらに記すと。
八ヶ岳の広大な裾野エリアには「湧水地」が数多く集中していて。
その数は、アノ!
富士山にも負けないという日本有数の水の湧き出でる場所なのです。
命の源である「水の聖地の一つ」とも言える様な場所。
そこへきて日本における「年間の日照時間」を調べてみたりなんかすると、
この八ヶ岳周辺エリアが一番長いのだそうです。
日照時間ですから、このデータが意味することは何か?というと、
それは「晴天率」となるわけです。
この八ヶ岳周辺は日本一天候が安定しているということであり、特に、
南麓(なんろく)に広がるエリアは郡を抜いてその「率」が高いようなのです。
「太陽の恵み」をこの国で最も受け取れるエリア......
と言ってもよいのかもしれません。



「水の恵み」と「太陽の恵み」なんて、
マサに日、ひ......火と水......か、み......
神の世界なのですなぁ......(*´ω`*)アンタスゴイヨオオオ



前回記した
「“やま”と言わないで“さん”と呼ばれる山は、
神様の住われる“霊山”だと言われています」



という話しでいえば、
その更に上にも神々の世界があって、
それは 「 岳(がく=だけ)」と呼ばれる.....
という世界観が隠されている様な感じも無きにしもあらず......で。
北岳(日本2位の高峰)、穂高岳(3位)、間ノ岳(あいのだけ=4位)、
槍ヶ岳(やりがだけ=5位)、剣岳、白馬岳、仙丈ヶ岳、駒ヶ岳(甲斐&木曽)、
塩見岳に薬師岳......
「岳」と名のつく山々は皆3000メートル級。
名前も何だか......意味深、な......もう、まさしく「サン」を超えた神々の世界。
富士山も時に「富岳=ふがく」とも言いますし。
「霊山=れいざん」に対し「神岳=かみだけ」とでも言うのでしょうか。
なにやら宇宙を感じる世界......
まぁ、そんなこんなで八ヶ岳さんというのは、
ややマニアックな方向でもって、
なにやらとても心地良い所なわけでございますなぁ......(*´∀`)b エェエェエ......
こちらわ清里にある、
心地よい「萌木の村=もえぎのむら」広場ぁぁーーっ(*´∇`)ノ モエェェ......



......そしてこんな、とあるマニアックな森を抜けると......



とてーも秘密!の瀧ぃぃぃぃーーーっ(@´ー`)ノ゛ヤアヤア
ビビッ!とキタ人は頑張って探して下されぇぇーー。
汚すなかれよぉぉーーっ! ヤアヤア 



日本一日照時間の長い八ヶ岳「南麓」にある「身曾岐神社=みそぎじんじゃ」
太陽神=天照太御神(アマテラスオオミカミ)を祀り、
神道の中でもリスペクトすべき「古神道=こしんとう」を標榜する神社さん。
古神道らしい清廉で無駄の無い広い境内。





ここは「ゆず」の北川君の母親が創建した神社さんということもあり......
何かと話題が突きませぬな。
境内の鳥居には......にゃんとまぁ(*゜0゜)!



そして、小淵沢駅(おぶちざわえき)の構内にある外せない!
お蕎麦屋「丸政=まるまさ」さんの名物、
山賊そばぁぁーーっ!(><)/ ¥380!!



のっているのはビッグでびっくり!(@.@)する鶏の唐揚げさーん!
そして、個人的に小渕沢では最も真打ち!的な場所。
こーんな綺麗すぎる小川沿いの道を歩いて......



可愛らしい小さなトンネルを潜り......



出た!( ̄w ̄)大滝神社!



「大滝湧水=おおたきゆうすい」という滾滾と湧き出る名水を護る神社さん!
境内で「わさび」が栽培されていたりもする本当に綺麗な水。
隣にはニジマスの養殖池も。
水は飲んでみるとなんだかトテモ「甘い」。
名水中の名水だと、僕は思っています。

境内の裏山には......大きな岩があって......
御神体でもある「蠶影大明神=こかげだいみょうじん」さんが祀られています。
それは、ですね......興味湧く人は天気の良い日に行ってみて下さい。
何か見えるかもしれません(^^)

そして、仕上げはヤッパリコーヒーでして......
八ヶ岳周辺には沢山の魅力的なレストランやお蕎麦屋さん、
カフェなどが点在していますが、
僕は王道的に「八ヶ岳アウトレット」でお茶するのがとても好きです。
アウトレットの一番奥に佇むカフェ
「Field Magic A GOGO!=フィールドマジックアゴーゴー!」
落ち着きます。ふぃー。。(´ ▽`)♪アイスカフェラテボケ~



帰り道。
小渕沢の高速インター近くにある「森のチーズケーキ工房」さんで、
やたらと美味しいコイツを......



「ストロベリーチーズドラ焼き」
ストロベリーとチーズとどら焼き!なんて反則やろぉぉぉーーーっ!と、
お土産に買い込んで、お帰りまんぼーーーっ!(´∀`)ノ~サイナラー


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榛名徒然

2013-10-16 04:19:45 | 美味い...パワスポ寺社
日本一広い平野である関東平野の北西の端に、人々から
「上毛三山=じょうもうさんざん」
と呼ばれる三つの山があります。
ソレゾレ
「赤城山=あかぎさん」
「妙義山=みょうぎさん」
「榛名山=はるなさん」
という山を指しているわけなのですが、
古来より今に至るまで「恵みの山」として
人々から親しみと畏敬の念を持ってそう呼ばれて来ているようです。

そんな多くの人々からの崇敬もあってか、
どの山にもそれぞれの山の名を冠した一部マニアには有名な!?
神社が鎮座しています。
古来、大和朝廷からも、その治政領域を広げていく時期に......
だいたい4世紀から8世紀ぐらいにかけて......
関東地域平定の為の中心地として、また、
東北地域へと更なる領土拡大に動く際の足場となる地として、
重要視されて来た地でもあります。

現在、群馬県となっているこの「三山」地域の重要さは、
当時の朝廷においてたった「三つ」しか無かった
「親王任国=しんおうにんこく」
の一つに選ばれているということでも窺い知れます。
「親王任国」とは、天皇家や皇族の最高位であることを表す
「親王」が「直轄で治める」地のこと。
当時の記録では「大国」と記されていて、
昔からとても豊かな地であったようです。



ちなみに、富士山、白山、高尾山、阿蘇山、出羽三山、鳥海山、
恐山、三峰山、剣山、高野山、比叡山、、、
「やま」と言わないで「さん」と呼ばれる山は......
神様の住われる「霊山」だと言われています。
決して失礼があってはいけない山。
目上の人や敬愛する方を「~さん」と呼ぶことの語源も、
実はここに在るとも言われています。



その美しい「上毛三山」の姿は
僕の生まれ育った故郷の地からはいつも遠くに見ることが出来て、
とても身近な山々だったのですが、
先日、埼玉の実家に用事があって帰っていた時に、
さほど遠く無い、その「三山」の一つである「榛名山」に
チロッとドライブに行って来ました。

火山である榛名山の山頂には榛名湖というカルデラ湖があって、
幼い頃、釣りに凝っていた父親に「ワカサギ釣り」なるものに
幾度か連れて行かれたという記憶もあるのですが、
僕の記憶の中でも最古のものということで、
なんだか「モヤッ」と......
なんとなく覚えているというような感じでしかなく。
この日のドライブはそんな「モヤッ」と感を晴らすべく!
......という動機のコトリップでした。
天気はトテモ良くて、
僕の記憶の倉庫に「モヤッ」と仕舞われていた榛名湖さんは......
ちょっと驚くくらいの、とても綺麗な湖でした。(^^)



「アレ!? ココこんな綺麗だったっけ!?。。。(o゜ー゜o)??」

というのがその時の率直な感想。
「水澤観世音=水澤寺(みずさわでら)」
という、同じ榛名山の中腹にあるお寺さんもこんな感じで......



「アレ!?ここ、、何だかパワー凄くね!?
特に、、六角堂なる建物のあたり、、ヤバくね!?」

......というのが素直な感想。
写真奥に見える塔が六角堂です。
グルグルと手押し車のように塔の中に置かれている
大きな仏様を台座ごと回すことが出来ます。
三回まわすと願いが叶うとか、なんとか。
境内の鐘も鳴らし放題!?です。
ナカナカ良い音色。。。(o-´ω`-)ウムウム



モノ好き以外誰も来ませんが、
本堂背後の山を少し登った所にある「万葉集の碑」の辺り一帯も
なんだか凄い清廉な力を感じるスポットでした。



そして「水澤(水沢)」と言えば、
何といっても有名なのは「水澤うどん(水沢うどん)」!
すこぶるうまひ!(><)/



お店の創業は安土桃山時代。
「本能寺の変」の年だという、
水澤うどんの元祖!を名乗る「田丸屋」さん。
お店のメニューにはこう書かれていました......

「のし切り三年、茹で十年、粉練りは一生」

店内も和風モダンの美しい建築で。
特にこの下駄箱が......良い感じ(゜ω゜ )



「しかし、親父に食べさせてもらったことねーな。
水澤うどん......」

そして、その後向かったのが榛名山の真打ち!榛名神社。
久々にインパクトある神社でした......
つーか、半端ないパワー!(@。@)!
なんなんだ!?ココわ!?ってくらい。
ヤバいっっす。
入り口と山門からしてヤラカシテます。





そして、参道に沿って流れる綺麗な谷川の岸壁にある、
虹の橋のようになった岩のアーチ。
もう龍にしかみえない「鞍掛岩(くらかけいわ)」
ボクちんもう釘付け。
このエリア。一歩も動けず......



美しい参道。
険しい山中にある神社なのに終始とても歩きやすいのが少し驚き。
女性はヒールでも本殿まで行けますなぁ......



さらに参道を歩くと、どこもかしこもヤバいとこばかり。
途中、絶対に外せないオーラを放つ「塞神社(さいのかみしゃ)」



神仏習合時代の名残も沢山。
弁財天さん!(^^)



「神橋」と呼ばれるこの橋の辺りもカナリの力が......(@.@)





手洗場の横には、
こんな「瓶子瀧(みすずのたき)」が。



僕的にはもう「決定的!」な場所。
「双龍門(そうりゅうもん)」
この地が龍神さんの地であることも決定的。



左右の扉にも龍が......



双龍門を出たトコの左にある......
何の説明も表示も無い小さな三つの社(やしろ)。
皆素通りしていましたが、ここ、絶対挨拶すべきトコ。
僕的には「祓戸三神(はらえどさんしん)」さんだと思われまする。



本殿の龍。
白と赤。見事!(゜д゜)



そして、本殿の後ろに聳える御神体......
大きな岩柱とその上にある落ちそうで落ちない大岩。



修験道の地らしく、
大地と岩からの力をヒシヒシと感じるような土地柄。
しかし、なぜか?歩いていると上ばかり見上げてしまうような神社。
ココは天と地の力が交差するとても希な場所の様な気がするのです。
帰りの参道では地元の山芋と舞茸が美味しすぎる
「こまつや」さんのこんなお蕎麦と......



景色と、



勿論!
ココ( ̄ー+ ̄)ニヤリッ



伊香保温泉。源泉の湯。
しかしですね、
大きくなってから小学校の体育館のバスケットゴールとかを見てみると

「れ!?こんな低かったっけ?
ダンク出来ちゃうやんか」

とか、
小さい頃とても

「美味しい!」

という印象だったお店に大人になってから行ってみると、
色々なものを食べて舌が肥えて?しまっていたりするせいか、

「らら!?こんな味だったっけ!?」

なんて思うようなことがとかく多いパターンのハズなのですが、
こと、僕の「榛名散策」に関しては全てがその逆で......
今回触れたソレゾレのインパクトの大きさと心地良さは、もう、半端無し。
伊香保温泉にしても、
「湯の花まんじゅう」を買ってもらったような記憶は微かにあれど、
実は温泉に入ったことは無かったし......

「れれ!?榛名って......
こんなスゲーとこだったっけ......
つーか、だったんだ。。。( ̄。 ̄;)。。」

なーんてことになってしまったのは!?......

......親父...め。。。( ̄‥ ̄)モヤッ


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ノーベル文学賞と金網

2013-10-13 13:58:39 | 面白い
村上春樹さんのおかげで、
ココ数年、毎年話題になるノーベル文学賞。
春樹さんは今年も受賞とはなりませんでした。
いつか獲るとは思いますが。(^^)
そんなニュースを見ていたのか、先日、うちのスタッフが


「uzmetさん!
uzmetさんの好きな人!また惜しかったっすね!ノーベル賞!」


なーんて話しかけてきて......


「あの!、あの!!、、、、村上龍さん!(゜O゜)」


これこれ......(;^_^A
まぁ、似てる感じもあるけどね、たちかに......
名前だけじゃなく、内容も、ナントナク......


「そ、そうですな。。
チミは意外なことにも興味を持ってるのですなぁ......」


なんつって。
そんな感じでお答えしておきまちたけど。
ただ、個人的には「村上龍」さんもとても好きな作家さんだったりしまして。
作品は殆ど全て読んでいたりもします。
高校生の頃に読んだ「限りなく透明に近いブルー」なんて、
若ゾーだった僕に最も影響を与えた作品の一つではないかと感じていたりします。
僕の中ではスタッフさんの言う通り!?
龍さんもノーベル賞候補でございますのな。(^^)はい。



そんな事もあって、最近、
芥川賞まで受賞した龍さんのその傑作小説
「限りなく~」のことをフト思い出したのですが、
最早ディテールまでは鮮明に思い出せない感じで......
......つーか、思い出してもこんな所に迂闊に書けないような
過激なところが多かった様な気もするし......
とにかく当時の僕にとてもインパクトがあったのは、
物語の舞台であった東京の西の片隅にある
「福生(ふっさ)」という街の独特の空気感の描写。

福生は米軍基地の隣に発展した街で、
アメリカの軍人さんと地元住民との間で自然発生的に生まれた、
日本らしくない、
かと言ってアメリカでもない、
クロスカルチャーな雰囲気を持っていて。
「ハウス」と呼ばれるポーチ付き玄関のある
平屋の一軒家で暮らす人々の世界。
典型的なアメリカン・カントリーハウスでの生活。
そんな小説世界が当時洋楽を聴きまくって、
アメリカに憧れを持っていた僕にはとても惹かれてしまうものでした。

そして、物語の全編から沸き立つお酒とたばこの強烈な匂い。
自虐的で退廃的な空気と色気と、
グレーな色をしたアンダーグラウンドな世界。
そんな薄暗くて色味の無い世界の中で時折鮮明に飛び込んでくる
カラフルで派手な原色のような村上龍さんの言葉と表現。

なんだかとても憧れました。

変な憧れやけど......(´・_・`)。。なんでだべ!?

映画で言えばちょうど
「フランシス・フォード・コッポラ=Francis Ford Coppola」監督の
名作「ランブル・フィッシュ=Rumble Fish」
のラストシーンの感じ......でしょうか。
そんなイメージ。

今思えば、
福生に限らず横須賀とか沖縄とか、
米軍基地近くにある地域には似たような空気感はあるのですが。
当時、埼玉県の片田舎にある、しがない鉄工所で暮らしていた、
決して裕福でない少年には全てが未だ見ぬ遠い地でしたし。
この本を殊更好きだった理由というのは、
当時音楽を通して憧れていたアメリカという国を、
なんだかとても身近に感じられたということが
大きな要素としてあったのだとも思います。



「限りなく透明に近いブルー」は、
田舎の高校生だった僕の憧れが沢山詰まっていた作品でした。
まぁ、こんなヤツはあまりいないかもしれませんが。



そして、大学生になって。
縁なのか?何なのか?幸か不幸か?
その憧れた福生という街のほど近くにある
「八王子」という街に4年間住むことになって。
それで、僕は時たま、
その憧れだった福生の街に出かけて行ったりしていました。
今はもう無い?とは思いますが、
当時「49 BAR=フォーティナイン・バー」という、
アンダーグラウンンドでアメリカの香りがするバーがとても好きで。
そこで樽出しの「ズブロッカ」のトニック割りをよく飲んでいたのを覚えています。
バーボンとかでなく、何故か?ポーランドのお酒で。
まぁ、そのお店に関しては、
こんなところで表立って書けるようなコトはあまり無く......

泣く(T . T)......

夜中に、何も考えず、
タダ福生の街をあても無く歩きながら
瓶ビールを飲んでいたことも憶えています。
「ビン」ということに何故か強いコダワリを持っていたりもして。
福生基地の周りをグルリと張り巡らされている金網に
意味も無くつかまって。
基地の中に停まっている戦闘機やバカデカイ輸送機やらを見ながら、
掴んでいるソノ金網を両手でワッサワッサ!と揺らし、



「ヒコーキ乗りてーーーっ!
のせろぉぉーーー!!( ̄Д ̄)/ コラァァーーッ!!」



などと、いつも叫んでいて。



「ハイハイ。。お兄さん、、
ちょっとソコの交番行こうかね。。
仕事は何してんのかな?ん?(^_^)」



「うるへー!(`3´)/
がくせいだわんわん!」



......なんてコトはしょっちゅうで。
たまに銃をもった軍人さんとモメモメしたりなんかもして......



でもですね、



今はわかるのです。



僕はですね、その頃......



アメリカ人になりたかったんじゃないのかと......



いわゆる留学とかもしてみたかったんじゃないのか......と......



でもお金ねーしなー......と。



当時の僕に聞いてみると、



そんな息苦しい答えが返って来るのです。



限りなく透明に近いアホですな。



はい。(^_^)



鈴木英人(すずきえいじん)さんという
イラストレーターさんのイラスト集。
埼玉の片隅に住む高校生だった僕が「憧れたアメリカ」が在ります。
今でも宝物です。
古くて、表紙はチト焼けてますけど。。(´ω`。)ブヒ。

英人さんの描くキラキラと明るい、
湿気がまるで無い「カラリ」としたイラスト世界と、
龍さんの「限りなく透明に近いブルー」という、
暗めの物語世界だけど、ヤッパリ湿気を感じさせない小説世界が
10代の僕の心の中では陰陽のワンセットになって
「未だ見ぬ憧れのアメリカ」
として存在していたりもしました。
その後、旅行や仕事などで
イソイソとお出掛け出来もするようにはなりましたが、
30歳を過ぎた時、
今の会社に入る前の7ヶ月ぐらいの完全お休みの期間。
そんな昔の気持ちへの復讐なのか!?
僕はイイ年こいてアメリカ、LA(ロサンジェルス)の大学のサマースクールに
数ヶ月間の短期留学をしていました。
この時はUCLAの敷地内にあるドミトリー(学生寮)に住んでいたのですが、
そこで過ごした時間というのは......
今に至るまで僕の中で光り輝き続けている、
何モノにも代え難い最高の時間となっています。
今、粛々と進めているトアル大きな!?
夢のベースとなっていたりもして。(^_^)
なにより、福生で金網に捕まって叫んでいた昔の僕に、
そんな時間の「お裾分け」をしてやりましたわ!
にゃーっはっはっ! (`∇´)ψ


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志、、だろ?

2013-10-10 00:21:05 | 面白い
「人ってさ、裏切るじゃん。
どんな綺麗ごと言ってるヤツでも裏切るじゃん。
でさ、本人はさ、それ裏切りだと思ってないわけ。
だから裏切れる。
翻ってだよ、
自分だってそういうことしてる可能性もあるじゃん。
自分は違う!とか思っていてもさ、
自分がそう認識していない、知らない、というだけのことでさ。
相手が裏切った、、と思ってる様なことだってあるハズじゃん......?」


「......うん。。」


「で、問題はさ、だから厄介なわけさ。
そういう時の “怒り” って。
シンプルに殴った!殴られた!
ぶつかった!ぶつけられた!
......みたいな怒りなら処理には困らないもんなんだよ。
ちょっとすれば消えるし、治まるし。
シンプルで。白黒付けられるし。
でもさ、
ソレゾレの立場や考え方や、
正義やら組織やら何やらが入り組んだ中で生まれる裏切りとか、
虚々実々の言動なんかから生まれた様な怒りとか、
自分や相手の非が限りなく曖昧な中で生まれた様な怒りとかってさ、
怒りながらも、だよ、
自分の頭の何処かに自分自身にも何か非があるかもしれない......
相手の立場も気持ちも分からなくはないし......なーーーんて、
ナマジそんなことも考えちゃったりするもんだから
更にヤヤコしい感情になっちゃうワケでさ。
それで、本当に難しくって、心底悩むんだよ、、、」


「。。。」


「キツいのはさ、
自分が傷ついてることは確かだっ、、てことなんだよ。
ものすごく深く。
その受けた傷が自分でもワカラナイくらい深かったりするとさ、
もう本当にキツいんだよな。
死を考えてしまうくらいキツい。
相手のことだってさ、
地獄の底まで落としてやるぜ、、とか思っちゃうくらいでさ。
それって自分のキズの深さ反動じゃん!?
それくらい傷ついててさ、
その傷の痛みと同じ痛みで怒りに震えていることは確かなんだよ。

そんな複雑な気持ちがさ......マッタク消えない......
幾ら色々な事をして消そうとしても......なかなか消えない......

時間が解決してくれる、なんて最終手段に出た所で......
一向に消えそうも無い。
むしろ時間が経つホド負の思いが強くなるような部分ってのもあったりしてさ。
それが自分で見えちゃったりもして。
そうするとまた自分の小ささや人間としての未熟さを感じるし。
それがまた傷の上塗りみたいになってさ、
また自分を責めたり、慰めてみたり。
もう、本当にキツいんだよ。
死にたくなるくらい。キツい」


「。。。」


「地獄ってこういうことなんじゃないかって、
そう思う時だってあるんだよ。
自分で自分を責め続ける感じ?
怒りと恨みを何かにぶつけ続ける感じ?
それが止められないの。無くならないの。
地獄なんてものはこうやって作られるんじゃないかっ!?って、さ。
そんなことまで思うんだよ。分かるんだよ」


「なんか、ひどいな。。」


「よくあるじゃん?
どうにもならない “怒り” にはこういう対処法がありますよ......って。
精神科医系とか、お教えします系とか宗教系とか。
あれってさ、勿論それで助かった人達も沢山いるとは思うんだけど、
ありとあらゆることやってみてもダメなことってあると思うんだよ。
だって違うんだぜ?みんな。
何一つ同じ怒りや悩みごとなんて無いんだぜ!?
みんなソレゾレ他人の問題だし。
そんな連中が言う成功事例とか、例え話とか、
自分の抱えてる問題と同じものなんて実のところ全くないんだよ。
だから結局オリジナルの対処法を自分でなんとか作って、
制御するしか無いんだよ。
消していくしかないんだよ。
超えていくしかないんだよ。
そう思ったよ。
そういうの全部やってみて。
無理だよ。あんなの......」


「やったの?色々?」


「やった。
なんかさ......全てを受け入れて、許すのが一歩目です、、とか、
全ては自分自身が生み出していることなのです、、とか。
その場は持ち帰って時間を置いて考えましょ、、とか、
相手の考えと自分の考えが同じにならないことを認めましょ、、とか、
過剰な自尊心は捨てましょ、、とか、
全てを叫んで吐き出しちゃいましょ!、、とか。

自分の怒りが何処から来るのかハッキリさせましょ、、とか、
相手や何かに過剰な期待があったのではないのですか?、、とか、
リラックスしてハロハロだか?
オポノポノ?だか、何だか、
呪文を唱えましょ、、とか、
瞑想をしましょ、、とか、
ヨガをやりなさい、
ストレッチしなさい、
運動しなさい、、とか、
神社イッタラ!?
お寺イッタラ!?
旅行にイッタラ!?、、とか。

思いを全てノートに書き出してみましょ、、とか、
深呼吸をしましょ、、とか、
相手の価値観や良い所を認めましょ、、とか、
過去や未来を考えるのはやまましょ、、とか、
ホルモンがどうとか、セロトニンがどうとか、
顔を笑顔にすることから始めましょ、、とか、
人と比較するな!
8割で満足しよう!
気分転換をしよう!
人に甘えてみよう!
一度全てを捨ててみよう!!

......でさ、
最後はさ、時間が解決してくれます......とか言うんだよ」


「......うん。。」


「で、何も解決しないわけ。俺の場合。
自分で頑張るしかないわけ。
自分なりの方法でさ。
それ、見つけるしか無いわけ」


「厄介だね。それは、確かに。
でもよく分かるよ。
そういうの。凄く。ウン」


「だろ!?
俺さ、やっぱ聖人じゃないんだよ。
ホント、泣けちゃうくらい汚れてるからさ。
無理。そんなの」


「......でもさ、
ソレってやり続けるしか無いんじゃないのかな。きっと......」


「......」


「裏切りや許せない嫌なことに対してさ、
とにかく、そうやって、
何度も何度も色んなことして、試して、
七転八倒して、ダメでダメで、、、
でも、それでももう一度何か悪あがきしてみて、
そうやっていくしか方法は無いんじゃないかな。
なんか、聞いててそう思う感じ」


「......」


「世界はさ、螺旋じゃんか。
同じ所に戻ってしまっているかもしれないけど、
そのいる場所の高さは違うと思うんだよ。
ソリャさ、聖人でないわけだから、
下の高さに戻ることもあるかもしれないけど。
でもさ、その螺旋の上下を決めるのって、
多分 “志(こころざし)” ......だろ?」


「......」


「その志がさ、
少しでも良い人間、強い人間、
恨み辛みを無くせる様な人になりたい......って、
志があればさ、
元来た場所でも上の位置にいるんじゃないかな。
その繰り返しでさ。
少しづつ何かが変われば、、良いよね。うん。
でも、それがさ、
時間が解決してくれる......ってことの正体なんじゃないかな......」


「うん。。」


「うん。。。」


「あっ!!
マスターーーっ!
おおおおおおぉーo(* ̄○ ̄)ゝーいぃぃぃぃぃぃ!
ビール!もう一杯!!
クアーズの生!よろぴくっ!......あっ!
2杯☆ねーっ!」


......とある夜。
とある街の、
とあるお店のテーブルでかわされている男達の会話。



クアーズも良いけど、
銀座「サンダンデロ=San Dan Delo」で飲める
月山=がっさん」の地ビール!
ピルスナー!
がメタクタおいすぃ~のだ~!(><)/


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実は!?「御神体 2」

2013-10-07 00:17:02 | 面白い...パワスポ寺社
インターネット以外のメディアでは殆ど取り上げられていませんでしたが、
昨夜、伊勢神宮「外宮=げくう」で
「遷御の儀=せんぎょのぎ」が執り行われていました。


20年に一度、
神宮内の全ての社(やしろ)や建物を刷新するという
「式年遷宮=しきねんせんぐう」
におけるハイライトとも言える儀式。
神宮の御神体......それは日本国の御神体とも言えるもの......を、
新しい社に移すという儀式。
その儀式のトリ、最後の儀......が、
2日夜の「内宮=ないくう」に続き、5日の夜、
漆黒の闇の中に外宮で粛々と行われていました。

内宮の御神体は
八咫鏡=やたのかがみ
と一般報道でも伝えられていましたが......
はて?
あまり報道されていなかった外宮の御神体とは......??
いったい何なのでしょうか?

伊勢参拝をガイドさんなどと一緒にすると、
正式な参拝順序は古来より
「外宮からです、、」
と言われると思います。
最近では伊勢に入る高速道路などにもこのことが大きく表示されていたりもします。
伊勢の地に入り一番最初に挨拶に向かわなければいけなくて、
数百ある「伊勢神宮全ての儀式」の中でも最重要とされる
式年遷宮」の儀においても、
その大トリとも言える儀式迄も行われる宮。
それが外宮。



これは、何を意味しているのでしょうか......



しかも、



その御神体は内宮とは違いまったく公にされていません。



報道では、



一般にも全てが公明に伝えられているかの様な印象になってはいますが......



はて......?



規模の大小に関わらず、
格式ある本物感?本気感?を感じる神社仏閣......
「こ、ここわ本当に神様がいそうでスゥゥゥゥ!?、、(>人<;)!」
なんて感じてしまうようなトコロでは、
その御本尊や御神体というのは大抵「奥の院」や
「奥の宮」と呼ばれるような場所に分け、離され、
祀られていたりします。
それはまるで、うちのコニャ(奥ちゃま)が、
何やら大切なモノを僕に分からない様に
タンスの奥に工夫に工夫を重ねて隠し置いているかのように......_φ( ̄ー ̄ )



外宮というのは、
この国における最も大切な何か?
が仕舞われているような場所だとでも言うのでしょうか。




外宮の御神体とはいったい何なのでしょうか......



一部マニアや識者の間では内宮の御神体である
「八咫の鏡=やたのかがみ」と同じような鏡とか、
八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)とかとも言われたりしていますが、
神宮や神社庁、皇室や宮内庁からの正式回答は一切ありません。
全てが秘されています。
神宮最高位の宮司さんや遷宮の祭主......
今回で言えば黒田清子さん......ですら、
それを見ることは許されていないといいます。
天皇家ですら許されていないとされています。
ただ、ソレは......
ソレゾレで「知っている」とは思いますが......



如何でしょうか......!?
この辺りで少々迂闊で偏執的とも思われそうな!?
今回の記事タイトルに込めた「意」がうっすらと滲んで来てるでしょうか。



関東のとある地域では
「伊勢参りをした後で必ず行かなければいけない、、、」
と言われている場所があり、
それが「出羽三山=でわさんざん」という聖地。
東北、山形県にあるとても豊かで美しい地なのですが、
この三山の信仰の中心は「月山=がっさん」と呼ばれる霊峰のため、
それで

「太陽信仰の聖地である伊勢に行ったら、
次は月の神様の住まう地にも行くべし......」

という教えや信仰になったとも伝わります。
この出羽三山。
三山それぞれに由緒深い素晴らしい神社が存在しているのですが、
その奥宮とされるのは「湯殿山神社=ゆどのさんじんじゃ」になります。
こぉーんなスバラスィ所......





ココには、訪れる人が
「ビックリ!(◎_◎;)」
してしまうような御神体があります。
その「御神体」に関しては、
古来から今に至る迄、このように伝えられて来ています......



「語るなかれ、聞くなかれ」



......むぅぅ......(T . T)



コレデワ 語れまへんがな......



怖ひよぉー。。



自らが歩む道の未来というのは、
人生の行く先や、僕達が目指す未来世界というものは、
見えない、分からない、知らない......から面白いのだ。
だからこそ人は真摯に歩むことが出来るのではないのか?
ん!?ちゃうのか!?と。
湯殿山神社の御神体の話は、そんな意味にとれるような気もします。
だから
「聞くなかかれ......」
と。
御神体とは分からないからこそ神になるのだ、と。
時に希望となるのだと。



伊勢神宮を代表する内宮、外宮、ソレゾレの御神体とその意味。



前回の記事では、やや「特別な角度」で
遷宮の神事から「天の岩戸神話」について触れましたが。
今回は、改めて、ソレを真っ直ぐな解釈で捉えれば、
強固に閉ざされた岩戸の中に隠れた太陽......
天照太御神(アマテラスオオミカミ)......というのは、
それぞれの人の中にある「良心」や「本当の心」のことだとも言えます。

岩戸とは、自らの内で、自らが築いた固い心の扉。

誰もが閉ざしがちなその扉を開いた時に、初めて、
本当の心や生き方が得られるのではないか?
光が射すのではないか?
という神話。

太陽はいつも皆の心にちゃんとあって。

それが出ているか、隠されているか......の話。

この国の最高神とは、一人一人の「良心=良神」のことだ......

とでも言っているかのような話。

神話に隠されたそんな様々な意味。

世界や人生が秘密と謎に満ちていて、
それらを解き明かし、探求しながら歩むのもまた、
苦しいけれどもとても楽しいことなのかなぁ......とも思います。





外宮、そして伊勢の御神体を解き明かす鍵は......
個人的にはココ......
「多賀宮=たがのみや」
建っている場所。
そこに至る迄の参道。
エリア一帯の空気感......
全てにタダ者ではない感じが......
ココには!何か!!!
ありますな......キラーン( ̄+ー ̄)

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御神体

2013-10-04 01:06:33 | 凄い...パワスポ寺社
色々なメディアでも取り上げられていましたが、
昨夜、伊勢神宮で「遷御の儀=せんぎょのぎ」が執り行われていました。

20年に一度、神宮内の全ての社(やしろ)や建物を刷新するという
「式年遷宮=しきねんせんぐう」におけるハイライトとも言える儀式。

神宮の御神体......
それは日本国の御神体ともいえる
「八咫鏡=やたのかがみ」を新しい社に移すという儀式。
その儀が昨夜、漆黒の闇の中で粛々と行われていました。

遷宮に関しては、
以前「遷宮のこころ」という記事を記したこともありますが、
今回は、出雲大社の遷宮とも同じ年に重なるという特別で奇跡的なもの。
家でテレビのニュース映像をポチリと目にするだけでも
なんだか胸に迫る神聖さを僕は感じてしまいました。



「おごそか」とはこういうことなんだろうな、と。



人々も神々も、
また新しい時代と価値観の中に踏み出していくんだろうな、と。



そんな感慨みたいなモノも改めて感じていたりもしました。



白い「幕」に覆われた御神体が、
旧「内宮=ないくう」を出発する際の合図というのは、
宮司さんが闇夜に向かって大きな声で叫ぶ
「カケコー!カケコー!カケコー!」
というニワトリさんの鳴き声を模した「三回」の掛け声。
「鶏鳴三声=けいめいさんせい」と呼ばれるこの所作は
「記紀神話=ききしんわ=古事記&日本書紀」にある有名な
「天の岩戸=あまのいわと」伝説に基づくもの。
それは「天照太御神=アマテラスオオミカミ」が、
弟神「素戔嗚=スサノオ」のあまりの傍若ぶりにあきれ果て、
大きな「岩戸」の中に隠れてしまい。
そこからもう一度出てきて地上に光をもたらそうかという、その時に、
岩戸の前で大声で鳴き、闇を払い、
アマテラスさんを再び外の世界に導いた......
と記されている鶏さん達にならっている、という所作。



ニワトリすげー!(=゜ω゜)ノ



......なんてことも思いつつ、実は、
「アマテラスさんが岩戸を出るキッカケとなった......」
と記されているコトというのは、
大勢の神々が岩戸の前で開いた宴会だったりして。
「飲めや歌えや!の大騒ぎ!」
......ってな騒々しい宴会をアマテラスさんの隠れた岩戸の前で開けば、
岩戸の中のアマテラスさんも気になって
外を覗くことぐらいはするだろう......と。
そんな計略の元に開かれた神々の宴。
果たして、その通りに、
賑やかな外の様子をチョイと見てみようと
アマテラスさんは岩戸を少し開けてしまい、
そこで皆で引っ張り出すことが出来ました、と。
世界に太陽が戻りまちた、と。
そんな話がこの国の創世にまつわる伝説。
一般には殆ど無名の方なのですが、
僕が敬愛する「ある人」はこの神話に関して



「この国のよくないところは、
神様を騙して引っ張り出したというところにある。。」



なーーーんていう様なことをトアル本の中で言っていました。



「Σ(゜ロ゜;)!! ......スゲー角度で物事を考える人やな。。」



と、正直、この人の解釈や考え方に僕はかなり驚きましたが、
それは、この国の統治、政治、
経済などにまつわる「影」のような部分を見事に突いた、
もしくは、この国や世界が今も抱えている負の起源と要因とを
見事に指し示した様な、



驚くべき解釈!



と言えるもののようにも思います。
そしてもし、東の果てのちっぽけな国の創世記の中に
真実を改ざんした物語が含まれているとして、
そんな改ざん物語を創作した編纂首謀者達が

「真実を物語の様に上手ぁ~く隠せましたなぁ、、( ̄+ー ̄)」

......などと満足していた改ざん物語そのものの中に、

「真実を隠しているという事実」が、

偶然!

創作者本人達が思いもよらない形で入り込んでしまっている......

それこそが神の仕組みや意図である......

なんていうことまで暗に言い当ててしまっている驚愕の解釈!

と言えるようにも僕には思えてしまいます。
そして、そんな真実改ざん書物の中でも最も中心的な話とも言える
天の岩戸神話」だからこそ!
中心的な話だからこそ!
神々が偶然を装い仕込んだものが入り込んでいるのではないか?と。
そんな事まで指摘している考え方のようにも思えるのです。



アマテラスさんを岩戸から出すのに、
某国だったら、
もしかしたら岩戸を爆弾で破壊したかもしれません。
またある国だったら、
穴を掘って地下から岩戸の中に入り込んだかもしれません。
またある国ならば、
飲めや歌えの宴会ではなく、壮絶な格闘大会や流血ドンパチ会!?
などを開いてアマテラスさんの気を引いたかもしれません。
アノ国なら、
大勢の人を集めて、
アマテラスさんが嫌気さすくらいのデモ行進をずーーーーーっと、
していたかもしれません。
そう考えると、
神話に記されている「宴会」というのは、
鶏さんがコケコッコーと鳴いてくれたコトというのは、
穏やかで抜群に配慮の利いたとても
「日本的な方法」
の様にも思えます。
そしてそれは日本人の心奥に刻まれた性質の起源?
をも指し示した?
逸話と言えるのかもしれません。



とにかくも、
この国独特の貴重な無形文化財ともいえるような儀式が
滞り無く出来たということは、
とても素晴らしいことだと思います。
神様が新しいお家に無事に引っ越せたというのは、
とても嬉しいことのように思います。
台風さんも何だか少し遠慮して避けてくれたような感じですし、
そして、

「神=自然?=宇宙の理(ことわり)?」

に対する畏敬の念を持った様々な儀式や、
長期にわたる「遷宮の儀」という儀式そのものが、

「この国の一番の御神体なのかもしれない......」

とも思ったりもします。
様々な儀式の裏にある日本人の崇麗なる精神や、
モノ作りの技術の在りようこそが、
この国の「御神体」なのではないのか......と。
そんなふうにも僕には思えたりします。



「なんか最近 “神社検定” つーものがあるらしいぜよ。
だんな。。( ̄ー ̄)」

という噂を聞いて、

「マジ!?何ソレ!?」

......てなことで、
ほんのパトロール気分で受けてしまった神社検定。

迂闊にも!

一発合格!!( ̄ー+ ̄)ニヤリッ

ま、三級ですが。
ええ。ええ。

今や二級や一級も設立されたらしいですし。

しかし!!

コレ!

何の役にもたっとらんな......(TωT)ウルウル



カード形式のモノも頂きましたが、
この絵馬風の認定証の木は伊勢神宮
遷宮に使われる木と同じ場所から切り出されているらしいです.......
ふーーん。。。(゜ω゜)


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IHATOV

2013-10-01 19:15:34 | 素敵
ここ三年間ぐらいの話しなのですが、
個人的に「東北」という地にとても魅かれています。

何故だろう??か......(*´ω`)うーん......

なんだかとても魅かれるのです......
よくよく考えると、
信頼する友達も昔から東北出身の人がトテモ多いし。
好きなタイプの女の子も......(〃ω〃) ポッ

......うーむ......

(*゜ロ゜)ハッ!!

もしや自分の魂の記憶!?前世!?
にでも関係があるのだろうかっ!?(o-´ω`-)うーーん......
なんだかとても不思議な魅かれ方ではありますのです。



話は変わりますが、
「村」と「里」という2つの言葉の違いについては、
「村>里」
というような人口の多さや、
法的な定義でもって語られることが多いようにも思いますが、
僕の中には、ソレ以外にも少しばかりの
「意味の違い」というものが存在していまして。
その違いというのは、「市町村」などと、
通常「里」を抜いた表現をされることに
無意識的に含まれている意味であるとも思うのですが。
「里」より「村」の方が外部世界との繋がりや、
相互依存、共存、共栄などの関係要素が多くある地域社会
をイメージしてしまいます。

一方で「里」というのは、ある意味、
外部世界がどうであろうと、何であろうと、
そのコミュニティの中で食料も経済も
ある程度完結出来てしまう社会であって。
外部への依存や共栄関係が限りなく稀薄で、
ひっそりと隠れた、
独立的要素が多い地域社会をイメージしたりします。

東北という地域は、そんな「里」が点々と、
途方もなく多く、深く、散らばっているような、
そんな印象があるのです。
その印象はマサニ「道の奥」......みちのく......
ソレゾレが独自の州法を持って合わさっている
アメリカ合衆国的な印象とでも言いましょうか。
合衆国ならぬ「里集国=さとしゅうこく」とでも言いましょうか。
九州や北海道などにもそんな感じはありますが、
僕の感覚では、それらの地域は
東北の印象に比べると「村」というイメージであって。
見えない部分も含めたエリア全体での繋がりや、
共有している何らかのモノが
東北よりは多くあるように感じられるのです。

さらに、東北の多くの地域社会を
そんな「里」として僕に印象づけてくるモノというのは、
意外にも点々と沢山存在する広く豊かな平原と、
それが程よく険しい山川草木によって
「自然と区切られている」
という部分でしょうか。
その「程のよさ」というのは、
大いなる自然がまるで家々を隔てる「塀」のような感覚でもって
存在している感じで。
強固で高い「隔絶」とは違う、
そんな特徴が東北特有の「自然で柔らかい里」感を
生み出しているようにも思えています。

下の写真の美しい里は、
僕の好きな岩手県、花巻、東和の里。
上記したような東北の「里感覚」がよくわかる地の一つで......



郷土の偉人にしても、
野心的な政治家や武人や革命家などにしても、
そういったタイプは九州や四国、関東以西の本州に多く。
対して、
東北の為政者であった伊達政宗さんや奥州藤原氏の特徴としては、
鉱物資源も含めた豊かな地の恵みを基盤とし、
中央の政権や国家とは明らかに距離をとった独自の地域完結型で。
理想郷的な執政や文化を築いていたようにも思えます。
江戸時代の米沢藩主
「上杉鷹山(うえすぎようざん)」
などはその最たる例かもしれません。
古代、大和朝廷から蝦夷(えみし)と呼ばれた時代もそうだったように思います。

更に、そんな東北偉人の最大の特徴というのは......
実は学識者、文化人、文人系が多いようにも思われます。

世界的にも有名な「武士道」の著者であり、
お札にも描かれた新渡戸稲造(にとべいなぞう)。
ポスト印象派の萬鉄五郎(よろずてつごろう)。
医学者、野口英世。
詩人、石川啄木。
小説家、太宰治。
日本人初の物理学者、山川健次郎。
四大国学者の一人で、神道家の平田篤胤(ひらたあつたね)。
高村光太郎、、わ、、東京の人ですが、
彼にインスピレーションを与え続けた妻の智恵子さんは東北出身の方。



============================
「智恵子抄」
智恵子は東京に空が無いといふ。
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間(あいだ)に在るのは、
切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしはうすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に
毎日出ている青い空が智恵子のほんとうの空だといふ。
あどけない空の話である。
============================



こんな感覚や世界観というのは、僕は、
中央国家や一般社会とは距離があっても成立してしまう、
自己完結型の「とても豊かな環境」が
育んでいるような気がしてしまうのです。



「IHATOV」......イーハトーブ。



もう一人、
忘れてはいけない東北の偉大なる文人、宮沢賢治。
「イーハトーブ」とは、
その「宮沢賢治(みやざわけんじ)」さんによる造語。
その語源は明らかにされていませんが、
彼の心象世界にある理想郷を指す言葉であるようです。
それは、彼の生まれ故郷であると同時に、
生涯にわたる活躍の舞台であった
「岩手県」をイメージして作られた言葉なのだそうです。
この言葉は、これまでも多くのアーティストが、
多くの作品のモチーフにしてきてもいて。
曲を作ったり、映画を作ったり、
ゲームやTV番組にもなったり、と。
色々な所で耳にすることも多い言葉だと思います。
僕には、岩手だけでなく
「東北の地を表す言葉」
としても感じられる、とても好きな響きを持った言葉です。





「イーハトーブ」といえば、
温泉でも有名な花巻の街の郊外にある
「宮沢賢治イーハトーブ館」
館の中にあるお気に入りのカフェ。



館の近くにあるお蕎麦屋さん「なめとこ山」
入り口にある懐かしいポストや、
店内にはストーブなども置いてあります。
とてもイーハトーブなお店。(^^)



美味しい♪( ´▽`)



そして、
イーハトーブ館で買って来た宮沢賢治のポストカード
「雨ニモマケズ」
自宅の壁にはってありまする。



この言葉も智恵子抄のように
東北の大地が産んだ言葉のように思える時があります。
東北の里々に暮らす人々の心持ちを含んだ言葉に
思える時があるのです。



============================
雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだをもち
慾はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べて
あらゆることを自分を勘定に入れずに
よく見聞きし
分かり
そして忘れず
野原の松の林の陰の小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば 行って看病してやり
西に疲れた母あれば 行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば 行ってこわがらなくてもいいといい
北に喧嘩や訴訟があれば つまらないからやめろといい
日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず 苦にもされず
そういうものに わたしはなりたい
============================



......最後に一つだけ、
偉大なる宮沢賢治さんに一つだけ提案をさせてもらえれば。
この最後の部分に......
こんな案もあります————————



そういうものに、
わたしはなれない(T . T)ぶぇ。

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