更に禁断のエリアに踏み込むとすれば、
日向三代の話とは「赤」と「白」の話でもあり、
それはこの国の国旗の色でもあり、血脈の話でもあり......
伊勢においては外宮と内宮の色とも言えるものでもあるのです。
......Maaさんのリクエスト話から、
こんなトコロにまで辿り着いてしまったので、
次回は、そんな日向三代のお話を少しだけ。(^^)ええ。ええ。
どもども。
記紀(きき=日本書紀と古事記)によれば、
この国の初代天皇は「神武=じんむ」。
九州、日向の地から奈良、ヤマトに入り、
現日本国へとつながる王朝を打ち立てた......と記されています。
なので、記紀では神武以前の時代は神代(しんだい)とされ、
神話的な物語が描かれています。
その神話の中で、
この地上を治めるために現天皇家の祖神
「アマテラスオオミカミ=天照大御神」の孫が天上界から
「日向国=ひゅうがこく(現在の宮崎県から鹿児島のエリア)」
とされている地に舞い降りた......
という物語が「天孫降臨=てんそんこうりん」の物語。
天皇家の起源を伝える物語でもあります。
そんなアマテラスの孫というのが「ニニギノミコト=瓊々杵尊」であり、
そのニニギから数えて三代目の神が、
大和に移ったと言われる「神武(じんむ)」。
神武以前の三世代に渡る神々は、総称して
「日向三代=ひゅうがさんだい」
と呼ばれています。
皆、九州、日向の地に深い縁を持つ神々。
初代/ニニギノミコト(アマテラスさんのお孫さん)
↓
二代/ヒコホホデミノミコト(別名、ホオリ。山幸彦。ニニギさんのお子様)
↓
三代/ウガヤフキアエズノミコト(ホホデミさんのお子様)
↓
神武天皇(初代天皇。日向から大和へ東征。神世から人世へ物語が移行)
神話にはそう記されています。が、
どこまでが本当の話か......?
このブログを見てくれている方であればもう、
様々な見方が出来るな......と感じているとは思いますが。はい。(^^)
ポイントは二代目の「ホオリ」さん。
通称「山幸彦」
あの有名な?海幸彦、山幸彦の逸話の山幸彦さん。
—————————ある日、
山の猟が得意な山幸彦は、
海の漁が得意な海幸彦とそれぞれの道具を交換して漁に出ます。
しかし、山幸彦は海で兄に借りた大切な釣針を失くしてしまいます......
困り果てていたところ、
プラリと現れた塩椎神(しおつちのかみ)に導かれ、
小舟に乗り竜宮城とも言われる海の宮殿、
綿津見神宮(わたつみのかみのみや)に行くことに。
そこで海神、大綿津見神(おおわだつみのかみ)に歓迎された山幸彦は、
その娘の美しき豊玉姫(とよたまひめ)と結婚までしてしまい。
綿津見神宮で楽しく暮らしていました。
気がつくと、針のこともすっかり忘れ、
あっという間に3年の月日が経っていました。
山幸彦は地上へ帰らねばならず、豊玉姫とも泣く泣くお別れ。
別れ際、豊玉姫は山幸彦に彼が失くした釣針と、
霊力のある玉「潮盈珠(しおみつたま)」と「潮乾珠(しおふるたま)」
をお土産にもたせます。
山幸彦は国へ帰るとその玉を使って海幸彦をこらしめ、
その後自分への忠誠を生涯にわたり誓わせた—————————
という物語。
よく考えればわかるように、この物語はとても変です。
針を失くした山幸彦が大事な道具を失くされてしまった被害者とも言える兄、
海幸彦を懲らしめるなんて......奇妙過ぎます。
きっとこの話は、
日向初代、天孫ニニギノミコトから日向国を受け継ぐ際に
「ひとモメ」や「ひと騒動」があったことを
暗に表現しているようにも感じられます。
だいたいそうです。
記紀神話において、
ちょっと理不尽な所がある時はだいたい何かあります。
つじつまを合わせる無理が出ている。
その無理とは何を表しているのか?
何を隠しているのか?
いや、あえて匂わせているのか......
いつもの手口です。
ここで、
天皇家の血脈は少々変わっているのではないのでしょうか。
その他にも血脈が変わったところといえば、
初代大和国の王でありアマテラスでもあった天津・国津統合の王
「ニギハヤヒ=饒速日」が亡くなった後でしょうか......
その後継者争いで奈良を中心とした国が乱れに乱れた
「大和大乱」の時。
あとは、天皇家のクーデターでもある「大化の改新」。
その後は———————————
王の権力、後継者の椅子を巡っての血脈の争い。
山幸彦(ホオリ)と海幸彦(ホデリ)は兄弟とされていますが、
神話にはもう一人兄弟がいることになっています。
名は「火須勢理命=ほすせりのみこと」
彼は......どこに行ってしまったのでしょうか?
彼も王の座を後継出来る人間の一人だったハズです。
彼に関しては、書には僅かに名が記されているだけで......
いったいどこに......
行ってしまったのでしょうか。
なぜ名前ぐらいしか書き残されていないのでしょうか。
後継者争いで消されてしまった......
なんて物語や可能性など......ないのでしょうか?
それは、九州の地をよくよく巡ると......何かが......
見えてきます。
王座の争いはいつも血の争い。
それは「赤」の争い。
血統は赤で表され、
それを変えるものは白で表され......
不思議と、
血液には赤血球と呼ばれるものと、
白血球と呼ばれるものが含まれていて。
赤血球の方が圧倒的に多い。
でも、少ない白血球にはとても大切な役割があって、
少しでも損なわれれば重大な病ともなります。
僕らの体はそう出来ています。
筋肉も主に赤筋肉と白筋肉に分かれていて。
白筋は速筋と呼ばれ、瞬発力を司り、
赤筋は遅筋と呼ばれ、持久力を司ります。
理想の筋肉とはその赤と白の筋肉バランスが最良にとれていること。
体とは......国か?
平家は赤で、源氏は白で。源平合戦。
騎馬戦は紅白で戦って。
お正月のNHKは紅白歌合戦。
争いつつも、綺麗にまとまると美しき国旗ともなって。
赤と白。
陰と陽。
それは......何を表すのでしょうか?
何かを表しているのでしょうか?
いや、何か、
伝えたいことでもあるのでしょうか?
お米は白。お肉は赤。
弥生が白で縄文が赤。
天津神は白。国津神は赤。
全国に祀られている神々も「血球」同様、赤の方が圧倒的に多い。
出雲は赤。伊勢は白。
伊勢神宮の外宮は古い地元の神で赤。その実は国津神の宮。
内宮は天皇家の宮。天津神の宮。
その元は九州。
「白」の元も九州?
その九州の地に佇むウガヤフキアエズさんの墓陵......
「吾平山上陵=あいらさんじょうりょう」
それが伊勢神宮にそっくり。
もし、赤と白が混じることがあるのであれば、
色は桃色。ピンクとなります。
ピンクの時代とは、国とは......
有りや?無しや?
先週記した、
「どう見ても伊勢神宮の元はここでしょ。。。」
という宮内庁に厳重管理されている
「吾平山上陵=あいらさんじょうりょう」に眠られている神とは、
この日向三代目「ウガヤフキアエズ」さんとその奥様と伝承されています。
吾平=姶良=アイラ
この名前......
僕は女性を感じます。
アイラというと、
神話では「あいらつひめ=吾平津姫」という女神様が記されています。
初代天皇「神武」の奥様と記されていますが......
「津」という文字が加わっていますから、また別人かもしれません。
でも。
僕にはアイラとは女性の名前にしか感じられません。
遥か、沙漠の彼方。
シルクロードのオリエンタルな響き。
そんな名前。美しき女性。
砂漠の民の、赤い匂い。
ウガヤフキアエズさんの奥様って......
本当にタマヨリ姫?
タマヨリとは「玉依り」で「霊依り」。
巫女さんと同じ意味、肩書きかもしれません。
本名は別にあると思うのです。
古代、奥様は1人ではないと思うのです。
ウガヤさんの墓陵とされる場所の名前が「吾平=あいら」。
鹿児島市の横にある
「姶良=あいら」という地名も元を辿ればこちらとなります。
ウガヤさんの奥様の本当の名前って......アイラさん!
じゃね!?
なーーーんて。ね。(^^)ええ。
日向三代の物語というのはとても興味深いものなのであります。
伊勢神宮の内宮は天皇家の宮であり、天津神の宮。
その原形は初代天皇、神武の故郷、九州に。
白の故郷、九州。
その九州の地に佇む、
神武の父ウガヤフキアエズさんの墓陵「吾平山上陵」
それが伊勢神宮になんだか似ている。
宮内庁直轄の日向三代の三つの御陵の中でも一際美しく、
力強くもああります。
この神代御陵の「大傑作」に似ていて、
まったく引けを取らない場所を探したいと願った、
天皇に使える巫女さんがもしいたとしたら......
なんだか、そぉーーーんな感じなのです(^^)ええ。
美しき「吾平山上陵」
禊場の有り様も伊勢、内宮の五十鈴川にそっくり。
参道も......
ヤバ過ぎて涙コボルル。。(T 。T)ぶぇ。
高千穂峡みたいな雰囲気のところも。
御陵の御霊が移され祀られている鵜戸神社(うどじんじゃ)。
御陵のほど近くにあります。
鳥居も社(やしろ)も、なんと!
赤と白!
花も赤白。
石碑には平和の文字が。。
上記もしたように、
「もし」ウガヤさんの父である「山幸彦=ホオリ=火遠理」さんの時に、
王の座を巡る何らかの争いがあったのであれば、
その息子であるウガヤさんはソレを見ていたのでしょうか。
どんな気持ちだったのでしょうか。
赤と白の融合を願っていたとでも言うのでしょうか。
記紀以外の幾つかの古史古伝の書では、
ウガヤフキアエズ(日子波限建鵜草葺不合)とは一柱の神ではなく、
数十代に渡る長き王朝だったとも書かれています。
その名は「ウガヤフキアエズ王朝」。
赤と白が綺麗に混じる平和な時代であったから、
そんな国を願う王が治めていた国だったから、
だからこそ長く続いたのでしょうか。
紅白歌合戦とか......もう十分なのかな......
馳せる思いはなんとなく、
桃色に染まったりするのです。
日向三代の話とは「赤」と「白」の話でもあり、
それはこの国の国旗の色でもあり、血脈の話でもあり......
伊勢においては外宮と内宮の色とも言えるものでもあるのです。
......Maaさんのリクエスト話から、
こんなトコロにまで辿り着いてしまったので、
次回は、そんな日向三代のお話を少しだけ。(^^)ええ。ええ。
どもども。
記紀(きき=日本書紀と古事記)によれば、
この国の初代天皇は「神武=じんむ」。
九州、日向の地から奈良、ヤマトに入り、
現日本国へとつながる王朝を打ち立てた......と記されています。
なので、記紀では神武以前の時代は神代(しんだい)とされ、
神話的な物語が描かれています。
その神話の中で、
この地上を治めるために現天皇家の祖神
「アマテラスオオミカミ=天照大御神」の孫が天上界から
「日向国=ひゅうがこく(現在の宮崎県から鹿児島のエリア)」
とされている地に舞い降りた......
という物語が「天孫降臨=てんそんこうりん」の物語。
天皇家の起源を伝える物語でもあります。
そんなアマテラスの孫というのが「ニニギノミコト=瓊々杵尊」であり、
そのニニギから数えて三代目の神が、
大和に移ったと言われる「神武(じんむ)」。
神武以前の三世代に渡る神々は、総称して
「日向三代=ひゅうがさんだい」
と呼ばれています。
皆、九州、日向の地に深い縁を持つ神々。
初代/ニニギノミコト(アマテラスさんのお孫さん)
↓
二代/ヒコホホデミノミコト(別名、ホオリ。山幸彦。ニニギさんのお子様)
↓
三代/ウガヤフキアエズノミコト(ホホデミさんのお子様)
↓
神武天皇(初代天皇。日向から大和へ東征。神世から人世へ物語が移行)
神話にはそう記されています。が、
どこまでが本当の話か......?
このブログを見てくれている方であればもう、
様々な見方が出来るな......と感じているとは思いますが。はい。(^^)
ポイントは二代目の「ホオリ」さん。
通称「山幸彦」
あの有名な?海幸彦、山幸彦の逸話の山幸彦さん。
—————————ある日、
山の猟が得意な山幸彦は、
海の漁が得意な海幸彦とそれぞれの道具を交換して漁に出ます。
しかし、山幸彦は海で兄に借りた大切な釣針を失くしてしまいます......
困り果てていたところ、
プラリと現れた塩椎神(しおつちのかみ)に導かれ、
小舟に乗り竜宮城とも言われる海の宮殿、
綿津見神宮(わたつみのかみのみや)に行くことに。
そこで海神、大綿津見神(おおわだつみのかみ)に歓迎された山幸彦は、
その娘の美しき豊玉姫(とよたまひめ)と結婚までしてしまい。
綿津見神宮で楽しく暮らしていました。
気がつくと、針のこともすっかり忘れ、
あっという間に3年の月日が経っていました。
山幸彦は地上へ帰らねばならず、豊玉姫とも泣く泣くお別れ。
別れ際、豊玉姫は山幸彦に彼が失くした釣針と、
霊力のある玉「潮盈珠(しおみつたま)」と「潮乾珠(しおふるたま)」
をお土産にもたせます。
山幸彦は国へ帰るとその玉を使って海幸彦をこらしめ、
その後自分への忠誠を生涯にわたり誓わせた—————————
という物語。
よく考えればわかるように、この物語はとても変です。
針を失くした山幸彦が大事な道具を失くされてしまった被害者とも言える兄、
海幸彦を懲らしめるなんて......奇妙過ぎます。
きっとこの話は、
日向初代、天孫ニニギノミコトから日向国を受け継ぐ際に
「ひとモメ」や「ひと騒動」があったことを
暗に表現しているようにも感じられます。
だいたいそうです。
記紀神話において、
ちょっと理不尽な所がある時はだいたい何かあります。
つじつまを合わせる無理が出ている。
その無理とは何を表しているのか?
何を隠しているのか?
いや、あえて匂わせているのか......
いつもの手口です。
ここで、
天皇家の血脈は少々変わっているのではないのでしょうか。
その他にも血脈が変わったところといえば、
初代大和国の王でありアマテラスでもあった天津・国津統合の王
「ニギハヤヒ=饒速日」が亡くなった後でしょうか......
その後継者争いで奈良を中心とした国が乱れに乱れた
「大和大乱」の時。
あとは、天皇家のクーデターでもある「大化の改新」。
その後は———————————
王の権力、後継者の椅子を巡っての血脈の争い。
山幸彦(ホオリ)と海幸彦(ホデリ)は兄弟とされていますが、
神話にはもう一人兄弟がいることになっています。
名は「火須勢理命=ほすせりのみこと」
彼は......どこに行ってしまったのでしょうか?
彼も王の座を後継出来る人間の一人だったハズです。
彼に関しては、書には僅かに名が記されているだけで......
いったいどこに......
行ってしまったのでしょうか。
なぜ名前ぐらいしか書き残されていないのでしょうか。
後継者争いで消されてしまった......
なんて物語や可能性など......ないのでしょうか?
それは、九州の地をよくよく巡ると......何かが......
見えてきます。
王座の争いはいつも血の争い。
それは「赤」の争い。
血統は赤で表され、
それを変えるものは白で表され......
不思議と、
血液には赤血球と呼ばれるものと、
白血球と呼ばれるものが含まれていて。
赤血球の方が圧倒的に多い。
でも、少ない白血球にはとても大切な役割があって、
少しでも損なわれれば重大な病ともなります。
僕らの体はそう出来ています。
筋肉も主に赤筋肉と白筋肉に分かれていて。
白筋は速筋と呼ばれ、瞬発力を司り、
赤筋は遅筋と呼ばれ、持久力を司ります。
理想の筋肉とはその赤と白の筋肉バランスが最良にとれていること。
体とは......国か?
平家は赤で、源氏は白で。源平合戦。
騎馬戦は紅白で戦って。
お正月のNHKは紅白歌合戦。
争いつつも、綺麗にまとまると美しき国旗ともなって。
赤と白。
陰と陽。
それは......何を表すのでしょうか?
何かを表しているのでしょうか?
いや、何か、
伝えたいことでもあるのでしょうか?
お米は白。お肉は赤。
弥生が白で縄文が赤。
天津神は白。国津神は赤。
全国に祀られている神々も「血球」同様、赤の方が圧倒的に多い。
出雲は赤。伊勢は白。
伊勢神宮の外宮は古い地元の神で赤。その実は国津神の宮。
内宮は天皇家の宮。天津神の宮。
その元は九州。
「白」の元も九州?
その九州の地に佇むウガヤフキアエズさんの墓陵......
「吾平山上陵=あいらさんじょうりょう」
それが伊勢神宮にそっくり。
もし、赤と白が混じることがあるのであれば、
色は桃色。ピンクとなります。
ピンクの時代とは、国とは......
有りや?無しや?
先週記した、
「どう見ても伊勢神宮の元はここでしょ。。。」
という宮内庁に厳重管理されている
「吾平山上陵=あいらさんじょうりょう」に眠られている神とは、
この日向三代目「ウガヤフキアエズ」さんとその奥様と伝承されています。
吾平=姶良=アイラ
この名前......
僕は女性を感じます。
アイラというと、
神話では「あいらつひめ=吾平津姫」という女神様が記されています。
初代天皇「神武」の奥様と記されていますが......
「津」という文字が加わっていますから、また別人かもしれません。
でも。
僕にはアイラとは女性の名前にしか感じられません。
遥か、沙漠の彼方。
シルクロードのオリエンタルな響き。
そんな名前。美しき女性。
砂漠の民の、赤い匂い。
ウガヤフキアエズさんの奥様って......
本当にタマヨリ姫?
タマヨリとは「玉依り」で「霊依り」。
巫女さんと同じ意味、肩書きかもしれません。
本名は別にあると思うのです。
古代、奥様は1人ではないと思うのです。
ウガヤさんの墓陵とされる場所の名前が「吾平=あいら」。
鹿児島市の横にある
「姶良=あいら」という地名も元を辿ればこちらとなります。
ウガヤさんの奥様の本当の名前って......アイラさん!
じゃね!?
なーーーんて。ね。(^^)ええ。
日向三代の物語というのはとても興味深いものなのであります。
伊勢神宮の内宮は天皇家の宮であり、天津神の宮。
その原形は初代天皇、神武の故郷、九州に。
白の故郷、九州。
その九州の地に佇む、
神武の父ウガヤフキアエズさんの墓陵「吾平山上陵」
それが伊勢神宮になんだか似ている。
宮内庁直轄の日向三代の三つの御陵の中でも一際美しく、
力強くもああります。
この神代御陵の「大傑作」に似ていて、
まったく引けを取らない場所を探したいと願った、
天皇に使える巫女さんがもしいたとしたら......
なんだか、そぉーーーんな感じなのです(^^)ええ。
美しき「吾平山上陵」
禊場の有り様も伊勢、内宮の五十鈴川にそっくり。
参道も......
ヤバ過ぎて涙コボルル。。(T 。T)ぶぇ。
高千穂峡みたいな雰囲気のところも。
御陵の御霊が移され祀られている鵜戸神社(うどじんじゃ)。
御陵のほど近くにあります。
鳥居も社(やしろ)も、なんと!
赤と白!
花も赤白。
石碑には平和の文字が。。
上記もしたように、
「もし」ウガヤさんの父である「山幸彦=ホオリ=火遠理」さんの時に、
王の座を巡る何らかの争いがあったのであれば、
その息子であるウガヤさんはソレを見ていたのでしょうか。
どんな気持ちだったのでしょうか。
赤と白の融合を願っていたとでも言うのでしょうか。
記紀以外の幾つかの古史古伝の書では、
ウガヤフキアエズ(日子波限建鵜草葺不合)とは一柱の神ではなく、
数十代に渡る長き王朝だったとも書かれています。
その名は「ウガヤフキアエズ王朝」。
赤と白が綺麗に混じる平和な時代であったから、
そんな国を願う王が治めていた国だったから、
だからこそ長く続いたのでしょうか。
紅白歌合戦とか......もう十分なのかな......
馳せる思いはなんとなく、
桃色に染まったりするのです。