雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

風水と火の鳥

2016-05-31 23:58:22 | 面白い
チーム北半球さん!の連想ゲームなのです。



北!

寒い!

冬!

雪!氷!冷たい水!

白!青!



......みたいな。
超シンプルな連想。



南!

太陽!

夏!

赤!

熱っ!(*´Д`)=3

海!プール!

ハシャイじゃう!ナンパしちゃうどーっ!

青春真っ盛り!ゼッコーチョー!



......的な。
風水の「基本」とはこんな感じなのです。
色々と勉強もして、書物も読みふけって。
実践的フィールドワークもして。
香港の怪しい風水師ともやりあって、
そんなふうにアチコチを回り回って原点に戻ったりなんかすると、
実はそーんな感じで。
原点に立ち返って見えて来るものというのは、
大抵「基本」というものでもあって。
スポーツでもなんでも、
コレがなければ試合では何の役にも、誰の役にも立てなくて。
それが「全て」とも言えなくはなくて。
そして、
そんな「基本」から改めて気づかされることというのは、
風水とは

「人間のすごく原初的な自然の摂理を知ろうとする気持ち」

でもあって。

「生活の知恵」

でもあって。

「貴重で美しい自然と仲良く暮らすための知識」

でもあって。

「自然を護り、
護られることによって大きな恵みをも得ようとすること」

でもあって。

本来「無為自然」の体と心であれば、
風水という生活の知恵に関しては決して難しいことなんて
何も無いような気もしたりするわけなのです。
僕の場合わ、ですが。
しかし、簡単なことはナカナカお金にはならないし。
じゃぁ、あれもこれも加えて、コネテコネテ、
折って畳んで裏返しにすれば!
難しくしちゃえば!
学問化もできるし。
矛盾も生まれるし。
矛盾を生んでこそ!
そこで商売なんかもできちゃうし!ね!( ̄w ̄)フッフッフッ......
なんて。ね。



コメント欄のありがたいお言葉さん達から、
3回続いたパワースポット的「徒然記事」の中で、
幾度か出てきたキーワードが「風水」だったりもしたので。
その記事の流れに乗っかって、
今日はこの「風水」のお話なんぞを少ししようかと考えたわけなのです。
ええ。ええ。(^^)
......と、言いつつも、既に上に記した通りでしょうか。
僕のポンチキ風水なんて、回り回って、
もう、シンプルに以下の通りなだけなのです。



「北」を表す季節は冬。
色は白と青。
モノは水。

水を生むものは山。
よって北を表すものは山。
山は亀さんの甲羅の形。
伝説の亀さん「玄武=げんぶ」。
そして、水はとめどもなく溢れ出る泉であり源(みなもと)。
知識や知恵を表し、
それはそのまま現代では仕事や学業を表す様にもなってきました。
物事の始まりであり、始原でもあります。

「東」を表すのは日の出。
太陽。
季節で言えば全てのモノが芽吹く春。
色は新芽の色。
鮮やかな緑。
それはキラキラとした朝日を浴びて伸びゆく生命の姿。
成長の意味。
時に輝きや、若々しさも表します。
北の山から流れ出た美しき清水は、野に下り、
多くの生命を育み、成長させる河となり。
時に、青々とした水を湛えながら、
悠々と蛇行して流れる姿を伝説の生き物の「龍」や
「青龍」の姿と重ね合わせられながら語られてもきました。

「南」を表すのは南中した強い太陽の姿であり、ピーク。
頂上。盛り。成功。
それは強いエネルギー。
季節は当然、夏。
色は赤。
表すモノは太陽、空。
そんな太陽の輝く大空を舞うのは伝説の鳥、鳳凰。火の鳥
南は広く開けてないと陽の光は長く当たらないし、暗くなってしまう。
鳥も飛べない。
だから!家の南はなるべく空け開けていた方が良い!
ということ。

「西」を表すのは日没。夕暮れ。
季節は秋。
実りの秋。
暑い夏で伸びに伸びた作物は刈り取りの時期。
収穫の秋。
稲穂や小麦の実った畑や、
紅葉に染まる冬支度の山々は黄金色に輝きます。
色は黄色。金。
象徴するのもは収穫。財。お金( ̄ー+ ̄)富。実り。
財布には黄色を......なんて。
こんなところからきているのでヤンス。
そして財は人や物を通して入ってくるものです。
そんな物や人が通り入ってくるのはいつも道から。
西は「道」も表し、
その道をノッシ、ノッシ、と歩く黄金色の動物は......ライオンさん!?
でもいいと思うのですが、ここは、一つ、
風水発祥のアジアの地でも馴染みが深く、
畏怖もされてもいたトラさん!
ということで了承をしていただきたく。ええ。
虎さんで。
聖獣「白虎=びゃっこ」。
白虎は日本の地では「白狐」ともなり、
そこへきて、稲穂を咥えて畑にひょっこりと現れる狐さんが
代わりを務める様になったりもして......




ざっと、こんな感じで。
連想ゲームです(^^)
それで十分です。
そして、この基本のイメージを自分の生活の中心でもある
住居やお部屋に当てはめて、
ちょっと想像を膨らませれば知識は知恵となります。
それだけで立派で純粋な、混じり気のない風水理論となります。
大事なことは、基本を大切に、あらゆる「場」を経験して、
カンや感性も磨くことでしょうか。
そこで初めて個性と固有の力が生まれてくるように思えます。
個性が花ひらくように思います。
基本が大事だということは揺るがないことだとは思いますが。



北半球において寒い季節は北風が吹きます。
だから、家の北には山があると寒い風を効率良く防いでくれます。
綺麗な水まで湧いちゃうし。
東には、
その湧き出でた水を汲み取れるような川が流れていればいいかなぁ......と。
生活も楽だし、潤っちゃう。
トイレも楽チン!
南は鳥が飛び交う広場のような空間を確保して、
お家の日当たりを良好に。
西には人々や物々が運ばれてくる道や玄関を用意しちゃう。
西に玄関があると財運アップ!となりそうだし、
東に玄関を設けると仕事運も発展も!
しそうな感じだし......ちょいと悩んじゃうのですなぁぁ。。

山に当たった気流は雲を起こし、雨となり野山に降り注ぎ。
山肌に染み込んだものは伏流水ともなります。

山の厚い岩盤はこれ以上ない天然の濾過器でもあって。
そこで濾過されたミネラルたっぷりの水は山の体内を流れ下り。
低いところへと向かい。
ところどころで湧水となって地表にも現れ。
その見えない地中の水やミネラルの流れを
龍脈=りゅうみゃく=エネルギーの流れ
として表してみたり。言ってみたり。
山の峰々を渡る風やヒンヤリと冷たい空気、気......
「冷気=レイキ」の流れも時に龍脈に見えたりもして。
「霊気」と捉えたりもして。
そんなレイキや水が湧き出でる場や、
止まる山間の場を「穴=ケツ」と言ったり。
「龍穴=りゅうけつ」と言ったり。



ま、そんな感じで、
風水とは、自然を知ることのようにも思えるのです。



森を見て木を見る。
遠くの山を見て、足元の平地を見て、海を見て、湾を眺め、
地形の凹凸や水や気の流れを想像する。読み取る。
立ち並ぶビルを見て、
ビルの合間の小さな建物や木々、土地を見る。人を見る。
電車の線路や道が切っているものは何か?
見えるものか?
見えないものか?
水や空気はここで、地下で、どう流れているのか?
そんな風にして見えてくるもの、
感じとれれてくるものが風水とも言えるのかもしれません。
風水とは、より良い生活の為の知恵なのだと、
僕はそんなふうにも思っています(^^)





「火の鳥」が飛ぶ......と、
一部の人々の間で有名な某神社さんがあります。
先日、訳あって数人でそこにプラリと行ってきたのですが、
その地に着いて感じるのは、どーも、
土地全体から出ているイマイチな雰囲気。
本殿では人のお願いゴトの渦に!?
ゲホゲホしまくって、皆に心配をかけてしまい、
それでもそんな土地の周りをよくよく見渡してみれば......アル!
ではないですか。ええ。ええ。

石油プラント。

その神社のすぐ裏手には日本有数の油田があって、
その採掘地でもあったのです。
となると、この少々淀んだ空気というのは......
石油採掘につきものの「天然ガス」
よく砂漠の巨大石油プラントの映像などを見たりすると、
プラントの煙突の上でボウボウと燃え盛ってている炎などを
目にすることがあると思いますが、
それは石油を掘るとセットで出てくる天然ガスさんを燃やしちゃっている炎。
石油プラントでは一緒に出てくる膨大なガスをほっておくと、
充満して爆発事故などが起きてしまうようなリスクがあるため、
常に燃やして、ある意味、焼却をしているわけです。



火の鳥。



先日見たその神社の裏手にある巨大な石油プラントでは、
取り立ててそんな炎を燃やしている感じでもなく、
おそらく、日本ですし、
砂漠の油田ほどの持て余す様な量の天然ガスでは無いのかもしれません。
もしくは、天然ガス用のプラントを併設して、
油田から出るガスも資源として圧縮、商品化している.....
のかもしれません。

でも、空気中には多分にガスが放出されているのは明らかです。

その空気中にふくまれている多くのガスに、
年に一度、火を放ってみる。
見る。
放たないにしても、
焚き木の火の粉などが上空までパタパタと登って行ったり。
大昔なら暗闇の中から火矢を放ったり。
小さな炭の火種をパチンコなどで空に放ったら......
上空に重く混じっている天然ガスに引火すると思います。



火の鳥。



夢無いじゃぁぁーーーーーーーーーーんん!?て!?



ヾ(*゜ロ゜)ノ タイヘンダ!



しかし!
その神社さんには!
トンデモナイ!「化石化した木のご神体」さんがあって。
それを一目みた瞬間、その場所にだけは、確かに、
風水の摂理なんぞも超えた神の力!?と輝きがありました。
その場所は、
何ものにも汚されたくないと思えるような場所でした。
長い間、この地に大きな穴を掘り、
油を抜き取り続けてきた、
そんな人間の必要と欲望に傷んでしまったこの地を、
なんとか少しでも浄化して、


「守らん!」

と働いてこられた古(いにしえ)の神様の姿が、
精霊と人々の姿が、
何ものにも揺るがない大木のようにソコに鎮座していました。
そして、火の鳥は、
そんな神様の側にはやっぱり......いるようでございます。
それは本物故に誰にでも見える「火の鳥」では......
無いのかもしれません。
この神社さんのお話は、
また近く記しとうございます。(^^)かしこ。


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永平寺徒然

2016-05-27 23:44:17 | 凄い...パワスポ寺社
知恩院徒然」という前回記事の中で、
今度はエリオットさんから
「曹洞宗=そうとうしゅう」にまつわるコメントをいただきまして。
それでまた、ふと......思いつき。
今日はその曹洞宗の大本山
「永平寺=えいへいじ」さんの徒然お散歩話を記すことにしました(^^)



永平寺さんは福井県、吉田郡の深い山奥にあって、
曹洞宗の開祖「道元=どうげん」さんが自ら開いたという大本山です。



現在、曹洞宗の大本山は2つあって。
もう1つは神奈川県、鶴見区にある
「總持寺=そうじじ」となるのですが、
僕が個人的に抱く感覚としては永平寺が会長さん的で陰。
總持寺が社長さん的で陽......みたいな感じでしょうか。
「陰」というのは、もしかしたら人によっては暗いとか、
黒いとか、ネガティブ......
みたいなイメージで捉えられることもあるのかもしれませんが、
本来は万物を生み出す根元のエナジーであったり、
創造の源的的な力を指すものです。
永平寺さんというのは、
そんな重厚で深遠な空気を深々と湛えているようなお寺さんです。
入口付近のこの池の辺りもかなり特別な「気」が漂っています。



霊気というのは、どーも、冷気でもあって。
昨今ではレイキなどと言う様な表現も見かけたりするわけですが、
やはり、暖かいポカポカ空気の中でで過ごしていると、
人間、どこかがユルム様なこともあるわけで。
それが暖かさの良いところでサイコーなところでもありますが、
何かをストイックに
「掴もう!修行しよー!」
......なんていう時は、涼しく、
寒い気候の方が集中力は増して来るのかもしれません。
パソコンや車のエンジンに冷却装置が付き物であるということと同様に、
情熱や思考、熱き心の生み出す熱を冷ましてくれる様なバランスが
とても大切なのでしょうか。



永平寺さんは、
そんな「ホンモノのレイキ」が満ち溢れる類稀なるスポットです。



風水的な見方をしても、
前回記した知恩院さん同様に、
ココもまた素晴らしい土地のように思われます。
何が特別か?って、やはり、アノ、
偉大なる霊峰「白山=はくさん」の「気」が、
タダでさえ凄いこの地のパワーの裏にビシッ!
っと寄り添って流れ込んでいるというトコロでしょうか。
お寺へ入る道中の所々でも、
そんな白山の美しき姿が遠くにチラリと見えるような場所がいくつもあって。
そこがまた、ヤベー感じでありまする。
そして、何と言っても、
このお寺を特別な場所としているのは......
個人的には.......ココ.......
勅使門(ちょくしもん)!!の圧倒的な並木道......



この門のある場所は普段は禁足地で、
ここで修行をしている僧侶の皆さんでも
この門を潜ることはできないようなのですが、
門のほど近くまでは皆が入れるようにしてくれていて。
その参道の入り口から立入禁止札の辺りまでの地の力、空気といったら、
もう......
全身に鳥肌がブワワワアァァァァ.......と立ちまくってしまう、
ちょっと衝撃的なレベル。
この地に初めて踏み入った時、僕は、もう、ただただボーゼンと、
立ち並ぶ巨木さん達の下で10分ぐらい立ちすくんでしまいました。

正真正銘のパワースポット。

やがて見えてきた自分を取り囲む恐ろしいくらいのチカラの正体は、
全てをリセットしてくれるようなキレッキレのストイックな霊気。
冷気。レイキ......それは凄烈(せいれつ)ではなく
「清烈」という表現がしっくりくるような感じで、
とても清くて、烈火のごとき強さ。
こんな感覚を感じられるような場所は全国でもそうはないと思います。



この地を選んだ、
選ぶコトの出来た道元さんという人はいったいどれくらい
素晴らしい方だったのでしょうか。
ストイックで情熱的で、烈士のごとく強い方だったのでしょうか。
なんだか感動してしまいます。







中も感動的な雰囲気っす。。







永平寺さんでは今もとても多くの僧侶の皆さんが修行しています。
そんな修行僧さんたちを禅寺では雲水(うんすい)と呼ぶのですが、
そんな雲水の皆さんの修行している姿を間近くで感じることができるのも、
このお寺さんの魅力の一つかもしれません。





やはり、というか、
大切な場所には神社さんもしっかりとあります。
僕的にはこの場所も外せないのです。



宋という、かつての中国にあった国に渡り修行を積んでいた道元さんは、
年老いて、修行も進んでいるのに尚、
若い修行僧達の食事の世話や下働きを黙々とこなしている
老典座(ろうてんぞ)さんに

「なぜあなたはいつまでもこんなことをしているのか?」
「あなたほどの人なら座禅を組んだり、本を読んだり、
もっと高位の修行が出来るはずだが......」
「なぜそうしないのか?」

という様なことを尋ねたのだそうです。
その老典座さんは、最初その質問には答えず、時を経て、
再び道元さんに聞かれた時に初めて、
こんなことを答えたのだそうです。



「本当の文字とは、一二三四五。
本当の修行とは偏界曾て蔵さず(へんかいかつてかくさず)」



———————この世界に存在しているもの全てが修行の対象であり、
真理を語っているものである—————————



的な意味でしょうか。
道元さんはこの時初めて開眼した......
というようなことが伝えられています。
物事の「価値」を勝手に付けていた
自分自身の愚かさに気づいたといいます。







ある時、時の執権(しっけん)北条時頼(ほうじょうときより)に請われ、
道元さんは鎌倉幕府に先生として赴いたそうです。
その時、時頼に
「仏法の心を歌で詠んでください」
と言われた道元さんは、有名な、こんな詩を残しています。



「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり」



全て、そのまま。
全て、受け入れる。
無為自然。
この世界そのもの全てが修行であり、法である。

修行というものは、別に、
出家して、寺で修行する様な人にならずとも出来ること。
街で普通に暮らしていようとも、
遊んでいようとも、
働いていようとも、
スポーツをしていようとも、
買い物をしていようとも、
会社員をしていようとも、
画家をしていようとも、
農業を営んでいようとも、
修行というのはそんな自分が関わる全てのことの中に含まれていて。
だからこそ全てにちゃんと向き合い、
打ち込むことこそが修行なのだ、と。

生きることそのものが修行なのだと。

生きとし生けるもの全てが修行しているようなものなのだ、と。

道元さんは、
そんなことを今の世にも伝えているようにも思えます。
僕にはそんな道元さんの人間力や心そのものが、
永平寺を包む力や空気となっているようにも感じられるのです。
この地の清烈さを守っているのだとも思うのです。
永平寺とは、僕にとってそんなことを再認識させてくれる
「先生のような」お寺さんなのです(^^)



実は......勅使門と並び、
永平寺で僕が釘付けになってしまった場所というのが、ここ。
永平寺の中にある「白山水」という水場。

どうも、ここは水が湧いているところらしく、
永平寺の中で使われる水のほとんどがここの水らしいのです。

ここは本当に独特で、とても鋭い気を放ちつつ、
しかし深い優しさにも満ち満ちています。
神道の神様では
「くらおかみ=闇淤加美=闇龗」の神.......
といった感じでしょうか。
やはり、僕は立ちすくんだまま、
しばらく動けなかった場所です(^^)


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知恩院徒然

2016-05-23 23:04:08 | 凄い...パワスポ寺社
芝公園徒然」という前回記事の中で、僕は

「品川にある芝公園......」

などと書いていたようで......
芝公園というのは正確には「港区」であって、
決して「品川区」ではなく。
その辺り正確に記せていなかったようです。
申し訳なし(T 。T)
僕の記したかったニュアンスは

「品川駅にもほど近い。。」

という感じだったのですが、
ちょっと言葉が足りませんでした。
とてもごめんなさい。
お詫びを申し上げつつ、
その部分だけ文言修正をさせて頂きましたので何卒のお許しを。
コメントでこのことを教えてくれた「パンタ・レイ」さんには
改めてのお礼をお伝えしつつ、
その時のパンタ・レイさんとのやりとりの中で
「天台宗」や「浄土宗」のお話が出てきていまして。
それで......ふと、思いつきまして。
今日はそのうちの「浄土宗=じょうどしゅう」にマツワル
徒然なお散歩話などをチロリとカキカキすることにしました(^^)

もちろん、
今まで何度も書いてきてますが、
僕は特段、仏教徒でも無いですし。
ましてや神道家でもキリスト教徒でもありません。
なので、浄土宗の教義やディテールなどは全くもってわかりません。
が、それでも、
浄土宗の元祖、
法然さんの生涯や生き方などにはとても敬服しているのであります。



「南無阿弥陀仏......ナムアミダブツ......」



と、唱えれば皆救われます。
皆、極楽浄土へ行けるのです......
という教えはとてもシンプルでわかりやすく。
そーいえば、
うちのお婆ちゃんも時折そう呟いていたことも記憶しています。
お婆ちゃんは空海さんの真言宗のお寺に
帰依していたハズだったのですが......!?
......ま、それぐらい多くの人に浸透していた教えなのだと思います(^^)
今の感覚でいうと
「簡単に痩せる!魔法の方法!」
「成功の秘訣はコレだけ!成功者が教えるとっておきのシンプル技!」
みたいな本とかと同じような感じ!?なのでしょうか。



「これ、簡単でいいよぉぉ。
お勧めしちゃうよ~
でもスゲー効果あんだよ~( ̄∇ ̄)。。」



みたいな。
そりわ、ブレイクしちゃうわけです。
法然さんテレビで引っ張りだこ!みたいな。
ええ。ええ。
それで、その法然さん。
僕のようなポンチキ君

「うぅぅぅ~~~~~ん.......
さすがでございます......(; ̄ー ̄A 」

と唸ってしまうのが、その浄土宗の総本山である京都、
東山(ひがしやま)にある知恩院(ちおんいん)さん。
その場所。そのパワー。
こんな良い場所よく選んだな......選べたな......と唸ってしまう、
京都市内でも屈指のパワースポット、と思っていまする。



東山から知恩院の門前。
祇園へと流れる白川もとても美しいのです(^^)





特に、法然さんの遺骨が納められている知恩院の最奥地、
東山の頂上付近にある
「法然上人御廟=ほうねんしょうにんごびょう」
の持つ清廉なるパワー感。心地よさ。おおらかさ。
もう、いつ訪れても感嘆させられてしまいます。



木魚はむやみに叩いちゃあかんぜよぉぉ。。



京都市内を広く見渡せるこの場所は、
僕的には市内で最も好きな場所の一つとなっています。
これまでも、もう、何度ここに訪れて、
自分の心身や魂と向き合ったことか......
とても落ち込んだりした時も
ここで静かに座らせてもらって、
法然さんの霊廟と向かい合い。
京都の街と山々を眺めながら、
とても深く励まされたようなこともありました。
僕にとっては、それほどに心が落ち着き、
力ももらえる有難い場所でもあります。

風水的には京都の街の東の青龍......
大きくゆったりと伸びゆく力を司る東山(ひがしやま)......
を流れる龍脈(りゅうみゃく)の真上にあると思われます。
その清廉なる気力は生気(しょうき)とでもいうのでしょうか。

法然さんが元々修行していた天台宗の総本山、
比叡山(ひえいざん)から連なり来る強大な山水の力をそのまま受け継ぎ、
街に周り込む東山の「頭」に当たるような場所。
この、京都の街にとってとても大切な場所に、
このような偉人さんの霊廟(れいびょう)が
多くの僧侶の皆さんに守られながら今もこうして、静かに、美しくあって。
毎日の祈りも捧げられながら維持されているということは
とても素晴らしいことのように感じられます。
京の街が数千年、変わらずに栄えている要因の一つではないか?とも、
個人的には思ったりなんかしています。
とてもクリアで爽快な気が流れているスポットなのです(^^)
そんな御廟で、
誰もこない閉院間際の夕暮れ時に京都の街を眺めながらゆっくり、
ひっそりと座っていると、
いつも僕はこう思うのです......



「ここに住みてぇ。。(T 。T)」



そして、知恩院さんといえばこの三門。
この場所もすげーっす。
東山の鋭気が街に流れ出る出口の一つなのかなぁ......







ここから東山の山麓沿いに南へと歩いて行く道も、もう、
歩くだけで元気になるパワーロード。
近くの八坂神社さんにご挨拶するのも良いですが......
知恩院さんのすぐ隣の「円山公園」も、
とても素晴らしい気が「溜まっている」場所の様に感じますのです。
ハイ。



池のほとりのお茶屋さん「大正ロマン亭」でコーヒーするのも
なかなか心地よい感じで(^^)





そのまま円山公園を抜け、
清水寺方面に向かう途中、





「ねねの道」と呼ばれる道の入り口には、
すっかり有名になった老舗の名店、
大好きな「洛匠=らくしょう」さんが。





こちらの中庭も素晴らしく落ち着きます(^^)
仕事にも
好きな人と過ごしに来るのも良い感じで。



豊臣秀吉の奥様である「ねね」さんが眠る高台寺の地から湧き出る
東山の水を池として湛えています。
錦鯉(にしきごい)さんは数百万円!という噂がっ!( ゜д゜)ンマッ!!
そんなモノがウヨウヨと......
あ、網ないかな......あみ......



祇園へ出勤する前の舞妓さんズが、
恰幅の良いおやじさんに連れられてお茶をしている様な風景も
よく見られちゃったりします。
しかし!
ここわ何と言っても!この!



草わらび餅(草わらびもち)!抹茶!



最高!ぐれぇーと!
柔らかさが異様!おかしい!甘くなひ!大人!
グーのネも出まへん!
至福のひと時のお店なのですね(^^)
ええ。ええ。
知恩院からこの洛匠さんまでは歩いてもわずか20分程度の距離感。
お散歩コースとしても最高な感じなのです。

この徒然コース。
コチラの「草わらび餅」にて、一件落着(●´3`)~♪


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芝公園徒然

2016-05-19 23:23:15 | 凄い...パワスポ寺社
高層建築や近代的な家々が見渡す限り
隙間なく続いている東京の地に立てば、
時に方向感覚や土地の高低すらもわからなくなることがあります。
そこがどんな地形の場所なのか?
よくわからなくなったりします。
正確には、

「そこがどんな地形なのか意識もしない環境になっている」

ということだとも思いますが、
そんな都市の中では自分が今いる場所が昔は川だったことも、
池だったことも、
海だったことも、
道の下にはコンクリートで覆われた
暗い川が流れているというようなことも、
そんなこともわからなくなることがあります。
公園と思っていた場所が実は巨大な古墳だったり。
小さな墳墓だったり。
色んなことが見えなくなっているようにも思います。



——————前回記事の中でこんなことを記していましたが。
つい最近も、
これにまつわる不思議な出来事などがありまして......
その話は、例によって
ポンチキ力」溢れる横浜のプリリンねーさんからの電話で始りました。



「、、品川に古墳て、あるの?知ってる?」



そんな電話。



「んん??......古墳?品川にぃ??
知らん。
あんの?あんなビルばっかりの都会に......!?」

「うん。
なんか神様がそー言ってるの。
そこに来て欲しいんだって。私達に」

「ふーん......
ま、いつものごとく、きっとあるんだろーな。
古墳も。。
調べてみるよ」



と、二人してネットでチクチクと調べてみると......



「あ、(o_0)、、あるね。コレ。。また......」

「あるわね」

「行く?!、、んだろーね......」

「だろーね」



きまちたの!(・ω・)ノ

5人のお仲間ーずで!

「芝丸山古墳(しばまるやまこふん)」

というらしいです。

東京、品川駅もほど近くにある芝公園。
公園だと思っていたこの場所が、
しょっちゅう通っていた道沿いにあるこの公園が、なんと!
東京最大の古墳だったのです。
しかも、なんと!106メートルの前方後円墳。
江戸時代に円形部分が壊される迄は
125メートル級の前方後円墳だったのだそうです。
知らんかった。
気づかんかった。
まじか。
そーなのか......





確かに......
近くに行って見れば、なんだか神秘的だし......
古墳感も満載だわさ。



小高い墳丘に登る途中にはこんなお稲荷さんの社があって......
分かる人は行けばスグに分かるかもしれませんが、ここ、
稲荷さんなんかじゃありませぬ。
豊受さんですな。ええ。
全然違うじゃん。
スゲーじゃん。レベル感。
マジか?!(; ̄ェ ̄)

しかし......食を司る神様ではあるけれど......
それを何でもかんでも狐さんにしちゃうなんて......
まぁ、しょーがないでしょーか。なかなか、ね。
わからないもんね。そーそーわ。きっと。
ええ。ええ。
という感じなので、ここはスルーは出来ませぬ。
お酒お持ちしましたので。何卒。ええ。
ドゾ。ドゾ。お召し上がりを。
これから頂上に登らせていただきますので何卒のお許しを、と......

それで、さらに上がっていってみると......
やっぱり、でかい。ここ。
マジこんな大きな古墳だったとは。
気づかんかった。
迂闊だった。
こりわ、実はスゲー神様じゃんか......
パワー感もフルフルでんな。

頂上わ......っと、、もうすぐで......
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!?(゜ロ゜ノ)ノ



トラ!?
虎!
とらさん!?虎ノ門?(O_o)
狛虎!?なわけないか......
でも、すげーオブジェやな。
で、もって......なんと!



ストーンサークル!(;゜ロ゜)頂上!

むぇぇ?マジか!?マジなのか!?!?!??

ヤベェ。。

小さなヤツは、誰か、わかってる人が並べてる感じやな......

大っきな石だけは別モノですな......ええ。ええ。

すげーパワー。

スゲーとこだ......

空に抜けてる......

渦だ。渦。

ウズウズしちゃう。ウズウズ......



「ねーさんや。こりわ、そーとーの場所ですな。。」

「そーとーだね(^_^)」

「お酒は、この石でよかろーかの!?」

「ちょと待っててね。聞いてみる。。。そーだって(^_^)」

「そーですか。でわ、みんなでおそーじ、おそーじ、、」

それで、石の上の窪みを皆で綺麗にして......
持ってきた濁り酒を捧げて、
しばしの祈りを......



「ウズウズじゃん!!!( ̄◇ ̄;)ひょぇぇぇ......」

一同!

「ひょぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ......(∂△∂;)......」



頂上には、
日本で最初に正確な日本地図を作ったという
伊能忠敬(いのうただたか)のやけにモダンな石碑が。

しかし、

この地、

そのパワーを

「コチラのほーに取り込まん!」

とするように、
古墳のたもとには徳川家康を神と祀る東照宮があります。
さらに、その奥には、
やはり徳川家代々の菩提寺でもある増上寺があります。
この古墳の敷地内に建てたわけでやんすな......
徳川さんも天海さんもやるですな。ホント。

東京タワーなんて近代を象徴する建築までありますし。

電波拡散タワー、の......

この「芝公園」

どうも、元はこの芝丸山古墳だったのですね。

ハッキリ実感しました。

この地の力の源はこの古墳のある「地」にあるのではないかと。

スゲーっす。

知らんかった。

「東照宮裏のデッカイ公園でましょ( ̄ー ̄)b」

なんて程度にしか思っていなかった私のペラッペラさを、

激しく嘆いたのでございます。

調べると、
5世紀ぐらいに作られた......なんて書いてありましたが、
作られたのはそうかもしれませんが、
ここ、もっと古いと思います。
古墳以前から、辺りがまだ海だった頃、縄文の頃から、
この地は元々重要な祭祀の場だったのだと思います。
そんなところに眠った王とは......
ちょっと......つーか、
とても!
スゲー方だったと、思われます。



ねーさんや、、、

「なんですの?」

「こちらさんわ、アノ......神様ですよね?」

「そうみたい( ̄ー ̄)」

「そーですか。。」

「そーですよ」

「日本史が揺れますな。。」

「揺れちゃうの?」

「ええ。ええ。」



何より、
「ホント、えげつねーことしてたんだな。。。」
と、嘆きにも、悲しみにも似た感慨を持ったのが、
古墳を見下ろすように背後に立っているハイタワーホテル。。

「ザ・プリンス・パークタワー東京」

西武グループ......

またかいな......

昭和のバブル期に彼方此方でパワースポット買いあさっちゃって。
マッタク。
誰が後ろで暗躍していたのやら......
ま、だいたい......あのあたりで......しょうか、ね。
神様が寝てた?黙って様子を見てた!?
昭和の時代はよかったろーけど、さ。
だから、ヤラレチャウわけじゃん?東急とかに。
神様起きちゃったし。もはや。。
欲望むき出しすぎでしょ。堤さんズ。
パワーを我が手にぃぃぃ.....って、ねぇ。
でも東急も、最近ちょっと......
やり過ぎなければいいけど......ねぇ......



この日訪れた清掃部隊の僕さんたち5人が古墳の頂上で願ったのは......



「良い国でありますよーに。。」



......てな感じで。



オレも欲だしちゃおーかなぁぁぁ......!?( ̄ー ̄)キラーン


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「創世記」11章 1-9節

2016-05-15 23:55:37 | セツナイ
高いところから見る景色というのは、
人の中にある幾つかの気持ちをよく満たすことが出来るのでしょうか。
毎日毎日、東京の真ん中に聳え立つビルの高層階で働いていると、
そんな人の中......自分の中......にあるエゴにも似た気持ちのことを、
なんとなく考えてしまったりすることがあります。
景色の良いタワーマンションの高層階などで暮らしているとしても、
これと似たような感覚などが湧いて来たりもするものなのでしょうか......

ソコはちょっとわかりませんが。

もしかしたら、
高い山から見渡す風景にも、
そんな山の登頂に成功した人の気持ちの中にも、
己の中に棲む「何か」を満たしてくれる様なモノが、
同じように含まれていたりもするのでしょうか。
時々、そんなことを考えてしまう時があります。



最近、また一つ、
僕の働くビルの目の前に大きくて高いビルが建ちました。



そのビルは、
数ヶ月前迄は、
まだ遥か下の方で地面に穴を掘るような作業をしていたモノでしたが。
あれよあれよという間に僕らの働くビルよりも高く伸び、
僕の席から見えていた景色もドンドンと変えていきました。

少し前までフロアから遠くに綺麗に見えていた富士山は、
いつの間にか、
目前の新しいビルの外壁である薄いグリーンの窓ガラスへと変わり。
富士山の姿は、もはや、
僕らのいるビルからは全体でも限られた場所からしか
見ることが出来なくなってしまいました。

ただし、
目の前のガラス張りの新しいビルからはとても良く見えると思います。

そして、ふと、
そんな東京の街を改めて見渡してみると。
他にもアチコチに建設中の大きなビルやマンションが見て取れます。

きっと、今僕が見ている景色も、
またすぐに変わっていってしまうのでしょう。
これまでも、
こんなことはあちこちでずっと繰返されてきましたし。
富士山が見えない「富士見坂」なんて、
いくつあるのでしょうか。

そして、

見えなくなっているのは、

景色だけなのでしょうか。

ちょっと不安になる時があります。

都市特有の「キツイ」アレコレの原因には、
建物の高層化や多層化ということも
一部強く関係しているのではないかと思われます。
例えば、その土地が本来収容できる人の数を超えてしまったり。
その土地が本来養える人の数を超えてしまったり。
そんなことが、
時々恐ろしくも思える東京の満員電車の状況を
生んでいるのだとも思います。

人同士の必要以上の摩擦や、
家賃や地価の上昇やバラツキを育んでいるかもしれません。
生活に必要な水も、
湧水や綺麗な井戸水ではまかないきれなくなって、
塩素を大量に使った水道水に変化しているのかもしれません。

人々から「空=ソラ」を奪っている可能性も。
夜空の星を見えなくしている可能性も。
どこか遠くの地の自然を削らせている可能性も
「何かのバランス」を狂わすことになっている可能性も。

さらには、見渡す限り高層建築や
近代的な家々が隙間なく続いていく東京の地に立てば、
時に方向感覚や土地の高低すらもわからなくなることもあります。
そこがどんな地形の場所なのか?よくわからなくなったりします。
正確には、

「そこがどんな地形なのか、意識もしない環境になっている」

ということだとも思いますが、
そんな都市の中では自分が今いる場所が昔は川だったことも、
池だったことも、
海だったことも、
道の下にはコンクリートで覆われた
暗い川が流れているというようなことも、
そんなこともわからなくなることがあります。
公園と思っていた場所が実は巨大な古墳だったり。
小さな墳墓だったり。
色々なことが見えなくなっているようにも思います。
それでも、そんな都市化や高層化が止まらないのは、
そんな諸事を遥かに凌駕するメリットや合理性、もしくは、
「人心を満たす何か」
があるからなのだとも......感じられます。



「バベルの塔」



最近、僕の頭を巡る、
世界中でよく知られた旧約聖書の一節。



「創世記」11章1-9節。
1. 全ての世界で、同じ言葉と同じ言語を用いていた。
2. 東の方から移動してきた人々は、
  シンアルの地の平原を見つけ、そこに住み着いた。
3. 彼らは「さあ、煉瓦を作ろう。それをよく火で焼こう」と話し合った。
  彼らは石の代わりに煉瓦を、漆喰の代わりにアスファルトを用いた。
4. そして、彼らは言った。
  「さあ、天に届くほどの塔と街を作ろう。
  あらゆる地に散らされても、
  消え去ることのないように、我々は有名になろう」
5. 主は、人の子らが作ろうとしていたこの街と塔を見ようと降りてきた。
6. そして仰せられた。
  「なるほど、彼らは一つの民で、
  同じ言葉を話しているからこのようなことをし始めたのだ。
  おそらく彼らはこのこともやり遂げられないこともないだろう。
7. ならば、我々は降りて行って、彼らの言葉を混乱させ、
  互いに相手の言葉を理解できなくなるようにしよう」
8. 主はそこから彼らを世界に散らされたので、
  彼らはその街を作るのをやめた。
9. そんなわけで、この街はバベルと名付けられた。
  主がそこで全地の言葉を混乱させ(バラル)、
  そこから彼らを全地に散らされたからである。



聖書は、その原典とされるものはこの世界にありません。
代わりに幾つかの古い言語で記された「写本」を原典としています。
なので、同じ章や節でも、様々な言語への翻訳過程で
本毎に言葉やニュアンスの違いなどが生まれていたりもしますが、
「バベルの塔」に関しては「総じて」上のような物語となります。
そんな中、一般に最も広まっているこの寓話の「意」としては、

「人類が天にも聳える塔を作ったり、
高度なテクノロジーで天上の神に挑戦しようとしたので、
神は怒り、その塔を崩した」

というものであって。
多くの場合、人が神になろうとする様な傲慢さを持つことに対し、
戒めるような時に使われる寓話となっていたりします。
興味深いのは、上に記した様な原典訳を見ると、
神が人を懲らしめる......という様なことは決して書かれてもいませんし、
ましてや「神が街や塔を破壊した」などとは書かれていません。
なので、僕的には、この物語に関しては本来、シンプルに
「世界に沢山の言葉が存在している聖書的理由」
として読むだけで良い様な気がしていますが......

それにしても......

この章を読む限り......

神様ってヒドクね!?(;゜○゜)。。と。

モチロン、旧約と新約で神様のキャラクターもだいぶ違いますが、
この物語は世界中で多くの人の心にスルリと入り込んでしまうぐらい
不思議な力を持った話となっているようです。
そして、最近、
この聖書の寓話が僕の頭をやたらグルグルと巡るのです。



今公開中の映画
「レヴェナント: 蘇えりし者(The Revenant)」
鬼才
「アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
(Alejandro González Iñárritu)」
監督の最新作。
坂本龍一さんが久しぶりに音楽を手掛けた作品ということで、
少し前に、教授のマネージャーさんから映画の試写会を兼ねた、
教授のトーク&ライブに招待して頂きました(^_^)

しかし......

以前も記しましたが、イニャリトゥ監督の作品は毎度毎度、
個人的には驚かされる部分がありまして。
今回も.......今作は!?

......エグイ、エグイ、で。

流石でございます。

ええ。流石という言葉しか見当たりません。
みんなにオススメ!!とは決していかないような感じで。ええ。
心臓の強い人には良い作品かもしれませんが。今回は。
でも、この作品でこの監督が言わんとしているコト、
描かんとしているコトというのは、やはり今作も、
僕個人としてはグウの音も出ないくらい
とても大切なことなのではないか......
と思わさたりもします。
それは人間という存在を考える上で、
語る上で、
とても大切なコトなのではないかと。
そんなことも思うのです。
僕は彼の作品はこれまでも全て見ているのですが、
それら全ての作品を貫くコトが、いつもそんな

「生きるってなんなんだ?
人間てなんなんだ!?
神ってなんなんだ!?」

というようなコトにも思えています。
中でも僕の一番のお気に入りが、
アカデミー賞も獲得した「BABEL=バベル」
モチーフは聖書の「バベルの塔」から起こされたもので、
彼特有の切なく、厳しい響きでもって迫ってくる作品。
人種、性別、言語、国、文化、職業、立場、環境......
様々な「違い」によって生まれる
ミス・コミュニケーションが生む出来事、悲惨さ、切なさ......
時に素晴らしさ......までもを描いた作品。

人と人、

人と神との間にあるコミュニケーション。

2つの間(アイダ)。

真ん中を見定めるには......

右端と左端をわかっていないと出来ないのでしょうか。

正しさは、間違いが導き、証明してくれるような気もします。

自然と文明。

野生と理性の間。

身につけた合理性と、失った野生のカン。

本能。

バランス。

失った満天の星空と、手に入れた星空のごとき街の明かり。

進化とは、本当は全てを進化させることでは無いのかもしれない。

何を進化させ、何をそのままにしておくのか。

右端に行って、左端に行って。

山の頂(いただき)に登り、海の底に潜り。

無駄を極め、合理化を極めて。

そうでなければ、

ド真ん中の正解などには、

進化や文化の真の正解などには、

辿り着けないのかもしれない......

創世記の「バベルの塔」が、最近やたらと頭を巡るのです。


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カンパイで(^^)

2016-05-11 23:57:17 | 感動
明治後半から昭和の後半まで、
二度の世界大戦を含む激動、且つ、混乱期であった日本を
颯爽と生き抜いたダンディーでイカしたおっちゃん。
身長は185センチとも、182センチとも。
長身で足も長い。
スタイル良くてカッコイイ。
日本人で初めてジーンズを履いた男だとか、
イッセイミヤケのモデルもつとめただとか......
超お金持ちの名家に生まれ、
子供の時からスポーツ万能の荒くれ者だったとか。
そんな生家には、
迷惑をかけた人や家にいつでも謝りに行けるような
菓子折りが常備品となっていただとか。
若くして、当時貴重であった高級スポーツカーを親のお金で!?
乗り回し。
そのままイギリス、ケンブリッジ大学に留学し。
そこでも貴重な外車を友人達と乗り回し。
中退して日本に戻っても、
齢(よわい)80才になっても、
そのまんまの雰囲気でポルシェ911を乗り回していたとか。

でも、

敗戦に沈む混乱期の日本をリードして、
立て直しもしてきた気概ある官僚の一人でもあって。
今に至るまで平和憲法の象徴となっている
現日本国憲法の裏の立役者でもあり。
ジャーナリストの方々からは
「新憲法誕生の生証人」
とも称された人。
敗戦後の弱った日本を統治しに乗り込んできた
GHQ(アメリカと連合国の統合司令部)には、
日本の復興と自立、何より、譲れない自身のプライドと
プリンシプル(原理、原則、主義、信条)のために常に嚙みつき。
楯突き。
「従順ならざる唯一の日本人」
とも呼ばれた人。



あのマッカーサーにすら天皇への無礼を怒り、叱りつけた人。



それが白州次郎(しらすじろう)という人。



わたくしめ、とても好きな人なのでございます(^^)



日本が世界に対し敗戦や様々な賠償を受け入れる代わりに、
自国の主権維持だけはそのまま認めてもらえるように締結された、
イワユル
「サンフランシスコ平和条約」。
その調印式に際しても、
英語でのスピーチを用意していた吉田茂首相に対し、
日本語でスピーチするよう説得したのが次郎さん。
それは我が国のプライドだからだ、と。
同日、別の場所で交わされた、今でも議論の的となっている
「日米安保条約」
も、そんな次郎さんが一枚噛んでいます。

そのまま吉田内閣の参謀を長きにわたり務めあげ。
その後は東北電力の会長も務め。
日本の戦後復興の大事なカギであった
電力の安定化と強化にも努めます。
趣味のゴルフにおいても「軽井沢ゴルフ倶楽部」を運営し、
今日に至る日本のゴルフ文化の基礎を作り上げ。
冬はスキーに親しんで。
トヨタ自動車の社長には

「No substitute......かけがえのない車を作れ」

なんてオーダーをし。

「参考にこの車を持ってケーーッ!」

ってな感じで「ポルシェ911」を
トヨタの社長に気前よくあげちゃったりもして。
それで、
あの「トヨタソアラ」が完成したなんていう逸話までもあったり。
そして、そんなこんなの白洲次郎さんの集大成的な言葉というのが、
彼の有名な遺書に書かれていた言葉かもしれなくて......
もしかしたらコレこそが、
彼を表す最高の言葉なのかもしれなくて。



「葬式無用 戒名不用」



「そうしきむよう かいみょうふよう」



僕は、遺書として書かれた次郎さんのこの言葉を見て、
トドメ的に次郎さんのことが好きになったのでございます。



左にクールに座っているやたらとカッコイイ男性が白州次郎さん(^^)
そして、右にいらっしゃる、
高貴なオーラを醸し出している麗しき女性が
次郎さんの奥さまの白洲正子(しらすまさこ)さん。
彼女もまた、知る人ぞ知る!?御人でしょうか。
文筆家でありながら、
今もって稀代の目利(メキキ)とも云われる人。
ここでも以前「琵琶湖徒然」という記事で少し記していましたが、
彼女もまた、僕の敬愛する方であります。
次郎さんのあまりにも絢爛溌剌としたキャリアと、
正子さんの才気ほとばしる生き方には
多くの人が憧れるものがあるとも思いますし、
どこか特別なものがあるようにも思えます。
でも、僕は何より、こんな二人の写真を見るだけで、
二人が人間的にもとても魅力的な方々であったであろうことを
思ってしまうのです。



実は、最近。
長い間密かに抱いていた僕の小ささな夢が叶いました。



それが、
この大好きなお二人のお墓参りをすることでした。



簡単に出来そうで、
なかなか実現出来なかったことだったのですが、
それが、タイミングが合い、やっと実現できました(^^)



「お墓は不要!」

などと言っていた次郎さんのお墓がなぜあるのか?というと、
それは、次郎さんが亡くなった時に、
やはり、あまりに多くの人々から

「次郎さんを偲ぶ場所を作って欲しい、、」

という話が妻の正子さんの元に届いたようで。
それで正子さんが

「ならば、、」

と創ったお墓らしいのです。
正子さんはソレを作る時、生前の次郎さんのことを考え。
遺書の言葉も考え。
更には、いずれこの地に一緒に眠るであろう自分のことまでも考え。
その結果、お墓ではなく、彼や自分との

「良き語らいの場」

としてのお墓をデザインしたのだそうです。
なので、墓碑としている石の形も
不動明王の五輪塔を人の姿の様にアレンジしたもので。
その人ガタを思わせる石碑の向かいには、なんと!
ソコに来てくれた人に

「まぁ、ゆっくりして行ってくださいな。。
なにか飲みます?(^^)」

なんていう声が聞こえてきそうなベンチ!
が置いてあるというのです。
もう、センス溢れる正子さんの施したデザインの話だけでも、
僕的にはヒットのしまくりで......

なんだかわかりませんが......

胸も強く打たれてしまうのです......

それで、僕が長年抱いていた小さな夢の一つが、
そんなお二人の、そんな墓所の、
そんなベンチに座ってビールを一杯!
酌み交わしながら語らってみちゃう......
ということだったりしたのです。
今は正子さんも仲良く並んでいらっしゃるであろう、そのお墓は、
兵庫県、有馬温泉をさらに奥へと進んでいった三田市の
「心月院」というお寺にありました。
こじんまりとして、とても良いお寺でした。









行ってみると、噂通り、
それはもう、お墓とは思えない様な形で。
さすが正子さん。
さりげなく、花壇みたいな感じ。





ベンチは向い側と、



石碑に向かって左側にも、
もう一つ置いてありました。



ワイワイと石碑を囲んで賑やかに語らうことが出来る感じ(^^)
僕は、早速、ビールを注いで......



「カンパァァアァァァァーーーイ!!(´▽`)」

全くもって最高でございました。
小さな夢が一つ叶った瞬間なのでございます(⌒o⌒)v♪
この地を訪れて、改めてよくわかったのですが、
僕はやっぱり、
このお二人のことがとても好きなのでございます。
ええ。ええ。


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大げさに言うのならば

2016-05-07 15:24:52 | 素敵...映画/音楽/珈琲
GW(ゴールデンウィーク)に突入する直前。
会社として公的なリリースを世間に発表しなければいけない程の
大きなトラブルに見舞われてしまった僕さん。
そのリリース文の策定もかなり大変だったのですが、
そのトラブルはまだしばらくはいつ爆発するかわからない
「爆弾」的な要素を含んでいるものであり。
今年のGWはそんな爆弾を抱えながらイソイソと
アチコチを飛び回っている様な状態が続いておりますのです。
何よりキツイのは、体より

「気が休まない.......」

ということだったりもするのですが。
それでも様々な知恵を振り絞って、
想定される最悪の事態だけはナントカ避けることが出来たので......
まぁ、なんとか、ヘ~こら、ひ~こらしながら生き延びています。

まったく、トラブルというのは
予期できない所から起こるのでトラブルというのでしょうが、
ホントに、まぁ、よくもこんなに.......と。
感心を通り越して尊敬をしてしまうくらい
日々色々なコトが起きちゃうのでございます。
よくよく考えれば、色々な雇用形態を含めた直轄のスタッフさん達と、
責務ある関連セクションのスタッフさん達の数が
130人ぐらいともなっていて。
自分も含めたその人達全員が
最低でも年に一回はなんらかのトラブルに見舞われる.......
なんていう計算をすると、それだけで、
少なくとも年に130日ぐらいは確実に

「何かしらの問題が起こっている日」

ともなるわけで。ということは、
3日に1度ぐらいはトラブルに関連した動きをしているということにもなって。
さらに、そんな皆の先々にいる契約先会社さんや人様から
計らずも及び来るような問題なども考慮してみたりすると......



ま、そりゃ、いろいろと起こるわけです......



確かに。



そこに、
自分のプライベートの問題とかも合わさったりなどしちゃえば、
そりわもう、
一年の半分はなんらかのトラブルDAYであったりするワケで。
ヘロヘロぷーなワケで。
しかし、そんな毎日だからこそ、
狭間にちゃんとした休日などがあると、
それがまたことさらに

ホッ。。

と出来て。
嬉しくも有難くも感じたりして。

働くのが嫌になっちゃったりもして(´・_・`)

仮に毎日が休日の様だったりしたら、
そんなことも感じられなかったりするわけで。
理想としては、
そんなこんなが良いバランスで回り行く日々であって欲しいと切に祈りつつ、
また、ソンナ毎日を実現しようともがいていたりもします。
先日は、そんな大トラブルの狭間で二日間だけバシッ!
と完全休養出来る日があって。
そりわもう、そりわもう、とても嬉しくて嬉しくて。
1日目などは

「もうこれ以上は絶対眠れません!(=゜ω゜)ノ」

ってなくらい

「これでもか!」

と寝まくって。
ダラダラして。
ダメ人間になって。
その次の日は

ちょっと、あてもなくドライブにでも行っちゃうのだ!

なんて感じで高速道路に車で乗り出したりしてみたのですが......
その時に、ふと、FMラジオから流れてきた奥田民生さんの曲があって。
それがまた痛く心に染み入ったりなんかしちゃうわけなのです......
ドライブに抜群に合うアップテンポで明るい曲調ながら、しかし、
まるでバラードのように心に染み入ってしまう歌詞が

「他に代わりが効かない!」

なんていう、逸品の雰囲気を漂わせている名曲。
そんな民生さんの曲が最近の僕のハートに見事に!
リバイバルヒット!
しちゃったのでございます。
家に帰ると早速、僕はCD棚からその曲が入っているアルバム
「CAR SONGS OF THE YEARS」
を引っ張り出して......



「イージュー★ライダー」
時ならぬヘビーローテションとなっているこの曲。
アルバムの5曲目に入っとります(^^)
音楽業界用語で「E=イー」とは「3」を表していて、
それに「ジュー=10」がつくので、
イージューとは「30」という意味となります。
要は30才を超えた、
イイトシこいたオッチャンのドライブソング。
今年のGWは、僕はこの曲と共に過ごしている状態でございます。
民生さんがこの曲を出した時は僕はまだ20代で、その時も

「イイ曲だなぁ。。。」

なんて、思って聞いてはいましたが、

今やその30代もとっくに過ぎ去り、
40代の半ばにもなって改めてこの曲を聞いている......
という非常事態宣言ですが、
なんだか昔聞いていた時とは全く違った響き方をしてくるのです。

今の方が断然イイ曲に聞こえる......のです。

断然シンパシー!( ; _ ; )/......な感じなのです。

この曲は民生さんが辿り着いた
一つのマイルストーンだったのではないのかなぁ......と。

「またエフジュー(Fじゅう=40)ライダーとか、
ジージュウ(Gじゅう=50)ライダーとかも書いてくれないかなぁ......」

なんて思ったりして。
ま、ま、かくも偉大なアーティストさんと全く同じ気持ちだ!
なんてことは申しませんが、それでも、大げさに言うのならば、
近頃の僕はまさにこういうことなんだろうと。
今、もう一度、イージューの頃のノリと気持ちが必要なのだと。
何事も、きっとウマクやりぬいてみせると。
あの向こうの、もっと向こうに行ってみせると。
そんなことを思いつつ、
今日も高速を快適なスピードで走りながら
この曲を聞いているのでございまつ☆(^^)



「イージュー★ライダー」
作詞、作曲/奥田民生


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ソウルカラー 3

2016-05-03 16:27:48 | 不思議
そうそう、
ココだけの!?秘密の!?お話をすると......
フシギーズの中では「紫色=パープル=ヴァイオレット」に感じられる地域が
この地球上に「何箇所か」あるようです。
彼等に言わせると、
紫というのは少々「特殊」......特別という意味ではありません......的な
意味を持つ色なのだそうで。。



――――――――上のテキストは、
2013年に記した「ソウルカラー 2」という記事の最後の部分。
今回記すお話しというのは、その
ソウルカラー
ソウルカラー 2
の続編となります(^^)



そもそも、なぜ今?
この記事の続編を書く気持ちになったのかというと、
少し前に訪れた島が
「バリ島だったから......」
という理由によります。
冒頭の文中にある「何箇所か」のうちの一つというのが、
実はこのバリ島ということなのです。

このブログをドープに読んでくれている方々ならば、もう、
少し前の「バロン」という記事あたりで察しが付いていたとは思いますが、
バリ島というのは、
僕には貴重なる「紫の地」「島」に見えているのです。



バリの紫。。



美しすぎて......(T 。T)ぶぇ...



泣いちゃう。。



泊まっていたホテルのバスも、
街中でも、訪れる先々の町や村でも、バリは紫に溢れてました。





今回この地に行った目的には、実は、
明確でポンチキなワケというのがひとつだけありまして、それが、どーも、
バリ島で一番の神様というのは「バトゥール山」という山にお住いのようで、
その山頂にある湖......

「バトゥール湖を見渡せるカフェに来てくれれば、
とてーも喜んじゃうんだヨーーーン♪」

なんてお言葉を頂いたからだったりして......
それは横浜のポンチキねーさんからもビシッ!と言われたことでもあったので、

「ならば!(*`⌒´*)ノ」

と、今回はコニャ(奥さん)とイソイソとお出かけしていったという次第なのです。
もうバリ島の上空に着いた時からこんな感じで。
泣いちゃう(T 。T)ぶぇぇ...



泊まったホテルは「アリラ・スミニャク」という、
まだ出来たばかりのピカピカさんで。
ホテルのある街もスミニャクという、
クタやレギャンの様にゴミゴミとしていない新しいリゾートエリアにあって。
お部屋の前のビーチも抜群に美しく、気持ちよかったです。





コニャ(奥さん)も大満足で。
僕さんはインフィニティプールで、
ホテルの皆様へのサービスとしてお尻を出してみたりして。。



パンツ脱いだらとてもアートな写真になりそうだったのに、
周囲の目がとても厳しく。
ここはひとつ、断念をさせていただきましたの(`・ω・´)b ええ。ええ。

で、そのバトゥール山。

ヨガ・マスターの方々からは地球に13あると言われているチャクラの内、
第一番目の場所......
「第1チャクラ」として有名な場所でもあります。



別名キンタマーニ高原。
切るトコ間違えて言っちゃうとトンデモナイ目にあいます。ええ。
この時のバリ島は雨季にあたり、高原に着いた時もトンデモナイ大雨......
スコールというやつで、僕らが車から降りた瞬間はなんと!

雷が二発!

ドドドーーーン!と。

大地を揺さぶる高原のカミナリ!

ガイドさんも流石にビビリあがってました。。
でも、その「雷=カミナリ=神鳴り」の直後から空は見る見る晴れ上がっていき、
神様ご指定のカフェレストランでご飯を食べている間に
すっかりと晴れ上がっていました。
ガイドさんの言葉をそのまま借りれば、

「ここで観れる天気の全てを一時間で観れたと思います。。。」

ええ。ええ。
そりわもうご満悦で。お太り様で(*´∀`*)



こちらのバッフェスタイルのレストランさんは
「Kintamani Lakeview Hotel & Restaurant=キンタマーニ レイクビューホテル&レストラン」
オーナーさんはこの場所で、この景色を初めて見た時に、
「ここにお店を作る!」
と決心したのだそうです。
今やとても有名なレストランとなっているようですが、
その彼が最初に立った場所には、
こんなプレートがシッカリと置かれていました(^^)



「I LOVE IT HERE...」
景色と一緒に見ていると、なんだかちょっと......
胸が熱くなります。
で、僕はというと、
その場所からバトゥールの神様......名前はまたいつか記しとうございます......
に向かって、
僕らは「ヒレ」と呼んでいる「紫の布」をグルグルと、
ヒップな感じで天高く回しまくったのでございます。



おおおおおおぉーo(* ̄○ ̄)ゝーいぃぃぃぃぃぃ!

神さマァァァアァァアアァァーーーーーーーーーーーーーーっ!

約束通り来ましたよぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーー!

あいらぶいっとひあぁぁーーーーっ!

サイコーーーの気分でござーーますのヨォォォォォォーーーーーーッ!

紫のヒレでございますのよーーーーーーっ!

シルクの手織りで買ったらちょっと高くて泣きそーになったのですのヨォォォーーーッ!

と。

ええ。

キチ◯イでございます。

良い子のみなさんは決して真似をしてはいけませんのでございます。



「バティック」と呼ばれるバリ島の布生地。
街中にも沢山のお店があるのですが、今回の紫のバティックは、
キンタマーニに行く途中にある手織り工場に立ち寄って買ってみました。



この後、ブサキという寺院で2柱の神様から
「アル不思議なモノ」
を頂いたのですが......

......冒頭に「何箇所か」と記した、地球上にある紫の地。
それは「もう一つだけ」あります。
そこはまたいつか、必ず記したく思います。
また良きタイミングまで、しばしのお時間を。。(^^)


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コメント (2)
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