「野球=ベースボール」という競技は、
世界的に見たときの普及率の低さや、
競技人口の少なさ、
男女差の大きい競技者状況などから、
オリンピックにおいては
2012年のロンドン大会より正式競技から外れました。
コロナ禍の最中に開かれた東京オリンピックでは
「開催国特権での追加種目」
ということで辛うじて認められましたが、故に、
次の2024年のパリ大会からは再び正式競技から除外されます。
今、この国で過熱している
「WBC=ワールド ベースボール クラシック」
という「世界一の野球国を決める」大会というのは、
そんな野球競技の未来を憂いたアメリカの野球関連組織が
競技人口や国の拡大化を狙って、
2005年に発表し、立ち上げたものでもあります。
「世界一の国を決める」という、
同様のコンセプトをもったスポーツ大会で
真っ先に思い浮かぶのはサッカーのワールドカップですが、
こちらの参加国数(チーム)は前回のカタール大会で209。
完全に地球規模。
対して、今回のWBCの参加国数は28。
オリンピック競技の再選を目指すにしてもまだまだ少ない数字。
野球が世界各国に普及しない理由に関しては
様々なことがあると思いますが、
ことWBCに関してはアメリカという国を中心に考えられる
諸々の度合いがどこまで薄まっていけるのか、
利益構造を含めた競技国間の平等性をどこまで持ち得るのか......
なんていうことにかかっている部分も大きいかと思います。
実際、この日本国に関しても、
当初はアメリカからの不平等な組織提案や利益構造により
出場辞退の返答をする......というところから始まっています。
しかし、その後、
ボスキャラのアメリカ様から「脅し」とも取れる
様々なモノ言いにより不参加を撤回。
今に続いて来ているというわけです。
アメリカ偏重の構造のままでは、
これ以上の世界拡大は望めないのではないか......
という部分も多分に孕んでいる大会である、ということです。
この点はWBCという大会を理解する上では
とても大事なこととなります。
そんな、
自分が一番でないと気がすまないアメリカさんを、
日本は決勝の大舞台で破りました。
サッカーで言えば、
日本が決勝でブラジルを破るようなものです。
マスコミがあまり伝えない上記した歴史や構造から見ても
素晴らしい偉業ではないかと思います。
凄い。
ヤバイ。
何よりも、カッコイイ!
です。
ええ。ええ。(^^)
裏側にある組織的で政治的な部分はともかくとして、
フィジカル コンタクトの少ない野球は、
サッカーなどに比べると、
個人的には「ズルさ」を持ち込める度合いが
少ない競技のように思えます。
勿論、審判さんやそのシステムさえしっかりしていれば、ですが、
個々や組織の実力をそのままぶつけ合える、
競い合える、
貴重な競技だと思えています。
「スポーツマンシップとは何か?」
と聞かれれば、僕は、
「ズルをしない精神」
と答えます。
とかく、世にはズルイ人も多く。
実力差を狡猾で卑猥なあの手この手でねじ曲げて。
様々な不公平を飲み込まされながら働いている人や、
組織や社会や国も多いかと思います。
ねじ曲げないと利得が生まれないから、
実力通りだと面白くないから、
力通りに並ぶと夢がないから......
なんてこともあるでしょうけど。
そんな中で、
野球というのはなんて純粋で力強い競技なのか、
スポーツなのか、
とも思います。
知略は場面場面で常に沢山用いられ、
含まれもしますが、
狡さ(ズルサ)は持ち込みにくい競技。
正々堂々と戦うことを誓えるスポーツ。
そんな部分も、
数ある野球の魅力の中の一つではないかとも思います。
スポーツの魅力なのではないかと思います。
今大会の中で僕が最高に好きなシーン。写真。
日米を代表する選手である大谷翔平さんと
マイク・トラウト(Mike Trout)さんの決勝戦前の姿。
WBCでは敵となる2人は
「ロスアンジェルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)」
という同じメジャーリーグ球団の選手でもあるわけです。
トラウトさんは野球ファンには言わずと知れた
現メジャーリーグにおける最高の選手。
今回のアメリカ代表のキャプテンであり、
メンバー集めに奔走もした
「3 TIMES MVP PLAYER(MVPを3度も獲得した選手)」
大谷さんもトラウトさんも今回のWBCのために、
自分の国のために、
多くの尽力をしていたように思います。
そんな二人が先頭で、揃って国旗を持って入場し、
アイコンタクトをしていたシーンには
胸を打つものがありました。
メジャーリーグにおいては、
同じチームである限り二人の対戦は不可能!
と考えられていた中で、
今大会で実現したのはそんな二人の奇跡の対決。
たった1点差で迎えた決勝戦の最後の最後。
投手大谷があと1つのアウトを取れば日本の勝ち!
ホームランを打たれたら同点!
なんていう場面で迎えたバッターがトラウト!
という、まるで映画やドラマのような状況。
まさかまさかの野球ファンが夢見ていた形。
この時ばかりは、
「野球の神様って本当にいるんだ......」
などと僕は思ってしまいましたが、
野球ファンにとってはそれほどの出来事で。
結果は周知の通り大谷さんが投げ勝ち、
日本が見事!優勝!を果たしましたが、
トラウトさんと大谷さんは試合後にこんなコメントを残しています。
================================
【マイク・トラウト】
おそらく、今回はこれまでに経験したことのない、
最も楽しい10日間だった。
大会を通して素晴らしいチャレンジだった。
代表チームに参加した誰もが味わったことのない、
鳥肌が立つような経験をしたと思う。
また戻ってくるよ。
(大谷との対決は)全ての野球ファンが観たかったものだと思う。
この1か月半、そのことについての質問にずっと答えてきたんだ。
他の形で終わると思ってたかい?
彼は本当に厄介なものを持っていて、
最後のはいい球だったね。
まあラウンド1は彼の勝ちってことだね。
【大谷翔平】
トラウト選手がプロ野球選手としても、人間としても、
どんなに素晴らしいかをチームメイトとして誰よりも理解していたので、
ベストを超えるような球を投げないと抑えられないと思って投げました。
================================
正々堂々の素晴らしさ。
スポーツマンシップ。
そこから生まれる感動。
そんな感動や世界を味合わせてもらえたということこそが、
僕がWBCという大会にとても感謝をしていることなのです。
以下には、
上記コメントさんに負けず劣らず、
今大会で印象的だったコメントさん達を。
備忘録として。
純粋で美麗な感動をありがとうございました☆(^^)
=================================
【エンゼルス公式ツイッター(最後にチームの同僚対決となった時)】
we are not well(ちょうし悪いです)
【フィル・ネビン エンゼルス監督(決勝戦後の言葉)】
この試合は世界で一番いい試合だ。
このゲームが世界最高のものであること。
このようなドラマを一緒にできるスポーツは他にない。
そして、野球はその点では完璧だと思う。
【大谷翔平(アメリカとの決勝戦前、チーム円陣での言葉)】
僕からは1個だけ。
憧れるのをやめましょう。
ファーストにゴールドシュッミトがいたりとか、
センターを見たらマイク・トラウトがいるし、
外野にムーキー・ベッツがいたりとか。
野球をやっていれば、
誰しもが聞いたことのあるような選手たちがいると思うんですけど、
今日一日だけは憧れてしまったら越えられないんで。
僕らは今日、越えるために、
トップになるために来たので。
今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、
勝つことだけを考えていきましょう。
さぁ、いこう!
【ポール・ゴールドシュミット(決勝戦、惜敗後の言葉)】
日本の野球は全てが素晴らしい。
素晴らしい選手たちがいるし、野球の仕方を知っている。
基本に忠実な野球をするし、
とても努力するし、
日本では野球は大人気だ。
僕たちは彼らをとても尊敬している。
【甲斐拓也(3月11日のチェコ代表戦前、チーム円陣での言葉)】
東日本大震災から12年たった今日、
沢山の方が僕たちの野球を見てくれています。
当時、嶋基宏さんがこのようなことを言っていました。
誰かのために頑張る人間は強いと。
今日、全力でプレーする中で失敗も起こるかもしれませんが、
全員でカバーしあって、助け合って戦い抜きましょう。
今日も勝ちましょう!
【パベル・ハジム チェコ代表監督】
準々決勝に行ければ素晴らしかったが、
それでも私は本当にこの選手たちを誇りに思います。
中国を破り、
韓国、オーストラリアと死闘を繰り広げたのだから。
オオタニが素晴らしい笑顔とともに活躍していることを
世界に伝えたい。
ウクライナとロシアの戦争が続いているが、
こんなに素晴らしい世界もあることを伝えたい。
オオタニだけでなく、
素晴らしい選手が日本にはたくさんいる。
ロウキ・ササキ(佐々木朗希)は
エスカリに死球を与えたお詫びにお菓子を持ってきてくれた。
本当に野球は世界を結ぶと思った。
私はロウキ・ササキのファンになりましたし、
ショウヘイ・オオタニは新しいベーブ・ルースだと思います。
【キム・ハソン(韓国代表選手)】
ダルビッシュのインスタグラムをチェックしたら、
(日本代表の選手たちが)
みんなで飲み会をしているものがあったんだ。
実を言うと、韓国代表チームにはそういうところがなかった。
私自身は3年数か月ぶりの代表活動で、
外に出かけるのさえ負担だと考えていて……。
国際大会ではそういう雰囲気作りが大事で、
結果に繋がるのだということ。
日本もオーストラリアもチームとして本当にまとまりがあったと思う。
【ダルビッシュ有(準決勝のメキシコ戦前、チーム円陣での言葉)】
お疲れさまです!
宮崎から始まって約1カ月、
ファンの方々、監督、コーチ、スタッフ、
この選手たちで作り上げてきた侍ジャパン。
控えめに言って、
チームワークも実力も今大会ナンバーワンだと思います。
このチームで出来るのはあと少しで、
今日が最後になるのはもったいないので、
みんなで全力プレーをして、
メキシコ代表を倒して明日につなげましょう。
さぁ、いこう!
【ベンジー・ギル メキシコ代表監督(劇的なサヨナラ敗戦後の言葉)】
Japan advances,
but, the world of baseball won tonight.
(日本が前に進んだ。
しかし、今夜の勝者は世界の野球そのものだ)
【岡本和真(決勝戦のホームランに関してと大会終了後の言葉)】
昨日は(スタンドに)入らなかったので、
今日はたくさんウエートして、
たくさんご飯を食べて挑みました。
ホームランになってくれてよかったです。
野球って、こんなに楽しかったんだなと思いました。
めっちゃうれしかったです。
【栗山英樹 日本代表監督(サヨナラ勝ちとなった準決勝戦後の言葉)】
野球って、すげーな、と。感動しました。
=================================
WBC日本代表様。
世界一!
おめでとうございます!(^^)
世界的に見たときの普及率の低さや、
競技人口の少なさ、
男女差の大きい競技者状況などから、
オリンピックにおいては
2012年のロンドン大会より正式競技から外れました。
コロナ禍の最中に開かれた東京オリンピックでは
「開催国特権での追加種目」
ということで辛うじて認められましたが、故に、
次の2024年のパリ大会からは再び正式競技から除外されます。
今、この国で過熱している
「WBC=ワールド ベースボール クラシック」
という「世界一の野球国を決める」大会というのは、
そんな野球競技の未来を憂いたアメリカの野球関連組織が
競技人口や国の拡大化を狙って、
2005年に発表し、立ち上げたものでもあります。
「世界一の国を決める」という、
同様のコンセプトをもったスポーツ大会で
真っ先に思い浮かぶのはサッカーのワールドカップですが、
こちらの参加国数(チーム)は前回のカタール大会で209。
完全に地球規模。
対して、今回のWBCの参加国数は28。
オリンピック競技の再選を目指すにしてもまだまだ少ない数字。
野球が世界各国に普及しない理由に関しては
様々なことがあると思いますが、
ことWBCに関してはアメリカという国を中心に考えられる
諸々の度合いがどこまで薄まっていけるのか、
利益構造を含めた競技国間の平等性をどこまで持ち得るのか......
なんていうことにかかっている部分も大きいかと思います。
実際、この日本国に関しても、
当初はアメリカからの不平等な組織提案や利益構造により
出場辞退の返答をする......というところから始まっています。
しかし、その後、
ボスキャラのアメリカ様から「脅し」とも取れる
様々なモノ言いにより不参加を撤回。
今に続いて来ているというわけです。
アメリカ偏重の構造のままでは、
これ以上の世界拡大は望めないのではないか......
という部分も多分に孕んでいる大会である、ということです。
この点はWBCという大会を理解する上では
とても大事なこととなります。
そんな、
自分が一番でないと気がすまないアメリカさんを、
日本は決勝の大舞台で破りました。
サッカーで言えば、
日本が決勝でブラジルを破るようなものです。
マスコミがあまり伝えない上記した歴史や構造から見ても
素晴らしい偉業ではないかと思います。
凄い。
ヤバイ。
何よりも、カッコイイ!
です。
ええ。ええ。(^^)
裏側にある組織的で政治的な部分はともかくとして、
フィジカル コンタクトの少ない野球は、
サッカーなどに比べると、
個人的には「ズルさ」を持ち込める度合いが
少ない競技のように思えます。
勿論、審判さんやそのシステムさえしっかりしていれば、ですが、
個々や組織の実力をそのままぶつけ合える、
競い合える、
貴重な競技だと思えています。
「スポーツマンシップとは何か?」
と聞かれれば、僕は、
「ズルをしない精神」
と答えます。
とかく、世にはズルイ人も多く。
実力差を狡猾で卑猥なあの手この手でねじ曲げて。
様々な不公平を飲み込まされながら働いている人や、
組織や社会や国も多いかと思います。
ねじ曲げないと利得が生まれないから、
実力通りだと面白くないから、
力通りに並ぶと夢がないから......
なんてこともあるでしょうけど。
そんな中で、
野球というのはなんて純粋で力強い競技なのか、
スポーツなのか、
とも思います。
知略は場面場面で常に沢山用いられ、
含まれもしますが、
狡さ(ズルサ)は持ち込みにくい競技。
正々堂々と戦うことを誓えるスポーツ。
そんな部分も、
数ある野球の魅力の中の一つではないかとも思います。
スポーツの魅力なのではないかと思います。
今大会の中で僕が最高に好きなシーン。写真。
日米を代表する選手である大谷翔平さんと
マイク・トラウト(Mike Trout)さんの決勝戦前の姿。
WBCでは敵となる2人は
「ロスアンジェルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)」
という同じメジャーリーグ球団の選手でもあるわけです。
トラウトさんは野球ファンには言わずと知れた
現メジャーリーグにおける最高の選手。
今回のアメリカ代表のキャプテンであり、
メンバー集めに奔走もした
「3 TIMES MVP PLAYER(MVPを3度も獲得した選手)」
大谷さんもトラウトさんも今回のWBCのために、
自分の国のために、
多くの尽力をしていたように思います。
そんな二人が先頭で、揃って国旗を持って入場し、
アイコンタクトをしていたシーンには
胸を打つものがありました。
メジャーリーグにおいては、
同じチームである限り二人の対戦は不可能!
と考えられていた中で、
今大会で実現したのはそんな二人の奇跡の対決。
たった1点差で迎えた決勝戦の最後の最後。
投手大谷があと1つのアウトを取れば日本の勝ち!
ホームランを打たれたら同点!
なんていう場面で迎えたバッターがトラウト!
という、まるで映画やドラマのような状況。
まさかまさかの野球ファンが夢見ていた形。
この時ばかりは、
「野球の神様って本当にいるんだ......」
などと僕は思ってしまいましたが、
野球ファンにとってはそれほどの出来事で。
結果は周知の通り大谷さんが投げ勝ち、
日本が見事!優勝!を果たしましたが、
トラウトさんと大谷さんは試合後にこんなコメントを残しています。
================================
【マイク・トラウト】
おそらく、今回はこれまでに経験したことのない、
最も楽しい10日間だった。
大会を通して素晴らしいチャレンジだった。
代表チームに参加した誰もが味わったことのない、
鳥肌が立つような経験をしたと思う。
また戻ってくるよ。
(大谷との対決は)全ての野球ファンが観たかったものだと思う。
この1か月半、そのことについての質問にずっと答えてきたんだ。
他の形で終わると思ってたかい?
彼は本当に厄介なものを持っていて、
最後のはいい球だったね。
まあラウンド1は彼の勝ちってことだね。
【大谷翔平】
トラウト選手がプロ野球選手としても、人間としても、
どんなに素晴らしいかをチームメイトとして誰よりも理解していたので、
ベストを超えるような球を投げないと抑えられないと思って投げました。
================================
正々堂々の素晴らしさ。
スポーツマンシップ。
そこから生まれる感動。
そんな感動や世界を味合わせてもらえたということこそが、
僕がWBCという大会にとても感謝をしていることなのです。
以下には、
上記コメントさんに負けず劣らず、
今大会で印象的だったコメントさん達を。
備忘録として。
純粋で美麗な感動をありがとうございました☆(^^)
=================================
【エンゼルス公式ツイッター(最後にチームの同僚対決となった時)】
we are not well(ちょうし悪いです)
【フィル・ネビン エンゼルス監督(決勝戦後の言葉)】
この試合は世界で一番いい試合だ。
このゲームが世界最高のものであること。
このようなドラマを一緒にできるスポーツは他にない。
そして、野球はその点では完璧だと思う。
【大谷翔平(アメリカとの決勝戦前、チーム円陣での言葉)】
僕からは1個だけ。
憧れるのをやめましょう。
ファーストにゴールドシュッミトがいたりとか、
センターを見たらマイク・トラウトがいるし、
外野にムーキー・ベッツがいたりとか。
野球をやっていれば、
誰しもが聞いたことのあるような選手たちがいると思うんですけど、
今日一日だけは憧れてしまったら越えられないんで。
僕らは今日、越えるために、
トップになるために来たので。
今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、
勝つことだけを考えていきましょう。
さぁ、いこう!
【ポール・ゴールドシュミット(決勝戦、惜敗後の言葉)】
日本の野球は全てが素晴らしい。
素晴らしい選手たちがいるし、野球の仕方を知っている。
基本に忠実な野球をするし、
とても努力するし、
日本では野球は大人気だ。
僕たちは彼らをとても尊敬している。
【甲斐拓也(3月11日のチェコ代表戦前、チーム円陣での言葉)】
東日本大震災から12年たった今日、
沢山の方が僕たちの野球を見てくれています。
当時、嶋基宏さんがこのようなことを言っていました。
誰かのために頑張る人間は強いと。
今日、全力でプレーする中で失敗も起こるかもしれませんが、
全員でカバーしあって、助け合って戦い抜きましょう。
今日も勝ちましょう!
【パベル・ハジム チェコ代表監督】
準々決勝に行ければ素晴らしかったが、
それでも私は本当にこの選手たちを誇りに思います。
中国を破り、
韓国、オーストラリアと死闘を繰り広げたのだから。
オオタニが素晴らしい笑顔とともに活躍していることを
世界に伝えたい。
ウクライナとロシアの戦争が続いているが、
こんなに素晴らしい世界もあることを伝えたい。
オオタニだけでなく、
素晴らしい選手が日本にはたくさんいる。
ロウキ・ササキ(佐々木朗希)は
エスカリに死球を与えたお詫びにお菓子を持ってきてくれた。
本当に野球は世界を結ぶと思った。
私はロウキ・ササキのファンになりましたし、
ショウヘイ・オオタニは新しいベーブ・ルースだと思います。
【キム・ハソン(韓国代表選手)】
ダルビッシュのインスタグラムをチェックしたら、
(日本代表の選手たちが)
みんなで飲み会をしているものがあったんだ。
実を言うと、韓国代表チームにはそういうところがなかった。
私自身は3年数か月ぶりの代表活動で、
外に出かけるのさえ負担だと考えていて……。
国際大会ではそういう雰囲気作りが大事で、
結果に繋がるのだということ。
日本もオーストラリアもチームとして本当にまとまりがあったと思う。
【ダルビッシュ有(準決勝のメキシコ戦前、チーム円陣での言葉)】
お疲れさまです!
宮崎から始まって約1カ月、
ファンの方々、監督、コーチ、スタッフ、
この選手たちで作り上げてきた侍ジャパン。
控えめに言って、
チームワークも実力も今大会ナンバーワンだと思います。
このチームで出来るのはあと少しで、
今日が最後になるのはもったいないので、
みんなで全力プレーをして、
メキシコ代表を倒して明日につなげましょう。
さぁ、いこう!
【ベンジー・ギル メキシコ代表監督(劇的なサヨナラ敗戦後の言葉)】
Japan advances,
but, the world of baseball won tonight.
(日本が前に進んだ。
しかし、今夜の勝者は世界の野球そのものだ)
【岡本和真(決勝戦のホームランに関してと大会終了後の言葉)】
昨日は(スタンドに)入らなかったので、
今日はたくさんウエートして、
たくさんご飯を食べて挑みました。
ホームランになってくれてよかったです。
野球って、こんなに楽しかったんだなと思いました。
めっちゃうれしかったです。
【栗山英樹 日本代表監督(サヨナラ勝ちとなった準決勝戦後の言葉)】
野球って、すげーな、と。感動しました。
=================================
WBC日本代表様。
世界一!
おめでとうございます!(^^)