雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

鳥海山徒然

2015-10-28 22:58:50 | 凄い...パワスポ寺社
鳥海湖!(=゜ω゜)ノ
好き!
ココにどーしても行きたかったのでつ!
なので......
ちょっと前のナウ!に、
行ってきたのでつ!(=゜ω゜)ノ"☆
鳥海山の山頂近くにある美しい湖なのでつ!





もう、綺麗すぎてタメ息におぼれましたの。ええ。
もう、満腹で。ええ。







神々が遊ぶ庭。
そういう感覚でございます。
鳥海山はなんとなくブルーなのでございます。



個人的に、ですが、
この山は頂上まではいかなくても良い山だと思っています。
この鳥海湖の畔でじっくりと佇んで、
そこから見る山頂までの御姿を見るだけで最高に癒される感じがするのです。
もちろん元気玉!?パワーもたっぷり。
中でもこの石さんスポットはとっておきなのでつ!(=゜ω゜)ノナイショナカンジダケド...



寝転ぶアホなコニャ(奥さん)。なにやら気持ち良さげですな。。



おむすびさんもここぞとばかりにっ!(O ̄▽ ̄O)♪



鳥海山は2200メートルオーバーの東方有数の大きく美しい山。
山形県と秋田県の県境に、
日本海からそのままドドドドーーン!と雄大に聳え立っています。



なので広い山麓の海側では真水が湧き出るビーチなども沢山あったりもします。
こちらもそんな海岸の一つ。釜磯ビーチ。
海も綺麗ですのね (*´з`)



鳥海山麓の湧水といえばあとは何と言ってもここ。
美しい水が湧き出る「丸池様」!



鮭の孵化&放流もやっているような清流地帯。
正式名称も地元の方々からキチンと「さま」付きで呼ばれているという、
龍神さんの住まう!?池でございます。ええ。
ゼッタイいます。
補償しちゃいます。
龍さん。すげーっす。



鳥海山は別名「秋田富士」「鳥見山」とも言われていて、
この地域に住む多くの人々に様々な自然の恵みをもたらしている聖なる山。
近くには向かい合うようにして立っている「月山=がっさん」もあり、
どちらも古代より偉大な神々の棲まう霊峰と畏怖され、また、
親しまれてもいます。
その月山の方にも登ったことがあるのですが、
月山に比べると鳥海山の登山道はカナリ整備されていて、
山の持つ全体的な空気感も月山より少々おおらかで優しい感じがする山です。
頂上付近はかなりダイハードな山とはなりますが......当然、
そんな孤高なる東北随一の霊峰ですから、
登る前にはその神様にキチンとご挨拶をしないといけません。
こちらの山に棲まわれる神様は「大物忌神=おおものいみのかみ」。
「忌む」とは本来「崇高なるものに対して畏れ、慎み、穢れを避ける」
ということ。
この山がいかに崇高で特別な山かということもすぐにわかります。
そして、この神様の名前は明らかに奈良、大神神社(おおみわじんじゃ)に祀られる
「大物主神=おおものぬしのかみ」
古代大和朝廷の中心に座していた、いや、今もいる!?神様。
その神様を「忌むのだ!」という名前でもあり、恐らくは同神。
文字通り大物!なワケなのです。
そして、この大物主とは......
このブログのマニアであればもう分かっているとは思いますが、
他でもないアノ!
九州から東北に至るまでこの国を最初に統一し、
その後諸般の都合により!?
新朝廷勢力によって歴史から消されてしまった偉大なる神......

「天照国照彦火明櫛玉饒速日命」
=「あまてる くにてる ひこ ほあかり くしたま にぎはやひ の みこと」

別名「饒速日尊=ニギハヤヒノミコト」

三輪山に鎮まる古代大和王朝の最初の王。

それは、
スサノオの打ち立てた「原初出雲=九州王国」を奈良の地、大和にまで広げ、
古代大和朝廷を打ち立てた張本人。
偉大なる神。

記紀や民族史を語る際、
とかく「天津」「国津」と分けて話される神々や民の系譜。
その両方の名を冠している唯一の神......
であるワケです。ええ。間違いなく。
この辺り、詳しくはこの「青き炎」シリーズあたりをチェックしていただければと。
なかなか興味深いかも?しれませんし。
ええ。ええ。

で、お話は戻りまして......
登山前、挨拶に訪れたのはそんな偉大なる神様が祀られている鳥海山大物忌神社
「吹浦口之宮=ふくらぐちのみや」
ヤバイっす......
いますの。いますの。。(@_@;)



そしてこの徒然なる話は、ここでこの一冊の「貴重なる」本にたどり着きます。
それは秋田県「唐松神社=からまつじんじゃ」という古社にて神宝とされ、
千数百年来、決して他言されることもなく、
代々の宮司さん達によって守られてきた伝説的な古文書......
「物部文書=ものべもんじょ」



ここには、鳥海山に最初に降り立った神様「ニギハヤヒ」の話が、
伝説の氏族「物部氏」の視点で描かれています。
物部氏に関しては「諏訪徒然」という記事の中でも最後に少しだけ記していたと思いますが、
この氏族に触れるということは、すなわち、
この国の消された歴史の「ある部分」を、
もしくは「わずかなる一部分」を、
埋めれるようなお話ともなります。
勿論この文書に書かれている全てが正しく、事実である......とは、
到底言えないとも思いますが、それは記紀神話においても全く同じ。
大切なのは自らの足と知恵と知識と英知と好奇心と、
カンと汗とお涙をちょっと♡
......でもって、何が事実で、何が誇大誇張なのかを見極めることが出来れば、
この本の凄みと価値はまた一層増してくるのでございます。
ラーメン二郎の

「マシマシで!(=゜ω゜)ノ」

ぐらい増すのでございます。
個人的にはとても貴重な文書だと思います。
本の冒頭には唐松神社を千年単位で守ってきた「物部氏」の末裔であり、
現在の名誉宮司でもある「物部長照」氏からこんな「序文」が寄せられています。



「——————考え方によってはこのたびの公開は神格を汚すことになるのでは、
との危惧もあるかも知れないが、遠い昔の人々が、また私の祖先がどのようなとき、
神に対して何を祈ってきたかを究めるのもまた
奉神者としての務めであると思ったからであります————————————
物部家の資料については考え方、また価値判断、
更には本書の解説文については人それぞれに見解は異なるかとは存じますが、
唐松神社の大意は汲み取っていただけるものと思っております————————」



長くなったので次回はこの文書のお話をもう少し......
記しておこうかと思います。
全て、徒然なるままに(^^)♪



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おおぅぅ!?o(`ω´*)o

2015-10-24 22:17:01 | 凄い...映画/音楽/珈琲
メンバーは若い某男性アーティストさん。
それと新婚さんの敏腕女性マネージャーさん。
あとは、僕と某ステージ制作会社のシャッチョさんのEさん。

つい先日。
東京、渋谷の夜。
久々に皆で集まってワイワイしていました。

近頃の渋谷では「道玄坂上」という交差点から
「神泉」という駅の方にかけて、
やたらと飲食店が充実して来ている通りがあって。
飲み会などではその辺りに集まることが結構多くなっているのですが、
この時もその中の一軒、
熊本料理の美味しい居酒屋さんでシコタマ飲み食いした後、

「酔い覚ましのコーヒーにでも行くべーーーっ!」

っとなって。
お店のほど近くにあった
制作会社のシャッチョさんのオフィスへと皆で向かいました。
引っ越したばかりだという真新しくて誰もいない深夜のオフィスは
大きなマンションの一室を改装したもので、
広さも程よくて落ち着きます。
ライムイエローを基本とした壁の色もなにやらとても心地良い感じ。
高速道路の見える広いベランダもありますし、
ここでカフェ営業でもすればいいのに。(^^)
ええ。ええ。

シャッチョさんは、
そんな真新しいオフィスのカウンターデザインのキッチンで
美味しいコーヒーをトポトポ......と煎れてくれて。
香ばしい、安らぐ香りがオフィス中に漂い出します。
僕らはそのコーヒーを片手に、
とりとめのないアレヤコレヤの深夜トークを展開していました。
しかし、アルコールの酔いも残る、
そんな心地良いユラユラ珈琲タイムは、
新婚女性マネージャーさんの恐ろしい一言で
切り裂かれてしまうのです......



「、、なんか最近、
皆スターウォーズ、スターウォーズって騒いでるけど、
私マッタク見たこと無いし、
よくわかんないんですよね~
別にぃ~、って感じでぇ~。
なんなんですかね~~」



「!?!?!?ハッ!?(; ̄Д ̄)」



......思わず驚愕の顔を見合わす僕と某男性アーティストさん。
あ、嵐の予感......
そして、その彼女の言葉を受けた某シャッチョさんは......



「あっ!!僕もなんですよ!わかります!(*^-^*)
よくわからなくて。
でもスゴイんですよね?
周りの連中みんな話してますもん。
なんなんですかね!?」



「お、お、、お、、、

おまいらぁあぁぁっぁぁーーーーっ!!o(`Д´*)oプンスカプン!!

コォォォォォォォォォォォォォーーーーーーーーーの!

たわけ!どもめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーっ!!

どの口が言うのだ!?

ええ!?

どの口じゃ!?

この口かぁぁっ!?

この口が言うとんのか!?

おおぅぅ!?(`ε´♯)/

いいか!

よぉぉぉーーーく聞けい!

耳かっぽじってよぉぉーーく聞くよろしぃ!

いいか!

スターウォーズが初公開されたのわ1977年じゃ!

その時に、

あぁ、神様、、

おいらわいったいぜんたいどーやって生きていこぉ。

あぁ、

いったいぜんたいワタクシめわ何が好きなのでしょうか。

何が向いているのでしょうか?職業わわわ......

おおおぅぅ!神よ!神様よぉぉぉーー!

我に道をしめしたまぇぇぇーーーーっ!

払えたまえー、清めたまえー

って悩んでた青少年がその時18才だとしたら、
今年あたりわもう50才を越えてんねんでぇぇーーっ!

わかってんの!?

そこ!

そこの主婦!

K点越えてんねんで!?スキージャンプだったら。

そこのライブ制作者!

おまいさん!

エンタメ関係者としてそれでいいわけ?いいの?知らないよ?
この綺麗なオフィスにお化け出たって知らないよ?
デスクにタライが落ちてきても知らないよ!?(○`ε´○)
わかってんの?んん!?

でだね、
そんな迷える仔羊さん達が
映画館でカンドーのひと時をお過ごしあそばして、
あぁ、神よ!
我、ついに道を見つけたりぃぃぃーーーーーーーーーーーーっ!!
てさ、
そーやって映画人の道を歩み始めた人だっているんじゃねーかって?
思うのですよ。多分。きっと。
おそらく。ナンマンダブ。

でだな、
そんな人が大人になって、
いっしょーけんめー頑張って、
その道でいっぱしの偉い人になって、
それで、その自分の原点となった作品に、
また50才とか40才とか30才とかで関わることができるわけよ。

それってスゴクね?

凄くね?

えっ!?

すごく無い?

ふぅぅーーんんん。。。そーかもね.......

じゃねぇーーーーって!!ヾ(`Д´*)ノだまされそーになったわ!

スゲーんだよ!スゲーの!

わかる?

コレを幸せっていうんだよ。この星でわ。

違うの?

ええ?

違う。

あ、そう........

って!しあわせなんだよーーーーっ!!ヾ(`Д´*)ノ アホぉ!
幸福なの!
フクフクさん!
まったくもう!わかんねー新婚さん達やな!

でな!

それでもって監督がJ.J.エイブラムスなんだわよ!
ルーカスの後継者が!JJ!
純情ジュニアの略じゃないのよ!?
じぇいじぇい!監督!
スゲーの!俺わ好きなの!
スタートレック使ってルーカスへのプレゼンしたんだぜ!
次は俺にやらせて欲しいって。
世界公開の有名映画まで使って。
すごくね?それ。
それで、そもそもがですな、
ファルコンゴーがあーで、こーで、
フォースがこーで、あーで、、、シス!なっ!
ハンソロなんだって!そこわ!
スゲーんだよ!!スゲーの!
それでいいの!
ドヤァぁぁぁぁーーーーーっ!!( 〇□〇)ハァハァハァ...... 」



「は?
なに熱くなってんすか?
おかしく無いっすか?
いいじゃん。人それぞれだし。
私眠いし。新婚だし。」



「ガァァァーーーン!......w(゜ロ゜;w(゜ロ゜)w;゜ロ゜)w」



まね。
そだね。ええ。
そですな。ええ。ええ。
すまんですの。
スターウォーズとなるとツイツイで、ええ。
ごめんなさひ......で。
すごすご、すごすご。。(-_-#)......
こ、コーヒーおいちいね。
ええ。ええ。



最近、解禁された先行プロモーショントレーラー。
これを見ているだけで胸が高鳴っちゃいます。
第1作が公開されてから今年で38年目ぐらいになるのでしょうか。
公開年に生まれたばかりの子供がいたとしても今や38才。
働き盛り!?
そんな半世紀近くにわたって
全世界の人々を魅了し続けてきたこの映画って......
そんな映画他にあるのだろうか?
全9話で書かれている物語で、
公開された本編部分としてはまだ6作。
未だ完結もしていない物語で。
それでも作品公開毎に
これほど胸が高鳴る作品なんてあるのだろうか?

偉大

僕にはこの言葉しか見当たらないです。
スターウォーズって僕にとってはそんな映画です。
シテヤラレタ!(@_@) の、最新作
「フォースの覚醒」のメイキングトレーラーも......
心が熱くなります。



この映画を創り上げている現場の映画人達からのさりげない、
でも嘘偽りのない響きを纏った心からの一言がまた、
僕の胸をグググッと揺さぶって来ます。



何も変わっていない。
全て変わったはずなのに、何ひとつだ


「それを望んでいたんだろ?」

「進化した技術を使っているが、
描かれているのは昔ながらの世界なんだ」

「これ以上の興奮はないわ。今でも信じられないの」

「ついに撮影初日だ。スターウォーズエピソード7の。
信じられるかい?」

「もう死んでもいい」

「私の人生はこの瞬間のためにあるのだから。
まるで天国のようだ」

「コスチュームの消耗は思ったより早かった。
出会う人全員がハグしてくるからね」

「古きよき日に戻り、昔からのやり方でやろう」

「J.J.は血の通った映画を目指している。
私達は砂漠にいる。本物の砂漠だ」

「だってスターウォーズだぜ。燃え尽きるまでやるぜ」

「キャラクター達に命を吹き込むの」

「Xウィングやファルコン号を普通は作れないだろ?
毎日がごきげんさ」

「立ち止まり、深呼吸して。ゆっくりと。
そして、恐れてはいけない」

「伝説の人達と一緒にいて、
これから伝説となる人達とも一緒にいる」

「この作品は皆の愛と情熱のたまものだ。
スクリーンからそれを感じるだろう」

「皆にとって大切な作品よ。
劇場での興奮が手に取るように見えるわ」

「スターウォーズは皆の人生の、歴史の一部だ。
それに関われて光栄だ」



そーですの。
ええ。そーでしょうよ。
スゲーですよ。幸せでしょーよ。
あー羨ましい。
あー、どんぶりこー、どんぶりこー。

しかし、スゲー宣伝だな。マッタク。
公開前にメイキングなんて。
上手いな。嫌味も無いし。
この映画しかできない手法だな......ズルイなぁ(T_T)
でもやっぱり良いフィルムだな。これ。

僕らの世界だったら、
音楽の道を志した憧れのあのアーティストのステージを一緒に作れる!
曲を一緒に作れる!
といった時の感慨に似ているのだろうか.......どうなのだろ......
でもスターウォーズは全世界的なもので、音楽だけでなくて、映像、
キャラクター、ゲーム、ノベライズ、アニメ......
とてもモンスターなビジネスであったりもして、
それは国境を超えた地球規模の「一つの文化圏」みたいなもので。
憧れとかというよりもっと大きな、何か.......
なんだろ?
もっと大きな感激があるような気がしてなりません。
生きて、伝説に関われている......という喜びというか。
そんな感じのイメージ。
このメイキングフィルムに映されている人達の中からは
そんな感覚が伝わってきたりもします。
なんだろ。
この「とてつもなく大きなモノ」って。


スゲーなぁ......


世界なんだなぁ......


宇宙なんだろうなぁ......



自宅の棚にある映画「STAR WARS=スターウォーズ」のDVD。
全巻。
新作公開前までに改めて全部見てみようかな.......
2014年の末。
まだこの映画の制作発表もなされていない時に記した、
この「星の時代」という記事も、
スターウォーズ公開!の話が出た時には

「ヤッパリ!」

などと思ってしまいましたが、でも、
本当に改めて、あらゆることが
「星の時代」に向かっているのではないかと思うのです。
スターウォーズの公開発表やココ一年で身辺に起こっている様々なことであっても、
それはもう、僕の中では確定的な感慨になっていたりもします。
以前も記しましたが、改めて、
ベートーベンも晩年にこんなことを言い残していました。


「金など求めず、星を求める生活をしなさい」


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完敗

2015-10-20 21:20:09 | セツナイ
迂闊だったのです。





仕事で訪れた北陸、金沢。
盛り上がった夜の懇親食事会も終わり、

「ゲフーーリ、、(@。@)よぱらーいぃ。。。」

とフラフラでお部屋にチェックイン。
見ると、ホテルには最近ビジネス系でも流行りつつある
大浴場施設があったので、

「もはや、まっすぐお風呂へと入りたし。。。」

と、その大浴場にバスタオルを持って
ヘロヘロと向かったのであります。
時刻はもう深夜近く。
大浴場もあと1時間ほどでクローズする時間。

「きっともう、ダーーーーレもいまへんな。ええ。」

と、僕は浴場に入って行きました。
案の定、お風呂には先客さんが一人いただけで、
その人も僕が中に入ると入れ替わる様にして出て行ってしまい。
気がつくと、大きな浴場を僕様が独り占め!している状態。
お風呂場の窓となっている大きなガラスサッシの向こうをよく見ると、
そこには何やら露天風呂まであーーる!
ではないですか。

「おおっ!
外風呂もあるのですな!
貸切じゃん!
行っちゃうよろしぃぃ~♪(●´3`)」

と完全貸切のお一人様露天風呂。
サイズ的には5、6人も入れば一杯になってしまうくらいで、
それほど大きなものではないのですが、
一人悠々の僕は

金沢の夜は落ち着きますなぁぁぁ。。
フフフーーン♪(●´3`)」

と、ご機嫌鼻歌交じりでご入浴をしていたのです......



......迂闊だったのです。。



ええ。



しばらくすると、
露天風呂側から見える湯けむりで曇ったガラスサッシの向こう側に、
バラバラと幾人かの人影が映り込みました。
どうやら何人かが大浴場の方に入って来たようです。

「むぅぅーーーんん。。。(・ε・`*) 貸切時間は短かったナァァ。。
この時間に団体さんで入ってくるなんて、
なんか宴会でもしてたのかなぁ、、ざんねーん。。。」

と、僕はそんなことを思いつつ。
それでもそのまま一人で露天風呂に入っていると......

「むむ!?」

なんだか、
うす曇りのサッシに映っていた人影が怪しいのでございます。
ソレが大人だということはすぐわかるのですが、
その影が......
妙に大きいのです。
それも、映っている全員が......
しかも!
最初数人が映っていただけだったのですが、
その後も続いてドシドシと途切れずに入ってきて、
サッシの向こうに見える影は総勢10人ぐらいに。
しかし、その影の全てが......
何やら異様に大きいのです......

「なんだ?なんだ?」

僕さんは一人露天風呂に浸かりながら、
サッシの向こうに見えるその人影の異様さに
妙な不安を感じ出します。
そして、その怪しい人影さん達も
外の露天風呂の存在に気づいてしまった!
ヨウナノです。どーやら。ええ。
その黒い、大きな影の彼らはドンドン......
とこちらに近づいてきて、
露天風呂の入り口のドアを

「ガラララッ!」

と勢い良く開けてきました。
入ってきた彼らの目線の先には、ポツン......と、
一人ご機嫌に露天バスタイムを過ごしていた僕様のあらわな姿が......



「す、すみません。イイっすか!?」

「も、もちろんです。。ええ。ええ。ドゾドゾ。ええ。ええ。。」

「す、すみません。。」



その時露天風呂に入ってきた、
ミョーーーーに腰の低い彼らは総勢で6人ぐらい。
そしてその6人全員が......



「お、お相撲さん!?!?!?!?!? (°◇°;) 」



迂闊だったのです。。



その時、僕は、ホテルにチェックインした時に
ロビーで見かけたゲストボードを思い出したのです......



「そうだった......
そうか、そういうことか......」



大変です。
これまでの僕の人生で、
これほどまでにビッグで、礼儀正しく、
腰の低い関取さん6人に囲まれて
お風呂に入ったことナドあっただろうか......
しかも、たった一人で......



「大変だ......
お風呂のお湯が......
一人入るたびに膨大な量が外に流れ出ていくでわないか......
大変だ......
4人目でもう湯船のお湯が殆ど無いでわないか......
......大変だ。
この調子であと2人も!入ってくるのか!?
そ、その後で......か、彼らが出て行ったら......お、
お湯は残っているのか!?」



彼らの体にはあちこちに痛々しい白い湿布が貼ってあって、
鍼灸や丸い吸盤治療?などの痕跡もみうけられました。
プロです。
プロの凄みです。



「た、大変だ......
どーしよう......
しかも!
なんだ!?
なんだ!?この圧迫感わ!?( ̄ー ̄;
なんだ!?このアウェー感は!?
いかん。ヒジョーにイカン.....
リラックスするハズのお風呂なのに全くリラックスできない......
でも!
彼らはとてもイイ人だ......
それがまた妙に俺に気を使わせているのか!?
な、なんだ!?
なんだこの複雑な感情は!?
か、かつて、
かつて露天風呂でこんなに深く思い悩んだことなどあったろうか!?
オイ!
ジブーーーン!
かつてあったろーーかーーぁぁぁーーっ!(」゜ロ゜)」(」゜ロ゜)」
オオオオオッッッ!」



迂闊だ。



迂闊だったのです。



僕はその後も押し寄せてくる関取さん達と一緒に
5分ぐらいお風呂に浸かっていて。
その姿は、外から客観的に見たら、巨大なクマさん達に囲まれた、
借りてきたチビ犬の置物の様に見えたかもしれません。きっと。ええ。
ソレデモ五分も一緒にいたのは、
もしスグに出ていっってしまったら逃げている様に思われてしまったり、
失礼に思われたりしないため!だったりするのです。ええ。
誰がなんと言おうと!
僕さんは小市民です。
そして、その後も

「すいません、すいません。。」

と言いながら次々に押し寄せてくる関取さん達を横目に、
素直に敗戦を認めた僕は、彼らと同じ様に

すいません、すいません。。

と言いながらお股をフリフリしながらお風呂を出て行った......
というわけなのです。

そうです。

圧迫感に負けたわけです。

息が苦しかったのです。

完敗したのです。

お風呂でゆっくりしたかったのに......

完敗です。

とにかく彼らはいい人達だったのですぅぅーーっ。・゜゜・(T 。T)・゜゜・。エーン。。

しかし、
たった一人で関取さん達に囲まれながらお風呂に入る......なんて、
生涯忘れない貴重な経験!?となった夜だったのでした。
誰がなんと言おうと。です。ええ。(*´ω`)
しゃしんとりたかった......かな......


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流れない。。

2015-10-16 00:23:22 | セツナイ
なぜだ?

なぜ流れんのだ。。

おかしい。

これわヒジョーにおかしい。。

どこだ?

どこが悪いのだ?

なんだ?

なんなんだ?

トイレが。。。

流れん。。

も、もしかしてぇぇぇぇぇ、、、、、

こ、これわわわわぁぁぁ.......



大惨事なのでわぁぁーーっ!?ガ━━━Σ(∂△∂;)━━━━ン!



どーしましょ。

アタフタ......アタフタ......

と、とりあえず、、目の前にあるこ、こいつだけは、なんとか、、

ちょっとづつなら流れるみたいだし、、、

えい!えいっ!

エーーイッ!゜(>д<)/ ゜。

.......っと。。

なんとか。。ええ。なんとか。。

あの手この手で。

いったんわ.......ハァ━(-д-;)━ァ......

よかった......オソロシかった......



......でだ、
どーしましょ。。。



なんか詰まってるのかな。。

パイプとか、奥の方で。。

なんだろ、、

しかし今晩は何があってもこれ以上使えんな。このトイレ。

使ったら......それわもう大変な騒ぎになるな。

消防車来ちゃう感じやな。きっと。

盆と正月とクリスマスがいっぺんに来ちゃったりして。。

コニャ(奥さん)にも言わなきゃな......

うむうむ。。早く言わなきゃ。



あっ!?コニャ!?
いやさ、じつわさ、、
こーであーでこーで、、、で、トイレは使わんといて。これ以上。
なぜならば流れないから!ええ。ええ。
駄目です。もう。限界でちゅ。

あっ!

お、おまえもしかして!

内緒でドデカイのかましちゃったりしてねーべな!?

えええっ!?

俺じゃねえかって!?

まじか?

そーなのか?

どーするの?ってか?ええ?

そーですなぁぁ。。
どーしよーかなぁ。。。
外でやるしかないな。うん。そだそだ。
我が家のすぐ前には出来立てホヤホヤの、
新しいでっかい公園があるでわないか!
そだそだ!それだ。
そこのトイレで頑張るしかないな。しばらく。
ほとぼりが冷めるまで。
綺麗だし。公園の。幸いなことに。24時間使えるし。
それで乗り切ろう。ええ。それで。
題して「公園で頑張るぞ!」キャンペーンじゃ。
頼むで。よろしく!



————————————ええ。まぁ。そういうことで。
我が家のトイレが壊れまちたの。。(TωT)ウルウル
トイレが使えないのって大変ですな。
このご時世わ。ほんまに。
災害の時の被災地の方々とかは本当に大変なのですね。
ホントに大変だ。。

それで、
次の日に「水周りの救急屋さん」に来てもらったのですが、
どーも、
パイプとかの「つまり」などではなくて、
水洗トイレのモーターが壊れているらしいと。
でわ!ってんで、今度はトイレメーカーさんに来てもらって。
モーターを交換して。
それでなんとか治ったのですが。
それまで大体35時間ぐらい。約一日半ほど。
我が家は公園のトイレと共に過ごしていたのですの。ええ。
憧れの公園デビューで。

メーカーさんによると、
トイレのモーターにも寿命というものがあるらしく。
大体7年ぐらいでアポーーン......となるようです。
ええ。まったく。
切ない話で。

皆さんもくれぐれもトイレにはご注意をしてお過ごし下さればと。
それわもう大変不便でございます。
残念無念なくらい。
改めてトイレの大切さが身に染みて、鼻にも染みるのです。
ええ。ええ。
でわ!
今日はこの辺で。
トイレに行ってきまふ !(。・ω・。)ノ





約二日間とてもお世話になった公園のトイレさん。
夜でも明るいし、綺麗だし。
それわもう、天使のように見えましたのっ!(>ω<)
本当に助かりまちた。
ありがたや!公園様様!


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カフェ、時々自由

2015-10-12 19:44:53 | 願い
環境とは恐ろしいもので、
それ自体が人の思考パターンや思考形態に影響します。

そして、真に恐ろしいのは、
そんな環境に影響を受けているであろう思考世界が、
自分の生きる世界そのものであり、
正しい思考形態なのだという自己認識になってしまうことです。

そんな思考形態とは、
ある一つの環境において形成された思考形態なのであり。
決して全世界を貫くことが出来る思考ではないのだと、
そういうことを、
時折忘れてしまっていたりすることが怖いと思うのです。

キリスト教の環境で培われた思考。
イスラム教の環境下で形成された思考。
仏教の影響下で醸造された思考。
通貨経済、資本主義、商業主義、自然主義、
菜食主義、肉食主義、平等主義......
商店の家庭、工場主の家庭、農家の家庭、会社員の家庭、
社長家の食卓、国家元首家の食卓......
友達、学校、職場......の影響下で自然と育まれた思考。
全ての環境が、
その下で生まれ育つものの思考に影響することは
逃れられ無い事実であり、時に、
とても恐ろしいことに思える時があります。

そんな環境の最たるものは......
地球であり、太陽系であり、銀河系であり、
それらのある宇宙次元であるのかもしれませんが。
そんな大きな惑星や恒星系、銀河系毎にも、
それぞれの環境によって育まれている、
未だ人類が持ち得てい無い、
見たり、感じたりしたことの無い思考形態というものが
あるのかもしれません。



惑星の「惑」は「枠」に見えたりして......



こんな、やたらと大きな話の方が、
もしかしたら正論で真実なのかも?しれませんが、
僕の目の前にあるものは、
常に差し迫る毎日の現実というものであって。
それに対する方策を、
時々の自分が持っている思考やスキルを
フル回転させながら切り抜けて進む......
というのが僕の生活の実でもあります。
それでも時折、そんな、やたらと大きな
「夢のような真実」
を見つめなければいけない路地に入り込むようなことがありますし、
それもまた、必要なことに思える時もあります。



最近、新たにうちのオフィスに入ってくれた
二十代中盤の女性スタッフさんがおりまして。
僕の目から見ると、なにやら硬く、
結構こわばった表情が続いているのがとても気になって。
先日、プラっと、
カフェにお誘いしてお茶をしていました。
彼女は留学経験も豊富で、英語も堪能。
そんな部分も期待して、
うちのチームに入ってもらったのですが、
そのキャリアの割になかなか「抜けた」笑顔が出てこない。
少なくとも、僕にはそう見える......



「どーぅ?フロア。
机周り大丈夫?せまひ?窮屈?問題なひ?」

「大丈夫です!
とても仕事しやすいです。
前の会社に比べたら、もう、最高です」

「そう!?
なんか中々笑顔が見えないからさ、
ちょっと気になっただけなんだけどね。
だったら心配ないね。うんうん。」

「そーなんですか!?
自分では気づいていなかったんですが......
あまりにこれまでと職場の感じが違うので、
ちょっと戸惑っているのかもしれません。。」

「そんなに違うんだ。ふーーん。。
前は、、、でもキャリア的にはさ、
君がいたのはスゲー会社ばかりじゃん。
世界一のバッグ会社の広報だろ?
その前は世界一のネットストアじゃん」

「でも、私が働いていたオフィスは、
いつも周りに気を使う感じで、、
新人ですし、いつも怒られてばかりで。。
言葉遣いとか。靴とか。
私服の服装まで注意されるくらい、とても厳しくて。
激しく否定されるような扱いとかもとても多かったので。
会社全部というより、
自分のいたセクションが特別だったのかもしれませんが......」

「私服まで!?
うぇぇぇーーーーーっ!?Σ(゜д゜)そーなんだ。
あの会社で。意外。へぇぇ......
スゲーな。それ......」

「なので、この自由な空気感に、
ちょっと戸惑ってしまっている部分はあります。
皆とてもいい人ですし。
びっくりしました......」

「なんか、良い話か悪い話かわからん感じやなぁ。
ふぅーーん。そーなんだ。
でもいいじゃん。なんとなく。
そしたら、その思ったことを、
もっとそのまま表に出してくれればイイだけの話だね。
うん。
もっと大きな声でさ、大笑いとかしてよ。
全然。問題なし。うちでは。
そういうやつ多いやろ?それでイイんだよ。
でもよかった、よかった。
そんなことで。(^^)一安心。」

「そーですね。
自分をもっと出していい職場なんですね。
びっくりしました。
ずっとそれを押し殺すことを一番に教えられてきたので。。
大声出すとか、笑うとか、
まったくいけないことだと思ってました。
そーなんですね」

「そーーーなんですよ !(・3・)b
まぁ、常識的に人に迷惑かけるような所までは、、、
って話であることはわかると思うけど。
君の話も凄くよくわかるところあるけどね......
俺ね、この世界に20年以上いるじゃん!?
その分だけちょっと追加することがあるとしたらね、
多分、この業種は業種で、
その君が感じている自由さの分だけとても厳しくて。
エゲツなくて、
辛い部分もあると思うからさ。
そういう理解もしておくことだけはオススメしちゃうかな。
うん。マジで。
自由であればあるほど大変な所も沢山出てくるから。
そこはちゃんと意識しておくのも大事かなぁ......ってね。
んじゃ!
かえろーかね。(^^)オフィス」



自由は自由で色々とあります。
僕的には。
ほんまに。



その夜、仕事もあって、
彼女とは少しだけラインメールのやり取りもしましたが、
一部抜き出すとこんな感じでした。



「———————今日はバタバタさせてすいませんでした。

◯◯ちゃんは、
どうぞ、
自己表現を自在にして下さい。

そのために必要な、
周囲からの信頼をどうぞ勝ち取って下さい。

仕事をして、
他者のために尽くし、
人から信頼を得ていく目的は、
いつでも、
どこでも自分を自由に表現出来るようになるためです。

それが自由ということの一つの意味であり、
自由とはそんな不自由さの中にあるわけです。

君の持っているものをイキイキと世界に表現して下さいね。

期待して、頑張って応援してます。
おつかれマンボー」



「———————お疲れ様でした。
今日は貴重なお時間有り難うございました。

緊張していたのと引き継ぎラッシュだったのとが重なって
疲れているように見えたかなと反省しました。

今まで人間関係が厳しく、
自己表現することは控えるように気をつけていたので、
新しい環境に感謝して、
自分らしさを出しつつ楽しみながら頑張ります。

不自由の中に自由があるのですね!
このような機会に恵まれたことに感謝です。
よろしくお願いします」



環境とは恐ろしいものです。
人間の思考とは、
価値観とは、
文化とは、
恐ろしいもです。
思考が変わっても全てが変わりますし。
朱に交わらなければいけない時も結構ありますし。
交わりすぎてもイケませんし。
環境に左右されながら、
それでも左右されない思考を持って。
唯一無二の自分を創り上げていくことは
とても大変で尊いことなのだと思います。

自由を手にすることは、
同量に伴う責任と共に、
とても大変で尊いことなのだと思います。

綺麗ごと「だけ」言いうわけではありませんが、
美しき理想は捨ててはいけませぬ。((((*゜θ゜)ノノナノダ!

そんな秋の夜長。
僕さんは大好きなコカコーラを飲み干すのでございます。
あぁ、コーラッ腹。
理想よいずこ......(´△`)あぁ...





京都府、宇治の縣神社(あがたじんじゃ)のワンさんと、
埼玉県、日高市の高麗神社(こまじんじゃ)のニャンさん。
君らわ自由すぎるのぉぉ。。(´△`)あぁ......


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SOMETHING

2015-10-08 22:49:03 | 凄い...映画/音楽/珈琲
———————彼女の仕草の中にある何かが、
他の娘には無いくらい僕を惹きつけるんだ。

君は僕に聞くんだ。
僕の愛は育つのかっ?て。

そんなこと僕にはわからない。
君が僕の傍にいてくれたら、
それはいつか見えてくるかもしれない。
僕にはわからないんだ。
そんなこと、僕にはわからないんだ。

今は、僕は彼女の傍を離れたくないんだ。
わかるだろ?
僕がどれくらい信じているかってこと。。



Something in the way she moves
Attracts me like no other lover

You’re asking me will my love grow
I don’t know, I don’t know
You stick around now, it may show
I don’t know, I don’t know

I don’t want to leave her now
You know I believe and how——————————



「サムシング」
言わずと知れた!?ビートルズの名曲です。
メンバーが横断歩道を渡る、
あまりに有名なジャケットのアルバム
「アビイ・ロード=Abbey Road」
に入っています。





激しい雨が降っていた先日、
車でFMを聞いていた時に流れてきました。
僕の中では、
数あるビートルズの名曲達の中でもトップ5!に入る、
お気に入り中のお気に入り曲。
こういう言い方をする時は大抵、
その5曲のどれもが1位みたいなモノで......
マサに甲乙なんてつけられないくらいの感じ。
そういう意味では
「この曲がビートルズの中で一番好き!」
と言ってもいいくらいのものであって。
大好きなのです。はい。(^^)



ここからの話はややマニアックな世界へ......と、
読者さん達の途中離脱はやむなしか......



なんと言ってもこの曲は、
ビートルズのリード・シングル曲の中で唯一となる
ジョージ・ハリソンの曲。
ジョンとポールの作詞、作曲ではないわけです。
でもって、
この曲の制作にはジョンが一切参加していなくて。
だからなのか?
プレイヤーとしてのメンバーの個性や腕が
自由に出ている感じがまたビレちゃうのです。

そして、とにかくベースが凄い。ヤバイ。
ポール・マッカートニーさんて
ベーシストとしても超一流なのだと思いますし。
この曲のベースラインなんて、もう、歌そのもの。
ベースなのに泣いてるし。
叫んでるし。
プイプイしてるし。
なんだこのラインは......
なんでこんな美しいラインを書けるのさ!?(゜Д゜;)
スゴ過ぎる。
普段自分が歌ってるリードボーカルをジョージが歌ってるもんだから、
暇過ぎて?
持てる力の全てをベースに注いでこーなっちゃったのか?
自分の曲じゃないから
「これ見よがし!」
に主張しまくったからこーなっちゃったのか。
なんにせよ、
僕はこの曲を聞いてベースを買ってしまった!
くらい感動しちゃったのです。
ええ。

しかも、
リンゴ・スターのドラミングも繊細で叙情的。
やっぱりポールのベース同様に歌っているかのようで。
優しいリンゴがとても自由に叩いている気もするのです。
生き生きと。繊細に。
いつも通りの無駄の無さもキチンとありつつもそんな感じだから、
またそこがヤバくて。
圧倒的な力を持つジョンとポールのイニシアチブでない曲だから?
なのか、
いつもより気遣いが少ないから?
なのか、
なんなのか。
数々のビートルズ曲の中でも際立った自在感。

で、ジョージの歌もなんかいい。優しい。
ギターソロも
「演歌ですか!?」
ってぐらいの情緒感。
「レノン=マッカートニーの曲でこんなフレーズ弾いてたっけ!?
隠してた!?腕?」
なんて思っちゃうくらいセクシーでメランコリック。
やっぱり自分の曲だから、
全てが自然とフィットしてきちゃうのでしょうか。
冒頭に記した歌詩もとても良いですし。ね。なんだか。



要するに、
ジョンの影が無い上にポールが完全に裏に回ると、
ビートルズってこんな曲を作るんだ、的な。
そんな驚きも新鮮さも含めて、
この曲は僕の中では特別な一曲なのです。
勿論、ジョンがいなければビートルズではないけれど。
ジョンがいなくてもちゃんとビートルズになるんだ!
っていう、そんなスゴさ。感激。



音楽って、最後はステレオで聴くことが多く。
それは、例えばイヤホンやヘッドホンなど、
右耳と左耳とで二つのチャンネルで聞いているということでして。
その「2チャンネル」ということがステレオということでもあり。
「1チャンネル」というのはモノラルのことであって。
ビートルズの音源の多くは、
実際はそのモノラルだったりします。

で、

多くの人が聴く、
そんなステレオかモノラルの音に落とし込む前には、
音楽は沢山のチャンネルに分かれていまして。
ドラム、ベース、ギター、ボーカル、コーラス、キーボード......
超簡単にこれだけ記してみても6種類もあります。
それらを一個一個丁寧に録音していくと、
楽器だけでも6つの「チャンネル=トラック」が出来ちゃうワケです。
そして、本気でポップ・ミュージックなどを作っていったら、
そりわもう大変な音数になる時もあるワケでして。
コーラスだけ考えてみても、
基本的な3声の積みと、
それを二人の人で録ったりしたら、
それだけでもう6チャンネル。
メインのボーカルトラックを加えたら7つ。
さらにお化粧なんかしたいもんだから、
オクターブ下の声や、
オクターブ上の声や、
ダブルやトリプルと呼ばれる、
同じメロディーを同じ声で重ねて録音などしていったりなんかすると......
そんなボーカルトラックだけでも数十チャンネル。
加えて色んな楽器やら、効果音やら、
シンセサイザーの左右の音やら、
ドラムセットのバスやハットやスネアだシンバルだ、
部屋鳴りの音だ......
最近の音楽では1曲で100チャンネルを超えるようなことも
しょっちゅうあったりします。
仮に、某48人組アイドルグループのボーカルを
一人一人録っていったら、
それだけで48チャンネル=トラックになっちゃいますし。

で、

そんな沢山の「チャンネル=トラック」を、
皆が最後に聴く形であろう、
左右の耳用の「2チャンネルのステレオ」にまとめていく作業を
「トラックダウン」というワケです。
またの名を「ミックスダウン」。
録音した沢山のトラックを
一本一本減らしていく作業をするワケなのです。
一つ一つの音を丁寧に混ぜていく、
トテモ大変ポンチな作業。

それで、

この時に必要なことが「削る」ということ。
混ぜないで「使わないで捨てちゃう」という判断。作業。
精魂込めて、真剣に、丁寧に、
愛情満載で録音したアノ音やコノ音を!
そのプレイを!
お主はホーーーーーントにカットできるのか!!??ヾ(* ̄O ̄)ツ

って。

そーいう断崖絶壁に追い込まれることがよくあるのも、
このトラックダウンの時だったりします。
それは音楽だけでなく、映像作品でも、
企画書でも、お仕事でも、
はたまた、料理でも、酒造りでも、人間関係でも......
色々なところであるようなことだとも思いますが......



「それでもチミわソレをカット出来るのかぁぁぁ!?」



「アチキわスパッとやっちゃうよーーーん( ̄ー ̄) ニヤリ」



って、
簡単にやるエンジニアさんなんかは本当に優秀さんで。
信頼しちゃいます。
まったく。ええ。



そんな時は、大抵、
アレンジャーさんは涙目ですけど。ね。ええ。



話は戻って
「ザ・ビートルズ=THE BEATLES」の名曲
「Something=サムシング」。
そんなミックスという部分で言っても、
美しき仕上がりを持つ一曲だと思うのです。
静かな曲調なのに音圧もシッカリとあって、
ラウドな曲に並んでいてもちゃんと負けずに聞ける。
曲のピークに全体の音圧レベルを合わせていくような、
そんな感じにも職人技がピカッと光っているミックス。

「でもさ、そんな曲、沢山あるやんけ!」

と。当然そーいう声もあるでましょ。
それはそうです。
名曲に名ミックス。
付き物で。
沢山あります。
しかし、
いやいや、
この曲には世紀のトラック・ダウンがあるわけです。
僕的には。
ソレはビートルズにしかでき無い、
偉大なるトラック抜き=トラック・ダウン。

そうです。

もちろん、

その抜いたトラックは......

アノ!

「John Lennon=ジョン・レノン」

彼の存在を曲の中から綺麗にダウンしちゃってる代物!
ってなわけなのです。
ジョージ・マーティンのプロデューシングも含めて、
それが全てにおいてポジティブに出ているところがスゴイ点だと思うのです。
まぁ、この曲のレコーディングの時は、
もうバンドは解散状態で、
ただ単にジョンがこの曲には無関心で参加しなかった......
という事実もある様なのですが。
それでも、すごいなぁ......と、
僕は思うのです。

「偉大な男がいない事が、
かくも偉大なる曲を生んだのか......」

僕はこの曲に、
そんな「抜きの美」を見いだしたりもしているのです。

「偉大さというものが何かを阻害しているようなことが、
時にあるのかもしれない」

そんなことも、
この曲を聴いているとフト思ったりもするのです。
それは、偉大なる人間がいて、
初めて出来るようのことだとも思いますが。
本当に人の関係というのは難しく、
不可思議なものだとも思います。

大好きな曲なのです。

「サムシング」(^^)♪


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オカマじゃないのよ

2015-10-04 21:08:25 | 不思議...パワスポ寺社
オカマじゃないのよ!オカマじゃないのよ!

御釜神社(* ̄ー ̄*)

宮城県は塩釜市にある由緒深い神社でございます。

先日、仙台に行った時にちょこっと寄らせてもらいました。

塩釜市(塩竈、塩竃、鹽竈)の由来ともなっている陸奥国一宮、
塩竈神社(しおがまじんじゃ)の末社であり、
「日本三奇」と呼ばれる「日本で最も奇妙なもの」とされてきた、
塩を作るための大きな「御釜=おかま」を!
御神体としてして祀っている神社さんです。
そういう意味では「塩竈」の地名というのは、
この神社の方が本当の由来元である......!?
とも言える様な場所です。
この、鍵で硬く閉ざされた扉の向こうにあるのですのよ。
そのオカマさんが。
なんだか神々しいッス......



御釜へと続く扉は普段は固く閉じられているのですが、
境内の中にある社務所の呼び鈴をジリジリリィ......と鳴らすと、
もし、その時にいらっしゃれば、
このオカマを何千年に渡り守り通して来ている
「釜守=かまもり」と呼ばれる方が出てきてくれて、
鍵を開け、その伝説の御釜を見せてくれます。
その際、この御釜にまつわる数々の逸話や歴史のお話などもしてくれて。
その不思議さをたっぷりと味わえたりします。

現在祀られている御釜は1000年から800年前に作られたものだそうで、
元を辿れば数千年とも数万年とも語られる、
神代の昔からあったものだとのこと。
この地の名前の基ともなり、
今持ってその名を全国に轟かせるほどの御神体さん。
当然、写真などは一切禁じられています。

実際その御釜を目にすると......

いやはや......

ちょっと言葉を失うくらい。

しかし、意図しない笑みが自然とこぼれてきてしまうくらいの
神々しい何か?を僕は感じてしまいました。
ネット上ではイラストや写真も見つかるようなので、
興味ある方は探してみてください。

そんな御釜は全部で4基。
鉄製で直径1.5メートルぐらい。
大きくて丸い、底浅で平たいもの。
それらが天井も無い野ざらしの空間にシンプルに並べ置かれています。
昔はもっとあった様なのですが、
何度か盗難にあってきて、今の数になっているのだそうです。
その4っつの釜の後方、
一段高いところには簾(すだれ)がかけられた祭壇があります。

御釜の中に入っている水は、
全体的にはクッキリとした黄色い濁りで見えていました。
その中に、鉄の古さからかサビがあちこちから溶け出していて、
部分的には赤茶けていたりもします。
その水というのは、
毎年7月5日に御釜の掃除と共に新しい海水を入れ替える

「御水変神事=おみずかえしんじ」

という儀式で御釜に注ぎ込まれるのだそうで、
その日から先、一年間は、
水の「手入れ」は一切されることはなく、
雨の日も、晴れの日も、嵐の日も、日照りの日も、
野ざらしの空間にただひたすら放って置かれるのだそうです。
釜守の方は毎日毎日、その釜の水に何か変化がないか?どうか?
をじっと見守るのだそうです。
そしてもし、御釜の水に何かの変化があったら......
ソレはこの国に何か大きな出来事が起こる時.....
時の権力者や、誰かに、ソレを伝えなければいけない......
とされてきているのだそうで。

実際、現在の釜守である西村さんという女性の方も、
そんな不思議な出来事を経験しているそうで。
ソレは東日本大震災の日の朝。
野に晒され常に濁っている御釜の水が、
その日ばかりは4基のうちの2つが、何故か?
綺麗に澄んでいたのを訪れた参拝者の方達と一緒に目撃し、

「もしかしたら......コレは何か起こる前兆なのでは.......」

と感じ、直ぐに本宮、
塩竈神社の方に伝えに走ったのだそうです。



なんだか不思議な話で。。



2004年の新潟中越地震前には黒、
2008年の岩手・宮城内陸地震前には朱色に変化したそうです。
仙台の盟主「伊達政宗」の病気の時も水が変化をし、
他にも正保2年(1645年)、万治元年(1658年)、万治3年(1660年)、
寛文10年(1670年)から寛文10年11年(1671年)......
ウィキペディアなどによれば、
吉凶に関わらず事変的な出来事に際し、
幾度もの水の変化というのが記録されているそうです。



とても不思議な話で。。



この不思議な御釜神社の主祭神は、
本宮の塩竈神社さんと同じく鹽土老翁神(しおつちのおおおじ)。
僕らの間では、通称、塩爺(しおじい)さん。
この国に塩造り......製塩を教え伝えたたとされる神様です。
常にニコやかで、好々爺といった雰囲気で、
偉い神様なのに決して威張りもせず。
派手な身なりもせず。
多くの人々から愛されていた神様だと伝わり聞きます。
その愛され方は同じ神々の間でもまったく同じの様で、

「神の中の神」

と、多くの尊敬も集めていたそうです。
わかりやすい言い方をすれば、
浦島太郎のお話の元となっている海幸彦と山幸彦の神話で、
山幸彦さんを乙姫さんのいる龍宮城へ案内した神様というのが、
この塩爺さんだったりします(^^)

さて、
この御釜さん.....
次はいつ変わる!?
なんてコトが起きるのでしょうか......
ちょっと気になりつつも、本宮の塩竈神社にもご挨拶。











本家本元の神塩も買っちゃったりして。
なんに使おうかしらん♪(^^)



この神社さん達のある一帯は、
時折このブログにも登場する親愛なる友、グルメ王「K様」が生まれ育った地。
幼少の頃の遊び場でもあったそうです。
表参道の入り口、直ぐそばには、
幼い彼が通い親しんだ駄菓子屋的!?なお店があるらしく、

「ぜひそこのマコロンを食べてくれ!!」

と、熱くプッシュされました。

「マコロン!?マカロンだろ!?えっ?」

と。

「いや違う。マコロンだ。マコ。間違いない。
うまいから。まじ」

と。

「、、そーなんだ......まころん。。ね。はいはい......」

と。

そして見つけたお店はマジでマコロン......(;゜○゜)



マコロンヤ......マコロン屋?
塩竈の「御釜伝説」並みの衝撃と怪しさが120%。
オカマじゃないのよ。オカマじゃないのよ。
マカロンじゃないのよ。マカロンじゃないのよ。
ユーわ何しに日本へ!?

しかし!

食に関しては今まで一度も期待を裏切ったコトのない!
グルメ王K様のお言葉。
信じて買いきった塩釜市の伝説のお菓子!
「マコロン」!



イザ!!



.......



.......



ノーコメント!(●・ω・)ゞ



その店内で、
あまりに美味しそーな「B級オーラ」を放っていたコロッケパン。
とてもオイスィーかったの!マ━(*゜Д゜)人(゜Д゜*)━ス!


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