雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

驚き桃の木

2014-02-27 21:46:28 | 面白い
「どんぶらこ~どんぶらこ~ 、、」
と川から流れて来た大きな桃。
その桃の中から生まれた「桃太郎」さん。
「桃」の名を戴いた彼は大きくなったら人々のために鬼退治!
に出掛けます。



理由わ!? 何よ!?(o゜ー゜o)??



お話の中ではハッキリとは語られていませんが......
鬼というのはとにかく!
悪者なのだそうです。(´・_・`)
「桃」に弱いのだそうです。



それでもって、
今日の出来事のお話となるのですが。

「喉渇いたなァァ~ん、、」

と、ビルの中にある自動販売機にドリンクの物色に行ったら、
カナリ久々に見かけた飲み物......
この「桃の天然水」がありまして......



あまりにお久しぶり!
だったので思わずポチッと買ってしまいまひた。

「あぁ、、確かにこんな味だったな。
うんうん(@ ̄ρ ̄@)......
あんまりグビグビはイケヘンな、これ。。」

などと思いつつ、何故か?
「桃」となると何時も
「桃太郎」の話が浮かんでしまう時代錯誤の僕さん_φ( ̄ー ̄ )
ドリンクを持ち込んだグリーンバックの撮影スタジオで
ポヤヤヤヤ~ンとクダラナイことに考えを巡らせていまちた......



「鬼って、なんやねん。
一方的に悪者にされたんとちゃうの!?」



な~んて。



「桃」という果物さんは、
この国の創生が記されている「記紀神話」においても、
日本列島を生んだとされるイザナギ、イザナミの
両神にまつわる話に登場して来ます。
なんでも、死んでしまった妻のイザナミさんを探して
黄泉の国へ行ったイザナギさんが鬼のような化け物に追われ、
死の国から逃げ帰ってくるシーンで。
その化け物「醜女=しこめ」に
沢山投げつけてやっつけてやったぜっ!という強力な武器も......



桃。
モモさん。



しかし、この、今日買ってしまった「桃の天然水」さん。
我らの業界や広告世界ではナントモ不可思議な
「都市伝説」が息づいていたりもしまして......
最近ではローラちゃんが務めたこの商品の広告キャラクター。
コレに抜擢されると、
何やら不運なコトが起きるとか、起こらないとか。
降りかかるとか、降りかからないとか。
過去の事例をマトメてあるマニアックなサイトから
データを引用すると、ですね......
歴代のイメージキャラクターは全部で9人。
そのうちの6人に!
不幸が!?
訪れているというのでございまする!(◎_◎;)

@華原朋美(1998~1999年)その年、交際相手と破局。緊急入院。精神不安定に。
@浜崎あゆみ(1999年)その年、左耳の疾患(内耳性突発難聴)を発症。
@吉井怜(2000年)その年、急性骨髄性白血病を発病。
@村田洋子(2000年)その年、事務所を解雇され、突然の引退。
@神戸みゆき(2000年)2008年に24歳にして心不全のため死去。

そして「6人目」として語られるのが
ローラのお父さんの「詐欺事件」ということでして。
そんな大きなニュースが無かったのはデヴォン青木、大谷みつほ、
三津谷葉子の三人だけなのだそうです......



お、鬼なのかかっ!?((((;゜Д゜)))))))

鬼が苦手な桃の拡散を邪魔するのかっ!?

鬼伝説なのかっ!?

と、とてもちゃかせん!



そもそも「桃=桃の木」というのは
古来より神の宿る「霊木」とされていて。
鬼を払う霊力や厄除けの力が有ると信じられて来ました。
何故そんなことになっているのか?というと、
先ずはその木が木材として活用できるということは当然として、
木の皮の部分や葉っぱにはタンニンやマグネシウム、
カリウムも多く含まれているようで。
乾燥させて、お風呂などに入れるとお肌がツルピカになる!
入浴剤の様な効能があるのだそうです。
最近ではこの「桃の葉エキス」をウリにした
入浴剤も多く発売されています。

さらに、今ぐらいの季節から春にかけて咲き誇る、
文字通り「桃色」をしたソノ花というのは
「白桃花」と呼ばれる漢方の生薬でもあり、利尿作用も強く。
ムクミの解消や下剤として体の中の悪いものを
吐き出させる療法などにも多く使われるのだそうです。

さらにさらに、
そんな花が咲き誇った後に出来る「お尻」の様な「桃の実」には
ビタミンCがとても多く含まれていて。
お肌を綺麗にしたり強力な老化防止の働きもあるそうです。
カリウムも多く含んでいるので血圧を下げたり、
ガン予防の効果もあるそうで。
他にも食物繊維のペクチンやケンフェノールという成分も含んでいて。
血液サラサラ!の効果も強いらしく。
血行促進や便秘にも有効で、
冷え性などにはモッテコイ!
という、女性にとってはとても有り難い果物でもあるそうなのです。

そんでもって、
そんな「桃の実」の中にある大きな種さんは「桃仁=とうにん」と呼ばれ。
脂肪油、アミグダリンなどを含み。
古来より婦人病の「漢方薬」として
最も重要でポピュラーなものなのだそうです。
果実部分と同じ様に血行促進や生理不順、生理痛等にも効いて。
他にも更年期障害、便秘、肩こり、頭痛、
高血圧や脳梗塞の予防にも効果を発揮します。
その効果はトテモ強く、
薬用で利用する時は通常漢方の専門家に相談しなければいけないとのこと。
「桃の木」というのは、
その全てが人様の役に立つというマサに神の与えたもう樹......
現代の様に色々な薬品など無い時代。。
こんな力を持つ桃の木がどれほど頼れる貴重なものであったのか、は、
なんとなく想像は出来ます。
しかも、スイーツなんて言葉もモノも砂糖すらも貴重だった時代。
桃の実の美味しさや甘さは、
人々にとってどれほどの御馳走だったのでしょうか。



「霊木」と崇められて来たこともとてもよくわかります。



「モモ」という名前は果実に「産毛」の様な毛が沢山生えている様子から
原産地の中国で「毛毛=もも」と呼ばれたことが語源となっているようです。
その桃の木の原産地である中国においても、
そんな様々な薬効を持つ貴重な木として崇められて来ました。
「不老不死」の神様的存在とされる「仙人」思想などにも取り込まれ、
仙人達が住む理想の別天地は数千本の桃ノ木が立ち並ぶ「桃源郷」とされ、
語り継がれていたり。
そんな桃源郷は有名な「西遊記」にも出て来ます。
そんな仙人の母とも言われ、「西王母=せいおうぼ」と呼ばれる、
中国「道教」における最高位の女神に供されるのも桃で。
不老不死をもたらす聖なる果実として伝えられています。
この不老不死の仙女「西王母」の誕生日というのが、実は3月3日。

故にモモの節句......ひな祭り! ((((*゜θ゜)ノ ナノダ!

日本にも、この中国の「仙人思想」や
「桃源郷神話」は古くから伝わっていて。
平安京(京都)や平城京などの古代都市では
「鬼」が入って来る方角とされていた北東のエリアには必ず

「鬼返し!」

としての桃の木が沢山植えられ、「桃園」とされていたり。
人々の住む家においても北東の角に植えられたりしていました。
最近奈良県で発掘された日本最古の都市遺跡の一つ
「纏向遺跡=まきむくいせき」
でも桃の種が2000個も!発掘されたそうです。



うーん......



桃......恐るべし( ̄ー ̄;



まさに、驚き桃の木山椒の木。



おどろきもものきさんしょのき。



因みに「桃太郎」さんの話しには
ちゃんと実在のモデルとなった人がいると言われていまして。
現在、最も有力視されているのは吉備の国(きびのくに)......
現在の「岡山県」一帯を治めていた王様のこと。

その存在は備中(吉備国)一宮
「吉備津神社=きびつじんじゃ」
の主祭神としても今に伝わっていて、
お名前は「大吉備津彦命=おおきびつひこのみこと」さん。
またの名を「吉備津彦命」さん。
近くには「吉備津彦神社」という凄い!?神社さんもあります。
この神社さんに行ったらアノ!
桃太郎さんに会える!?
ってなわけですな(^^)

「♪お腰につけたぁーきびだんごぉーーぉぉ♪」

の「キビ」は吉備の「きび」とも言われています。
この岡山の神社に祀られている神様......「お方」の故郷は、
奈良県の磯城郡とも伝わっていて。
古代大和政権に反目していた吉備国を平定するために
「大和朝廷=奈良の国」から使わされた武人とされています。
その武人「吉備津彦命」さんの「英雄伝」として今に伝わったのが
「桃太郎」のお話......ということなのかもしれません。

......するってぇと、

「鬼」というのは......

吉備国に住んでいた「アンチ大和朝廷!」の人達......

岡山県に住む人達......

鬼!?

では無いですな。きっと。ええ。(`3´)ブーブー

き、金銀財宝を持ち帰っただとぉぉーーーっ!?

岡山のでちゅかっ!?

自販機の「桃の天然水」から意外に壮大な話しになってしまったですな。

゜(*`3´)ブーブー。


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グランズウェル

2014-02-23 20:51:10 | 面白い
2006年。
アメリカの大手独立系調査会社「フォレスター・リサーチ」社は
「ソーシャル・コンピューティング」と題された報告書を発表しました。
そこには

「人と人をつなぐツールが台頭し、企業のビジネスを脅かしつつある」

ということが書かれていました。
そんな調査書が指摘した流れは、その後もブログやYou Tubeは勿論、
twitterやfacebookに代表されるSNSの拡大成長などと一緒に加速度的に進み。
ネットワーク上での人々の「ふるまい」「行動」「価値観」の様なもの迄もが
根底から変わっていきました。

2008年。
フォレスターリサーチ社のマーケッターはこのネットワーク上における
人々の大きな動向を「Groundswell=グランズウェル」と呼び、
こんな本を著しました。



原題は「Groundswell: Winning in a World Transformed by Social Technologies」

「グランズウェル」とは「うねり」や「高まり」などといった意味の単語で、
この本の中ではソーシャル・テクノロジーが変えた人々の「価値観」や「社会動向」
といったモノを表す言葉として使われています。

大事なことはテクノロジーではなく、
ネット上での人々の行動が根底から変ろうとしていること。
ネットワークの波は「既に」世界を飲み込んでいるということ。
「グランズウェル」の世界では人々は欲しいモノや情報を
企業などの伝統的組織体からでは無く、
お互いから直接調達しているということ。
人々は自分のイメージでブランドを語り、発信、共有し、
企業が何十億、何十年とかけて築き、育て上げて来たブランドを再定義し、
再認識し始めているということ。
最早小売りも金融も流通を支配出来なくなり、
組織は利幅を食い尽くされ、
市場シェアを奪われ、長年築いて来た基盤を破壊される......



「グランズウェル」とは、つまり「地殻変動」のこと。



2014年の今。
ここに書かれていることはさらに大きな意味を持って響いて来ている様にも思えます。
それは、この本に出会った当時、僕の頭に鮮烈に記憶されたことでもあって。
そんな部分も含め、この本は、
個人的にはとても優れた「名著」の一つだとも思っています。
ココ一年ほどの間は、時折書棚から引っ張り出して、
僕の進めている幾つかのプロジェクト企画書の冒頭を飾る文になっていたりもして。
このブログを覗いてくれる幾人かの友人の中にも
このシートを見せられたような人がいるとも思いますが......

......最近、

それは「グランズウェル以降」の世界において......ということですが、
「マスメディアの在り方」に違和感を覚えるようなことが
とても多くなっている自分に気付いていたりします。
当然、昔からそんな違和感などが無かったなんてことは無いのですが、
ここ最近の違和感というのは、
ソーシャル化以前に感じていたそんな違和感などとは
マッタク次元が違うものであったりして。
そんな「違和感」というのはこの時の記事でも少し書いたかもしれませんが、
今回のソチ・オリンピックでも時たま強く感じていたりもしていて。

大雪被害の報道がオリンピックより優先されなかったような印象もそうですし。
特に、フィギュアスケートの浅田真央さんに関する報道の在り方などは、
観る人の期待感を人々の望む「値=あたい」以上に上げるだけ上げておいて。
煽るだけ煽っておいて。
ショートプログラムのミスの後には、ちょっとドン引き!?
する様なインタビューアーのインタビューが流れてきたり......

「そ、そこで、その質問、、、する!?( ̄◇ ̄;) 要る?」

加えて、更にドン引きする様な元首相のコメントが流れて来たり......

「こ、ここでそんな話し、、、する!?」

「こ、、この元首相のニュース、、要る!?(;゜0゜)」

「つーか山梨のブドウさんわ!?」

面白いのは、ソーシャル世界では、
そんなメディア報道とは別にマッタク違った物語が同時進行していて。
僕等はそんなマスメディアの手法や情報と、
ソーシャル世界に散らばる情報とを個人個人で思い思いに捉えて、組み立てて。
サッカーのワールドカップの時等でもやって来た様に、
ソレらをまたソレゾレが発信し、共有して......
気がつくとマス・メディアの論調や報道の仕方までも左右させているような、
そんな「力」を発生させていたことも手にとる様に見えていました。

真央ちゃんのショートプログラムの後に、
同じ競技者の先輩でもある高橋選手が涙ぐみながら
テレビカメラに向かって話したシーンは、
僕はリアルタイム中継では見ていなくて。
それをソーシャルメディアで見て、知って......
もし、高橋選手の言葉と涙を知らなかったとしたら、
僕の中では何が違っていたのだろうか?
彼女の実力を真に分かっている人というのは、
きっと同じステージに立つ競技者の仲間であって。
そんな同じ競技者である高橋選手の涙や言葉を、もし、
知っていなかったとしたら。
僕は最終日の真央ちゃんをどんなふうに見ていただろうか。
どんな物語でみていただろうか......

もし、ソーシャルがなかったら......
真央ちゃんのソチでの物語はこれほどまでに情緒的で、
かつ、「妥当性」のある評価に成っていただろうか。
その後の彼女の演技を僕等はあれほど感動的に見ることが出来ただろうか......

と。

自己ベストの得点をたたき出した真央ちゃんを見た後に、ホロリ......
と溢れ出る涙をコソコソっと拭いた後に、
僕はそんなことを思っていたりもしました。



新しいテクノロジーには常に表裏の事象や意味が含まれている様に思います。
人類が初めて「火」を手にした時から、そのことは自明だったのではないかと。
アインシュタイン原子力を力に変える方法を発見した時に、
それが広島や長崎に落とされることになるとは、
彼は夢にも思っていなかったでしょう。
石炭がエネルギーになることが分かった時に、
それが酷い大気汚染を導くことになるなどとは、
誰も夢にも思わなかったでしょう。
ライト兄弟は飛行機が殺戮の道具に成るなどとは思ってもいなかったでしょう。

IPS細胞には......どんなリスクが潜んでいるのだろうか?
そんなモノなど無いのだろうか?

地球の引力圏外に地球のモノや人を運び出していくことが、
コレから先どんな意味、現象と成って表れてくるのだろうか?
「質量保存の法則」などに対しても、何か影響とか?無いのだろうか?



ソーシャルは、
僕等にとってこれからどんな意味をもつのだろうか?
僕等はどんな道具に磨いていくべきなのだろうか。



マスメディアは、
きっとこのままの形で進むようなことはもう無いのではないか。
「1対1」で始まった「通信」は、
やがて「1対n」(n=natural number)の構造を持つ「放送」に成り、
それに対しソーシャルは「n対n」という構造を持っていて......
それはどんな意味を持つのか。
「n対n」の放送とは有り得るのか?どんな形なのだろうか?



グランズウェル以降の僕等のメディアの在り方とはどんな形なのだろうか?
マスメディアとソーシャルメディアの融合とはどんな形なのか。
融合など決してしない方が互いの価値の為にはよいのだろうか?



全ては、僕等一人一人の動向の先に、
塊となって表れてくることなのだろうな......と。
――――――GROUNDS WELL。


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PEABERRY

2014-02-19 22:28:50 | 美味い...珈琲
よく見かける、イワユル「珈琲豆」と呼ばれる黒い物体は、
細かく言うと「フラット・ビーンズ」と分類されるもので。
 
「何故フラット=平ら!な豆だなんて言うのさ?」
 
となると、それはそんな珈琲マメさん達をジッ......と、
よくよく眺めてみると解るのですが、
大抵のコーヒー豆さんの片側は「ヒビ」が入っていて
平らな形をしています。
もう片方は丸みを帯びた半円球の形。
そんな「ひび割れた平らな面」があるので、通常の豆は
「フラット・ビーンズ」
などと言われているワケです。
そもそも珈琲豆さんというのは「珈琲の木」に成る、
コンナ「赤い実」の中に入っている種子のことで......
ちとピンボケな携帯写真ですが......(T . T)
 
 
この赤い実から中身の「種」をムキムキ.....っと取り出し、
その取り出した種というのがイワユルコーヒー豆さんとなります。
取り出したばかりのマメさんというのは
こんな薄いグリーン色をしていて、なので
「グリーン・ビーンズ=Green Beans」
などと呼ばれていたりもします。
こちらは乾燥させた後のフラット・ビーンズの
グリーン・ビーンズですが......
スタバとかにもあるような、コンナ感じ。
 
 
取り出したばかりのグリーン・ビーンズさんは
まだ水分も沢山含んでいるので、
こーしてパラパラと広げ撒いたりなんかして。
上のマメの様になるまでよく乾燥させて......
 
 
その後で釜でグリグリ......と、
お好みの焦げ具合に焙煎をしていきます。
そうしてやっと、
皆にお馴染みの「黒い物体」に仕上がっていくのです。
 
「赤い実」の中にあるコーヒー豆さんの多くは、
上記した様に「平らな面」を向かい合わせ、
くっついて入っていて。
ちょうど二つの豆が一つのボールの様になっています。
普通は一つの実からは二つのコーヒー豆が採れる......
ということになります。
ただ、ごく稀にですが、
そんなひび割れた平らな面を持たず、
2つに割れていない、
ちょうど丸大豆のような形をした、
まん丸でやや小さめの豆が混じっていたりします。
この小さくて丸い、珈琲豆の中では
「チョット風変わり」
な部類に入る希少なマメさん達のことを、
先ほどの「フラット・ビーンズ」に対して
「PEABERRY=ピーベリー」
と呼びます。
 
 
 
ちょっとした「変種」です。
 
 
 
一本の木に成る豆の総量中、
だいたい平均で5%前後で穫れる豆なのだそうです。
未だにどうして一つの豆になってしまうのか?
その原因はハッキリと解明されていません。
 
 
 
とても希少なる変種。
 
 
 
味は、というと、
豆の種類や焙煎の仕方などによってかなりの違いはあるのですが、
やはり希少な御豆さんという感じで。
普通のマメさん達と比べるとちょっと独特で風変わりな味......
独特の酸味というか、果実味がとても強いというか……
大抵はそんな、とても不思議な味と香りがします。
 
 
 
先日、ハワイ島にチロリと行った時に、
コナ地区やカウ地区のお気に入りの珈琲農園をクルクル......っと、
幾つか回っていたのですが、
そんな農園さん達の中でも「盟主」的な存在でもある
「グリーンウェル・ファーム=Greenwell Farm」さん......
コチラ......に入った時のこと......
 
 
チロチロ......と、
農園の試飲コーナーで色々なマメを飲ませてもらっていた時に
 
「ムム!?(@゜o゜)なんかこれヤバいな......うまひ!」
 
と、何だか強く惹かれてしまったマメというのが、
このハワイコナのピーベリーさんでした。
 
 
僕としてはかなり珍しいパターン。
個人的にはスタンダードなコナ・テイストを
こよなく愛するタイプの人間なので、
ちょっとクセの強いピーベリーさんというのは、
コレ迄あまり美味しいと感じたことはなかったのです。
ですが、このグリーンウェル・ファームで出会ったピーベリーさんは、
その焙煎の感じと、
フラット・ビーンズとのブレンド具合がとても絶妙!
お好み!
という感じで。
 
 
 
「な、なんだ!?(*゜ロ゜)
このピーベリーだけどピーベリーっぽくない、、
ピーベリーらしくないピーベリーなフルーティーさわ。
自然だし。かなりヤバひ......」
 
 
 
しかしピーベリーは希少種だけに、
普通の豆と比べると、
大抵はちょっとお高い値段設定になっていたりもするので、
その場にいた農場のキャワゆいオネエたまに......
 
 
 
「こ、これ、、ちょっとウマすぎるっぺよ!」
 
「でしょう。今超オススメの逸品ですのよぉ。おーっほっほ ( ̄∀ ̄)」
 
「ピーベリさんだし、、ムゥゥ、、はうまっち!?ですの?」
 
「うちはピーベリーも比較的多く採れて、
他の農場さんからも多く集まってくるから、これは、
$$$$$$$くらい。
かなーりお得ですのよぉ。おーーっほっほ ( ̄∀ ̄)」
 
「にゃんと!?Σ(゜ω゜ノ)ノ お得ですやん!
お友達のお土産に買いたいですのよ!」
 
「ちょっとフルーティーでエキセントリックなお味ですけどぉ。
おーっほっほ ( ̄∀ ̄)」
 
「僕のお友達さん達も風変わりな連中ですから、
ちょーど良いでやんすよ。
おーっほっほ (`∇´)ψ」
 
「まぁ、そーですのぉ。おーっほっほ ( ̄∀ ̄)」
 
「沢山下されですのよ。おーっほっほ(`∇´)ψ」
 
 
 
「おーーーーっほっほっ♪ ヾ(*⌒∇⌒)八(⌒∇⌒*)ツ ♪ 」
 
 
 
グリーンウェル・ファームさんは
コナ地区の農場の中でもとても古くからある、
歴史ある農園の一つで、
西欧諸国にコナ・コーヒーを最初に伝え、
広めた農場さんでもあります。
 
1850年。
初代農場主のヘンリーさんが自ら栽培した豆をウィーンで開催された
「世界博覧会」に出品。
そこで国際認定証書を受賞。
それ以降グリーンウェルの豆はヨーロッパは勿論アメリカ本土にも
沢山輸出されるようになったそうで、
それに伴いコナコーヒーも世界へと大きく広まっていったのだそうです。
「盟主的存在の農園」というのは、実はそんな史実によります。
珈琲栽培の方法というのも農園によって様々な形があるのですが、
歴史あるグリーンウェルでは1世紀以上前から受け継がれた栽培方法や
焙煎方法を守りながら高品質の豆を作り続けているのだそうです。
 
そんな農場のピーベリーさん。
 
なにやらとても美味しい。
 
我が「コナ珈琲お気に入りチャート」にピーベリー系では初!
となるランクインでございます。
 
通常「2つで1つ」の種子を持つ赤い珈琲の実。
そんな中で割れて、別れること無く
「一人ぽっち」で入っているピーベリーさん。
 
人間と同じ様に、
コーヒー豆さんもタマには独りでいたいこともあるのでしょうか。
それとも、ピーベリーさんは特段、
孤独を愛するマメさんなのでしょうか。
 
人間世界でもそんなピーベリーさんのような人々が
時折いるようにも思えて。
僕や僕の友達は、はて?
......どちらかというと......どうなんだろ?か.......
 
多勢のフラット・ビーンズの中に混ざってしまえば、
タダの風変わりな変種......時に
「奇形!?」
などとも呼ばれ。
珍しがられて高値で取引される様なこともあれば、
疎まれて排除されてしまう様なこともあって。
 
そんな変種も通常のフラット・ビーンズの中に僅かに混ざると、
何やらスパイス的な独特の存在感を放っていたりなんかして。
集団に特別な個性を持たせたりもして。
 
多くの「変種」を集め、まとめて、
普通とは逆のバランスで
少量のフラット・ビーンズを混ぜてみたりなんかすると、
このグリーンウェルのピーベリー・パッケージの様に、
なにやら不可思議で味わい深い、
唯一無二の個性的な珈琲に成ったりなんかもして。
 
珈琲さんも人間さんも色々と......奥が深いのですなぁ(^^)
 
 
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箱根徒然

2014-02-15 00:22:38 | 美味い...パワスポ寺社
暖かなパンケーキ島(ハワイ州、オアフ島)から帰ってみると、
ソコは雪国で。
なんだか今日も深々と白い結晶が
空から舞い降りて来てるのでございます......



......嫌いではない。ええ( ̄ー ̄)ニヤリッ



しかし、なんだろか。
パンケーキ・アイランド♪と化したあのオアフの最新グルメ事情は。
個人的にはスイーツ系より朝食系のパンケーキを好む
断然!ビルズ派
の僕ちんには、ちょっとビックリちゃん!?
のお味が沢山ありまちたですな。。



......嫌いではない。ええ(# ̄ー ̄#)ニヤ



しかし、
こんな寒い日にはヤパーリ温泉などが恋しくなるってなもんでして。
この時期ついついお出掛けしてしまうのがご近所の「箱根」さん。
そんな箱根さんには大好きな神社さんがあったりなんかもして。
書き出すと止まらなくなることも多いのですが......
そこは雪道のブレーキの様にチロチロ......
と優しく踏む様にしないといけません。ええ。
超大作の長ったらしい回になっちゃったりなんかすると
非難轟々でいけませんし。ええ。



それでもって、僕のお家から箱根さんに行くには、
近所の東名高速入り口からブーーッと走って。
小田原厚木道路からターンパイクを抜け。
一時間半もあれば確実についちゃう感じ。
個人的なパターンとしては、早起きして、
朝九時ぐらいには芦ノ湖畔にある「箱根園」という
遊園の駐車場に到着します。
そこからはノコノコ......と車を降りて。
お隣の「箱根プリンスホテル」に向かい。
その敷地内から入っていく「神山道り」という遊歩道を歩き出して......
ココ、ですが......



この道の奥「九頭龍の森」という森の中に佇む
白龍神社さんと九頭龍神社さんにご挨拶して、
また戻ってくるという感じ。
この2つの神社さんのお話はまた今度、
改めて深く記したく思うのでございます。ええ。
今回はブレーキブレーキ(^^)雪道雪道。。
このお散歩コースは片道20分ぐらいの超!気持ち良い!最高の歩道。
歩くだけでとても元気になること間違い無し!
ノーぷろぶれむ!のプレミアム!
その道すがらの風景はいつもこぉーーーんな感じで......



駐車場に戻ると一時間ぐらい経っていて、
今度はそのまま駐車場前にある
「駒ヶ岳ロープウェイ」なるものに乗って、
芦ノ湖の横に聳える山、「駒ヶ岳」の山頂へ。
そこには僕さんが最も好きな神社!
の一つである箱根神社「元宮」があります。
こーーーんな感じ。。



ヤバい。いつも素敵すぎる。。(*´∀`*)
芦ノ湖は勿論、
近くには富士山も伊豆半島も太平洋もミーーンな綺麗に見えていて......
コチラもまた今度、
改めてジクーーリとドープに記したいものでございますが。
関東でも......ん!?、イヤ、全国でも!屈指の!スゲー神社!
だと思っております。
強烈に「天」を感じますのです。ここ。ええ。
スゲーのでやんす。
個人的にここの神様というのは......ブレーキブレーキ。
ゆきみちゆきみち。
すべるすべる。

でもってロープウェイから戻るとだいたい11時ぐらいでしょうか。
そのまま元来た道を戻りつつ、
いわゆる「箱根神社」さんにもちょいと挨拶によって。
境内のお茶屋さんで、こーーーんな五色餅セットおぉ!



これ、美味しいのだ。
もぐもぐ......っと。
空いたお腹をちょっとだけサポートしちゃいますのだ。(´з`)ナノダヨ
で、更に道を戻って。
ターンパイクから横道を下り、箱根旧道に入って......ここ!



「彦」と書いて「げん」と読むお蕎麦屋さん。



この写真は「鴨せいろ」ですが、好き!美味しい!絶賛!
ココでマジの昼食。
もしそんな「彦」さんが混んでいたら、
お隣の「暁庵=あかつきあん」さんに入るってのもナカナカのもので。
コチラではこの「せいろ蕎麦セット」がトテーモお勧めでございます。
焼き味噌や手作り豆腐、カステラまでも付いちゃう一品でございます。



そして、満腹にモノを言わせて、
その「暁庵」や「彦」さんにほど近い温泉に駆け込むのが、
まぁ、大体午後2時ぐらい、という感じでしょうか。
そのお待ちかねのユターリ温泉さんはここ!
「天山湯治郷」!お気に入り!



ヤハリ「天」なのですな。箱根は。。(o-´ω`-)ウムウム...
こちらさんも最近は結構な人気者になっていて。
時間帯や曜日は考えて行くことにしてます。ええ。
なんだか嬉しいやら寂しいやらで。
ここに入る頃は早起きもして、お腹もいっぱいな頃合いですから......
それわもう眠気がドドーーン!
と押し寄せて来る時間......ってな感じでございます。
ユターリと午後の日差しを浴びながら露天温泉に入って。
こんな中庭でボケーッっと......
頭カラっペで焚き火をつついたりして。



大好きな居心地満点カフェで珈琲して。



綺麗な小川を見渡せる仮眠室でグスーリと気持ちよく寝るも良し。
併設されている図書館!で本を持ち込んで読むのも良し。
気がついたらヨダレダラーーリ、、なんてして。

はっっ!!(;゜ ロ゜ )!

も一回!

露天風呂にーーーぃぃっ!

湯上がりにもう一回!

カフェでアイスコーヒーおををををおおーーっ! ヾ(* ̄O ̄)ツ

......なんて感じで。
お風呂に入ると意外にもお腹が減るので、
帰りの高速に乗る前に「はつ花」本店の名物、
自然薯の「山かけ蕎麦」もお忘れなくーーっ!(((*゜θ゜)ノノ



蕎麦は一日2食でぇぇーーっ!
パンケーキ2食よりフトール心配なしぃぃーーっ!(*´∇`)ノマ━━━━ス!

.......なんて。
そんな箱根さん日帰り温泉の一日。
深々と雪の降るお寒い日などには、ひとつ、よしなに。m(_ _)m


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46.14%

2014-02-11 13:39:42 | 願い
正義を「正」とするためには「悪」が必要で。
この図式はあらゆる所に利用されます。
子供の見るアニメや漫画。
大人の見るドラマや映画、小説でも何でも。
企業経営や政治でも。

隣国、中国において、
中国共産党が政権を奪い中華人民共和国を成立させて以来、
一貫して行われているのは「愛国教育」と呼ばれるものだそうで。
特に、世界を震撼させた国民による現政権へのクーデターでもあった
「天安門事件」以降、
その教育方針は更に強固なものへと進み。
今も小さな子供の頃からその教育方針が強力に施されているそうです。
どの国においても、
政権を守るにはその政権を常に「正」としなければ成らず、
その為に一番分かりやすいのは「悪」を用意すること。

「帝国主義時代の日本から今の中国を取り返し、
救ったのは我々共産党なのだ......」

と。政権の正統性をそんなふうに教えるのが
中国国民には一番分かりやすく伝わるのでしょうか。
そのような中国の愛国主義教育では、
日本以外にも自国と敵対していた勢力は全て
ネガティブな方向で扱われているようで。
アヘン戦争当時のイギリスの帝国主義や、
日中戦争時代に帝国主義の日本と共に前政権の
「国民党」を支援していたアメリカなども
敵対する「悪」に入れられているそうです。
この現中国の「愛国主義教育」は、
日本のマスコミから伝わる際には
「反日教育」と言われることが多いようです。



「投票率46.14%」



先日行われた東京都知事選挙の数字。
この数字は?
これで民意を反映しているといえる数字なのでしょうか?
民主主義?精神?の危機?......の様にも感じられます。
もしくは、
精神も至って普通なのであれば「投票システム」そのものの危機。



こんなことは、
とうの昔から多くの人が分かっていることなのですが、
それが変らない。




中国で政権を守る為の「愛国主義教育」があるのだとすれば、
この国では、政権を守る為の
「投票に行かせない教育」
があるのではないのか!?という気になる時すらあります。
対策を打たないとは......これも投票操作?
とでも言えるのかもしれません。



古代の王政から貴族政治、帝国主義、
ヒトラーに象徴されるファシズム(独裁制)、
共和制、共産主義、社会主義、民主主義......と進み、
多くの尊い命が失われながら、
少しづつ勝ち得て来た国民一人一人が国政に関与出来る「投票権」。
その「一票」。



もし、この国の時々の政権が「本気」でこの一票のコトを思い、
流された多くの血を想い、
投票率の数字を憂い、
このままではいけない......と考えたのであれば、
少なくとも投票システムやルール、
教育なども進化させることが出来たのではないかと思えます。
例えば、学校教育の現場で、
選挙における個人票の「重み」を教える時間を増やしてみる、とか。
人々が体制から勝ち得て来た投票権の歴史をより丁寧に教えてみる、とか。
「ロングウォークホーム」
「マルコムX」
「ダントン」
「マリーアントワネット」......
アメリカ公民権運動やフランス革命を描いた映画を授業としても見せるとか。
国政にとって大切な、大きな選挙の日は祝日にしちゃう!(><)/ とか。
学校や職場は半休!投票してからコーーイ!とか。
そんな感じならもっと選挙を好きになりそうだし。
投票しなかった人には罰金がかかるとか、税金が上がる......とか。
「真摯」に考えれば色々と出来ることはアルように思います。
オーストラリアなど、
既にそんな事を定めている国もあることですし。



では、この国は何故そんなことをしてこなかったのか?



それが、この国の「闇」なのかもしれません。



時々の政権にとって、
常に全体の半分以上を占めるであろう「浮動票」を加えないということが
「選挙コントロール」という事に関しては
とても都合の良いことだったのでしょうか。
政権を動かしたいという団体や、
利権や営利を持つ団体などにとっても、
自らが纏めている「組織票」が影響力を発揮出来る投票規模を
維持したかったのでしょうか。
ソコには政権だけでなく、
僕等国民一人一人が同じ様に持っている「影」が
映し出されているような気もします。



今回の都知事選挙では、
マスコミへの自民党の根回しや圧力が相当なものだったことが窺い知れます。
よほど勝たれてはいけない候補者がいた......のでしょう。
その方に勝たれると失われてしまう既得権益、利益、利権、
組織、会社があったのでしょう。

ネットワークの時代ですから、
そんな資料や証拠などは本気で探せば幾らでも出てきます。
恐ろしいのは、そんなネットワークの隅々に転がる「ネタ」も、
普段は「重箱の隅」をつつくかのごとく取り上げ、拡大し、
拡散もしていくマスコミが、
今回はそんなことも「申し合わせた様に」一切しません。
いつもなら大きな時間を割かれる選挙報道は小さく、
オリンピックは目そらしに使われ、
投票の論点や争点もそらされ、
小さく縮められた選挙報道枠の中で流される映像にも、
念入りに何らかの意図のある様な編集が加えられ。
一万人以上もの人を集めた大規模な街頭演説が誰のものだったのか?
も削除され、モザイクまでかけられ......
全開票後の数字を見れば、
決して「圧倒的」とは言い難かった今回の選挙の得票差も、
開票直後は得票差の大きい地域からカウントし、報道され、

「圧倒的な差が......」

などと伝えられ。
そのやり方はもう、
民主主義国の報道とは言えない様な恐怖すら感じるレベルでした。
恐ろしいのは、この先、
もし、ネットワークすら中国の様に法で規制されていったとしたら......
いや、そう思うと、
こんな記事を書いている様なネットワークが無かった時代においては、
今迄いったいどれくらいの?
メディアにおける「目隠し」や「目そらし」が行われて来たのでしょうか。
ちょっと考えると寒気がしてしまいます。

今回の選挙を通して見えて来るこの国の構造というのは、
僕等が普段接している社会や働いている環境、企業、
会社などにも潜んでいるものではないのか?
とも思います。
そう言う意味ではなんだかとても悔しいのですが、やはり、
国の政治の姿というのは、
その国の国民を表すなのかも知れません。

きっとこの瞬間やこの時代も、
数百年が経った後に歴史として振り返ってみれば、
色々なモノゴトも整理されて、
愚かだったことも、良かったことも、ちゃんと見えて来るのかもしれません。
ただ、今は、ソコに向かって「今を生きる」僕等一人一人が
成すべきことを成していかないといけないのだろうな、と、
今回の選挙に触れてみて改めて強く感じもしました。

相変わらずあまりに「無力」な自分。

それも身に染みます。

小さな、小さな、

風に舞う紙クズの様な僕ちんの一票......(T.T)

それでも、

一人一人が変ってくより他に国や環境が変っていく方法はないのだと、

そんなふうにも思います。

その努力は諦めないでしていこうかと、

そんなふうに思います。

なるべく自分の生活を自然エネルギー系にシフトさせていったり。
そこから創造出される新しい産業や雇用や経済システムに
自分のお金や行動をシフトさせ。
大志を抱き、より良い未来へ頑張る企業や人を応援して。
小さな自分にも出来るそんなことだけはちゃんとやらねば、と。
そんなふうにも思います。

「友よ!答えは風の中に吹いている......」

......なんだか、

「ボブ・ディラン=Bob Dylan」の歌がハマる気分なのです......(´з`)♪



アルバム「THE FREEWHEELIN'」冒頭の一曲。
「BLOWIN' IN THE WIND」

――――――Yes, how many times must a man look up
Before he can see the sky ?

Yes, how many ears must one man have
Before he can hear people cry ?

Yes, how many deaths will it take till he knows
That too many people have died ?

The answer my friend is blowin' in the wind
The answer is blowin' in the wind.


どれほど人は見上げなければいけないのか?
本当の空をみるために

どれほど多くの耳を持たなければいけないのか?
他人の叫びを聞けるために

どれほど多くの人が死ななければいけないのか?
死が無益だと知るために

友よ、その答えは風に吹かれている
その答えは風の中に吹かれている


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今更、、の花

2014-02-07 19:17:42 | 素敵
いつかの記事で
「華というのは、もしかしたら “感謝” で咲いているのかもしれません......」
などと記したことがありましたが、
実はホンの数年前から「華」「花」というものの存在が
とても素敵なものに思えるようになって来ました。



「今更、、何を言うてんの!?コイツ!?」



......なんて感じですが、
僕のような武骨感満載な「野郎」人間ですと、
子供の頃から「花」というものに対して特別な感情を抱くようなことも無く。
おそらく、一般的な女性や花好きの男性が思ったり、
感じたりしているような「ソレ」などとは
まったく違う感覚や次元でもってお花さん達と接して来た様に思います。

プレゼントなどで花を貰ったりする時も、勿論、
ソレはとても嬉しい気持ちに成るのは間違いの無いことではあるのですが、
他の人が花を貰って喜んでいる姿などを見るにつけ、
自分の中にある花というものに対する「感謝」や「感激」などといったものは、
そんな人達の喜んでいる感覚とは全然違う所にある感覚のように思えてもいました。
いま一つ、花に

「ピン!」

と来る?来れる?
ような人間では無かった様に思います。
それが最近は、何故か?
そんな「花」というものに対してケッコウな慈しみや親しみ、
愛情や感激なども強く感じられる様にもなってきていて。
そんな自分に少々の驚きを感じつつも、
街を歩いていてフト気がついた時に花を買ってみたり、
お部屋に飾ってみたり......と、
そんなことが自然に、普通に出来るような人になってしまいました。

なんでだろ?(・∩・)?

野心より癒しを求める様な年齢になったからだろーか?

それとも......!?

少なくとも、最近の僕は「華」という存在にとても深い「尊敬」や
「感謝」の気持ちを抱いていたりもします。
それは本当に、自分でもかなり不思議なことではあるのですが......
そして、そんな中で改めて気付く面白いコトも結構沢山あったりなんかもして。
それは

「花って俺が持って無いものを全て持ってるやんか......」

ということだったり、

「あぁ......花がうらやましい。。(T.T)」

みたいなことだったり。
更にこれは、知人の「Yさん」が最近語っていたことでもあるのですが、
自分の気持ちや主張を人に伝える......という時の話しとして

「花のように自分の思いを伝えるのがいい......」

というようなこともあって。



「——————花はその色合いと香りでもって
さりげなく自分の主張を周りに伝えています。
それはあくまで自然で押しつけがましいことはなく、
周りの人達をいい気分にさせるだけです。
誰にと言う事では無くて、
花の様に無償の愛を込めつつ
自分の主張を少しずつ出していくようにすればいいのです——————」



花のように自分を主張してみる。
それは出来そうでナカナカ出来なくて。

「なぜそんなことを考えたりしているのか?」

などとも問われれば、それは、
自分が分かっていそうで分かっていないことだったからでもあります。
なので、最近はそんなコトを、
毎日の中でちょっと意識して過ごしてみたりしています。

「色々な事を花の様に......」

ということ。
ちょっと意識をしています。
やってみると、
花と比べて!?
自分の甘さを思い知らされたりも......しています。。(o´_`o)ハァ......



ピンクの薔薇さん♪
今一番のお気に入り。
薔薇さんは色々な色を買ってみたりしたのですが、
その中では突出して強い「力!?」を持っているような気がしています。
赤や黄色や他の色と違って、飾るとお部屋の空気が

「シュッ」

......っと、クリアになっていくような感じ。
なんとなく元気が出なかったり、
お部屋の空気がヨドンでいるような時は、
窓を開け、
空気を入れ替え、
コレを買って来て......
ナカナカよい感じなのです。(^^)


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ヤマトの姫

2014-02-03 05:22:01 | 不思議...パワスポ寺社
もう6、7年?もっと?......になるのでしょうか。
以前はみうらじゅん的マニアック世界であった神社、仏閣の参拝が、
「パワースポット」という言葉と共に再定義や再認識もされて。
色々なメディアでも取り上げられるようになり、
とても多くの人々に広がっていったように思います。
中でも「伊勢神宮」などは、それまで



「なんか聞いたことあるけど、、何?ソレ?
美味しいの?ん?(・ー・)」



......みたいなニュアンスでしたが、
それが、最近は



「行ってみたい!」



という感じに変っていたりもして。
特に若い世代にも。
本当に面白い流れというか、何と言うか......
ただ、そんな変化に驚きつつも、
個人的にはなんだかとても喜ばしいことの様にも思えていて、



「何が起ってるんだ!?るのだ!?この国に!?」



みたいな。
ちょっと不思議な気持ちになったりなんかもします。
そして、このブログをちびちび......と記し出して、
今ぐらいの時期によく頂くメールというのが、やはり



「今度、伊勢神宮に行こうと思うのですが......
◯△◎▽......を教えてもらえますか?」



という感じの質問。
つい最近も、うら若き湾岸OL嬢の「Maa」さんから



「今週末、伊勢に行くんですーー(^^)♪
前にuzmetさんが言ってた、
猿田彦の近くのオススメの所ってなんてとこでしたっけ??
時間あったら行きたいなと思って......」



なんていうメールもいただきましたし。
確か、昨年のこの時期は、



「おかげ横丁でお勧めのお店とか有りますかー!?」



という質問だったと思うのですが、
それでこの「おかげ横丁」や、
心の御柱」という記事などを返答的に書いてみたりもしていたのです。
しかし、今年は皆さんけっこう深め!?の質問が多く。
このMaaさんの質問にしても、
よくよく話し出すと伊勢神宮の「起源」に関わるようなコトでもあるワケで......
そんなメールへの答えをウラオモテ全てココに書いちゃったりなんかすると



「コイツ、マニアックでチトきもももも~い( ̄‐ ̄*)」



なーんて!
言われそうな気もするので、



「厳選!ギリギリノーマル情報!?」



みたいな感じであれば、
何かの?誰かの?役に立つようなこともあるのかなぁ.......
などと思いつつ、
折角ですので今回はMaaさんへのお答えも兼ねて、その
「猿田彦神社近くのオススメの所」
の話しを記してみようかと思います。
勿論!ノーマル!?で(^^)



Maaさんにお話しをした、
「彼女に合いそうで、猿田彦近くのオススメの所」
という神社さんはこちら。
伊勢神宮「内宮」の別宮「倭姫宮=やまとひめのみや」





外宮から内宮に向かう参道の途中、
小高い丘を登りきった辺りの右側に然りげなく佇んでいる宮です。
Maaさんの様に「猿田彦神社」「月読宮」「月夜見宮」など、
伊勢市内にある比較的目につきやすい宮は



「もう、みんな行っちゃったお!」



というような方に



「デワ是非ココも!」



......という感じでお話し出来る様なところでしょうか。
個人的にはとても好きな宮なのです(^^)
伊勢に広がる数々の神社というのは
どれも古の昔から有るようなものばかりなのですが、この神社は、
その中でも一番最近に創建された神社で、
大正時代に出来たそうです。

ココに祀られている神様は「倭姫命=やまとひめのみこと」さん。

何を隠そう!?伊勢神宮を創建!し、
現在に至るまで数千年に渡り粛々と続けられている数多くの祭祀や法、
奉仕者の職責や多くの摂末社、別宮など迄決められた人でもあります。
マサに「現」伊勢神宮の聖なる母!太陽!天照(アマテラス)!
といった人.......神様なのです。
つい先日行われた20年に一度の
式年遷宮=しきねんせんぐう
の儀において、神宮最高位の宮司でもあり、
遷宮の祭主を務められた黒田清子さんの立場というのも、

実はこの倭姫さんが起源であり、「初代」となるほどの神様です。



......遠い昔。
大和国の祭祀を司る最高の巫女であり、
「皇女=こうじょ」であった倭姫は、
時の天皇より「陽昇る国」の最高神として祀られる太陽神
「天照大御神=アマテラスオオミカミ」の御魂(みたま)が
安心して安住するに値する場所を探し出し、移し、
それと共に国と民の更なる生活安定と発展に力添えを頂けるよう、
大きな感謝を示し、捧げる様に......と、そんな命を下されました。

しかし「記紀」によると、
実はその「命」を受けたのは彼女が最初だったというワケではなく、
倭姫の前の皇女である
「豊鍬入姫命=とよすきいりびめのみこと」
さんという方が最初だったと伝わっています。

トヨスキさんは天照にふさわしい聖地を探して、
各地を転々と回った様なのですが、
ソレに相応しい地は彼女の代だけでは最後まで見つけることが出来ず、
その「重要な仕事」は、
そのまま次世代の「倭姫」さんに受け継がれることとなりました。

仕事を引き継がれた倭姫さんは、
天照大御神の御魂......「御神体=八咫の鏡=やたのかがみ」を背負い、
国家の命運をも背負い、多くの家臣達を引き連れながら、
大和一帯は勿論、近畿圏を中心とした様々な所を旅して回ります。
探し回った地を現在の地名で言えば、奈良、京都、琵琶湖一帯の全て。
そこから日本海にも抜け出て、丹後、若狭、岐阜......
戻って名古屋の地に至るまで。
彼女は天皇の命にふさわしい場所を探して動き続けました。
全てはアマテラスの御魂を安置させる為に、です。



それは二世代に渡った、長く厳しい旅だったようです。



まるで神の「歩く杖」となるようなこの旅をする人は、古来、



畏敬の念を込めて「御杖代=みつえしろ」と呼ばれてきたそうです。



面白いことに、
記した辺りの地域では「元伊勢」と呼ばれる
起源の古い神社や地名などが幾つか残っていて。
それらは皆、倭姫さんやトヨスキ姫さんが旅の途中で

「もしかしたらココじゃね!?」

と、神様の御魂を一旦鎮座させた場所として今に伝わっていたりします。
それらの場所は、言わば「伊勢の原型」がある所。
そして、更にその足跡を姫さん達以前にまで深ーく辿れば......
九州のそこかしこ?!や対馬!辺りにまで辿り着いたりなんかして......
天照さんの御魂を背負い、運ぶ「御杖代」の旅というのは本当に長く、
難しい旅であったのではないだろうか、と。
そんな印象も受けます。



まるで僕等の人生の様。。



女性でコレだけの旅をするということも凄いことだと思います。



古の天皇やこの国にとって、
アマテラスの御魂を安住させるということが如何に大切な
「一大事」
であったのか......



というようなことも思い計れます。



そんな、多くの苦難もあったであろう長い旅路で、
彼女はクタクタになりながら?も、ついに!
アマテラスの御魂さんに合う
理想的な地に巡り会うことが出来ます。.゜ヽ(*´∀`)ノ゜ヤタァー!



それが現在の伊勢、内宮のある地なのです。



伊勢というのは、こんな物語が残る地なのです。



聖書で言えば......



「約束の地」



とでも言える所なのでしょうか。



伝承では、倭姫さんが最初に伊勢の地に入った時、
彼女が背中に背負っていたアマテラスの御魂から
こんなメッセージが降りて来たそうです。



この神風(かむかぜ)の伊勢の国は
常世の浪の重浪(しきなみ)帰(よ)する国なり。
傍国(かたくに)の可怜(うまし)国なり。
この国に居(を)らむと欲(おも)ふ。

――――――この神の風が吹く伊勢の地は、
常世の国からの波が何重も寄り来る国です。
辺境ではあるが美しい国。
なので私はこの国に住もうと思う――――――



こうして伊勢の地に「アマテラスオオミカミ」の宮が創建されました。
トヨスキ姫(豊鋤姫)さんと倭姫さんが二世代に渡り、
生涯をかけて運んだ神の御魂。
その御魂が載る御神体「八咫の鏡」。
神を背負い、未だ見ぬ安住の地を求めて旅をするその姫さん達の姿は、
住む世界の違いこそあれ、
僕等の過ごす毎日とあまり変わりない様にも思われます。

そんなワケで僕はこの倭姫さんを祀る宮が......「も」、好きなのです。
御宮は女性らしく線が細く、決して強力なパワーがある......
という印象では無いのですが、上品で清廉。
然りげなく美しく、奥ゆかしい力をも感じられる宮です。
それはやはり、
倭姫さんの姿を映している様にも僕には思えるのです(^^)

倭姫さんは古代大和国(やまとこく)の姫。
大和の姫......で、「倭姫」
太古の昔、科学万能以前。
科学や学術、
知識に相当する部分まで担っていた「占術」や「祈り」「祭祀」
それらを全て司どっていた巫女(みこ)さん。
その中でも一番高い位にいたであろう姫さん。
太陽信仰における巫女とは「日の御子=ひのみこ」のことでもあり、
「日の巫女」でもあります。
「日の巫女」は「ひみこ」でもあり、
「日御子」であり「卑弥呼」。



そう、



倭姫というのはおそらく「卑弥呼」だった方。



もっと言えば、タブン最後の卑弥呼。



「卑弥呼」とはおそらく役職の名前の様なものであり、
古代大和国の祭祀を司る「大臣」や「内閣総理大臣」的な役割の人。



となると、その職に就く人は代々数多く居たわけで、
卑弥呼は一人ではないとも思われます......たぶん......
先にも書いた様に、少なくとも伝承では、
倭姫さんが仕事を受け継いだという先代「トヨスキ」さんはいたわけで。
この辺りの話をよくよく読み込むだけでも、
こんな考え方は自然と出来てきます。
歴史的、学術的に「卑弥呼」の謎や矛盾などが
今もってナカナカ解けないでいるのは、
「卑弥呼」をたった一人の存在としてしまうことから生まれている様な気もしていて。
もし、この名が「役職」であり、時代時代で幾人も存在していたと仮定するならば、
この国の歴史の霧は結構スッキリと晴れて来るようにも?
僕には思われます。きっと。ハイ。



決してノーマル!です。ええ。d(・ω・*)



こんな倭姫さんの物語を心に忍ばせつつ見る伊勢というのは、
またちょっと違った景色に変化したりもして。
倭姫さんが来る前からいた神様も居たはずですし......外宮の裏あたり!?か?な?
Maaさんもまた、何時もとは違った伊勢の風景を感じられると良いなぁ......と。
今日はそんな感じで記し残しておきます。ハイ。



いってらっさい!(^^)



「倭姫宮」への入口もある、
内宮へと続く参道には沢山の石塔が並んでいます。
その石塔をよく見ると......
「六芒星=ろくぼうせい」が刻まれていたりします。
ユダヤ、ダビデ......イスラエルの紋章とも同じ。

コレ如何に!?

また何時か記せれば......でしょうか(^^)

そうそう!!

「おかげ横丁」の内宮入口、宇治橋の鳥居直前にあるのお店の大きな看板には、
いわゆる「おかめ」と「ひょっとこ」の「おかめ」さんが大きく掲げられています。
偶然?とはいえ「聖域」の入り口直前にある店に何故か大きく描かれている
愛嬌のある女性の顔は、
不思議と倭姫さんに見られている様な......気もします......

「よく来ましたねぇ。」

と、笑顔で言ってくれている様な、
そんな気がしたりします。
お確かめあれ。(*^-^) 


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