雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

ヴェンダース調

2024-02-11 00:17:13 | 素敵...映画/音楽/珈琲
「キネマ旬報(きねまじゅんぽう)」
という大御所映画雑誌さんが1958年8月下旬号に載せた
映画監督の小津安二郎(おずやすじろう)さんの言葉
というものがありまして。

「小津安二郎ってだれよ!?」

という方はwikipediaや過去記事の
尾道徒然
あたりを見ていただければと。
僕さんの敬愛する映画監督さんの1人なのです。



————————性に合わないんだ。
ぼくの生活条件として、
なんでもないことは流行に従う。
重大なことは道徳に従う。
芸術のことは自分に従うから、
どうにもきらいなものはどうにもならないんだ。
だから、これは不自然だということは百も承知で、
しかもぼくは嫌いなんだ。
そういうことはあるでしょう。
嫌いなんだが、理屈にあわない。
理屈にあわないんだが、嫌いだからやらない。
こういう所からぼくの個性が出てくるので、
ゆるがせにはできない。
理屈にあわなくともぼくはそれをやる————————



これは、
映画制作における定型的な技法から外れることが多かった
小津さんの作風に関しての質問に
当人が答えたことなのですが......



共感至極の名言。



なんでもないことは流行に従う。
重大なことは道徳に従う。
芸術のことは自分に従う。



年始の記事がとてーーーも長くなってしまったので、
以下は今更の、遅ればせながら、、的なお話しともなりますが。
「PERFECT DAYS(パーフェクトデイズ)」
上に記した小津さんの言葉のような映画作品。



役所広司さん主演。
ヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders)監督。
僕が観たのは年始早々だったのですが、今年はもう、
これ以上の作品には出会えないのではないか?
なんて思わされるような素晴らしいものでした。

「良き映画」
「映画らしい映画」

そんな言葉がシンプルにピッタリ合う感じでしょうか。
僕にとってはそんな作品。
名優、役所広司さんの魅力や凄みも満点。
カンヌ映画祭で主演男優賞獲得!
というのも納得過ぎるほど納得。
そして、何より、
ベンダースさんのファンとしたら、もう、
作品全体に漂う空気感や作風がたまらないわけです。

決して長旅などをしている物語ではないけれど、

ロードムービーと言えるかは微妙だけれど、

そのジャンル・エッセンスが凝縮された映像美と音楽の使い方。

制作姿勢や美学。

ロードムービーのなんたるか。

冒頭に記した小津安二郎さんを敬愛していることが
強く伝わってくる「小津調」なローカット。
細やかな感情の捉え。
イマジナリーライン越えのカメラ。
相似形の絵や演出。世界観。
色々とヤベーっす。
感激。
たまらんのでちゅ......(*´ー`*)



物語としては、
東京で公共トイレの清掃を仕事にしている人の
シンプルな生活を淡々と描くものでしたが、
僕が最も印象的だったシーンは、
セリフが殆ど無く、
あっても穏やかな口調の主人公の
平山さん(役所広司さん)が唯一声を荒げた場面。
言葉。



「何も変わらないなんて、
そんな馬鹿な話なんてないですよ!」



冒頭から淡々と、
同じような毎日の繰り返しをこれでもか!と描く中で、
そのことと最も対照的な言葉。
しかし、それ故に、
僕には最も響いたセリフ。
きっと、この言葉の為に
淡々とした繰り返しの毎日や
キャラクターを描いたのだろうな、とも。
同じような毎日に思えても、その中に、必ず、
木漏れ日のように光り輝く、
希望にあふれる、
自然と心が嬉しくなる、
新鮮な何かがあるはずだ、と。
起こっているはずだ、と。
それに気づくべきだ、と。
そんなことを大切にすべきだ、と。
そんな作品のメッセージにも思えました。



繊細な作品だから、
些細なことが大きく響く。



全体的には
「民度とはどういうことか.......」
なんていうことも考えさせられましたでしょうか。
知的で性格も人格も良く、
何事にも一生懸命取り組めるような人が
とても地味で目立たないような部分の仕事をしている。
そんな仕事に確固たる誇りと責任を持ってくれている。
それは、もしかしたら階級的な国や社会では
あまり考えられないようなことであるかも知れず。

しかし、こんな形が普通に多くあるような社会や国では
自然と民度なるものも高くなり。
国家社会の強みともなって、
美徳的なものとなるようにも思えます。
そんな民度の高さを持つような国であれば
人や仕事に貴賎など無いという価値観も育まれそうで、
全てが等しく尊敬されるべきものなのだと考えられるような
精神性の高さも持ち得ることもできそうで。
この世界や丸い星や宇宙には上下など無いという理解や、
そして、きっと、
木漏れ日に幸せを感じられるような国ともなれる......
なんていうこともあるのではないか、と。
日本という国の強さや美しさの本質にしても、
実はそんな部分にあって......などと、
そんなことを考えさせられた作品でした。

少しだけ気になったのは、
リアルな物語だと思うのに、なぜか?終始、
どこか現実感の希薄さを感じられたりもして......
それは、きっと、
この主人公のような生活をしている人の現実には、
もっと違うことが沢山あるのでは無いか......
などと思っている自分との
温度差みたいなものであったのかも知れません。



......と、まぁ、
そんなふうにとても感動してしまった僕さんは、
映画の聖地巡りに出たりもしたのでありまちゅ。
アホでちゅ。
ええ。ええ。





先ずはスカイツリーでしょうか。
ええ。ええ。
それと、浅草地下街への入り口。





チョイ飲み屋の「福ちゃん」。
勿論、いっぱい頂きつつ......







この席に座ってましたな。
平山さん。
ええ。ええ。



銭湯にも入っちゃったりして。
電気湯さん。





飲むコーヒーわ!
勿論!
BOSSの缶コーヒーっす。



このベンチでしたでしょうか。
平山さんがコンビニのサンドイッチ食べていたのわ。







おそらくは代々木八幡神社さんっす。
ええ。ええ。







キノコなトイレも。



映画を見た人にしかわからんやんけ!
的アホ写真集でつな。
ちなみに、
昨年大ヒットしたTVドラマ「VIVANT」での役柄とか、
この映画の役柄などを合わせて、
役所広司さんにはどこかスサノオさんを感じますのです。
容姿は別として、ですが。
役柄と人柄と雰囲気のリンク。
ええ。ええ。


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You mean... 56 ?

2023-07-06 00:01:45 | 素敵...映画/音楽/珈琲
やはり、
時代を超える名曲なのでしょうか。
荒井由実さんの「卒業写真」。
前回記事の最後部分に、話しの流れで、
ネットで見つけたパフォーマンス動画をリンクしていたのですが、
結構、いろいろなコメントやメールをいただきまして。



やぱーり、
心に染み入る良い曲ですよねぇぇぇ......



と、そんなこともあり、
今回は続きな感じで?
ユーミンさんのことを少しだけ記しておこうかと。



「ルージュの伝言」
松任谷由実さん。
もはや絶版となっている古い本なのですが、
それもあってか?
ファンの間では少々ブラックな!?ダイアモンド!
的お宝ともなっています。
内容としては、
当時29歳ぐらいだったはずの彼女へのインタビューで、
本人が答えた言葉だけをひたすら並べた......という感じ。
取材者やインタビューアーの質問などは一切書かれていなくて、
プライベートから楽曲制作秘話に至るまでを本人が
「率直に、赤裸々に、独白的に語っている」
という一冊。
そのオープンさに関しては、
今に至るまで唯一無二のものとなっているのではないでしょうか。



貴重なユーミン語録。



なんといっても、
発売間近になって、
色々と考え直した本人から出版社に発売差し止めの相談が
入っていたというシロモノでもあります。
これが現在まで絶版となっている故(ゆえ)でもあるのでしょうか!?
以下には少しだけ、
本の中に煌く御言葉さん達を備忘録的においておこうかと。
ええ。ええ。
なにとぞ。(^^)



================================
—————天才と秀才って全然違うのよね。
秀才というのはあるシステムをどんどんこなしていくことが出来る人。
自分の中に論理体系があって、
それをどんどん拡大していくことが出来る人。
そういう対応の人が秀才なんだと思う。
天才には、きっと体系なんかないのよね。
あるのかもしれないけど、本人は意識してないの。



—————私、曲をつくるときにはなにも考えずにつくってる。
コードから曲をつくったこともないしね。
ふいに浮かんだメロディー。
それが一番いいのよ。
あとは色彩感を出すために和声をつけてアレンジするだけ。
私の肉体を借りて、
だれか別の人が曲書いてるような気がする。



—————天才って、時代がつくるのよね。
個人のバイブレーションと時代のバイブレーションが
バッチリ合ったときにいい作品が生まれるんだと思うのよね。
空間には、
目には見えないけど色んな電波がとびかっているわけじゃない?
TVやラジオやアマチュア無線の電波が。
それと同じように、色んな人達のテレパシーがとびかってるのよ。
それを敏感にキャッチしないとね。
それをキャッチして、アウトプットするわけ。



—————小学校の頃は少女漫画の悪役という感じだった。



—————うちの母が、私が子供のころよく
「宗教なき学問は賢き悪魔をつくる」
とかいっていたのよ。
なんか変なこと言ってるなと思ってたんだけど、
今になるとよくわかる。



—————別れ際にね
「じゃあ、あんたは自分のことインテリだと思ってんの?」
っていったら、
「あたりまえじゃない」
っていうのよね。
だから私、
「それは幸せだね。強烈に幸せだね」
っていってやったんだけどさ。
こういうの、ドラッグと同じだと思うよ。
本に埋もれちゃってるんだもの。
あと、男に埋もれちゃうとか、
男だったら女に埋もれちゃうとか。
そういうの、ドラッグみたいなものでしょう。



—————そのころお世話になった人がいるの。
梶子さん。
六本木の女王とか言われてた、キャンティの梶子さん。
梶子さん私のことすごくかわいがってくれて、
デビューしたときにサン・ローランの衣装をそろえてくれたりしたの。
私、「MISSLIM」のジャケットでピアノ弾いてるんだけど、
そのピアノも梶子さんのピアノ。



—————(画家を目指していた)あのころは、
本当にすごい数描いたもんね。
絵と音楽とは違うんだけどね、
なぜかウーッっていうときに書くキャパシティーの広さが
あの頃にできたって感じ。
それから、精神的なこともすごく教えられた。
語録っぽい言い方になっちゃうけど、
リンゴ描くんだったら裏まで描けっていうようなことね。
そういうたぐいのいろんな発想を教えてもらった。
見えないものを描くっていうことかな。
空気を描く、そういうことを教えてもらった。



—————画家が書く文章って独特なの。
やっぱり行間になんかあるんだろうね。
集中して物を読んだりしたの、そのときだけかな。
それも美術関係のものばかりだったけど。



—————鏡という言葉を使わなくても鏡に書くとか、
ルージュの色は赤だっていわなくてもやっぱり赤だとか、
バスルームと言えば鏡だという連想が当然あるでしょう。
それで、赤でメッセージを書いたら別れ言葉だというふうに、
あの曲(ルージュの伝言)で私はコピーライトに目覚めたんだと思う。
デビューアルバムは大事よ。
でも、二作目がこれまた一作目以上に大事。
点が線になるから。
で、三作目では面をつくるということで、
三枚のアルバムを乗り切れればプロでやれる。



—————二子玉川園てすごい好きなの。
だから、二子玉川園のそばに住みたくて、
ずっとその界隈で探してたわけ。
それで今のうちに住んでるわけ。



—————それとね、
自己愛が強い男って、意外と多いと思うのよ。
自己愛っていうのは一般的に女が強いといわれてるけれども、
女にやさしくするこの自分がいとおしいと思っているような男、
多いような気がする。
そういう人は最悪なんだよね。
そこを見極めるのがむずかしい。
かわいい子とブスな子といたら、
必ずブスな子を取る男とかもいるしさ。
なんかそっちの方の子とあえて付き合う自分が好きみたい。
私は本当にブスだったからさ、腹立つよね。
まぁ、ブスだったからって、今はなんか、
顔は精神で作るもんだとか思ってるし、
化け方もいっぱいあるから
人前に出て恥ずかしくないぐらいには
洗練されたと思うんだけど。



—————人から色んな情報が入って来ても、
あんまりスタンスくずさないの。



—————あれだけのステージこなすためには、
かなり鍛えてないとだめなのよ。



—————いろんな贅肉が取れちゃって、
これしかないという状態になるのよ。
つき詰めて、これでもか、これでもか、
これでもかってやった時期のあとにブームが来るんだよね。
================================



「NO SIDE(ノーサイド)」
学生の頃、
ラグビー学生日本代表だったラガーマンの親友がいて。
デカイ体のソヤツがいつも聴いて涙していた曲。
ソイツとの沢山の思い出も含めて、
僕にとっても忘れえぬ一曲。
同名アルバムの中の2曲目に入っています。



このCDは、サブスク時代の今となっても
スキーに行く時には必ず車に乗せます。
一面の銀世界となったところで、
スキー場に着く30分ほど前からオモムロニかけ出し。
4曲目に入ったあたりでちょうどスキー場が見えてくる!
的な。
スキー場にはいつもアゲアゲでイン!するという、
アホウ者ルーティンのパートナー。
今だに大バカヤローなのでつな。
ええ。ええ。(*´ー`*)



☆ユーミンにふれている過去記事さん達☆

ソーダ水の物語
ソーダ水の物語 2
聞こえますか...
マジックを 2
尾道徒然
なんだかカレー。。3
マツコの知らないカフェ
インディ・ジョーンズ

記事を記していた頃にはyoutube公開をされてなかった曲達が、
最近はチラホラとアップされてきたので、
曲リンクを貼り直したりしておきまちた。(^^)


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インディ・ジョーンズ

2023-07-02 00:47:41 | 素敵...映画/音楽/珈琲
相変わらず、
大谷翔平さんとか吉田正尚さんとかスゴイんすけど。
この方もすごかったんす。



御歳80歳!((((;゚Д゚))))))))!
俳優のハリソン・フォード(Harrison Ford)さん。
いやぁ、、、
なんでしょ、、、



うらやましい☆



こんなふうに歳を重ねられたら......という羨ましさ。
憧れ。
尊敬。
羨望にして目標。



今週から公開された映画
「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
(Indiana Jones and the Dial of Destiny)」
ジェームズ・マンゴールド(James Mangold)監督。
スティーブン・スピルバーグ(Steven Spielberg)製作。
言わずと知れたアクション・アドベンチャー映画の金字塔!
的シリーズ作品ですけど......
いやはや、80歳で!
アクション映画で全編にわたり主役をはっているとは......
インディの若い頃のシーンは最近開発されたAIソフト
「フェイス・リエイジング・ネットワーク(FRAN)」
を使って「顔だけ」若返らせているそうなのですが、
驚くのは年齢を感じさせる動きのぎこちなさや、遅さ、
おかしさなどが全くなく。
そこはフィルムワークなどの上手さなどもあるとは思いますが、
それにしたってすごい。
感嘆。感激。
贔屓目など無しに年齢を感じずに最後まで見れてしまいました。
映画自体もとても面白かったですし。



......しかし、

いったい、

普段からどんな生活をしているのだろうか......

ついつい自分の親と比べたりもしてしまいますけど......

食事とか、

トレーニングとか、

大谷翔平さん並のことをしているとは聞いていますが......

きっと本当のことだと思いまする。

80歳......

ですか......

ハリソンさんのフィジカルとマインドの若々しさに脱帽。



それと、
僕の感激を更に深めてしまうのが、
彼が出演してきた数々の作品のレジェンド加減。
今回の「インディジョーンズ」シリーズは勿論、
スターウォーズ」シリーズ、
ブレードランナー」シリーズ、と。
どれも歴史的名作ばかり。
ヒットばかり。
しかも、何より、
それら伝説的映画シリーズの全てで物語が区切れるところまで、
きっちりと、
自身の出演で最後のケジメまでつけているという事実。
そんなことが出来てしまう凄さと幸せ。
そんな役者さんって他にいるのだろうか.......
こんなレジェンダリーなシリーズ全てに関わるだけでも
凄いことなのに......



個人的なお話となりますが、
多くの年齢を重ねると、その分だけ、
その人の個性が浮き出てくるようなところが
あるような気がしていたりします。

その浮き出てくる個性が周囲にとって良い部分であれば最善で。
しかし、
そうで無い部分が浮き立ってくることもとても多いようにも思え。
その時は、周囲の人や家族などは
なかなかタフなことになるのではないかとも思います。

高齢化とともに?
社会的ポジションや仕事の変異とともに?
必要な気遣いが少なくなっていくから?
なのでしょうか?
髪型やスタイル、服装など、
色々なコトを必要以上に気にしなくてもよくなるからなのか。
世の中が高齢者に冷たすぎるからなのか。
心や体の痛みが多くなりすぎるからなのか。
あまりに多くのことを諦めてしまったからなのか。
捨てざるをえなくなったからなのか。
無駄なものを削ぎ落とせるようになったからなのか。
本来持っていた「個」というものが
強く浮き立ってくる高齢者さんを僕はよく見かけます。

願わくば、
僕さんは良き「個」を浮き立てていけますよーに。

願わくば、
僕さんは腐るより、
枯れていけますように。

なんて。
インディージョーンズの最新作を見ていたら、
そんなことを考えてしまいました、とさ♪

以下は、
以前記した「岩木山徒然」という記事から抜粋したものです。
願わくば......で。
ええ。ええ。(^^)



————————半年先まで予約でいっぱいの、
知る人ぞ知る隠れ家的レストラン。
その看板メニューの一つが、“木村さんのりんごのスープ” です。
シェフの井口久和さんが、りんごを刻みながら呟きます。
“腐らないんですよね。生産者の魂がこもっているのか......”
井口さんの厨房で、二年前から保存されていた、
二つに割ったリンゴを目にしました。
通常、りんごは切ったままおいておくと、すぐに茶色く変色し、
やがては腐ってしまいます。
しかし、その木村さんのりんごは腐ることなく、
まるで “枯れた” ように小さくしぼんでいました。
そして、赤い色をほのかに残したまま、
お菓子のような甘い香りを放っていたのです————————



—————人混みに流されて変わってゆく私を、
あなたは時々、遠くでしかって。

あなたは、
私の青春そのもの—————————



荒井由実時代の「卒業写真」という曲で、
ユーミンはそんなふうに歌ってます。


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だいたい冬に夏

2022-11-08 00:21:02 | 素敵...映画/音楽/珈琲
冬には夏のことを考えていて、
夏には冬のことを考えて。
春には秋のことを考えて、
秋には春のことを考えている。
そんな感じが僕の働く音楽制作世界における
作品リリースの時間感覚でしょうか。



クリスマスソングは夏の海辺で考えていたりもするわけです。



そんなこともあって、
いくつかのアイテムやアーティストプロジェクトを
並行して進めている時などは、
時々、頭がこんがらがったりもするものなのですが。
そんなスケジュール感もライブイベントや
ツアーやフェス系のこととなると、
会場やハコなどの押さえを予めしないといけないという部分もあり、
普段考えているのは1年先から
2年以上先のスケジューリングであったりもします。

地上波系テレビ番組の制作などにしても、やはり、
僕らの音楽作品制作と同様に半年から1年ほど先の番組や
世の中を考えて作っているスケジュール感ではないでしょうか。

映画ともなると、
それは確実に年単位であって。
5年以上先の一般公開スケジュールに向かって進めている
製作や制作などもあるかと思います。
そんな映画制作における「平均的な」公開予定イメージは、

「2年先ぐらいなのかなぁ......」

なんて思わされてしまったのが、
今年の劇場用映画のラインアップ。
正直、これほど映画館に足を運ばなかった年は無いかも!?
というくらい、今年は魅力的に思える作品が少なくて。
おそらくは、
コロナ禍で止まってしまっていたであろう制作状況がドカン!
と、2年後の上映スケジュールに表出してしまったのが
今年のように思えています。
ま、それは個人的な感覚であるとも思いますが、
イチ映画ファンとしては少々寂しい思いをしていた1年
という感覚は強くあったりもしています。
このブログにしても、
例年に比べると映画系記事は圧倒的に少なくなっているのでは?
とも思いますし。
ネットのサブスク系動画配信サービスの方が
充実していた年のようにも思います。

ただ、そんな中で、
つい最近公開されたこの作品に関しては
久しぶりに強く心を動かされました。
個人的には「トップガン(TOP GUN)」以来となる
今年2つめ!のお気に入り作品となるでしょうか。



「アムステルダム(Amsterdam)」
監督は「デヴィッド・O・ラッセル(David O. Russell)」さん。
主演は「クリスチャン・ベール(Christian Bale)」さん。
第二次世界大戦前の政情不安となっていたアメリカを描いた、
ホボ実話!という作品。
大戦前に独裁者国家の連合に走ってしまった日本と、
そうなりそうで、ならなかったアメリカとの違いを
突きつけられたような話でもあり、しかし、
その違いはとてつもなく大きなことだったんだなぁ......
とも思わされ。
たった一人の市井に生きる個人の思いや機微や人格が
とても大きなことを決めていくこともあるのだな......
なんていうことにも思いを馳せさせられました。

かの!?
テイラー・スウィフト(Taylor Swift)」さんもいきなりポン!
と出てきて、ボン!
と去っていっちゃったりとか。
ええ。ええ。

しかししかし、
なんと言っても!
「マーゴット・ロビー(Margot Robbie)」
さんが最高に印象的でして。
もう、綺麗とか美しいとかチャーミングとかタイプ♡
......なんていうことを遥かに超えてしまっていて。
その存在感は頭抜けている感じ。
スクリーンのどこにいても自然と目が追ってしまって。
嫌いであっても好きになってしまうような始末。

罪作りっす。

いやん、ばかーん♡

DCコミック・シリーズの
ハーレイ・クイン(Harley Quinn)
キャラが大ヒット継続中!なんていう最中に、
こんな作品をモノにしてしまうなんて。
これでトップ女優の地位が確立されてしまったのでは?
とも感じてしまったような次第なのでつ。

勿論、我らがスパースター!
大センパーイ!の
ロバート・デ・ニーロ(Robert De Niro)
さんも流石すぎる存在感と演技でヤバかったのですけど。
ま、これわいつものことでしょうか、ね。
ええ。ええ。

他にも、
クイーンを描いた「ボヘミアン・ラプソディ」で
フレディ役として名を上げた
「ラミ・マレック(Rami Malek)」さんや、
「アニャ・テイラー=ジョイ(Anya Taylor-Joy)」さんの
キャスティングも贅沢で素晴らしく。
今のところ、
「個人的にとても良かったよーん♪チャート 2022」
の第1位に輝く作品となりました。(^^)



上の曲は映画のラストに流れてくる
「ギヴィオン(Giveon)」さんの「 タイム(Time)」
ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)さんとのコラボ曲
ピーチズ(Peaches)
のフューチャリングボーカルさんと言えば浮かぶ人も多い?
でしょうか。

出演していたテイラー・スウィフトさんは、今、
発表したばかりのニューアルバムの曲が世界の音楽チャートを
席巻しているところですけど、名盤「1989」から
「ブランク・スペース(Blank Space)」
あたりを置いておこうかなぁ、と。ええ。
特に理由わないのでつけど。
好きな曲ということで。ええ。ええ。



さてさて。
今年も出雲にて、
11月1日から神々の会議が始まっているような感じで。
トップの神々が戻り始める3日の夕方ぐらい迄は、本当に、
どこもかしこもすっからかんという雰囲気だったように思います。
お留守番をしている眷属さん達にとっては束の間の
ホッ♡とする、のんびりタイムのようでもあって、
異様に落ち着いた天気と空気とに包まれていた数日でした。
もう少しすると、いつもの如く、
来年のキーワード的なものも降りて来そうではありますが、
またどこかの神社に導かれそうな気配などもチラホラと。

今年もどこかに行くことになるのだろうか......

ま、とにかく、
体だけは整えておかねば......と。
少し走り込んでおこうかと思っておりまする。
ちと寒いけど、がんばろーーーっと。。(●´ω`●)


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シャッフル

2021-05-25 00:07:54 | 素敵...映画/音楽/珈琲
緊急事態宣言下の毎日でして。
夜8時を過ぎるとほとんどのお店に入れないのです。
なので、お気に入りの愛車さんを乗りだして。
閉店間際の、
お近くのミスタードーナッツさんに向かうのでやんす。
本当はポン・デ・ダブルショコラをこよなく愛しているのですが、
最近は何故だか?
キャンペーン商品優先だからなのか?
とんと作ってくれなくて。
なので、今日はスタンダードな「チョコファッション」と、
初めて見た!
「ふわもち宇治抹茶チョコクランチ」
なるものにしたのでやんす。(*´ω`*)アーハン♪



あとわ、と......
セブンイレブンにイイ気分で寄るのでやんす。



ブレンドのMをください!(=゚ω゚)ノ
ブラックで。
大人なんす。
中身以外わ。ええ。ええ。



それで......
そのまま家のすぐ側にある、
多摩川沿いに広がる大きな公園に向かいまして。
比較的暗くて、人気のない、
隅っこの脇道を狙って車を停め。
シートをゆったりと倒し。
ガラスルーフの内側のシェードだけ全開にしちゃうんす。
ルーフ越しの夜空が満点なんす。
トウキョーなので星空満点ではないんすけど。



ダッシュボードには、
いつもトトロさんがいてくれてるのでやんす。
代々の愛車さん達から引き継がれている、
僕さんにとっては大切極まりない御守りさんでもありまして。ええ。
それでもって、おもむろにスマホさんを取り出しまして。
Bluetoothを
「トゥーっス!」
と車に繋げるんす。
繋がったら、
YouTube MUSICのアプリから、
お手製のプレイリストを立ち上げて。
音量を爆音レベルに上げちゃって。
ランダム再生のボタンをポチッ♪とタップ。
おお!?
いきなりのピーチズ!
今日はジャスティンさんがかかるのですな。(@^-^) gokigen♫



「Peaches ft. Daniel Caesar, Giveon/Justin Bieber」
(ピーチズ フューチャリング ダニエル・シーザー、ギヴィオン/
ジャスティン・ビーバー)

シャッフル・プレイだといつも何が流れるかわからないもので。
お気に入りの曲がいつも新鮮に聴けちゃうのでやんす。
お手製プレイリストには常時600曲ぐらいは入っているので、
全くもって
「好きな曲しかかからないラジオ局」
と言った様相となるわけなのです。
職業柄、僕さんの車のオーディオは
ミックスとか制作物のチェック用だったりもするので、
外から見えない部分を徹底的にイジッテおりまして。
車内からはスピーカーすらまともに見えない様にもしてあるのですが、
サラリと出てくる音はスタジオ・モニターと同じ様な聴感バランス
となるように作り込んでいるのでやんす。
ロー感も満点の爆音と言えど、
決して低域の音割れなど起きないよーに、
車のドアとかガラスとかがビリビリとしないよーに、
ボーズ・スピーカーの様に定位がモワッと無くなっていかないよーに、
とか、色んな所を磨き込んでいるのでやんす。
わかる人にわかってもらえたらうれちい♪仕様。

と、そんな音が鳴り出したところで、
先ほど買って来たドーナッツさんを袋から取り出し。
同じく買って来たコーヒーさんの蓋を全開に取り外し。
淹れたての珈琲アロマを車の中にこれでもか!と振りまいて。
待望の!
ドーナツさんのひとカジリ♡
コーヒーさんのフーフー飲み♪
空にはチロっとお星さま☆
耳には突然のアデル(Adele)おねえさま。
「ルーモア・ハズ・イット(Rumor Has It)」



渋いっす。
やってらんねーっす。
文句ねーっす。
コーヒーで「薄苦い」ホッと一息......とわ、このことっす。
世界はまだまだ捨てたもんじゃねーっす。
おお!?
次は風くん!新曲か。
あいかわらずイイっすねー(●´∀`)
世界わ捨てたもんじゃねーっす。
「きらり/藤井風」



「One feat. JQ from Nulbarich/KREVA」
(ワン フューチャリング JQ フロム ナルバリッチ/クレバ)
終わらない様に。
壊されない様に。



「Levitating Featuring DaBaby/Dua Lipa」
(レヴィテイティング フューチャリング ダ・ベイビー/デュア・リパ)



「Stop This Flame/Celeste」
(ストップ・ディス・フレイム/セレステ)



夜空とコーヒーとドーナッツと。
お気に入りの音楽と。
停めている車の横を時折通り過ぎていく色々な車のヘッドライト。
バイクや自転車やランニングをしている人達。
18で車の免許を取ってから変わらない行動をしているドーナツな自分。
今のところ、ですけど、
落ち着きのない僕の様な人間にとっては、
愛車さんは宝物で、無二の親友でもあるのです。(^^)



上にも記しましたが、
歴代の愛車さん達をずっと守り継いでくれているトトロさん。
もう15年ぐらい!?のお付き合い。
いつも凛々しいのでやんす。


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NOMAD

2021-04-15 00:05:06 | 素敵...映画/音楽/珈琲
「ロードムービー」という映画ジャンルを思うと、
僕の場合、真っ先に浮かぶのが
ヴィム・ヴェンダース (Wim Wenders)監督の
「パリ・テキサス( Paris, Texas )」という作品。
それと、以前も記していたデイヴィッド・リンチ(David Lynch)監督の
「ストレイト・ストーリー(The Straight Story)」あたり。

どちらも好きすぎてDVDを持っていたりもするのですが、
サブスク時代にはもはや意味がない!?
とも言えるパッケージでしょうか......



つい最近、もしかしたらそんな作品さん達以来の、心から
「いいなぁ、、(*´ω`*)、、」
と思えるロードムービーらしいロードムービーに
出会うことができました。



「ノマドランド(Nomadland)」
クロエ・ジャオ(Chloé Zhao)監督。
フランシス・マクドーマンド(Frances McDormand)主演。
予告編はこんな感じ......



冒頭、始まって2分ぐらいのシーンで、もう、
主演女優さんから作品に対する強烈な「覚悟」を見せつけられ。
それはそのまま、
監督さんを含めた映画制作チームの皆さんの覚悟であるとも思われ。
見ている、タダのいち観客である僕さんも、
それ相応の「見る覚悟」を決めさせられてしまう感じ。
ここでもう、勝負あり。
映像というより詩篇を読んでいるかのような丁寧なフィルムワークには、
ヴィム・ベンダースさんのような才能の煌めきは見えないのですが、
作品に対するどこまでも深い愛と誠実さと
丁寧さとを感じさせられました。
今年のアカデミー賞でも何かしらの賞を取りそうですし、
きっと、これから相応のヒットともなるのかなぁ、と。
そんな空気感もプンプン。
僕の中ではもう名作のリスト入りは決定。
サブスク時代には意味のないDVDも
「出たら買っちゃうかも!」
という感じ。

孤独とは何か。

別れとは何か。

友達とは何か。

家族とは何か?

家とは何か?

ホームとハウスの違いは?

豊かさとは何か。

経済とは何か。

国とは?

旅とは?

生きるとは?

動く人と動かない人との相互補完。関係。必要性。

そして、



歳を取るということは、
どんなことかなのか?



そんな、最早ありきたりとも言えるテーマごとを、しかし、
一切の押し付けがましさもなく。
ロードムービーらしい絶え間なく流れる景色と時間の描写の中で
淡々と、じんわりと、うっすらと、
見る者の心の深いトコロに問いかけてきます。
イヤ、「問いかけられる」というよりは
「そっと置いていかれる」......
という表現の方が正確な感触でしょうか。
故に、体にとても染み込んでもきます。



経済大国アメリカの、
その経済に対して貢献してきた人々が、
年齢を重ねるにつれどの様な現実に直面していくのか。
どの様な思いに苛まれていくのか。
それは、この日本国においても、これまでも、これからも、
とても多くの人々が直面するであろう大きな問題であり、風景。
国や家族というものの意味と価値と意義と、
再定義が問われている様にも思えます。



高齢となるまで生きれているとして、
僕はどんな生活をおくろうか......



この国はきっと、
何も助けてはくれないだろう。



今の「経済」なるものは、
資本主義なるものは、
そんな国と同様に、
きっと何も助けてはくれないだろう。
それこそが経済というものの本性であり、
「弱肉強食」こそが今の経済なるものの本質。



いつか、
未来世界でこの映画を再び見た時、



「ああ、こんな時代もあったよねぇ、、
俺たちの社会って未熟だったなぁ、、、」



と、そう言って笑えるような世界を作れるように
頑張っていきたいなぁ......
なんて。
柄にもないことを思ったりもして。
きっと、これから、
様々な人が様々な切り口から様々なことを語っていくであろうこの映画に、
僕はそんなことを思ったりもしました。
全体的には切なく、重々しくもある空気が流れてはいますが、
しかし、どこか軽やかで笑顔にもなれる柔らかさや優しさがあって。
大好きっす。この映画。



沢山の別れのシーンがあるのに、
「サヨナラ(Goodbye)」
という言葉が出てこない映画。



そこにあるのは、いつも、
「See you down the road」
という言葉。



————————また、道のどこかで会おう。



去りゆく人のシーンを見ていると、
僕はいつも一人とり残され、
置いていかれてしまう様な気持ちにもなります。



最も重要とも思える、とあるシーンでは、
美しい荒野に向かって歩いていく主人公をカットの真ん中におかず、
スクリーンの隅へと持っていくショットとなっていて。
そこに僕は言いようのない美を感じ、
ロードムービーの魂も感じました。



主人公は誰なのか。
なんなのか。



今一度、
人生について深めに考えている今日この頃なのでございます。
気付いたら二回も見ちゃってた♡
のでございまつ。(^^)


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可惜夜

2021-02-10 00:10:04 | 素敵...映画/音楽/珈琲
最初、まったく読めなかったのですが......

「可惜夜(あたらよ)」

「ATARAYO」

「明けてしまうのが惜しいほどの夜」

という意味なのだそうです。
とても柔らかく、
温もりのある言葉のように思えていて。
最近、かなり気に入っています。
元々は日本最古の和歌集である「万葉集」
の中に納められている一首に出てくる言葉のようなのですが、
今、ちょっとお付き合いをさせてもらっている
学生インディーズ・バンドさんの名前ということで初めて知りました。
万葉集にある歌の全体はこんな感じで......



玉櫛笥(たまくしげ)
明けまく惜しき(あけまくおしき)
可惜夜を(あたらよを)
衣手離れて(ころもでかれて)
独りかも寝む(ひとりかもねむ)



原文は漢字なので......



玉匣
開巻惜
恡夜矣
袖可礼而
一鴨将寐



明けてゆくのがもったいないような、
こんな素晴らしい夜に、
あなたと遠く離れ、
一人、眠ることになるのだろうか......



読み人知らずの歌だそうです。



そして、この「可惜夜」という名前のお酒があるとも聞きまして。
調べてみると、
菊正宗さんというメジャー酒造メーカーさんが、
毎年、限定醸造しているもののようでして。
早速、バンドメンバーさんへのプレゼントと、
お味チェックの自分用とで2本購入してみました。
限定というだけあってなにやら貴重なお酒のようで、
メジャー系らしからぬ、
手作り感溢れる丁寧なパッケージングにも、
このお酒に対する作り手さんの強い思いを感じさせられます。





ラベルに描かれている日本画は、
大正期に美人画で名を馳せた北野恒富さんによるもの。
こんなメッセージカードも入っていました。



見てみると、このお酒は、
日本酒マニアであれば誰もが知っているらしい!?
兵庫県、三木市、吉川町の特A地区と呼ばれるところで育てられた
「嘉納会特A地区産山田錦」
というお米を使ってつくられているのだそうです。
ソムリエと酒ディプロマの免許を持つ、
ウチの聖なる酔っぱらいコニャ(おくちゃま)からは

「一杯ちょーだい♪(^O^)」

攻撃をしつこく何度も仕掛けられてくる様なシロモノ感。

「おまいさんに飲ませる酒などないわーっ!( `O´)o わんわん!」

なんて追っ払いつつも、
そんな貴重なお米さんなの?ね......
しらんかった......

しかし......

明けてしまうのが惜しいほどの素晴らしい夜......だなんて......
なんだか焦がれてしまうのです。
18歳のクリスマス・イブの夜に悪友たちと開いた狂乱パーティー以来、
そんな夜などなかったような......
沢山あったよーな......
全てが気のせいのような......
mumumumumumu.......



「あたらよ」



とても良い響きの言葉のように思えています。(^^)



学生インディーズ・バンドの「あたらよ」さんが、
youtubeにアップしている
「10月無口な君を忘れる」
という曲。
まだこの曲しか世に出していないようなのですが、
アップ後、たった二ヶ月で、何の宣伝もなく100万回再生!
を越えてしまったとのことで......
まだ荒削りで、夜明け前のバンドさんでしょうけど、
この曲を聴いていると、
心地よい学生バンドの夜もいつか明けてしまうのかな......と、
そんなことも思わされた1曲。(^^)


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雪の降る街

2020-12-24 00:05:07 | 素敵...映画/音楽/珈琲
12月16日だったと思いますが。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、
東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県が、
鉄道事業者と国に対し大みそかの終夜運転を中止するよう要請しました。
その影響で、僕さん達エンターテイメント業界に関しては、
予定していた年末年始のライブやイベント周りの内容やスケジュールを
直前になって!大幅に変更させられることとなりまして......



アチコチ!



てんやわんや!



泣いちゃう!



(T . T)ぶぇ。



また売り上げがなくなっちゃう!



:(;゙゚'ω゚'):ひぇぇーーー。。



ま、今年はこんなことばかりでして。
もう、メゲたりショゲたりしていてもしょうがないので、
至高のコタツ作りに集中して励むのです。ええ。
最高のコタツに仕上げてコタツムリになってやるのでちゅ。
ルーブル美術館に飾っちゃるのだ。( ̄▽ ̄)ワーハッハ。



そんな年末。
これまでの年より格段に強い「圧(あつ)」や「力」のあった
冬至」前後の日々をナンとかカンとか切り抜けて。
頭と体と呼吸とがヘロヘロではありましたが......
今日はクリスマス・イヴ☆
街の雰囲気はいつもの年より静かで、地味めでしょうか。
僕さんも例年のようなハートウォーム♡といった感じにはなれず。
勿論、そうじゃ無い人もいるかとは思いますが、なんだか、
今年のクリスマスは霧の様なモヤが一枚かかっているような感覚もあって。

ただ、いつものクリスマスより、
大切なモノだけはとてもよく見えているようにも思えています。

今年は本当に筆舌に尽くせぬ一年で。
ウイルスに感染してしまった方は地獄の様な日々だったでしょうし。
医療従事者さん達を中心に、そんな患者さんの対応にあたり、
追われる方々に関しても同様の事態であったはずで。
それらは今も終わりの見えないトンネルの中にあって......
幸運にもウイルスに感染していない人々にとっては、しかし、
何も起こっていないのに全てが起こってしまった......
という感じでしょうか。
これからどうやって生活していくのか?
という問題に直面している人も多いかとも思います。
見えないモノの力と存在を強烈に意識させられもした
一年だった様にも思えます。
我々人類の力のなさと、
叡智の足りなさと、
未熟さと、
欠点と、
弱点と、
進化させなければいけないことと、
その進むべき道の方向と、
そんなことが、
このクリスマスに立ち込める霧のスクリーンに投影されてもいる様で。



負けへんでぇぇーー!(`Д´)ノ 



それでもって今年はなぜか?
この時期に感じられる聖獣さんが麒麟(キリン)さんと、
一角獣さんであったりしまして。
一角獣さんはいわゆる「ユニコーン(UNICORN)」さんなのですけど。
麒麟さんとは違うのです。
そんなこともあって、サブスクのプレイリストに最近追加したり、
ラックから引っ張り出していたCDや曲がこんなモノであったり.......



「THE VERY BEST OF UNICORN(ザ・ベリー・ベスト・オブ・ユニコーン)」
言わずと知れた!?ユニコーンさんのベストアルバム。
と、いうことは、当然、
今年のクリスマスのヘビーローテーションはこの曲となっております......
「雪が降る町/UNICORN(ユニコーン)」



権利の問題でYouTubeにはライブバージョンしか見当たらなくて。
リンク動画の音はその辺のご理解とご容赦とをいただきたく。
スタジオ録音音源の方はまた違った、
素晴らしい仕上がりの一曲なのでございます。
メリークリスマス......なんて言う言葉は全く入っていない曲ですけど、
今年の年末はこの曲が妙に僕さんの心に響くのです。
いつもの如くリキみの無い奥田民生さんの詩と歌とが
滲み入っちゃうワケなのです。
大好きなのです。(^^)



====================================
だから嫌いだよ
こんな日に出かけるの

人がやたら歩いてて
用もないのに

今年は久しぶり
田舎に帰るから

彼女になんかみやげでも
どんなもんかな

人も景色も忙しそうに
年末だから
あぁ......

僕らの町に今年も雪が降る
見慣れた町に白い雪がつもるつもる
あと何日かで今年も終わるから
たまには二人で邪魔者なしで
少し話しして
のんびりして

人も車も減り始めてる年末だから
あぁ......

僕らの町に今年も雪が降る
いつもと同じ白い雪さ
つもるつもる

あと何日かで今年も終わるけど
世の中は色々あるから
どうか元気で
お気をつけて
====================================



過去記事でも幾つかのクリスマス・ソングに触れて来たと思いますが、
ソレらは以下の記事タイトルにテキストリンクして置いておきます。
どうか、
心穏やかに、
未来を見開ける様なクリスマスとなりますように。
Merry Christmas♪(^^)


Eve
ベツレヘムの星
陰極まり、陽と転ず。
Driving Home For...
This Christmas


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2020-11-30 00:00:17 | 素敵...映画/音楽/珈琲
——————あなたは夕日に溶けて
わたしは夜明に消えて
もう二度と交わらないのなら
それが運命だね

あなたは灯ともして
わたしは光もとめて
怖くはない 
失うものなどない
最初から何も持ってない———————



藤井風(Fujii Kaze)さんの「帰ろう」という曲。
個人的には今年の紅白に入って欲しかった!?
お気に入りの曲。(^^)
今年の5月にリリースされた彼のデビューアルバム
「HELP EVER HURT NEVER」
のラストを飾る曲なのですが、
恵まれた彼の才能が光りまくっている一曲のような気がします。



——————ああ、全て忘れて帰ろう
ああ、全て流して帰ろう
あの傷は仏けど
この渇き癒えねど
もうどうでもいいの
吹き飛ばそう

さわやかな風と帰ろう
やさしく降る雨と帰ろう
憎みあいの果てに何が生まれるの
わたし、わたしが先に忘れよう———————



このアルバムが出たのは、
コロナ禍による緊急事態宣言が出されている真っ只中。
アルバムを全て聴いていると、どことなく......今という時や、
これからの世界にハマっているアーティストさんのような気もしてきます。
音楽もコロナも風も、見えないモノだったりしますし......



——————あなたは弱音を吐いて
わたしは未練こぼして
最後くらい神様でいさせて
だって、これじゃ人間だ

わたしのいない世界を
上から眺めていても
何一つ変わらず回るから
少し背中が軽くなった———————



「風」という名前にも時代の声みたいなものを感じますし。
否定などさせるわけもない、
されるわけもない、
全ての人々が積み上げて来たこれまでの時代の意味や重みも
キチンと持っている、
引き継げている人のような気もします。
作品全体から受けるその辺りの個性への印象は、
音楽性は違いますが、どこか
ジョン・メイヤー(John Mayer)
さんにも似ているような......ま、これは、
あくまで個人的な感覚のお話ですはありますが。はい。勿論。
来年にはいよいよ「風」さんの時代がやってくる!?
のでしょうか(^^)



——————ください、ください、ばっかで
何もあげられなかったね
生きてきた意味なんか分からないまま

ああ、全て与えて帰ろう
ああ、何も持たずに帰ろう
与えられるものこそ
与えられたもの
ありがとう、って胸をはろう

待ってるからさ、もう帰ろう
幸せ絶えぬ場所、帰ろう
去り際の時に何が持っていけるの
一つ一つ荷物手放そう
憎み合いの果てに何が生まれるの
わたし、わたしが先に忘れよう

あぁ今日からどう生きてこう———————



さて。
コロナ禍の中や後に
如何に生きていきましょうか、ね。
先ずは真の意味での、
全てのモノモノからの自立なのでしょうけど、でも、
その自立がこんなに大変なこととは......
僕さん、また改めて深く思い至らされてもいますが。
とにかく、
重苦しい今を、
風の様に軽やかに、
爽やかに、
颯爽と走り抜けられたらなぁ、と。



そんな風となるため、



痩せるのでちゅ♪( ̄▽ ̄)モクヒョウマジカ!



アルバムのリードトラックだった「優しさ」


♪—————置き去りにした愛情を探しに帰って
温もり満ちた感情を今呼び覚まして
凍えた心が愛に溶けてゆく
花の咲く季節が戻ってくる—————♪


この曲もスコブル良いっす。好きっす。ええ。(^^)


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Chill Out

2020-11-22 00:26:00 | 素敵...映画/音楽/珈琲
美保徒然 4」に美しい写真を届けてくれた
ウチのスタッフさんズに、

「宍道湖(しんじこ)の夕陽はこの辺で見るのがサイコーなのだよぉ、、」

などと、チビッとガイドをしていたのですが、
この時期の松江辺りはナカナカ良い天気にはならないもので......と、
しかし!見事!
美麗でエモーショナルな夕陽をゲット!出来たようでして。
写真も頂きました。(^^)



島根県立美術館の辺りなんすけど......



天気予報は雨だったのにこんなふうになったとのこと。
いやはや。素晴らしいっす。ヤベーっす。
スタッフさんズの興奮と喜びもかなりの感じでした。
でわわ!
アチキも負けじと!
こんな宍道湖見たことあんぞー!なんて。ね。( ̄ー+ ̄)キラーン☆





こんな美しい夕陽に出会った時というのは、
どーも、こう、心が豊かになるような気がしたりします。
朝日とはまた違った感傷といいますか、効能と言いますか。
柔らかく、温かく、優しく、広く、大きく、ちょっと、寂しく。
そんな感傷。
小さい人間性が大きくなれちゃう!?ようなひと時。
自分の小ささを強く実感する!?ようなひと時。
嫌いなわけがありませぬ。ええ。
それでもって、

「そんなひと時に音楽があってもいいんじゃね?」

みたいな音楽もあったりしまして。
サンセットとクラブカルチャーが混じり合って生まれた音楽......
とでも言いましょうか。
それが、以前も「TRANSIT 2」という記事で記していた

「Chill Out Music(チルアウト・ミュージック)」

個人的な知見の範囲でそのルーツを手繰っていくと、この人......
「エリック・サティ(Erik Satie)」
さんあたりに辿り着いたりもするのですけど。



「ジムノペディ 第1番(Gymnopédie No.1)」とか。



クラッシックの領域にあったこのサティさんの音楽を、
70年代にモダンに、ポピュラーに
「アンビエント(ambient)=環境」
というジャンルにまで磨き上げたのが
「ブライアン・イーノ(Brian Eno)」さんとなるのでしょうか。
代表作としては「ニコニコ(^^)BAR 6」という記事でも記した
「ミュージック・フォー・エアポーツ(Ambient 1: Music for Airports)」
あたりかなぁ、と。空港の為の音楽。





その後は、このアンビエントとハウスやテクノあたりが絡み合いつつ、
シンセサイザーやサンプラーの進化とも相まって、
時代を変えてしまうような音楽がドンドンと生まれていくこととなり......
「アート・オブ・ノイズ(Art Of Noise)」さんの
「 モーメンツ・イン・ラブ(Moments In Love) 」
もそんな音楽や曲の一つでしょうか。



この曲の入ったアルバム
「Who's Afraid of the Art of Noise?(誰がアート・オブ・ノイズを…)」
も、その筋では歴史的名盤と謳われております。



そして、この音楽の流れと、クラブで踊り、
はしゃぎ疲れた人達がクール・ダウンする為に育まれていた
クラブ・ミュージックとが合流して、見事!
「チルアウト」
と呼ばれる音楽が生まれて来たというわけなのです。
「CHILL(チル)」とは冷蔵庫のチルドルームのチル。
冷やす、冷える、とか。
ゆったりする、落ち着く、とか。そんな音楽。
この言葉を世界中に広めた最初の作品はこれでしょうか......
「The KLF」さんの、その名もズバリ!「CHILL OUT」



こちらも名盤の誉れ高き作品。
羊さんのジャケットも有名ですけど、
曲にも羊さんの声などが入っていまする。



こんな流れから生まれてきた音楽を、
スペインのイビサ島(IBIZA)にあるクラブ&カフェ、
「CAFE DEL MAR(カフェ・デル・マル/マー/マール)」
さんに至っては、真っ青な地中海に沈む美しい夕陽と共に!
おいちいビールやピザと一緒に!
オープン・エアで!
良質なシステムと爆音で!
DJプレイでオンエア!
なんてしちゃっていたものですから。
その心地良い奇跡的な時間と音楽とは
瞬く間に地中海から世界へと広がっていき、今に至る......
という歴史でしょうか。
そんなレジェンドなカフェ「デル・マール」さんの夕陽の様子は、
以前記した「TRANSIT 3」という記事にもあるのですが、
その時に載せていなかった写真などを......











カフェが自ら制作するCDなども沢山売ってます。



デル・マルさんのコンピレーションアルバムの中で
僕がよく聞いていたのは「7(セブン)」とか、
この「9(ナイン)」とか、



既に40年以上もCD発売や配信などをしてきているカフェさんなので、
僕さんのCD棚には35周年記念盤などがあったりもするのですが。
コンピ盤というのは多くのアーティスト曲をパッケージするため、
権利関係が複雑ともなって。
youtubeなどにはまともに上がっているものは無く。
ただ、デル・マルさん直のプレイリストが幾つかあったので、
その1つをリンクで置いてみたりしつつ......



こんな音楽を聴きながら見てみると気持ちがやわらぐ!?
ような夕陽写真をスマホからパラパラと探してみたりもして.....
その中で目に留まったものをコンピレーションしちゃったり。
冒頭からの写真とも合わせて「オレンジ・ファイル」とでも言いましょうか。
ええ。以下はそんな感じでする。(^^)





上は、忘れえぬ稚内(わっかない)、
野寒布岬(のしゃっぷみさき)の夕陽。
下は、ハワイ、オアフ島のライオンさんの夕陽。





ワイキキのポンチキな回り方を友達にガイドし、
それをそのまま実行した後に現れた!?という極上の空。(^^)
コチラはギリシャ、サントリーニ島の夕陽。





船から見るエーゲ海に沈む太陽......



花火大会をプロデュース中に表れた東京、
荒川上空の夕焼けと虹さん。



箱根の夕陽。



ツカヘイさん一家とカクテル気分♡で見た、
タイ、プーケット島のサンセット。



ヤバすぎる、バリ島、タナロット寺院の夕陽。





同じくバリ島の、涙が出るほど美しかったプール上空の夕焼け。



そんなバリにも負けない、
石垣島から望む西表島に沈む夕陽。





船に見立てられたバスタブが、
海に浮かんで見える様にデザインされた部屋から眺める夕陽♪(^^)
石垣島ではサイコーに気に入っているお部屋!なんすの。ええ。



なにお!なにお!島には負けへん!
我らには富士山が!
なんていう、KUさんと見ていた富士山の夕日。
KUさん寄贈写真♪



富士山の山頂で渦を巻く笠雲と、オレンジに染まりゆく空。



富士山頂から降りた直後の美しき夕暮れと虹。



神奈川県、逗子市、森戸神社の横。森戸海岸に沈む太陽。
雲を纏った富士山と共に。



三浦半島、秋谷、立石海岸の夕暮れ。
勿論!の富士山付きで。



淹れたてのコーヒーもつけちゃう♬



トトロもつけちゃう♪



ウルル(エアーズロック)と月も付けちゃう♡



オーストラリアの大平原、アウトバックに沈む太陽。



心に残る北海道、利尻島の夕日。
この時もKUさん一緒だったなぁ......温泉で......



同じく北海道は知床。ウトロに沈む夕日。





韓国、漢江(はんがん)、セビッソムの夕暮れ。



我が家の前で見とれていた、多摩川の夕日。



京都、清水寺から眺める夕日。



これは......確か、和歌山の南紀白浜かなぁ......



いろんな意味で、ひじょーーーにヤバかった、
長崎県、五島列島、小値賀島(おじかじま)の夕日。



ということで。
探してるとキリがないっす。





この辺でお疲れ様でございます(^^)


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IBIZA COFFEE

2020-06-27 12:22:45 | 素敵...映画/音楽/珈琲
ペレ(PELE)」という、
最近ずっと飲んでいたコナ・コーヒー(KONA COFFEE)さんが終わってしまい。
また新しいパッケージを開けちゃおうかと。



「わたくし。
苦味と渋味で出来ています( ̄ー+ ̄)
なのに軽いのです。
爽やかな風の如く軽いのです。
酸味などありませぬ。
ふふふのふ......」



そんな感じのコーヒーさん。
「IBIZA COFFEE(イビサ・コーヒー)」



商品名は「cafe's IBIZA(カフェズ・イビサ)」になるのでしょうか。
スペイン、イビサ島で手にしたコーヒー豆さん。
パッケージも

「らしい!」

感じで。
しばらく飲んでいた溺愛するコナコーヒーさんから、ちょっと寄り道を、と。
昨年幾つか買い込んできていたのですが、
冷凍庫に残っていた最後の1つを

「エイヤ!」

と、開けてみまちた。
大切に飲まねばと。ええ。ええ。
もったいないでちゅのぉぉ。。
たのしみでちゅのぉぉ。。♪( ̄▼ ̄*)

コヤツ。
こよなく愛するハワイ・コナ(HAWAII KONA)さんとそっくりのバランス感。
素晴らしく飲みやすく、軽く、香りも高いのですが、
コナよりは酸味がビシッ!と削がれている感じでしょうか。
コク的な部分もやや浅め。
イビサ島って、きっと、そういう島なんだと思います。
渋くて、苦くて、軽い島。
酸味なし。スッパイ感などチチンプイプイ♪





以前も少し記していましたが、この島はクラブや音楽や、
パーティーピーポーやビーチリゾート系イメージが強いのですが、実は、
島自体は1999年に世界遺産として登録されているそうなのです。
実際、生活感もかなりあって。
自由と危険もしっかりあって。
結構、見どころ満載の渋い島でもあって。
特に、ダルト・ヴィラ(Dalt Vila)と呼ばれる旧市街エリアと、
「イビサ城(Ibiza Castle)」なる、
古代ヨーロッパの城壁都市の雰囲気がケッコーハマっちゃうのです。ええ。
世界遺産登録が「複合遺産」となっている所以も、
この辺りにあるのではないかと。











この辺りは有名な映画作品なども沢山撮られている所とのことで。



「そーいえば、映画とかで見たことあるなぁ、、、」
的な場所がそこかしこに。
映画好きとしてはココロ・オドリまする。
どこを見てもフォトジェニック。







イビサ島には小さな、いわゆる天使の様な妖精さんがいて。
カタルーニャの女神様とも仲が良いのですけど、
ツカヘイさん達とも仲が良く。
日本に来た時はタマに!?「小梅ちゃん」とも名乗っているようです。ええ。
よく、友人のkobaさん(♀)の家に
「日本の精霊感を醸し出して」
遊びに行っているようでもありまちて。ええ。
もちろん、コーヒー片手のタワゴトでちゅけど。ええ。(^^)







どどーーん、と、
アチコチに大砲とかも残ってるんす。







丘の頂上にはイビサ大聖堂(Plaza de la Catedral)さんが。





カフェものんびりこん。







階段で寝れるカフェ、とか......
ここサイコー♪(´ω`*)♫♩



でもって、渋くて、苦くて、でも!ライトでポップ!......なんていえば。
ジョン・メイヤー(John Mayer)さんでしょうか。ええ。
僕さん、大好きさん。
やぱーり、イビサ珈琲のお供に抜群の相性なのです。(* ̄ー ̄*)
ガンガン聴きまくりの、飲みまくり。
落ち着きまくりの、ニヤニヤしまくり。
小さく浅い幸せを、深く噛みしめておりますの。ええ。ええ。
僕さん生きてるっすぅぅーーーっ!(●´∀`)ノ+゜*。



「Waiting On the World to Change
(ウェイティング・オン・ザ・ワールド・トゥ・チェンジ)」

ジョン・メイヤーさんは、
曲の甲乙など意味をなさない様なアーティストさんなのですけど。ええ。

「それでも選べ!」

などと言われれば、この曲が一番好きなのか......なぁ......アチキの場合......
それと、コレ。ブルージーな名曲
「Gravity(グラビティ)」
伝説のライブ・テイク
「Live in L.A.(ライブ・イン・L.A.)」
バージョンもYoutubeに転がっておりまちた。



もう、なんだろ。全身鳥肌......ってやつでしょうか。
ギター・ソロのエモーションの完全無欠さと潔さ(いさぎよさ)。
シブイのにカルイ。
なんなんだ!?この人わ......
声はイイわ、ギターは上手いわ、
ソングライトのセンスわエグイわ、女性にモテモテだわ......

こんな人に私もなりたひ......(* ̄・ ̄)すんすん......

この曲なんて、イビサ島の空気そのまんまの感じ。
海と空の狭間でユラユラと漂っちゃいまちゅ.......
「Clarity(クラリティ)」



お部屋で淹れるコーヒー1杯で旅に出れるアチキは、
やっぱり.......
変態でちゅ!ヾ(○・ω・)ノ☆
人間失格!
変態合格!


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なんとなく

2020-06-15 00:01:35 | 素敵...映画/音楽/珈琲
梅雨入りということで。
なんとなく。
ノラ・ジョーンズ(Norah Jones)さん(^^)



週末に4年ぶり?ぐらいのニューアルバムが届いたのです。
「ピック・ミー・アップ・オフ・ザ・フロア
(PICK ME UP OFF THE FLOOR)」

「私を床からひろいあげてほしぃーのぉぉー♪」

的な。ええ。

「ぼ、僕さんでよろしければぁぁーー、、、(〃∇〃)」

って。ね。ええ。
あえて、の、CDパッケージ買い。
昔から好きな人なので楽しみに聞いてみまちた。
ま、相変わらずのジャジーな雰囲気。
奥の方にはそこはかとなくシタールなインドの香りが漂っていたり。
そりわそりわ、優しき雨音のような音楽ではありまして。

「あぁ、やっぱり、ノラさん好きだなぁ、、」

と。そんな気持ちなんす。ええ。ええ。
よく、映画やドラマなどで、子供がベッドで寝る時に、
お母さんが優しく絵本を読み聞かせているようなシーンが
あったりもしますけど。
ノラさんの音楽って、ソレなのではないかと。
僕の母に関しては天下無双のクレイジー・ヨシコなので、
そんなナマやさすぃ経験など微塵もありませんが、
でも、なんとなく。
ノラさんの音楽にはそんな感覚を覚えるのです。
母性なるものとはちょっと違うのですけど、言ってみれば

「女性的なやさしさの塊」

みたいな感じでしょうか。ね。

「それでミョーに安心しちゃうぅぅ♪」

みたいな。
のーたりんで寂しがり屋の男性心をわしづかみ!的な。
きっと。
そんな感じ。
僕が彼女と最初に出会ったのは、
2002年のこの曲だったでしょうか。
「ドント・ノウ・ワイ(Don't Know Why)」
YouTubeにもあるのですね......



この曲の入っていたアルバムは、
グラミー賞で8部門同時受賞!に輝く伝説的名盤
「カム・アウェイ・ウイズ・ミー(Come Away With Me)」



僕さんが聴き倒したアルバムの1つ。
タイトル・トラックもありまちた......



雨の日とか。
眠れない夜とか。
そんな時に効く薬、とか。
そんな音楽を聴いている時に食べるアイスクリーム、とか。



「ピノ “プチカリッ” チョコミント(PINO CHOCOMINT)」
やっちゃったっす。
新商品す。
ピノでミントきちゃったっす。
お気に入りっす。
美味しすぎてノラとコーヒーがススムっす。
売り切ればかりでナカナカ買えないんす。
メーカーさんには増産を望むっす。



そんな感じで、雨の日には雨の日の。
梅雨には梅雨の。
心地良い過ごし方ができれば、と。
それで、幸せなんす。
ええ。
僕さん。
相変わらずの、小市民す。



「水」というものは、
「情」を表したり、
「情」そのものだったりもして。
情に流される、とか。
情が深い、とか。
情を溜め込む、とか。
情って、水の表現が合うのです。
涙も水で。
涙をこぼす、とかも、
そんなことの延長線上にある表現であって。
水って、あらゆるモノ......情......も、溶かし込むのです。
となると、雨の感触や音は心の音だったりもして。
情け深い人がこの世界を去る時とか、葬儀とか、法事とか、
とかく、雨の日となるようなことが多くなったりもして......



————————遥かなる海の果てで、
快楽に溺れることもできるのに。
ワインで満たせる心もあるのに。
砂の上で膝をついて溢れ出てくる涙は、
どうしても抑えることが出来なくて。

なぜ?あの時、
あなたの元に行かなかったのだろう。
なぜ?あの時、
走り出さなかったのだろう。

流れ落ちる雨の音に、
いつも思うのは、
そんなこと——————————————



ノラ・ジョーンズの詩(うた)的、
小市民の、雨の日によせる想い......でしょうか♪(^^)


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ハナレイ・ベイ

2018-11-29 00:36:37 | 素敵...映画/音楽/珈琲
「東京奇譚集(とうきょうきたんしゅう)」
村上春樹さんの短編集で、写真は文庫版になります。
5編の短編小説をまとめたこの作品は、
春樹さんの作品をほぼ全て読み継いできた僕にとっては、
少々特異なものの様にも感じています。
そのことは、
本の冒頭にある「偶然の旅人」という作品の始まりにおいて、
作者の春樹さん本人の言葉として書かれている文章からも感じ取れます。



===============================
僕=村上はこの文章の作者である。
この物語はおおむね三人称で語られるのだが、
語り手が冒頭に顔を見せることになった。
昔風の紙芝居みたいに、カーテンの前に立って前口上を済ませ、
お辞儀をして引き下がる。
わずかな時間のことなので、
我慢してお付き合いしていただければと思う。

どうして僕がここに顔を出したかというと、
過去に僕の身に起こったいくつかの「不思議な出来事」について、
じかに語っておいた方が良いと思ったからだ。
実を言うと、そう言った種類の出来事が僕の人生にはしばしば起った。
あるものは意味のある出来事であり、
人生のあり方に多少なりとも変更をもたらすことにあった。
またあるものはとるに足りない些細な出来事であり、
それによって
人生が影響を受けるということはなかった———たぶんなかったと思う。

(中略)

というわけでこの場所を借りて、いわば物語の前置きとして、
これまでに経験した不思議な出来事について手短に語ってみたい。
とるに足りない、ささいな経験の方を取り上げることにする。
人生を変えた不思議な出来事について語り始めたら、
紙数の大半を使い切ってしまいそうだから。
===============================



この本に収められている魅力的な5編の中で、
僕が特に好きなのは、
最後に収められている「品川猿」と言う物語。

なぜか?

猿が?

主人公にとても大事なことを気づかせてくれます。
なんでしょう......個人的には、の話ですが、
春樹さんの小説というのは、
それがフィクションであってもノンフィクションであっても、
読んでいる自分自身の「欠損」に気付かされます。
自分が自分なりに懸命に生きている中で、それでも、
どこかで落として、無くしてしまった様なもの。
そんなものに気づかせてくれたり、思い出させてくれたり。
漠たる大きな喪失感を抱えながら生きていて、
でも、そんなものに気づかないように、
深く押さえ込んで来てもいた自分の姿を映し出してくれたり。
そんなところがとても痛くて、しかし、痛快というものでもあって。
気がつくと小説の主人公が自分のことの様に思えてきて、
小説が自分の物語の様に感じられてしまったり。
僕にとっての春樹さんの小説というのは
そんな魅力に溢れているものです。





最近公開された松永大司監督の映画
「ハナレイベイ」
この原作も上記した短編集の中に収められています。
春樹さん好きの僕さんとしては、
映画もしっかり見させてもらいましたが......
とにかく、やっぱり、



「ハナレイベイは美しいなぁ、、」



と、また、
このビーチにたまらなく行きたくなってしまいました。
そして、つい先日には、
友達のmikoちゃん



「ハワイ楽しかったですよー♪」



と、オアフ島旅行のお土産話をしてくれたのですが......



「ハナウマベイも良かったです!
潜ったし、ビーチの隅っこが最高で。
そーいえば最近映画もやってるのですよね?ハナウマベイの。
見たいなぁ(^^)」

「あーーーーー、、、mikoちゃん。
それ、ハナレイベイ、ね。ハナウマでなく」

「ええ!?そーなんですか?違うんですか?」

「ぜんぜん違うよ。
カウアイ島だから。ハナレイは。
オアフ島じゃなく( ̄w ̄)ぷぷ。」



なんて、そんなプププな会話もしていました。
そして、僕にとってのハナレイベイとなると、
ガラスの靴の物語」というシリーズ記事に記していた通りで。
「ボカス」さんというカウアイ島の神様とお会いできた
奇跡のビーチであり、
それは、春樹さんの短編小説と同様に、
まさに「奇譚(きたん)」この上ない話ではあります。
しかし、やはり小説と同様に、
それは人生を大きく変えた出来事ということでもなく。
しかし、その出来事は僕の体の中の深いところに入り込んでいて、
決して消えることはなく。
日々少しづつ熟してきてもいる様で。
今や僕の「核」となるようなものの中に
「ひっそり」と溶け込んでもいて。
そんなこともあってなのか?ハナレイベイの風景を見ると、
それが映画であれ、なんであれ、
何故だか郷愁にも似た感傷が強く湧き出でても来ます......

個人的なハナレイベイ(Hanalei Bay)の印象は、日本であれば、
日本海側の美しい浜辺にある小さな村を南国に移し替えた......
というようなイメージ。
太平洋側のビーチには無い都会との隔絶感と、
都市的に洗練されたものが一切目に入ってこない、
少しの寂しさや不安さも混じり込む心地良さ。
そして、島の北端にあるからだからでしょうか......
世界から取り残されたかのようなひそやかさと、
たおやかさで流れる空気と風と時間。
そんなベイの入り口には海外の映画などでも有名な、
味のある鉄橋「ワンレーンブリッジ」を通って入ります。



その名のとおり、車一台分の幅しかない橋なので、
どちらかの車が通り過ぎるまでは橋のたもとで待つわけで。



ベイの後ろにそびえるハワイ諸島最古の原生の山々とタロイモ畑。





ここは、地球上で最も雨が降るという場所。
一年の内350日が雨だった!
というギネス記録もあるのだそうです。
この時も大雨の直後に行った記憶があるのですが、
山の頂上から下まで!
数百メートルの滝が何本も!
流れ落ちていた風景には圧倒されました。
そんなベイに畏れを抱きつつも、美しく感動的な風景......





この地のシンボル。ハナレイ桟橋(Hanalei Pier)。
この橋を愛する多くの人々の基金によって補修、
維持をされている橋でもあって。
たもとには記念碑もあります。









こじんまりとした、カントリーなショッピングモールとかも。
チン・ヤン・ヴィレッジ(Ching Young Village)。



教会ものんびり系。



「プリンスビル(Princeville)」という有名なリゾート地の最奥にある
「クイーンズ・バス(Qeens Bath)」
というスポットから遠くに望むハナレイベイ。
ここも大好きな場所。



無欠の自然の美しさが、自分の欠損を埋めてくれたり?
癒してくれたり?見つけてくれたり?
......してくれるようなことがあります。
また、行きたいなぁ......と(^^)


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ボヘミアン・ラプソディ

2018-11-25 02:15:56 | 素敵...映画/音楽/珈琲
「ボヘミアン・ラプソディ(Bohemian Rhapsody)」
もはや伝説となっているであろうバンド「QUEEN(クイーン)」と、
そのボーカル&キーボードの
「フレディ・マーキュリー(Freddie Mercury)」の映画物語。
監督はブライアン・シンガー(Bryan Singer)さん。
音楽のチカラというものを再認識させられた......
というのは勿論のことですが、
シンプルにとてもいい映画でした(^ν^)

少々、事実とは違う脚色をしている部分もありましたが、
ロックやポップスに興味が無くて、
このバンドのことなど全く知らない人が見たとしても、
きっと、とても楽しめるだろうなぁ、と。
そんな仕上がり。
彼らの残した曲を好きな人だったら......もう、泣いちゃう!?
かもしれません。
この映画から彼らの曲を色々と聞き始めてみる、
なんていうことも良いかと思います。
今回はドルビー・アトモス(DOLBY ATOMOS)のシアターで見てみたのですけど......
音質は素晴らしかったのですが、
アトモスの機能を使い切れない内容には歯がゆさが残る感じでしょうか......



しかし、

本当に良いバンドっす。

クイーン。

泣けちゃうっす。

フレディは、

本当に孤独だったのかなぁ、と。

あの時代にゲイであり、バイ・セクシャルでもあり。

移民でもあり。

社会とも家族とも常にギクシャクしていて。

コンプレックスも沢山抱えていて。

そんなフレディが唯一、帰ることが出来る家であったバンド、クイーン。

そんなフレディを囲むクイーンの音楽には、

彼の孤独から抜け出たい衝動やエナジーも自然と入り込んでいたのかなぁ、と。

孤独であるが故の創造性と強さと激しさと。

孤高さと。

でも、そこに、

とても理知的なコントロールを利かせていて。

メンバーとフレディとのそんなバランス。

熱い感情と冷静な理性との絶妙なバランスの上に輝いている楽曲群。

まさにQueen。

女王の如し楽曲達。

この映画の見事な!ラストシーンの元になっている
懐かしのライブエイド(LIVE AID)における彼らの伝説のステージは、
今やYouTubeにも上がっていて。
いつ見ても......鳥肌ものです。



巨大なウェンブリー・スタジアムを埋め尽くす7万数千人の音楽ファン。
沢山のビッグ・アーティストが次から次へと出てくるフェス的なライブにおいて、
勿論、客達は彼らのファンだけではないわけで。
そんな人達が全員、一体となって海原の大波のようにうねり、
揺れ、動き、手を挙げ、叩き、歌い、叫ぶさまは、
彼らがイギリスの音楽シーンにおいて
別格の存在であるということが強く伝わってもきます。
僕さんにしても、
本当にリスペクトしているアーティストさんなのです。
そういえば、
僕がプロデュースしている花火大会
導入部分の音楽もQueenさんを選んでいたりします。
下の写真は聴きすぎてケースが割れまくっているCDさん達。
(*´ー`*)ベスト盤ですけど。



最早ロック・スタンダード。
「We Will Rock You(ウィ・ウィル・ロック・ユー)」
俺たちはお前らを揺らしてみせるぜ!的な(^^)
ギタリスト「ブライアン・メイ(Brian May)」さんのトレードマーク!
自作のオリジナル・ギター「レッド・スペシャル」の音が際立ってます。
6ペンスのコインをピック代わりに使っている!
なんてところにもシビレちゃうのですが。
PVのモデルは珍しく赤じゃないのですけど?
......彼以外には出せないっす。こんな音。



言わずと知れた世紀の名曲。
「Bohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディー)」



僕らには、いつもそこにラジオがあったんだ......
「Radio Ga Ga(レディオ・ガガ)」



鏡を見るといつも泣きたくなるんだ......
誰か愛せる人を、誰かを愛したい、誰か、誰か......
「Somebody To Love(サンバディ・トゥ・ラブ)」



僕は君を愛するために生まれてきたんだ。
「I Was Born To Love You(アイ・ワズ・ボーン・トゥ・ラブ・ユー)」



俺たちは皆、チャンピオンなんだ。友よ。
俺たちは最後まで戦い続けるんだ
俺たちはチャンピオンなんだ。俺たちはチャンピオンだ。
どんな時だって、負けることなんてない。
なぜなら、俺たちは世界のチャンピオンなんだから......
「We Are The Champions
(ウィ・アー・ザ・チャンピオン/伝説のチャンピオン)」



この曲を聞いてくれるみんなが全員!チャンピオンなのだ!と。
フレディがバンドメンバーのことを思い、
書いた曲なのかもしれないなぁ......と。
そんなふうに聞こえたりもします♪(@^-^)

あらゆる音楽の良いところやエッセンスを混ぜに混ぜて、
アイデアを加え。
別なものとして、コンパクトに、
職人的に完璧、且つ自然に仕立て上げていく楽曲の感覚は、
とても日本的なプロダクション手法でもあって。
日本人にはとても響く音楽なのではないのかなぁ、とも。
この映画のせいで!
最近はまたナニかとクイーンばかり聞いてます。(^^)


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キノコ中毒

2018-10-16 00:17:36 | 素敵...映画/音楽/珈琲
ミョーにハマってしまった
「きのこ帝国」さんのニューアルバム「タイム・ラプス」
DL(ダウンロード)だけにしとけば!?
なんて囁きを胸にCDパッケージまで買っちゃったりして。



良い感じっす(^ν^)
絶妙に宵闇でせつないっす。秋向けっす。
と、そんな中もう一枚。
サブスクだけにしとけば......!?
なんて囁きを胸にCDまで買ってしまった
「あいみょん」さんの「マリーゴールド」



イイ年して「みょん」は言いづらくて。
ええ。ちょっと。

「あ、あ、あいみょんくだちゃい......(*μ_μ) ポ」

みたいな。ええ。
あぶないっす。
変質者っす。

お気に入りの曲はどちらもYouTubeの方にもあるようでして。
PCのスピーカーだとローやベースの音が
まったくと言っていいほど聞こえないので、
曲の良さなどよく分からない感じともなってしまうのですが、
イヤホンとか外部スピーカーとかを繋げてみるとしっかりと聞こえてくる感じで。
「金木犀の夜」とか「マリーゴールド」とか。
ええ。ええ。(^^)





きのこ帝国さんに関しては
旧譜にも好きな曲が沢山あったりしまちて。
「愛のゆくえ」とか「海と花束」とか「東京」とか。







グルーヴィーでグランジでシューゲイザーな感じで。
マニア向けなサウンドもきゅんきゅんっす。
他にも、秋の気配が深まるにつれ、
つい聴きたくなる曲とかもあって。
「キリンジ」さんの「エイリアンズ」とか。



勿論、フジファブリックさんの有無を言わせない名曲
「若者のすべて」とか。
各地の花火大会も最後となるであろうこの時期に、
チョイと響いちゃうわけで。



ま、どんな曲にしても、
ピース、ピースではアーティストさん達を表す
イチ要素でしかないわけで。
有名な寓話でいえば

「群盲象を評す=ぐんもうぞうをひょうす=群盲評象」

ってやつでしょうか。
目の見えない人達数人が
大きな象さんの体のアチコチを触りながら、

「これはいったいなんでしょー!?」

的なクイズをやっていて。

ある人は

「柱だ!」

ある人は

「壁だ!」

また違う人達は

「いや!扇だ!」
「綱だよ!」
「違うよ!木の枝だよ!」
「タバコのパイプだよ!」

なんて言っている状況で。
でも全体を見てみると、実のところ、
それは大きな象さんなのだと。
僕さんの好きな曲に関する感慨も、
このブログも、
僕さんの存在も。
きっとそういう感じの「たわごと」であるわけです。
ええ。ええ。

僕さんも盲目っす。

見えていない方が幸せなことは多いっすけど。

見えることというのは、まっすぐに理解して、

戒めてもいかないと、と。

盲目と変わらぬ事になってしまうわけでして。

いやいやいやいや......

盲目の方がよく見えるかもしれないわけでやんす。

故に、盲目とは心の目が閉ざされた人のことなわけでして。

木を見て森を見ないわけで。

森を見てキノコを見ないわけでやんして。ええ。

キノコ帝国!

最近の佐藤千亜妃さんわイイ感じやなぁ......なんて。(///ω///)きゅん

好きっすのぉ......



富士山にしても、そのあまりに美しい円錐形からは永遠性やら、
大らかさやら、優しさや心地よさをも喚起させてくれますが。
イザその懐に足を踏み入れてみれば、
山肌は岩でゴツゴツ、ゴチャゴチャと厳しくもあり。
風雨は強いし。
酸素は薄いし。
寒いわ。熱いわ。

「もう何年かで崩れちゃうのでは??」

なんて心配を心からしてしまうほど、
美しき山容の表層は実はヤワラカでボロボロ。
常に崩れ続けている場所など沢山あって。

「どこから見る富士が一番美しいのか?」

なんてことも、でも、
そんなこと全てを合わせて富士山なのであって。
KUさんの妹さんに至っては
富士山麓のキノコ採りと分別のエキスパートさんですし。

キノコすげーっす。

いやいやいやいや......この記事!

ワケわからん!

もしや!

わちき!?

キノコ中毒!?

♪だいたい夜わ、ちょっとぉぉー、
感ショー的になってェェー。。♪(*´○`)o¶~~♬♪

=========================================
「きのこ帝国/金木犀の夜」

だいたい夜はちょっと
感傷的になって
金木犀の香りを辿る

何でもないふりしても
声が聴きたくなって
電話番号を思い出そうとしてみる

かける、かけない
会いたい、会いたくない
いつの間にか
随分遠くまで来てしまったな

あの頃のふたりは
時が経っても消えやしないよね
いつか他の誰かを
好きになったとしても忘れないで

だんだん寒くなって
夏は通り過ぎてた金木犀の香りで気付く......
========================================


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