雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

砂の庭

2022-12-30 16:14:44 | 面白い
右回り」という過去記事のコメント欄の中で、
ナナさんから頂いたコメントへの返答を長々と!
記してしまっていたのですが、
その中に「砂(すな)」というキーワードを
使っていた部分がありまして......



「—————砂などを土地と区切った箱や場所に置いてみて、
ソコに撒くなんて形でも良いですし、
その人の状況や環境によって最善な形を模索するのが
良いかと思います—————————」



的な。
で、今回は、この時の返答の流れで、
その「砂」に関してのエトセトラを少しだけ
記しておこうかと思いたちました。
今年最後の記事になるかと思いますが、何卒なのです。
ええ。ええ。(^^)





日本の神道(しんとう)系の用語に

「産土(うぶすな)」

という言葉があります。
自分の生まれた地を指す言葉であり、他にも、
その地を守護し、
その神域で生まれる全ての人に関わり、
縁深くもある神様を

「産土神(うぶすながみ、うぶすなのかみ)」

と言ったりもします。
この神様は、
言わば自分の親のような神様ともなりますし、
住んでいる土地の守護神様でもありますので、
初詣(はつもうで)などでは
最初にこの神様の神社に伺ったりもします。
よく氏神(うじがみ)と混同されることがありますが、
違いを簡潔に言えば
氏神とは血縁の神様であり、
産土神とは地縁の神様ということになります。

そして、この産土(うぶすな)という字は、
よくよくみると「土」を「スナ」と読ませているわけで。
おそらくは、元々は
「産砂(うぶすな)」
と書かれていたのではないかと思われます。
上記したような土地の責任者的な神様である故に、
時代と共に「土」という字に
変え充てられてきたのではないかと。

興味深いのは、何故?
人の生誕に関わる言葉に「砂」という字を使っていたのか?
という部分であったりもするわけです。

すると、
ここで浮かび上がって来るのは日本古来の
「産小屋(うぶごや)」
というものであり。
昔々のこの国では、海辺や、村と村との境目や、
神社の境内などに建てられていたお産のための小屋がありました。
時に女性の月経小屋になったり、
様々な忌(いみ)部屋として使われていたりもしたようです。
福井県の若狭地方などでは昭和の中程まで
この小屋が海辺などに沢山残っていたとの記録もあります。
山間部や平野にある産小屋(うぶごや)の多くには、
海辺の産小屋と同様に砂が撒き敷いてあることが
多かったとの記録もあります。
この辺の事実から想像できるのは、産小屋は、
おそらくは海の民達の風習が先にあったであろうということと、
今でもペットのトイレなどに砂が使われたりしているように、
砂は様々な汚物や、
人から流れ出る血の吸収素材としても
その有益性を見出されていたのだとも思います。



砂は場を清浄に保つための道具。



人々は砂をそんなふうに捉えていたのかもしれません。



人の生誕に関わる場所にはいつも砂があったということから
「産砂(うぶすな)」
という言葉が生まれていったことも
容易に想像ができるのです。



そして、
清浄さを必要とする神々との交信場所には、
そんな砂の清浄化作用の力を利用してきたりもしたわけです。
それこそが原初の「砂場」というものであり、
中でも、神事に特化した砂場は
「砂の庭......砂庭......さにわ」
と呼ばれるようになっていったのだとも思われます。



「さにわ」とは神事に使われる「砂の庭」。



そこから、
神事にまつわる諸々を取り仕切る者や、
降ろされる神々の言葉や存在の真偽を察る(はかる)人のことを
「審神者(さにわ)」
と呼ぶ様になっていたのではないかとも思います。



審神者とは砂庭であるわけです。



面白いもので、
そんな砂の場においては余計な雑草などはほぼ育ちません。
草木がないので虫も寄りませんし、
そのことは砂漠などをイメージしてみると
とてもよくわかると思います。

公園や学校にある砂場などでも、
あたり一面が雑草に覆われる中で、
砂場だけ草が生えていないような光景を
目にしたことがあるような方も多いかと思います。
土地のアル部分に草木などを生い茂らせないようにしたり、
集まる虫などを無くすためには砂を分厚く撒けばいいわけです。
砂は粒子が細かく隙間がありすぎるため、
水を保持できないわけです。
故に、余計な生命も保持できないわけです。



そこに砂の清廉さがあるわけです。



そこに砂の個性と活用の術もあるわけです。



よく神社などで砂を配っているのは、
そういう意味もあるわけです。



さらには、
参道に敷き詰められる白い玉砂利などのルーツにも、
この砂があるわけです。
参道に雑草を生えさせない。
参道を常に清廉に保ちたい。
玉砂利にも意味も元もあって、
その元は砂であったりもするわけです。

風水大好き♡
なんていう方々が「お水取り☆」と共に
「お砂取り☆」
なんてことをやってしまっているのことにも、
そんな意味も含まれていると思われます。
ま、そんな方々を見ていると、
こんな根源的な部分を知らないままやっているような人が
とても多い様にも思えまちゅが......

他にも......

と、色々と書き足したいことなどもありますが、
今回はこの辺で。一旦。
ええ。ええ。
なにかと年末ですし。
長いブログなど迷惑千万。
皆さん年末の大掃除などで忙しいでしょうし。
砂を使っての掃除なども!?
できたりなんかもするでしょうし。
良き年を過ごすための策を色々とを練ってみる
なんていうのも面白いのではないかと。
ええ。ええ。
何卒、
良き年末年始をお過ごしくださいませ♪(^^)



こちらは福岡県、糟屋郡、久山町にある
「審神者神社(さにわじんじゃ)」さん。
台風14号」という記事に記した通り、今年、
台風直撃で行こうとして行けなかった神社さんの一つ。
来年どこかで伺おうかと思っております。
写真は一緒に行く予定だった「SKさん」から頂いたもの。
許諾をいただき使わせていただきました。
ありがとうございます。(^^)

WIKIなどによると「さにわ」は、
元は「清庭」(さやにわ)の意味で、
神を祭り神託を受けるために忌み清めた庭(場所)のことを
指したとする説が有力と書かれていますが.......
僕さん的には今回記したように理解しておりまする。
いちおーですが。
ええ。ええ。


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

掴んでみた

2022-12-26 00:02:15 | 嬉しい
先週の木曜日のことなのですが。
前日の夜に、
こぉぉーーーーーーんな!



牛タンしゃぶしゃぶ!

ノーパ○シャブシャブじゃないお!(=゚ω゚)ノ

なんて、
美味しいものを食べちゃう会♪
で盛り上がってしまい。
木曜日の朝は組まれていたリモート会議の直前まで
ドップリと完全に寝込んでしまっていました。

その日は明け方からかなりの雨が降っていて。
寝込んでいた僕は明け方に色々と不思議なビジョンや
自分自身の姿を長い時間夢うつつで見ていました。
起きてからは、
毎朝必ず手を合わせている神棚の前に立ったのですが、
すると、
明け方に見ていたビジョンに繋がる、
付随するようなイメージがジュワジュワジュワァァ.......と、
なぜか?もう一度長々と湧き出して来ました。

棚の前で浮かんで来たそのイメージに関しては、
うねる太い光の線??のようなものが、
今まで僕が所用で訪ね歩いて来た神社さんやスポットさんを
一つ一つ辿り通って。
日本列島の北の端から南の端まで、
東の端から西の端まで、
光の綱と共につながっていくような光景でした。
僕はその様子を光の綱の上や天空か心地よく見ている......
というビジョンだったのですが、
そんなビジョンがドドドーーーンと深く、
長い時間湧いてきて止まらなくなってしまい。

「なんだかいつもと全然違うなぁ、、、」

と、そう思った僕は改めて、神棚の前で、
明け方に寝ながら見ていたイメージも含め合わせた
自分の思いを朗々と神々に話し伝えてみました。
すると、今度は普段の日とは違う
フルスケールの祝詞(のりと)をあげたくなって来て。
それはかなりの時間がかかることではあるのですが、
とにかくそうしてみることに......



その後はリビングでのリモート会議を1時間ほどして。
家を出て。
次の駅前ホテルの部屋を借りてのリモート会議へと向かい。
レセプションで部屋の受付をしていると、ふと、
背後の大きな窓の方から煌びやかなチカラを感じ。
振り返って見てみると……





大きなフロア窓の向こうに美しい虹が!( ゚д゚)
出ていました。
写真では分かりにくいかもしれませんが、
7色がハッキリと見える!
とても明るい虹。
出ていた時間はホンノ数分でしたが、
それを見た僕さんはツカツカと窓際に歩み寄り。
上にも載せた写真をスマホでパシャリと撮って。

そして、

思わず、

手を伸ばして、

無意識に、

虹を掴んでいました。



そんな自分の馬鹿げた行為を自分で不思議に思いつつも、
もう一枚、パシャリ、と。
その時に思い出していたのは、
数年前に描いた自分の絵のこと。
その頃は、いろいろなことがあって、
九州の地で神職をしているMさんと話しながら
描いたという絵だったのですが......
写真を探し出し、
日付を見てみると2020年の2月のことでした。



「あ、、、
あの時と、お、同じや、な、、、
つ、掴んでるし。
なぜか?どっちも上の方から見てるし、、、」



そんなことも思い出しながら、
高層ホテルのロビーフロアで、1人、窓際に立ち。
数分、右手や左手で虹を掴んでいました。



「.......そーいえば、
あの虹の絵を描いた次の日に、
生まれて初めて麒麟(きりん)さんを見たんだっけ。
今もスマホの待ち受けにしてるよな、、
麒麟さん......」



妙に気分が良くなった僕さんは、
上にある虹の写真を、
今朝見たビジョンの話などと一緒に
何人かの友達にLINEで送ったのですが。
その後、友達からはこんな返信が来たのでした。



今日は冬至だよ



二日酔いのため!?
朝から会議に追われてしまっていたから!?
友達からこの返信をもらうまで
全く気づいていなかったことなのですが......



2022年12月22日。
冬至。
その日の午前中。
東京の南の端で起きた私的な出来事。



色々と思うこともあるので、
来年に向けた個人的な「備忘録=忘備録」として
ココにチロリと記し残しておこうかと思います。





いつか、
この続きを記せたらいいなぁ......
とも、思っているのです。。(*´ω`*)


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どうかしてるぜ!

2022-12-22 00:01:00 | 願い
凄いモノを見させてもらったなぁ、と。
約1カ月にわたり開催されていた
サッカーワールドカップの決勝戦。

アルゼンチン対フランス。

前半はアルゼンチンが圧倒的なゲーム運びで2点のリード。
後半はフランスの奇跡の同点劇。
そこから試合は延長戦に。
延長戦でもアルゼンチンが先に1点を決めると、
またもや追いついたフランス。
試合はそのまま同点で終了し、
双方のプライドをかけたPK戦に突入。
ヒリヒリと緊迫しまくったPK戦では
アルゼンチンがミス無しで勝利。
かのマラドーナを擁した伝説のチーム以来、
36年ぶり、3度目の優勝。
ワールドカップ史に残る壮絶な試合。
激闘。

エムバぺのハットトリック(3得点)に、
メッシの2得点。

この上なくエモいゲームで感動させられました。
優勝したアルゼンチンの様子にいたっては
こんな感じみたいです......



インスタのドローン映像も衝撃的......

<svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg>
この投稿をInstagramで見る

ALE PETRA(@alepetra_)がシェアした投稿



どうかしてるぜ!((((;゚Д゚)))))))



.....ってね。
ええ。ええ。
しかし、こんな熱狂を生み出すメッシさんや、
各国のワールドカップ選手さん達を見るにつけ、
なんだか、
自分がとても小さく思えたりなんかしてしまうわけです。



ちぃせーなぁーー。。

おれ。

いややなぁ。。

小市民や。

もっとおっきくなりたいのぉ。。

身長のびないかなぁー。。



それでもって、
こんなアルゼンチンの様子や、
ワールドカップのスタジアムの様子を見るにつけ、
この国も、もう、
マスクなんてものは「ほどほど」で良いのでは?
なんて思いますけど。ね。
飲食店や会議室!でさえも、入るたびに

「マスクしてくだちゃい!」

なんて、
いつまで言われるのでしょうか。ね。
ええ。
マスクをしている生活が普通とは思えないんすけど。

もう、

どうかしてない!?( ˙-˙ )

さらには、先日、
新型アイフォンを物色しに行ったら¥25万!?
とか言われちゃいまちて。
もはやパソコンじゃん。
こんな値段。
小市民にわ高すぎ!

どうかしてるぜ!((((;゚Д゚)))))))

......と言えば、
スタッドレスタイヤさんもやたらと高いし。
20インチの55ともなると、
もうイヤになっちゃう感じ。



そんな中で防衛費増額の為の増税?
などと。
ワクチン代の次は戦争兵器代を貢げってか!?
諸外国様に!?
アホなのきゃ!?
自民党!
防衛費増額は理解するけど、
ファーストオプションは増税なしで捻出する方法でわ?
意味のないお金を使ってる部分もあるでましょーよ。
セカンドオップションは防衛兵器の自国製造案でしょーよ。
その部分の憲法を変えて。
つーか、そもそも、

自民党ってもはや古すぎね!?

だいじょーぶ!?

どーかしてね?

って、ね。
ええ。
そんなこともメディアや政府に伝えられないおいらわ、

ちーせぇーなぁぁーーー。。

もっと背がのびないかなぁ。。

サンタさんにわ身長お願いしよーかなぁー。。

日銀も利上げかぁ。。

もふーーん。。( ´-`) .。oO


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

右回り 2

2022-12-18 00:15:54 | 面白い
と、まぁ、
つい最近、そんな一件があったのですが。
ここでちょっと触れておきたくなったのは、
何故?
何かと?
右回り?
なのか?
ということ。
このお話は次回へと続かせていただきます。(^^)




「右回り」とは「時計回り」のことで。
その「時計回り」とは、
現人類において最古の時計でもある「日時計」の
影や太陽の回り方を引き継いだものとなります。
こんな感じでしょうか。



対面した時の太陽も、
時節を指す柱の影の動きも、
どちらも右回り。
現代の時計も基本はこの動きを元に作られています。
要は、
「右回り」とは、

「太陽と時節の廻りを表すもの」

と言えますでしょうか。
古来より太陽は人々にとって最も大切なものであり、
特に農業などにおいては、
重要事項である季節や時間を知るための手立てとなる
日時計の回りはとても大切なこととして
考えられて来ました。
「右回り」とは

「大地が太陽エネルギーを得るための周り」

でもあり、

先人達の知恵

とも言えます。
神社の「三つ巴(みつどもえ)」神紋などに関しても、
左回りのものもありますが、
右回りイメージのものの方が圧倒的に多いように思います。



ただし、
これは北半球においての話であって。
南半球ではこの反対となります。
そして、こんな日時計の動きは、同時に、

「地球の自転の向きを表している」

ということも含まれています。
北極を上の軸点とした場合には

「大地は西から東に向かって回っている」

ということになり、

「地球の自転は左回り」

ということであって、

「自転は反時計回り」

とも言えます。
こんな感じでしょうか......



同じく、
北極を上の軸点とした場合、
地球の公転も「左回り」となります。



この「左回り」の自転と公転に対して、
北半球の地上での「右回り」は、どーも、
力学的相性が良いようなのです。
ソレは以前記した「鏡の世界」的な感覚?
なのでしょうか。
はたまた、
右脳が左半身を、
左脳が右半身を司る人体の仕組みと同じようなこと?
なのでしょうか。
興味深くはあります。

そして、
「左回り」に関しては、
有名なものでは北半球における「台風」があります。
台風は左回り。
ハリケーンやサイクロンも同じ。

なぜ左回りか?

地球の自転による
「コリオリの力(転向力)」が働くからです。
「コリオリの力」というのは超大雑把にいうと、
自転している物体における遠心力のようなもので、
この力と気圧の上下バランスとでもって
台風は北半球では左回りとなります。

更には、
沢山の災い(わざわい)をもたらすものともなります。

他にもそんな「左回り」的なものといえば、
ナチスドイツの
「ハーケンクロイツ(鉤十字)」
なども浮かんできます。
人類史的には禍(わざわい)のニュアンスが
あるもののように思われますが......
日本における寺院のマークとは真逆!
なんていうところにも、
なんだか引っかかるところがあったりもして......



勿論、
北半球において、ということと、
場所や場合によりけり、ということではありますが、
「左回り」というのは、どーも、
基本的に少し具合が悪そうではあるのです。
一応、ですが、
この記事を記すにあたって、
プリリンねーさんから神様に確認もとってもらいましたが、
神様的にもそんな感じなのだそうで。
ええ。ええ。
念のためですけど。ね。多分。
ええ。ええ。



Nちゃんから届いたラインから
こんなお話に展開してしまいましたが、
付け加えておきたいのは、
様々な土地の個性やチカラというものも当然ありますので、
全てがこの話の限りでない状況も多々あるとも思います。
その辺も、何卒、なのです。
あくまで基本的なお話ということで。
変に神経質な感じにならずにいただけたらと。
ええ。ええ。
とてもお疲れ様なのです。



鳥居中央の先に見える日時計の柱。
伊勢、伊雑宮(いざわのみや)
御神田(おみた、ごしんでん)のど真ん中!
に立っています。



もう幾度も伺っている場所ですが、
いつ見ても至高の美しさを感じてしまいます。



エジプトのオベリスクも記念碑であると同時に、
日時計の役割も果たしていたようです。
上のものはルクソール神殿に行った時のものでしょうか。
懐かしの!?紙焼き写真ですけど......
下は「クレオパトラの針」と呼ばれる
ニューヨークのセントラルパークにあるもの。







この時の日輪はヤバかったのです。
よく覚えております。
ええ。(^^)


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

右回り

2022-12-14 00:01:11 | 面白い
石川県は金沢市内に住む、
悠々自適アーティストのNちゃん(♀)から
久々のラインが届きまして......



「uzmetさん、夜分遅くにお久しぶりです!
福岡から連れてきたお札が3回目落ちたので…
何かあるのかと…ご相談したく」



と。その御札の写真も添えられていました。
御札は宗像大社さんのスゴイ力のあるもので、
三女神さんの力もしっかりと感じられます。
なんとなく大変そーな気配も......



「どこに置いてた?」

「自宅オフィスの襖の上の柱上です」

「取り急ぎ、写真からわかるのは、
家自体の気がとても落ちてる。
その警告かな」



Nちゃんは、
このブログにも時折登場する
プリリンねーさんとも面識のある人だったので、
僕はこんな返事も加えました......



「念のため、
ねーさんにわかりやすい数字を出してもらうから後で送るよ。
下手するとマイナスの気だね。
こんな家に住んでると体も気になる部分があるから、
そこも確認する。
札がそのマイナスの気に触れるのを嫌がってるんだよね。。
なんとかしないとだな」

「願いをこめた札なので、
何か関係があるのかなと思いまして!
ありがとうございます!」



そして、後日......



「ねーさんに数字を出してもらったけど、
やはり家の気がマイナスみたいね。
数字的にはかなり悪くて、マイナス10だって。
普通はゼロだから、かなり悪い数字かな。
体は大丈夫みたい。
家の気だけのようだね。
改善させるとよいよ」

「あらま、ショック!
塩を撒いたらよいのですか?
色々と調べてみます」

「神棚はある家?」

「神棚はないです!」

「札を持つのであれば、どんな形で、
小さいものであっても、必ず立てておくようにして、
その前に水ととお米の3点を
最低限置けるような棚を作ってあげるとよいかと。
札は宗像さんのものを立てて祭るところから
始めてよいと思う。

それが①

①が出来たら、
次に塩を買ってきて、
一軒家だろうから、
それを家の周りに撒く。

それが②

塩は海の天然塩が良いです。
鳴門とか沖縄ものとか、そんな感じ。
塩の質は良いほど良いです。
山のものとか精製ものはダメ。

撒き方は、
一袋を四等分するイメージで
家の土地の四角に撒いていきます。
最初は玄関に一番近い隅。
次に、その玄関に入る形で向かい、
左の方角の角を2番目として、順番に、
家の周りを右回りに一周する形で撒く。
この順番はすごく大切なのでしっかりやってください。
塩は一袋をきっちり使い、残さないように。

今はかなり悪い感じだから、
先ずは10日に一度ぐらいで撒いてみて、
1ヶ月ほどしたら月に一度に変えてください。

月に一度は毎月1日だと最高です。
無理なら1日が過ぎたら必ず一度は撒く感じで。
先ずは応急手当ということで上記のことを試してみたらと。

あとは、
気に入ったパワーストーンとかあったら、
玄関近くの土地に
コンクリートとかで綺麗に埋め込むと良いよ。

それと、
玄関入った内側のどこか適当なところに
炭を置いておくと良いです。
調理用のものでも何でも。
カゴに入れておくとか、オブジェ的におくとか。
良きように。

あ、神棚は、
もし祀ったら、毎日しっかり手を合わせて、
水とお酒だけは毎日変えれるように見てあげてくださいね。
それだけで家の空気が変わるのがわかるとは思います。
無理にではないですので、
処方としてのスタートはそんなところです。
自分の思うように判断してみてください。

パワーストーンは盗まれたりしないなら、
さり気に置くだけで良いのですが、
近所の子供とか?
に盗まれるような状況だったらコンクリートとか使えば、、
的な話です。ごめん」

「近所にはおじいさん、
おばあさんばかりですので大丈夫です!(笑)
塩は能登のものにしようかと思います!
家の角ではなくて、庭もいれた土地の角ですね!」

「そう。土地の四角のこと。
札棚はできれば榊(さかき)があると最善。
塩と植物の葉が家の気を教えてくれるので。
ま、榊は手に入れにくいかもしれないので、
余裕あれば、で」



そんな会話のあった翌日......



「まず家にあったものを磨いて飾りました」

「うす。
ただ、お守りというものは、
できれば財布やバッグの中とかで、
普段持ち歩くようにするのがベストではありまする。

あと、、

いったん、

その黒い社(やしろ)はいらないかな。
札を立てるだけで良いよ」

「そうですか…
お気に入りの社…笑
社の中には大黒さんと恵比寿さんを祀っていますが、
どこがよろしいでしょうか」

「社の場合は白木がベストです。
それだと黒いものが入っちゃうので、
お勧めできません。
あと、その黒社、何か憑いてるので、
一度家の外で塩振って、
晴明水で拭いてあげてください。
浄化必要あり。
大黒さんと恵比寿さんは神様ではないから、
神棚より低いところで、
場所はお家の中のココ!と思うところで良いですよ。
キッチンでも、寝室でも、リビングでも、良きところに。
日が差し込むところがあれば最高。

大黒さんと、恵比寿さんは、
場所落ち着けたら和菓子欲しいみたいよ。
大福とか?あんこ系。
社を綺麗にしてあげて、場所落ち着けて、
コンビニものでも良いのでさし上げたら良いかと。
お茶もあると嬉しいみたい。

「分かりました!

「Nちゃんはカンがあるから、色々やりながら、
体の軽さの変化を感じながらやると、正しいか?
どうか?
わかると思うから、その辺意識しながらやってみてね。
ご苦労様。
家の空気も変わると必ずわかるから。
頑張って」

「ありがとうございます〜!
がんばります!」



さらに、その後......



「まずは家の周りの草むしり、
玄関掃除に、窓掃除!
気になっていたところを朝から磨いていますー!
神棚は北向きに我々が向かう向きでよいでしょうか。
今はもとからある棚に置いており、
壁の上部に近いうちにとりつけます」

「理想の話、だけど、
北を背にするのが最高。
北極星を背負う感じ。
ただ、
家の形や土地や様々な状況によって地の気は違うから、
Nちゃんがしっくりきたところで良いよ。
間違っているときはまた札が教えてくれる。
宗像の三女神さんは優しいからね。
大切なことは高いところに置くこと。
札の置き方と毎日の拝礼とケア」



......と、まぁ、つい最近、
そんな一件があったのですが。
ここでちょっと触れておきたくなったのは、
何故?
何かと?
右回り?
なのか?
ということ。
このお話は次回へと続かせていただきます。(^^)





我が家の片隅にある簡素で地味な神棚の下には
ヒノキ(檜、桧)の板を引いていたりします。
今置いているものは紀伊、熊野のから取り寄せたもの。
いつも自分でカットしたりしているのですが、
個人的には耳付きの自然な風合いのものがお好みでして......



熊野のヒノキはとても良い香りなのです。(^ν^)


☆追記☆
コメント欄の「まーさん」への返答にある様に、
塩の置き方に関しては「置く順番」なので、
特段、きっちり右回りに回って置かないとダメ......
なんていうことはありません、
そこはその様に理解して頂けたらと思います。
何卒なのです。


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ًشُكرا (シュクラン)

2022-12-10 00:08:49 | 感謝
一生懸命取り組んでいることがうまくいかなかったり。
頑張っていたことが報われなかったり。
そんな時に、
我慢しても、我慢しても、
どうしたって涙がこぼれてしまう。
悔しさで人前でもぐしゃぐしゃに泣けてきてしまう。
それくらい、自分は、今、
集中して、
熱中して取り組んでいるものがあるのか?
そんなものが無いとしても、
そんなものを真剣に探そうとしているのだろうか?
と。
そんなことを思ったのです。



サッカー ワールドカップ カタール大会の日本代表様。
メディアを通じてですが、
皆様の姿を見させていただき、
また色々と自分を見直させてもらいました。



ありがとうございます。



世界に大きなインパクトを残した今大会の戦い。
日本人として誇りに思えました。



皆様が羨ましくもあります。



どうか、
時間が許される限りは体を休めていただき。
怪我を負っている方は治癒に専念していただき。
また4年後に同じ夢を見させていただけたなら、
いちサッカーファンとしてとても嬉しく思います。
改めての感謝と、
一旦のお疲れ様!☆を。(^^)



以前、
ある男性音楽アーティストさんと、
東京の品川駅前にあるカフェで
仕事の話をしていたことがありました。

そのアーティストさんは、
メジャーデビューをした後に様々なつまづきがあって、
メジャー契約を一度解消されてしまったことがあったのですが。
負けん気の強い彼は、その後、再起を強く誓い。
新たに渾身のデモ曲を幾つか作り。
縁あって、
そのデモ曲が僕のところに届けられて来たのが
彼と僕との出会いのキッカケとなりました。

出会った時に、
僕は彼が強くこだわりを持っていた
自分の「アーティスト名」を「変える」ということを
唯一の条件として、
もう一度メジャーの舞台を目指せる契約をするということを
約束しました。
そして、
彼からすると一大決心も要したそんな契約の後、
僕らは一緒に歩みを進め、
別名でのメジャー再デビューを果たしました。

それから1年ほどがたった時。
最初にもらっていたデモ曲の中から、僕も彼も
「この曲が勝負曲だな、、」
と話していた曲をスタジオで丁寧に仕上げ、
様々な準備を重ね、
タイミングと戦略を練り、
満を持して世に送り出したのですが......

結果は......

まったく、

思うように売れませんでした。

品川駅前のカフェで2人で話していたのは
そんなことの最中で、
2人とも失意のどん底にいた時でした。

「どうして売れなかったのか?」

一度メジャーを失敗して、
名前まで変えて再起をした彼は、
この曲で売れなかったら、
いったい、どうしたら良いのか?
あと何をすればいいのか?
全てのことがわからなくなってしまい、
ひどく落ち込んでいました。
当然、僕も彼のプロデューサーとして愕然と、
同様に深く落ち込んでいたのですが、
しかし、
とにかく何か希望となることを考えて、
2人で話していかなければ、と。
前に進まなければ、と。
そんな思いでメディア出演後の帰宅途中だった彼を
カフェに誘ったのでした。
この時のことは2人揃っての落ち込みのヒドさ故か
今でも鮮明に覚えているのですが、
彼は、その時、
こんなことを言いました。



「uzmetさん。
俺、この曲で売れなかったら、
もう、どうしていいかわかりません」

「......」

「メロディーもアレンジもスゲー良いし。
俺は、あと、何が足りないのですかね。
メジャー落ちて、
uzmetさんと出会って、
思い入れのあった名前まで変えて、
俺、もう、これ以上できることなんてないです。
何を変えても、変えても、、
全然うまくいかない。
結局、俺、運が無いんですよ。
これ以上は、
こんなアイドルばかりが売れてるような世の中が変わらないと、
オレは売れない気がします」

「......」

「世間が変わらないとダメだと思います」

「......」

「......」

「......いや、わかるよ。
オレもそんな気がするけど、
でも、意見が違うのは、
世の中より自分が変わることの方が先だということかな。
オレはアーティストじゃないけどさ、
プロデューサーとしてそれなりの道を歩んできて、
これだけは自信を持って言える。
全てにおいて、
自分が変わることが先だ。
また俺たちが変われれば、状況も変えていけると思う。
それは俺の確信としてあるんだよ。
もう一度、自分を変えてみようぜ。
それが先だとは思う」



——————この品川のカフェでの話から一年ほど後。
彼は音楽チャートの1位を獲得し、
レコード大賞や紅白歌合戦の舞台にも立ち。
アリーナでのライブや、
沢山の大きなフェスの舞台にも立っていました。
彼のステージの目前には、
数万人の人々の笑顔が広がっていたりもして。
凛々しく、
頼もしく変貌した彼に皆が大きく手を振っていました。



つい最近、無くなってしまった、
品川駅前にあった
「アンナミラーズ(Anna Miller's)」さん。
上に記した2人で話していたカフェです。
僕さんが愛してやまないチョコレートパイがあったお店で、
昔からよく立ち寄っていました。
大好きなチョコパイはよくテイクアウトもしていましたし、
個人的な思い入れや思い出も沢山あるお店。
また、あのチョコパイを食べたいなぁ。。
寂しいなぁ。。
どこかで復活してくれないかなぁ。。
ハワイの本店は遠いしなぁ。。
ライセンス元の井村屋さん!お願い!



僕さんの生まれた国。日本。
大好きなサッカー。
その国の代表チーム。
そのチームの夢は僕さんの夢。
その夢を叶えるために、
これからもチームはもっと進化して、
変わっていって、
続いていければ嬉しいなぁ......と思います。


そもそも、
ベスト8に入るにはFIFAランキングで
ベスト10に入れるくらいにならないと難しいでしょうし。
どんな相手に対しても、試合中に、
状況に応じて3バックと4バックとを自在に可変できる
有機的なチームとなれることも必要なように思えます。
ボールポゼッションか?
ディフェンシブにしてカウンターか?
という、
既に何年も何年も堂々巡りしている話に関しても、
その両方を都度都度、
高度且つ自在に操れるチームでなければ
ベスト8には入れない。
ソレこそが今大会でわかったことではないかと。
それには海外で活躍する選手だけで
2チームを作れるくらいにならないと、とも思いますし。
ディフェンダーを3人引きつけてしまうような
強烈なスキルと個を持った選手も必要かもしれません。

そんなチームを作るには、
目標未達成の事実を忘れたかのように
「なぜ勝ち進めなかったのか?」
という議論を堂々と出来ない国のサッカー観やメディア体質、
協会組織や監督では難しいかもしれません。
批判と意見とは違いますし。
称賛か批判しか無い......のではなく、
その間にある意見の交わし合いこそが、
そんなことを自然とできる価値観こそが、
今、僕らが手にしないといけないものなのかもしれません。

かく記す僕さんも、
そんな進化をしていくであろう代表チームに負けないよう、
自分自身の日々の歩みを
ちゃんとがんばらないといけないのですが。
ええ。ええ。

なにごとも修理固成っす。(^ω^)


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

系譜

2022-12-06 00:00:05 | 嬉しい
いよいよ今始まったのです。
サッカー ワールドカップ カタール大会。
決勝トーナメント1回戦。
ベスト8をかけたクロアチア戦。



にゃぁぁ━━━━(。-`ω´-)ノ━━━━━!

勝っちゃうのだぁぁーーーーーーーっ!

いったれやぁぁーーーーーーーーーっ!

ダ━━━━(`∀´)ノ━━━━━━!!



と、その前に......
グループステージにおいて、
誰がこの順位表を予想していたでしょうか。
サッカー大国ドイツとスペインの上に日本がある、なんて。
僕はしてません。
「希望を込めた2位通過」
が僕の予想でしたので。ええ。



記念品のようなグループ順位表ですけど。ええ。
でも、
サッカーファンとしてはとても嬉しいハズレ予想でして。
日本サッカーの評価が世界中で高くなるということも、
また、とても嬉しいのです。(^^)
決勝トーナメントはこんな感じで.......
勿論!の強国揃い。



そして、
今回対戦する「クロアチア」という国のサッカー。
僕さんはとても好きなのです。
前回大会の準優勝国。
とてもテクニカルでフィジカルも強く。
そのプレーは常に熱く、我慢強くもあり。
チームとしての情熱もまとまりもある。
しかし、何より、



誇り高い。



いつもとても応援したくなるサッカーをして来ます。
超リスペクトなサッカーをするチーム。
その源泉となっているものは、
やはり「クロアチア」という国の成り立ちにあるのかなぁ、と。
彼らのゲームをみているといつもそうも思わされます。



クロアチアという国は
「旧ユーゴスラビア」という国が分裂して出来た国です。



「旧ユーゴスラビア」というのは
「ユーゴスラビア社会主義連邦共和国」を表す通称で、
「旧」という名がつく通り、今は無くなってしまった国。
特徴としては、
沢山の民族や言語や宗教を有する多民族国家でした。
それを「チトー」という強烈な統治者によって
一党独裁の社会主義的な形でまとめられていた国です。
今のプーチン体制のロシアのような感じ......
とでも言えましょうか。

しかし、
そのチトーさんが亡くなった後、
旧ユーゴスラビアはそれぞれの民族が独立を目指すこととなり、
激しい紛争が勃発してしまいます。
いわゆる内戦といったものです。
その戦争は壮絶なもので、
昨日まで同じ国だったもの同士が、
仲良しだった友人や隣人や家族が、
民族や文化が違うというだけで疑心暗鬼となり。
引き裂かれたり、
殺しあったり、
凄惨で悲惨な争いとなっていきました。
見かねた周りの国々や国連が何度も仲裁に入りますが、
結局、この紛争は10年に渡って続き。
結果、民族毎に国家が分かれることになります。
分裂後、新たに生まれた国は7つ。

ボスニア・ヘルツェゴビナ。
北マケドニア。
スロベニア。
セルビア。
モンテネグロ。
コソボ。

そして......

クロアチア。

この紛争が始まった時、
元々サッカーの一大強国で、
W杯の常連でもあり、
ベスト4に2度までも駆け上がっていたような
「旧ユーゴスラビア」
の代表チームの選手は、
それぞれの故郷の国に移るか、
新しいユーゴスラビアのチームに残るのか......
という選択を迫られます。



ヨーロッパ屈指の強さを誇るチームが、
国家分裂と内戦により引き裂かれ、
国とともに崩壊してしまったのです。



実は、
この時の混乱する旧ユーゴスラビア代表チームを
最後まで辛抱強く率いていた監督こそが
「イビチャ・オシム」さん。
元、日本代表の監督さんです。
無くなってしまったサッカー強国の最後の代表監督。
国家が崩壊する最中で、
多様なルーツを持ち、争いがちな選手達を
まとめあげていた監督さんということです。
以前に、この
EVERGREEN
という記事にも記していますが、
今回のお話を見てもらった上で、
その過去記事をチェックしてもらえると、また違って?
見えてくる言葉などがあるかもしれません。

そんなクロアチアという国を今の時世に合わせ、
例えてみるならば、
ロシアとの独立戦争的な面も持つ
「ロシア・ウクライナ戦争」が終わったとして、
その後に新たに歩み出したウクライナ.......
という感じでしょうか。

悲惨極まりない民族紛争が終わり、
さぁ、もう一度、自分たちの理想の国を作ろう。
立て直そう。
新たな祖国を作るために。
自由を手にするために。
戦って、犠牲となって亡くなってしまった全ての人のために。
同胞のために。
残った我々はしっかり頑張ろう......



クロアチアとはそんな国です。



そんな国の代表チーム。



国やチームが7つに別れても、
ワールドカップ予選を勝ち抜いてくるチーム。



強いです。



誇り高いです。



日本代表が初めてワールドカップに出場した
「1998年のフランス大会」では、
独立後に初めて本大会出場を決めたクロアチアと
日本代表はグループリーグで戦いましたが、
完璧にやられています。

この時の世界は、
悲惨だった戦争から立ち直るべく、
まだ混乱の最中にある母国の人々を励まそうと、
厳しい予選を勝ち抜いて来たクロアチアというチームに
注目していました。
そして、そんな状況の中で、
最終的に彼らは、なんと!3位!
の座を獲得するまで勝ち進んだのです。
この時のクロアチアチームがもたらした戦いと感動は
ワールドカップ史に残るものだと思います。
かくいう僕も、
この時からこのチームの大ファンになりました。
今でも、
この時のチームでエースナンバーの「10番」を背負っていた
「ボバン(BOBAN)」
という選手の大ファンでもあります。
うちのコニャ(奥ちゃま)
ボバンのクロアチア代表のユニフォームが欲しくて
フランスにまで行っていました。(aho desu)
現在の10番、世界一のミッドフィルダー
「モドリッチ」さんもボバンの系譜。



......ちょっとだけ、



思いを馳せてみます。



ワールドカップにかけるクロアチア代表選手達の気持ち。



そんな国の代表チームと
決勝トーナメントで戦えるまでになった日本サッカーの躍進。



それと......



祖国が分裂し、
率いていた伝説的なチームが消滅し。
日本に移り住む決断をして、
日本代表を率いてくれていた時のオシムさんの気持ち。



そんなオシムさんの教えも受け継ぎながら強くなって来た
サッカー日本代表の系譜。
マインド。



さぁ......



ニッポン!



勝っちゃうどぉぉぉーーーーーーーーっ!



うりゃぁぁーーーーーーーーっ!(`∀´)ノ


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊本市街徒然

2022-12-02 06:15:30 | 美味い
イヨォォ━━━━ヽ(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ノ━━━━っ!!

サッカー日本代表!

スペインに勝ったぁぁーーーーーーーーー!!

ベスト16進出ぅぅーーーーっ!

ダ━━━━(`∀´)ノ━━━━━━!!



と。
そんな感じで激しく目覚めまくっている夜明け前のひと時。
僕さんとしては、
ちょっとした用事がありまして。
少し前まで熊本の街をプラプラしていたりしたのですが。
そんな中、

「聞いたことあるけど、食べたことない」

という同行者さんがいらっしゃいまちたので、
久々にコチラのラーメン屋さんに入ってみたのです。



「桂花(けいか)」さん。
熊本本店。
豚骨ベースの「熊本ラーメン」を世に知らしめた
名店さんと言えるでしょうか。
この「太肉麺(ターローメン)」が一世を風靡したと
記憶しておりますが......



このラーメンに欠かせないのが
プーアル茶(普洱茶)。



チャーハンも美味しいんス。。(* ´З`*)))



もはや、
普通に常識的なお店になっているとは思いますが、
久しぶりに食べると、やはり圧倒的に美味しい。
独特の味。
変わりがきかない。
レジェンドはやっぱりレジェンド♪(^^)

そんな熊本市街のレジェンド店と言えば、もう一つ。
勿論!の「紅蘭亭(こうらんてい)」さん。
下通本店。



マストメニューは、
こちらの「太平燕(タイピーエン)」でしょうか。





あとは、
「ねぎぼうず」というお店さんも大好きでして。
地元食材や郷土料理が美味しい居酒屋さん。



出張仕事の夕食などで幾度も伺っているお店。
熊本市街では一番多く訪ねているお店ではないかと。
超!お気に入り!のお店さん。
特に日本酒の揃えはヤバし。
鍋島(なべしま)」「新政(あらまさ)」
「九平治(くへいじ)」「産土(うぶすな)」......



「熊本9号酵母」系のお酒を推す!なんていう凄み。
お酒好きにはタマラナイ感じではないかと思われます。





こんな「酒揃え」をする店で
料理を外すなんてことはまず無いのです。
美味しい料理を出すお店さんを探すには
お酒のラインナップを見ると良かったりするのでつ。
ええ。ええ。
名物の「人文字ぐるぐる」なんて、
お酒あうあう度満点。
ネギのグルグル巻き酢味噌和え、って感じっす。



熊本名物の「辛子れんこん」もしっかりあります。



「厚揚げのネギまみれ」なるもの。



なんと言っても、
実は「焼き餃子」が最高。
マジっす。
何故か?じゅわっと甘く。まろやか。
美味しさでニヤケちゃうのです。



ちなみに、
そんな市内のホテルさんでは、
数年前にオープンした
「KOKO HOTEL Premier 熊本」
というホテルが使い勝手も居心地もなかなか良く。
最近のトレンドでもある下層階がショッピングモールに
なっているというタイプのホテルさん。
部屋を出て下の階に行けば、
カフェやレストランフロアが沢山あるのは勿論、
バスターミナルやタクシー乗り場なども直結していて
とても便利。
写真の左にあるタワー部分がホテルさん。





ホテルのエレベーターを出るとこんな感じ。



施設全体の名前は
「SAKURA MACHI Kumamoto(サクラマチ クマモト)」
熊本市内のど真ん中、
熊本城の庭とつながっているというロケーション。
繁華街のどこに行くにも便利。
ロビーからは熊本城もよく見えます。



テラスや屋上庭園も居心地が良く。







巨大な「くまモン」もおりまする。
浮かれたうちのコニャが写ってまつけど。
おゆるちを。
ええ。ええ。



しかし、
うーーーーーーんんんん......
なんすかね。
なにかと便利なのですけど。
ホテルの内装デザインとなると、
成金趣味を感じてしまうようなデザイン感で......



コレ系はもはや過去系のような気も......
どこぞの大国の方々などわ!?
好むデザインかもしれませんけど......
ピィィーーーーーー......



と、そんなこんなの熊本市街徒然。
この時期に訪れていたのは、毎年、
出雲会議が終わった後に天からなんとなく降り下りて来る
来年のテーマ的な御言葉に関しての動きともなるのですが。

今年は熊本県は天草市の山奥にある場所に
行かねばならない状況になりまして。
この辺のお話はまた改めて、毎年、
年始に記している干支関連の記事で記そうかと思っていまする。

とにかく今は、

スペインを逆転した!

サッカー日本代表の勝利を!

噛みしめることにしますのです。(^^)


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リンクバナー