通常、一般メディアなどでは「終わり」を意味する「しまう」は、
何も意図が無ければ平仮名で表記していくそうです。
その「しまう」を漢字で表記すると「終う」、
もしくは「仕舞う」と書きます。
「仕舞う」
株式などの商取引において売買を成立させることも
「手仕舞い=てじまい」と言います。
取引などに関して一度区切りを付ける......
という意味合いで使われているようです。
僕はこの「仕舞う」が、
「終う」と書くよりとても好きです。(^^)
日本の誇るべき伝統芸能である「能」において
「仕舞=しまい」というと、
能の舞いどころの一部分を楽器の演奏を無くし、
面や装束なども着用せず、
「紋付き袴」の普段着的姿で簡素に美しく演じることを言います。
簡素といっても、
この「仕舞」は派手な衣装や演出もないので、
観客は手足の先迄しっかり見ることが出来ますし。
故に、演者の技量や、
能における「舞」の本質のような部分が裸のように露になる......
といった部分もあると思います。
元来この「仕舞」は観客や主催者から
熱烈なるアンコールなどがかかった時に、
「舞」の一部分を簡略化して演じ、
魅せていたものと伝えられています。
当然それはアンコール、カーテンコール的なものになりますから、
その舞台の
「最後の最後に舞う舞い」
ということになるのでしょう。
「しまい」「終い」を「仕舞い」と書くということに関しての起源には
「タダの当て字ではないのだろうか、、、」
という説などもある中で、この
「能から来ているものではないか、、、」
ということも言われているようです。
......何にせよ! です。
「しまう」を表す時には、
僕はこの言葉を好んで使います。
2011年の震災。
そこから続く2012年。
僕というあくまで小さな個人部分で言えば、
今年はこれまでにも幾度かあった
辛い思いで過ごした年の一つであった
ということは間違いありません。
余りに多くの辛辣なる事が一度に起こった年でした。
またそんな状況が「大切な人」「真の友」などの姿をくっきり、
ハッキリと見せてくれたという年でもありますし。
人が「道」を外していく姿や、
利己的に変わっていく理由や姿などもくっきり、
ハッキリと見させてくれた年でもありました。
それはココにもしっかりと記しておこうと思います。
きっと、今はまだ、
そんな出来事をキチンと人に語れるような時期でもないし、
そんな血が滲み、命を削った多くの思いや出来事を
適切に正しく理解や整理出来るには
まだまだ必要な時間や過程があるのだと思います。
だから「仕舞う」です。
どんな思いも出来事も
「終わった」
「忘れた......」
などと、
「無理やり」
「自分に思わせる」
ようなことをしてしまうと
潜在意識の中にコンプレックスや傷として
押し込むようなことになってしまうハズで。
だからこそ、そんなことを少しでも減らせるように、
起きた事や経験した事は常にそのまましっかりと受け止めて、
整理して、
未来の為にシッカリと「仕舞い」たい。
自分の為に。
自分の大好きな人達の為に。
未来をしっかりと舞い、踊る為に。
その為には「出来事の仕舞い方」というのが何よりも大事なこと。
どんな過去にも縛られず。
どんな辛い出来事にも捕われず。
どんな理不尽なるものにも挫ける事無く。
常に弱き自分から抜け出すことを道とし、
少しでも自らが自らに誇れる人に成長していけること。
その為にも「しまう」は「終う」ではなく
「仕舞う」だと僕は思っています。
今年「あるキッカケ」があって、
そっと、ヨチヨチッ......と始めたこのブログ。
なんとなく6ヶ月......
まだほんの僅かなことしか記して来ていない感じですが、
この2012年に関しては、
この記事が「仕舞い」の記事になるのかなぁ......と思います。
今年の後半は、
ココ5年間ではとても想像も出来なかったフィールドに立つ
幾人かのとても面白い、
素晴らしい人達に出会う事が出来ました。
機会があれば、
来年はそんな事もココに少しづつ記していければ面白いのかな......
などとも思いますが。
この出会いはきっと、
僕自身新鮮に感じられる仕事、面白いモノ、作品、世界......
を生み出していけるような気もしています。(^^)
そんなことの為にも今年一年の様々な出来事をしっかりと、
美しく、如何にして「仕舞う」事が出来るか。。
それは、
未来をより高く「舞う」為に。
それは「終わり」ではなく、
何かを準備する時間の始まり。
仕込時間の始まり。
世界に暮らす一人でも多くの人が、
このブログを見てくれた全ての人が、
身近に暮らす僕の愛する全ての人が、
2012年の最後に、
美しい、綺麗な「仕舞い」が出来ますように。
そんな祈りと感謝を込めて。
関西一の霊峰、琵琶湖を望む伊吹山。
その山頂で出会った火の鳥!?鳳凰!?か!?
舞ってるねぇぇーーーーーっ!
ちみーーーっ!(><)/
何も意図が無ければ平仮名で表記していくそうです。
その「しまう」を漢字で表記すると「終う」、
もしくは「仕舞う」と書きます。
「仕舞う」
株式などの商取引において売買を成立させることも
「手仕舞い=てじまい」と言います。
取引などに関して一度区切りを付ける......
という意味合いで使われているようです。
僕はこの「仕舞う」が、
「終う」と書くよりとても好きです。(^^)
日本の誇るべき伝統芸能である「能」において
「仕舞=しまい」というと、
能の舞いどころの一部分を楽器の演奏を無くし、
面や装束なども着用せず、
「紋付き袴」の普段着的姿で簡素に美しく演じることを言います。
簡素といっても、
この「仕舞」は派手な衣装や演出もないので、
観客は手足の先迄しっかり見ることが出来ますし。
故に、演者の技量や、
能における「舞」の本質のような部分が裸のように露になる......
といった部分もあると思います。
元来この「仕舞」は観客や主催者から
熱烈なるアンコールなどがかかった時に、
「舞」の一部分を簡略化して演じ、
魅せていたものと伝えられています。
当然それはアンコール、カーテンコール的なものになりますから、
その舞台の
「最後の最後に舞う舞い」
ということになるのでしょう。
「しまい」「終い」を「仕舞い」と書くということに関しての起源には
「タダの当て字ではないのだろうか、、、」
という説などもある中で、この
「能から来ているものではないか、、、」
ということも言われているようです。
......何にせよ! です。
「しまう」を表す時には、
僕はこの言葉を好んで使います。
2011年の震災。
そこから続く2012年。
僕というあくまで小さな個人部分で言えば、
今年はこれまでにも幾度かあった
辛い思いで過ごした年の一つであった
ということは間違いありません。
余りに多くの辛辣なる事が一度に起こった年でした。
またそんな状況が「大切な人」「真の友」などの姿をくっきり、
ハッキリと見せてくれたという年でもありますし。
人が「道」を外していく姿や、
利己的に変わっていく理由や姿などもくっきり、
ハッキリと見させてくれた年でもありました。
それはココにもしっかりと記しておこうと思います。
きっと、今はまだ、
そんな出来事をキチンと人に語れるような時期でもないし、
そんな血が滲み、命を削った多くの思いや出来事を
適切に正しく理解や整理出来るには
まだまだ必要な時間や過程があるのだと思います。
だから「仕舞う」です。
どんな思いも出来事も
「終わった」
「忘れた......」
などと、
「無理やり」
「自分に思わせる」
ようなことをしてしまうと
潜在意識の中にコンプレックスや傷として
押し込むようなことになってしまうハズで。
だからこそ、そんなことを少しでも減らせるように、
起きた事や経験した事は常にそのまましっかりと受け止めて、
整理して、
未来の為にシッカリと「仕舞い」たい。
自分の為に。
自分の大好きな人達の為に。
未来をしっかりと舞い、踊る為に。
その為には「出来事の仕舞い方」というのが何よりも大事なこと。
どんな過去にも縛られず。
どんな辛い出来事にも捕われず。
どんな理不尽なるものにも挫ける事無く。
常に弱き自分から抜け出すことを道とし、
少しでも自らが自らに誇れる人に成長していけること。
その為にも「しまう」は「終う」ではなく
「仕舞う」だと僕は思っています。
今年「あるキッカケ」があって、
そっと、ヨチヨチッ......と始めたこのブログ。
なんとなく6ヶ月......
まだほんの僅かなことしか記して来ていない感じですが、
この2012年に関しては、
この記事が「仕舞い」の記事になるのかなぁ......と思います。
今年の後半は、
ココ5年間ではとても想像も出来なかったフィールドに立つ
幾人かのとても面白い、
素晴らしい人達に出会う事が出来ました。
機会があれば、
来年はそんな事もココに少しづつ記していければ面白いのかな......
などとも思いますが。
この出会いはきっと、
僕自身新鮮に感じられる仕事、面白いモノ、作品、世界......
を生み出していけるような気もしています。(^^)
そんなことの為にも今年一年の様々な出来事をしっかりと、
美しく、如何にして「仕舞う」事が出来るか。。
それは、
未来をより高く「舞う」為に。
それは「終わり」ではなく、
何かを準備する時間の始まり。
仕込時間の始まり。
世界に暮らす一人でも多くの人が、
このブログを見てくれた全ての人が、
身近に暮らす僕の愛する全ての人が、
2012年の最後に、
美しい、綺麗な「仕舞い」が出来ますように。
そんな祈りと感謝を込めて。
関西一の霊峰、琵琶湖を望む伊吹山。
その山頂で出会った火の鳥!?鳳凰!?か!?
舞ってるねぇぇーーーーーっ!
ちみーーーっ!(><)/