「◯◯◯の魂を宿した人が2014年の1月に生まれると言ってるけど......」
「ハワイ島のアル教会に生まれたらしいよ......やっと......」
「その人は、今後、
この星にとって大事なコトを成していくハズらしいのだけど......」
もう数年前。
めっぽうブリリアントなチカラを持つ、
横浜に住むプリリンなおねーさまに神様からそんな言葉が降りて来てまして。
何故だか!?成り行きで!?
僕はそんな御霊(ミタマ)を宿すベイビーさんに会いに、
広大なハワイ島をグルグルと回っちゃう......
なんていう様なことがありました。
バカな話です......(*´ω`*)ぽふーん......
ここから先はドン引きしない方だけ進んでみてください。
ええ。ええ。
トテーモ悪しからずで......(´ω`)にょふーん......
このブログの読者さんであれば、
既によくわかってくれているとは思いますが。
ハワイ島は僕さんキッテのお気に入り!アイランドでして。
愛してやまないコナ・コーヒーさんの産地でもありますし。
そんなこともあって、数年前、
「あの島なら......
スーパーありえる話やな。うん。うん。」
などと、狐につままれ、
タヌキに騙され、
自分の頬を指でつねりながら、
清水の舞台から飛び降りる気持ちで噂の教会!?を探しに、
僕は島の探検に繰り出したのでした。
「教会の牧師さんはイギリス人らしいの......
生まれたばかりだから、まだ赤ちゃんのはずだけど......」
情報はそれだけ。
ホテルの中にある様な教会も含め、
広いハワイ島の中に果たして幾つ?教会があるのか?
は正確にはわかりませんが。
偶然が偶然を呼び、
日本とハワイの神様達の強力な後押しもあって。
兎にも角にも僕は奇跡的にその教会を探し当てることが出来ました。
驚くことに、辿り着いてみると、その教会は本当に!
イギリスから移住してきた牧師さんの一家が営んでいたところで。
最初、教会のドアをノックしてみたのですが、
一家はお出かけ中の様子。
なので、然りげ無く、
怪しまれない様に近所の人達に家族構成を聞いて回ったのですが、
ナント!
本当にお子さんが生まれたばかり!
なのだと......
日本から遠く離れたハワイ島のイチ教会の、
イチ家族の、
そんな事まで!
わかってしまう!
神奈川県の片隅に住むプリリンなねーさんの
降ろす言葉の正確さに
心底驚いたコトを僕は今でも鮮烈に覚えています。
「ねーさんや。。本当に教会あったぞ。。。」
「えええっ!?ホント!?すごいねーーー(^_^)
ホントだったんだー。
赤ちゃんには会えた?」
「いや、それが留守なんだよね。。なう。
ちょっと、今どこにいるか赤ちゃんに聞いてみて。
ねーさんなら話せるでしょ。
近くなら探すから」
「わかった。ちょっと待って......
......今ね、家族旅行中で今日は帰らないんだって。そこには。
でも来てくれて本当に嬉しいって言ってるよ(^_^)
また会いたいって」
「マジか!?そーかー。。
じゃぁ、また今度だな。
ま、場所がはっきりわかっただけで十分だな。今回は......」
♪♫$#%€£!!どどどっdっpどどdpdpdpどどどおどどーーーんんn!!
「ねーさんや。。( ̄◇ ̄;)」
「なに?」
「か、雷が目の前、すぐそばに落ちた......( ̄O ̄;)......
き、急に.......空が......
街中が停電した......信号も消えちゃった........」
「あら!?そう!たいへーん。
つか、大丈夫なの!?」
「だ、大丈夫......みたい。
ちょっとビリビリしてるけど......」
「そう。よかった。でもすごいね」
「こりゃ、今回はココまでっ!......ってコトだろーな。うん。
今日は切り上げるわ。
命の危険を感じるし......
またいつか会いにくることになるだろーしな......うん。
帰るわ」
「そーだね(^_^)また来て欲しいて言ってるよ。
すごいねー。
お疲れ様ー。気をつけて帰ってねー。
確かめてくれてありがとー」
————————少し前。
「Gut Feeling」というの記事の中で記した「ガラスの靴」の話というのは、
実は、この数年前のハワイ島での出来事から始まりました。
神々から言われた教会を探して島をグルグルと回っている時に、
その途中の道すがらより、
このお話は始まるのでございます————————
時刻は未だ朝7時ぐらい。
真っ青に晴れ渡った南国のクリアな空。
コナ・コーヒーの母なる山「マウナ・ロア=長い山」も
綺麗に見えています。
僕は教会を探して、「カン」だけを頼りに
ドライブ・ウェイをブンブンと飛ばしていました。
目前にはハワイ諸島最高峰、
標高4205メートルの「マウナ・ケア=白い山」も見えて来ます。
その名の通り、南国の島の中で白き雪を頂き、
雄大に聳える偉大な女神様を宿す霊峰中の霊峰。
その霊峰の直下。
白い頂(いただき)のすぐ傍を抜けるドライブウェイを走っている時。
道から少し入った所にある、
小さな石積みの祭壇が僕の目にチラリと留まりました。
僕は車に急ブレーキをかけ。
道端の空き地に停め。
ドアを開け、車を降り、そして......
そのあまりにも美しく雄麗な風景にしばしの間釘付けとなります......
祭壇の前には一人、大柄な、いかにもハワイアン!
と言った薄茶色の肌をした女性が裸足で立っていて。
霊峰マウナケアに向かって黙々と「舞」を捧げていました。
彼女の髪は銀色に美しく輝いていて。長く。
背中をまっすぐに通ってカカトのあたりまで伸びていました。
彼女はその長い銀髪をゆらゆらと薫せ(くゆらせ)ながら、
雄大な自然と一体となった「舞」を一心に踊っていました。
彼女の大きくてゆったりとしたリズムと呼吸と動きは、
何処か太極拳の様な感じでもあって。
それは、僕には「踊り」というよりは「舞」の様に感じられて。
遠目から見ていても、
なんだか「尊さ」みたいなものが
全身から溢れ出ている様にも見えていました。
そして、その舞の美麗さの本質というのは紛れもなく、
誰のためでもなく。
ましてや自分のためでもなく。
ただひたすらに霊峰マウナ・ケアに捧げられているもの
であることから来ている様に思えました。
ゆっくりと繊細に踏み出され、
また引き戻される素足。
ユラリユラリと、
空や山に向かい差し出される柔らかな腕。
手のヒラ。指。
凛とした佇まい。姿勢。
車を降りた僕は、しばし、時を忘れ。
彼女の動きと空と大地とマウナ・ケアを感じ、
見入ってしまいました。
そして......ふと、気づきました。
彼女の踊りは......フラ、だ、と。
コレがフラなんだ、と。
そうか、
コレが本物のフラなんだ、と。
そう思いました。
最初は、一瞬、
ショーやホテルで見る様なフラとあまりに違っていたので、
そう思わなかったのですが......
僕は多分、初めて本物の、本来の、
この島に太古から伝わるフラを見せてもらっているのだ......と。
その時、そう思いました。
そして、それに気づいた時、
えもいわれぬ熱いモノが胸の中にこみ上げて来ました。
気を許すと、思わず涙が溢れそうになります......
「コレが......フラか......」
僕は踊る彼女の後ろの方で距離をおき、
無言で立ちすくみながらその姿を見ていました。
南国の早朝。富士山と同じ高さぐらいの場所。
僕と彼女以外その場には誰もいません。
来ません。
マウナ・ケアとフラと彼女と僕。
慄然と、
しかし、たおやかに流れる時間。
やがて踊りは終わり、
彼女は近くに停めてあった自分の車に戻ろうと後ろを振り向き。
その時初めて僕と目が合いました。
彼女はニコリ、と、さりげない、
神々しくもある笑顔を僕に投げかけてくれて。
僕も思わずニコリ、と、彼女に無言の返事をしました。
歩いてくる彼女とすれ違う時は、なんとなく、
沢山の会話をしたような、そんな不思議な感覚がありました。
きっと彼女は朝の6時半ぐらいからここにいて。
たった一人、
ただひたすらにフラを山に捧げていたのだと思います。
彼女が車で立ち去った後の祭壇には美しいレイが、
太陽の光を受けて輝いていました。
それからです。
僕は一度「hula=フラ」の歴史を勉強してみました。
「なるほど。そーか。
フラの生まれた聖地はカウアイ島にあるのか......
今度、一度行ってみよう。
きっとそこは素晴らしい所に違いない......」
今年、いつものハワイ島をやめてカウアイ島に行くことにしたのは、
実はこのことがキッカケであり、一番の目的でした。
「ハワイ諸島最古の島」と言われるカウアイ島は、
僕は初めてで。
行ってみると、当然ですがオアフやマウイ、
ハワイ島とも違った独特の空気感を持つ島でした。
雨季だったせいもあるとは思いますが、とにかく雨が多いようで。
島全体から湧き立つような湿気も水気も強く感じる島。
そして、とても古い空気。霊気。
至る所に漂う精霊の感触。
他の島と比べると、日本にとても近しい空気感の様にも思えました。
他の島より住まう神々の姿の色濃さと重厚さがトテモ印象的で......
上の写真にもあるハナレイ・ビーチ・ピア(hanalei pier)や、
キラウェア・ライトハウス(kilauea lighthouse)とか。
ハワイのグランドキャニオンと呼ばれる
ワイメア・キャニオン(waimea canyon)とか。
カララウ展望所(kalalau lookout)とか。
そして、是が非でも見てみたかったフラの聖地は、
そんな島の最北端。
島の外周道路の行き止まりの、さらに先にあるようで。
事前に詳しい人に聞いて調べたところによると、
ハワイアンにとってあまりに重要な聖地であるため、
現在では旅行者などが安易に入らないように
「立ち入り禁止」となっている......とのことでした。
それはそうだろう......
日本でも伊勢神宮の宮内には入れないし、
皇居にだって早々は入れない。
であれば、
僕はせめてその聖地の真下にあるという小さなビーチに行って、
その聖なる海の風景を見て、体を浸し、
その地の空気やエネルギーを自分なりに確かめてみよう......と。
あの、ハワイ島で見た神々しきフラの、
その源泉の地のエナジーを一度でいいから感じてみたい、と。
でも、それで、なんだかトテモ十分な気がする......と。
そして、そう決めた時にまた1つ、ハワイの神様......
正確には「マウナ・ロア」の神様から......
また新たなメッセージを預かりました。
プリリンねーさんの正確な言葉でもって記せば、ソレは、
「シンデレラの靴のレストランに行くといい。
行けばわかるだろう」
僕はフラの生まれた聖地を目指しつつ、もう一つ、
時間的に可能であれば、
シンデレラの靴のレストランも探し出してみようかと、
車に乗り込みました。
走り出してみると、その日の空も、
初めて本物のフラを見せてもらった時のハワイ島の空の様に蒼く、
なんだかトテモ輝いている様に見えました......
.......続く(^_^)
「ハワイ島のアル教会に生まれたらしいよ......やっと......」
「その人は、今後、
この星にとって大事なコトを成していくハズらしいのだけど......」
もう数年前。
めっぽうブリリアントなチカラを持つ、
横浜に住むプリリンなおねーさまに神様からそんな言葉が降りて来てまして。
何故だか!?成り行きで!?
僕はそんな御霊(ミタマ)を宿すベイビーさんに会いに、
広大なハワイ島をグルグルと回っちゃう......
なんていう様なことがありました。
バカな話です......(*´ω`*)ぽふーん......
ここから先はドン引きしない方だけ進んでみてください。
ええ。ええ。
トテーモ悪しからずで......(´ω`)にょふーん......
このブログの読者さんであれば、
既によくわかってくれているとは思いますが。
ハワイ島は僕さんキッテのお気に入り!アイランドでして。
愛してやまないコナ・コーヒーさんの産地でもありますし。
そんなこともあって、数年前、
「あの島なら......
スーパーありえる話やな。うん。うん。」
などと、狐につままれ、
タヌキに騙され、
自分の頬を指でつねりながら、
清水の舞台から飛び降りる気持ちで噂の教会!?を探しに、
僕は島の探検に繰り出したのでした。
「教会の牧師さんはイギリス人らしいの......
生まれたばかりだから、まだ赤ちゃんのはずだけど......」
情報はそれだけ。
ホテルの中にある様な教会も含め、
広いハワイ島の中に果たして幾つ?教会があるのか?
は正確にはわかりませんが。
偶然が偶然を呼び、
日本とハワイの神様達の強力な後押しもあって。
兎にも角にも僕は奇跡的にその教会を探し当てることが出来ました。
驚くことに、辿り着いてみると、その教会は本当に!
イギリスから移住してきた牧師さんの一家が営んでいたところで。
最初、教会のドアをノックしてみたのですが、
一家はお出かけ中の様子。
なので、然りげ無く、
怪しまれない様に近所の人達に家族構成を聞いて回ったのですが、
ナント!
本当にお子さんが生まれたばかり!
なのだと......
日本から遠く離れたハワイ島のイチ教会の、
イチ家族の、
そんな事まで!
わかってしまう!
神奈川県の片隅に住むプリリンなねーさんの
降ろす言葉の正確さに
心底驚いたコトを僕は今でも鮮烈に覚えています。
「ねーさんや。。本当に教会あったぞ。。。」
「えええっ!?ホント!?すごいねーーー(^_^)
ホントだったんだー。
赤ちゃんには会えた?」
「いや、それが留守なんだよね。。なう。
ちょっと、今どこにいるか赤ちゃんに聞いてみて。
ねーさんなら話せるでしょ。
近くなら探すから」
「わかった。ちょっと待って......
......今ね、家族旅行中で今日は帰らないんだって。そこには。
でも来てくれて本当に嬉しいって言ってるよ(^_^)
また会いたいって」
「マジか!?そーかー。。
じゃぁ、また今度だな。
ま、場所がはっきりわかっただけで十分だな。今回は......」
♪♫$#%€£!!どどどっdっpどどdpdpdpどどどおどどーーーんんn!!
「ねーさんや。。( ̄◇ ̄;)」
「なに?」
「か、雷が目の前、すぐそばに落ちた......( ̄O ̄;)......
き、急に.......空が......
街中が停電した......信号も消えちゃった........」
「あら!?そう!たいへーん。
つか、大丈夫なの!?」
「だ、大丈夫......みたい。
ちょっとビリビリしてるけど......」
「そう。よかった。でもすごいね」
「こりゃ、今回はココまでっ!......ってコトだろーな。うん。
今日は切り上げるわ。
命の危険を感じるし......
またいつか会いにくることになるだろーしな......うん。
帰るわ」
「そーだね(^_^)また来て欲しいて言ってるよ。
すごいねー。
お疲れ様ー。気をつけて帰ってねー。
確かめてくれてありがとー」
————————少し前。
「Gut Feeling」というの記事の中で記した「ガラスの靴」の話というのは、
実は、この数年前のハワイ島での出来事から始まりました。
神々から言われた教会を探して島をグルグルと回っている時に、
その途中の道すがらより、
このお話は始まるのでございます————————
時刻は未だ朝7時ぐらい。
真っ青に晴れ渡った南国のクリアな空。
コナ・コーヒーの母なる山「マウナ・ロア=長い山」も
綺麗に見えています。
僕は教会を探して、「カン」だけを頼りに
ドライブ・ウェイをブンブンと飛ばしていました。
目前にはハワイ諸島最高峰、
標高4205メートルの「マウナ・ケア=白い山」も見えて来ます。
その名の通り、南国の島の中で白き雪を頂き、
雄大に聳える偉大な女神様を宿す霊峰中の霊峰。
その霊峰の直下。
白い頂(いただき)のすぐ傍を抜けるドライブウェイを走っている時。
道から少し入った所にある、
小さな石積みの祭壇が僕の目にチラリと留まりました。
僕は車に急ブレーキをかけ。
道端の空き地に停め。
ドアを開け、車を降り、そして......
そのあまりにも美しく雄麗な風景にしばしの間釘付けとなります......
祭壇の前には一人、大柄な、いかにもハワイアン!
と言った薄茶色の肌をした女性が裸足で立っていて。
霊峰マウナケアに向かって黙々と「舞」を捧げていました。
彼女の髪は銀色に美しく輝いていて。長く。
背中をまっすぐに通ってカカトのあたりまで伸びていました。
彼女はその長い銀髪をゆらゆらと薫せ(くゆらせ)ながら、
雄大な自然と一体となった「舞」を一心に踊っていました。
彼女の大きくてゆったりとしたリズムと呼吸と動きは、
何処か太極拳の様な感じでもあって。
それは、僕には「踊り」というよりは「舞」の様に感じられて。
遠目から見ていても、
なんだか「尊さ」みたいなものが
全身から溢れ出ている様にも見えていました。
そして、その舞の美麗さの本質というのは紛れもなく、
誰のためでもなく。
ましてや自分のためでもなく。
ただひたすらに霊峰マウナ・ケアに捧げられているもの
であることから来ている様に思えました。
ゆっくりと繊細に踏み出され、
また引き戻される素足。
ユラリユラリと、
空や山に向かい差し出される柔らかな腕。
手のヒラ。指。
凛とした佇まい。姿勢。
車を降りた僕は、しばし、時を忘れ。
彼女の動きと空と大地とマウナ・ケアを感じ、
見入ってしまいました。
そして......ふと、気づきました。
彼女の踊りは......フラ、だ、と。
コレがフラなんだ、と。
そうか、
コレが本物のフラなんだ、と。
そう思いました。
最初は、一瞬、
ショーやホテルで見る様なフラとあまりに違っていたので、
そう思わなかったのですが......
僕は多分、初めて本物の、本来の、
この島に太古から伝わるフラを見せてもらっているのだ......と。
その時、そう思いました。
そして、それに気づいた時、
えもいわれぬ熱いモノが胸の中にこみ上げて来ました。
気を許すと、思わず涙が溢れそうになります......
「コレが......フラか......」
僕は踊る彼女の後ろの方で距離をおき、
無言で立ちすくみながらその姿を見ていました。
南国の早朝。富士山と同じ高さぐらいの場所。
僕と彼女以外その場には誰もいません。
来ません。
マウナ・ケアとフラと彼女と僕。
慄然と、
しかし、たおやかに流れる時間。
やがて踊りは終わり、
彼女は近くに停めてあった自分の車に戻ろうと後ろを振り向き。
その時初めて僕と目が合いました。
彼女はニコリ、と、さりげない、
神々しくもある笑顔を僕に投げかけてくれて。
僕も思わずニコリ、と、彼女に無言の返事をしました。
歩いてくる彼女とすれ違う時は、なんとなく、
沢山の会話をしたような、そんな不思議な感覚がありました。
きっと彼女は朝の6時半ぐらいからここにいて。
たった一人、
ただひたすらにフラを山に捧げていたのだと思います。
彼女が車で立ち去った後の祭壇には美しいレイが、
太陽の光を受けて輝いていました。
それからです。
僕は一度「hula=フラ」の歴史を勉強してみました。
「なるほど。そーか。
フラの生まれた聖地はカウアイ島にあるのか......
今度、一度行ってみよう。
きっとそこは素晴らしい所に違いない......」
今年、いつものハワイ島をやめてカウアイ島に行くことにしたのは、
実はこのことがキッカケであり、一番の目的でした。
「ハワイ諸島最古の島」と言われるカウアイ島は、
僕は初めてで。
行ってみると、当然ですがオアフやマウイ、
ハワイ島とも違った独特の空気感を持つ島でした。
雨季だったせいもあるとは思いますが、とにかく雨が多いようで。
島全体から湧き立つような湿気も水気も強く感じる島。
そして、とても古い空気。霊気。
至る所に漂う精霊の感触。
他の島と比べると、日本にとても近しい空気感の様にも思えました。
他の島より住まう神々の姿の色濃さと重厚さがトテモ印象的で......
上の写真にもあるハナレイ・ビーチ・ピア(hanalei pier)や、
キラウェア・ライトハウス(kilauea lighthouse)とか。
ハワイのグランドキャニオンと呼ばれる
ワイメア・キャニオン(waimea canyon)とか。
カララウ展望所(kalalau lookout)とか。
そして、是が非でも見てみたかったフラの聖地は、
そんな島の最北端。
島の外周道路の行き止まりの、さらに先にあるようで。
事前に詳しい人に聞いて調べたところによると、
ハワイアンにとってあまりに重要な聖地であるため、
現在では旅行者などが安易に入らないように
「立ち入り禁止」となっている......とのことでした。
それはそうだろう......
日本でも伊勢神宮の宮内には入れないし、
皇居にだって早々は入れない。
であれば、
僕はせめてその聖地の真下にあるという小さなビーチに行って、
その聖なる海の風景を見て、体を浸し、
その地の空気やエネルギーを自分なりに確かめてみよう......と。
あの、ハワイ島で見た神々しきフラの、
その源泉の地のエナジーを一度でいいから感じてみたい、と。
でも、それで、なんだかトテモ十分な気がする......と。
そして、そう決めた時にまた1つ、ハワイの神様......
正確には「マウナ・ロア」の神様から......
また新たなメッセージを預かりました。
プリリンねーさんの正確な言葉でもって記せば、ソレは、
「シンデレラの靴のレストランに行くといい。
行けばわかるだろう」
僕はフラの生まれた聖地を目指しつつ、もう一つ、
時間的に可能であれば、
シンデレラの靴のレストランも探し出してみようかと、
車に乗り込みました。
走り出してみると、その日の空も、
初めて本物のフラを見せてもらった時のハワイ島の空の様に蒼く、
なんだかトテモ輝いている様に見えました......
.......続く(^_^)