最も一般的な「日本三名山」と言えば、
富士山、立山、それと、白山。
「三霊山」なるものも同じ。
白山とは、それくらい、
古来より偉大な山とされて来たようです。

広く平に見える山頂には沢山の噴火口跡があり、恐らく、
頂上は過去何度も何度も吹き飛んでいたと思われます。
裾野に関しても「白山国立公園」という捉え方をするならば、
石川県、福井県、岐阜県、富山県に跨るほどの広大さを誇っています。
そんな広い裾野や山頂の形と、
地質学的な見識を合わせて推測される大昔のこの山は、
「今の富士山よりも高い山だったのではないか?」
とも言われています。
そして、大きい故に登山道も富士山の様にあちこちに広がって存在していて。
登山道の拠点となる麓にはそれぞれ重要な寺社もあります。
古い携帯写真とはなりますが......
コチラは福井県、越前側の拠点となる
「平泉寺白山神社(へいせんじはくさんじんじゃ)」

此方は岐阜県、美濃側の拠点
「白山長滝神社(はくさんながたきじんじゃ)」

その長滝からの登山道の中腹にある
「白山中居神社(はくさんちゅうきょじんじゃ)」

この中居神社に関しては、最初、
この鳥居の前で中に入る決心がつくまで15分ぐらい立ちすくみ、
とても悩んでしまいましたが、
僕にとっては、もう、それくらい強烈な神社です。
それ相応の思い出も思い入れもある忘れ難き神社。
そしてコチラが石川県、加賀側の本拠地。
加賀一の宮でもある「白山比咩神社」さん。
「はくさんひめじんじゃ」とも「しらやまひめじんじゃ」とも。

白山比咩とは日本屈指の霊峰、白山を象徴し守護もする女神様。
上記もした白山周りの素晴らしい神社さん達や、
全国の数多くの白山神社さん達の中で大切に祀られている別格!
の女神様。
「比咩=ひめ」は「姫」とも「媛」とも「比売」「比賣」とも書いて、
「しらやまひめ」とも「はくさんひめ」とも言われます。
「菊理姫(きくりひめ)」とも「くくり姫(くくりひめ)」とも。
前回の記事を書いている途中、
その「くくり姫」さんのワードが出て来たので、
過去記事からそのテキストリンクを探していたのですが、
見つかったのは「永平寺徒然」ぐらいで......
「あれ?白山とかククリ姫さんの話って......
まだ書いてなかったっけ......」
と、ま、ソレはソウかもしれなく。
そりゃ、ククリ姫さん......厳しい女神様ですし。
書くとなると相当ビビりますし......ええ......
ま、そんなこんなで今回は、
なんとなく記せるタイミングではないかとも感じることが出来たので、
チョット怯えながらも!?
崇高なる「括り直しの女神様」のお話を少しだけ。
中でも、そんな女神様の本拠地となる、
全国白山神社の総本宮「白山比咩神社」さんのお話などを......

神社のメイン駐車場は本殿のすぐ横に大きなものがあって、
そこから参拝する人も多いのですが、
僕さんは必ず参道下の一の鳥居から入ってお参りするようにしています。
以前も「玉置徒然」という記事で記しましたが、
僕さんとしたら、全国隅々、
カナリ多くの神社さんにお伺いしてきた中でも、
前出の中居神社と共に「別格の空気感」を漂わせている御宮の一つでして。
下から正しい参道を歩いて入った方が、
白山という山の偉大さが伝わってきちゃったりします。


参道途中には大木が立ち並び、
その間に綺麗な清水も湧いています。
この琵琶滝も良い感じで。

本殿入口の横には外せない!
「荒御前神社」

本殿さん。(^^)



境内にはご神木や白山山頂の奥宮を遥拝する社も。
(photo by mikoちゃん)

ピリッ!とスパイスの効いた水!みたいな空気感。
とてもククリさんな感じ......
いつ行っても清廉さに満ちています。
中でも、僕が好きな場所は本殿を右に回り込んで行くと見えて来る
「禊場(みそぎば)」なる所。
滝上の禊社からも強いエナジーが降りて来ます。

ココは、その名の通り神職の皆さんの禊場でしょうが、
ククリさんに支える、
とんでもなく強い龍神さんが居られる場所でもあります......
スゲー清廉感......汚すべからず!

禊場の上には住吉社さんがあって、
「海」との関連性も匂わせます。
この社(やしろ)前の南参道には「亀岩」の手水舎というのもあり、
北参道の「白山霊水」も良いですが、此方の水もかなり良い感じ。
霊水のある北参道の駐車場隅には
「善与門」さんというお茶屋さんがあります。
なかなか落ち着きまする(^^)

アイスコーヒーにわらび餅ぃ♪

近くには河濯尊大権現(かわすそんだいごんげん)なるお堂も。

実は、比咩神社さんのお札は
僕のお家のレギュラー札の一枚と成っていまして。
僕さんとしたら「玉置徒然」という記事で記した通り、全国隅々、
カナリ多くの神社さんにお伺いさせてもらって来た中でも、
前記もした白山中居神社と共に
「格別の空気感」
を漂わせている御宮の一つと感じていたりもするのです。
しかしながら、
トテモダメダメプーな人間性を誇っている僕さんとしては、
ククリさんの御札を落ち着いて頂けるようになるまでは......
そりわ、もう.......七転八倒、ダメ出しに次ぐダメ出し。
トテーモ大変なことの連続だったのでちて......
思い出すのもイヤになりますが、
ククリさんにチャント認めてもらうまでは、なんだかんだで2年半もっ!
かかっちゃった次第なのです。ええ。ホント。
キビチーの。ククリさん。(T . T)ぶぇ
「札」に関しての話「だけ」思い起こせば、
一番最初に頂いた時は、
帰りの駅のホームで札がスルリと列車の下に潜り落ちて取れなくなったり。
2回目は、帰り道に寄ったお店数軒で何故か?何回も!
置いて来てしまったり。
挙句に、家に着いたら着いたで、車を降りた瞬間、
札が車の下に逃げるようにして落ちていって、
リビングにナカナカ上がってくれなかったり......と。
それでもククリさんんが妙に好きだった僕は、その度に
「ムキィィーーッ!( *`ω´)ゼェェータイ負けねぇぞ!
認めてもらうまで何度でも行ってやるのだっ!」
なんて。
そんな大迷惑な感じの格闘を続けていました。
そうして3回目!に伺った時に、やっと!
虹が出て!(;゜0゜)オオオッ!

境内に入った瞬間からは、初めて、
ククリさんに認めてもらった感触と気持ちがブワワワーー......
っと湧き上がり。
ククリさんは今までになくトテモ優しい雰囲気に変わっていて。
更にその日は、偶然!地元の特別な祭祀の日にも当たってもいて。
僕は本殿の中に導かれるようにして上げてもらい。
特別な拝礼に参加させてもらえたのです。
神社さんからも御札やグッズ迄頂けることが出来て......

ソレは多分に、この時3回目にして初めて一緒に連れて行った
コニャ(奥さん)のご縁に依るところも大きかったのですが。
とにかく2年以上にわたって厳しい指導を頂いていた僕さんとしては、
もう、虹とともに涙、涙......
の瞬間だったことは今でもハッキリと覚えております。はい。
それからもう5年以上。
年に一回はしげしげとお札を納めたり、
いただいたりで通わせてもらっています。
そんなこんなでククリ姫さんというのは、
僕にとってはとても大切な女神様であって。
北陸の金沢という街を大好きになったキッカケともなった
女神様でもあるのです。(^^)
一番最初にココに来た頃は、
まだ一ノ宮駅という駅が参道下すぐのところにあったのですが......
数年前に閉鎖されることになってしまい。
現在は、この神社には車かバスかタクシーでないと行けなくなってしまいました。
とても風情も味もある駅だったので、今でも個人的には
「復活させて貰いたいなぁ......」
なんて、切なく思っていたりします。
ソノ、在りし日の「加賀一ノ宮駅」さん......
雰囲気が好きだったの......(T . T)ぶぇ

ここでお札を電車の下に落としてしまったのですなぁ......
最初......

古びた駅舎は今も残っていますが、
この駅の隣の公園には「古宮跡」もあります。
今は「水戸明神」として川の神様が祀られていますが、
昔はここに神社があったそうです。
その更に前の時代には、
この公園の前にある「船岡山」の山頂にあったのだそうですが、
そこにも「白山比咩神社創祀之地」という記念碑が立っています。
船岡山は戦国時代に城とされてしまい、
様々な戦乱に巻き込まれ、荒れてしまったのですが、
この両跡地はなかなか......
暗いものが溜まりがちになっている様にも感じます。
神社は今の地で正解というか、良かったというか。
自然の龍脈的にはこの船岡山「も」それ相応の地なのですが、
人というのは、なかなか......
業の深い歴史をも作ってしまうものなのでしょうか。
そんな人の由なし事も沢山飲み込んで来たであろうククリさんと白山。
ククリ直しの女神。山。
そもそもククリ姫さんと言えば、記紀神話においては、
途轍もなく重要な役割を持って描かれている女神様で。
それは、この国を創り、
多くの神々産んだというイザナギ、イザナミの両親神が
殺し合わんばかりの大喧嘩をしてしまった時に、
どこからともなくスッと現れ、
2神の間にサッと入り、
耳もとでソッと......
「何かを耳打ち」
......したそうなのです。
そしたらなんと!アッという間に!
2柱の神様が仲直りしてしまった!
と。そんな風に描かれています。
この話の何処が重要なのか!?と?
......イエイエ、そりわそりわ、もう、大変重要でございます。
だって、この二神が喧嘩して別れてしまったとしたら、
その後生まれ来る全ての神々が生まれなかった......
ということになるからです。
そもそもイザナギ(伊奘諾命)、
イザナミ(伊奘冉命)の2神の間に立てる神様って......
いったい、どれだけ凄いのでしょうか......
まず、いません。
そんな神様。スゲーっす。

だからなのか!?
お酒も別格にタケーッス!( ̄◇ ̄;)か、かえん......

更にククリ姫さんの凄いトコは、
こんな重要な仕事をなさっている女神様にもかかわらず、
記述の中に出て来る部分はたった一文!で、一言だけ!
という、なんともミステリアスな出演方法。
まるで映画監督が自分のフィルムの中に一瞬だけ顔を出すという
「カメオ出演」的な出方。それがまた、
この女神様の圧倒的な力を感じさせる様なところでもあり、
興味深い部分でもあります。
もっと言えば。
「何故ココまで別格なのか?」
というと、感じミルに、
ククリ姫さんというのはこの国の神様とはちょっと違うのです。
比咩の「咩」も羊の鳴き声を意味する漢字で、
白山は日本では貴重な恐竜の化石も沢山出る所ですし。
もっと、こう......大きな抜け!
があるというか、なんというか......
要は大陸の神様だと思うのです。
能登半島の地脈を北上し、
日本海を越えて、ユーラシア大陸に入り。
そこから白い雪を頂く山々を渡り、ヒマラヤ山脈まで。
そこから更に、
同じく峰々に白雪を頂くヨーロッパアルプスの山脈に至る迄も。
なんとなく、ククリ姫さんの守備範囲な感じなのです。
そして、そんな大きな存在感は、どことなく時代が違うのです。
今よりもっと前の世界。社会。文明......なのか。
そんな感じ。
そんな世界に住まう女神様。
きっと、今の世界のルーツに位置する世界。
その時代から居られる女神様。
......さてさて。
そんな女神様がイザナギさんとイザナミさんに何と!?
囁いたのか?
あれだけ喧嘩してた二人を一瞬にして和解させた言葉とは?
チカラとは?なんなのさ!?
それがまた考えれば考えるほどソートーやばい感じで。
恐らくは......
夢物語的な想像ですが......
「わかっていますね?
あなたがたの子は次の世界の神となります。
それは、私でもあります。
私達と同じ間違いを繰り返さないように。
頼みますよ」
ほんと。
この女神様は別格っす。
ビビるっす。。(; ̄ー ̄A 好きっすけど。

ちなみに、ココにも大きな歴史の秘密が隠されています。
石川県、小松市、那谷寺(なたでら)さんと、その中にある
「若宮白山神社=わかみやはくさんじんじゃ」
また、いつか。
記したく思います。(^^)
富士山、立山、それと、白山。
「三霊山」なるものも同じ。
白山とは、それくらい、
古来より偉大な山とされて来たようです。

広く平に見える山頂には沢山の噴火口跡があり、恐らく、
頂上は過去何度も何度も吹き飛んでいたと思われます。
裾野に関しても「白山国立公園」という捉え方をするならば、
石川県、福井県、岐阜県、富山県に跨るほどの広大さを誇っています。
そんな広い裾野や山頂の形と、
地質学的な見識を合わせて推測される大昔のこの山は、
「今の富士山よりも高い山だったのではないか?」
とも言われています。
そして、大きい故に登山道も富士山の様にあちこちに広がって存在していて。
登山道の拠点となる麓にはそれぞれ重要な寺社もあります。
古い携帯写真とはなりますが......
コチラは福井県、越前側の拠点となる
「平泉寺白山神社(へいせんじはくさんじんじゃ)」

此方は岐阜県、美濃側の拠点
「白山長滝神社(はくさんながたきじんじゃ)」

その長滝からの登山道の中腹にある
「白山中居神社(はくさんちゅうきょじんじゃ)」

この中居神社に関しては、最初、
この鳥居の前で中に入る決心がつくまで15分ぐらい立ちすくみ、
とても悩んでしまいましたが、
僕にとっては、もう、それくらい強烈な神社です。
それ相応の思い出も思い入れもある忘れ難き神社。
そしてコチラが石川県、加賀側の本拠地。
加賀一の宮でもある「白山比咩神社」さん。
「はくさんひめじんじゃ」とも「しらやまひめじんじゃ」とも。

白山比咩とは日本屈指の霊峰、白山を象徴し守護もする女神様。
上記もした白山周りの素晴らしい神社さん達や、
全国の数多くの白山神社さん達の中で大切に祀られている別格!
の女神様。
「比咩=ひめ」は「姫」とも「媛」とも「比売」「比賣」とも書いて、
「しらやまひめ」とも「はくさんひめ」とも言われます。
「菊理姫(きくりひめ)」とも「くくり姫(くくりひめ)」とも。
前回の記事を書いている途中、
その「くくり姫」さんのワードが出て来たので、
過去記事からそのテキストリンクを探していたのですが、
見つかったのは「永平寺徒然」ぐらいで......
「あれ?白山とかククリ姫さんの話って......
まだ書いてなかったっけ......」
と、ま、ソレはソウかもしれなく。
そりゃ、ククリ姫さん......厳しい女神様ですし。
書くとなると相当ビビりますし......ええ......
ま、そんなこんなで今回は、
なんとなく記せるタイミングではないかとも感じることが出来たので、
チョット怯えながらも!?
崇高なる「括り直しの女神様」のお話を少しだけ。
中でも、そんな女神様の本拠地となる、
全国白山神社の総本宮「白山比咩神社」さんのお話などを......

神社のメイン駐車場は本殿のすぐ横に大きなものがあって、
そこから参拝する人も多いのですが、
僕さんは必ず参道下の一の鳥居から入ってお参りするようにしています。
以前も「玉置徒然」という記事で記しましたが、
僕さんとしたら、全国隅々、
カナリ多くの神社さんにお伺いしてきた中でも、
前出の中居神社と共に「別格の空気感」を漂わせている御宮の一つでして。
下から正しい参道を歩いて入った方が、
白山という山の偉大さが伝わってきちゃったりします。


参道途中には大木が立ち並び、
その間に綺麗な清水も湧いています。
この琵琶滝も良い感じで。

本殿入口の横には外せない!
「荒御前神社」

本殿さん。(^^)



境内にはご神木や白山山頂の奥宮を遥拝する社も。
(photo by mikoちゃん)

ピリッ!とスパイスの効いた水!みたいな空気感。
とてもククリさんな感じ......
いつ行っても清廉さに満ちています。
中でも、僕が好きな場所は本殿を右に回り込んで行くと見えて来る
「禊場(みそぎば)」なる所。
滝上の禊社からも強いエナジーが降りて来ます。

ココは、その名の通り神職の皆さんの禊場でしょうが、
ククリさんに支える、
とんでもなく強い龍神さんが居られる場所でもあります......
スゲー清廉感......汚すべからず!

禊場の上には住吉社さんがあって、
「海」との関連性も匂わせます。
この社(やしろ)前の南参道には「亀岩」の手水舎というのもあり、
北参道の「白山霊水」も良いですが、此方の水もかなり良い感じ。
霊水のある北参道の駐車場隅には
「善与門」さんというお茶屋さんがあります。
なかなか落ち着きまする(^^)

アイスコーヒーにわらび餅ぃ♪

近くには河濯尊大権現(かわすそんだいごんげん)なるお堂も。

実は、比咩神社さんのお札は
僕のお家のレギュラー札の一枚と成っていまして。
僕さんとしたら「玉置徒然」という記事で記した通り、全国隅々、
カナリ多くの神社さんにお伺いさせてもらって来た中でも、
前記もした白山中居神社と共に
「格別の空気感」
を漂わせている御宮の一つと感じていたりもするのです。
しかしながら、
トテモダメダメプーな人間性を誇っている僕さんとしては、
ククリさんの御札を落ち着いて頂けるようになるまでは......
そりわ、もう.......七転八倒、ダメ出しに次ぐダメ出し。
トテーモ大変なことの連続だったのでちて......
思い出すのもイヤになりますが、
ククリさんにチャント認めてもらうまでは、なんだかんだで2年半もっ!
かかっちゃった次第なのです。ええ。ホント。
キビチーの。ククリさん。(T . T)ぶぇ
「札」に関しての話「だけ」思い起こせば、
一番最初に頂いた時は、
帰りの駅のホームで札がスルリと列車の下に潜り落ちて取れなくなったり。
2回目は、帰り道に寄ったお店数軒で何故か?何回も!
置いて来てしまったり。
挙句に、家に着いたら着いたで、車を降りた瞬間、
札が車の下に逃げるようにして落ちていって、
リビングにナカナカ上がってくれなかったり......と。
それでもククリさんんが妙に好きだった僕は、その度に
「ムキィィーーッ!( *`ω´)ゼェェータイ負けねぇぞ!
認めてもらうまで何度でも行ってやるのだっ!」
なんて。
そんな大迷惑な感じの格闘を続けていました。
そうして3回目!に伺った時に、やっと!
虹が出て!(;゜0゜)オオオッ!

境内に入った瞬間からは、初めて、
ククリさんに認めてもらった感触と気持ちがブワワワーー......
っと湧き上がり。
ククリさんは今までになくトテモ優しい雰囲気に変わっていて。
更にその日は、偶然!地元の特別な祭祀の日にも当たってもいて。
僕は本殿の中に導かれるようにして上げてもらい。
特別な拝礼に参加させてもらえたのです。
神社さんからも御札やグッズ迄頂けることが出来て......

ソレは多分に、この時3回目にして初めて一緒に連れて行った
コニャ(奥さん)のご縁に依るところも大きかったのですが。
とにかく2年以上にわたって厳しい指導を頂いていた僕さんとしては、
もう、虹とともに涙、涙......
の瞬間だったことは今でもハッキリと覚えております。はい。
それからもう5年以上。
年に一回はしげしげとお札を納めたり、
いただいたりで通わせてもらっています。
そんなこんなでククリ姫さんというのは、
僕にとってはとても大切な女神様であって。
北陸の金沢という街を大好きになったキッカケともなった
女神様でもあるのです。(^^)
一番最初にココに来た頃は、
まだ一ノ宮駅という駅が参道下すぐのところにあったのですが......
数年前に閉鎖されることになってしまい。
現在は、この神社には車かバスかタクシーでないと行けなくなってしまいました。
とても風情も味もある駅だったので、今でも個人的には
「復活させて貰いたいなぁ......」
なんて、切なく思っていたりします。
ソノ、在りし日の「加賀一ノ宮駅」さん......
雰囲気が好きだったの......(T . T)ぶぇ

ここでお札を電車の下に落としてしまったのですなぁ......
最初......

古びた駅舎は今も残っていますが、
この駅の隣の公園には「古宮跡」もあります。
今は「水戸明神」として川の神様が祀られていますが、
昔はここに神社があったそうです。
その更に前の時代には、
この公園の前にある「船岡山」の山頂にあったのだそうですが、
そこにも「白山比咩神社創祀之地」という記念碑が立っています。
船岡山は戦国時代に城とされてしまい、
様々な戦乱に巻き込まれ、荒れてしまったのですが、
この両跡地はなかなか......
暗いものが溜まりがちになっている様にも感じます。
神社は今の地で正解というか、良かったというか。
自然の龍脈的にはこの船岡山「も」それ相応の地なのですが、
人というのは、なかなか......
業の深い歴史をも作ってしまうものなのでしょうか。
そんな人の由なし事も沢山飲み込んで来たであろうククリさんと白山。
ククリ直しの女神。山。
そもそもククリ姫さんと言えば、記紀神話においては、
途轍もなく重要な役割を持って描かれている女神様で。
それは、この国を創り、
多くの神々産んだというイザナギ、イザナミの両親神が
殺し合わんばかりの大喧嘩をしてしまった時に、
どこからともなくスッと現れ、
2神の間にサッと入り、
耳もとでソッと......
「何かを耳打ち」
......したそうなのです。
そしたらなんと!アッという間に!
2柱の神様が仲直りしてしまった!
と。そんな風に描かれています。
この話の何処が重要なのか!?と?
......イエイエ、そりわそりわ、もう、大変重要でございます。
だって、この二神が喧嘩して別れてしまったとしたら、
その後生まれ来る全ての神々が生まれなかった......
ということになるからです。
そもそもイザナギ(伊奘諾命)、
イザナミ(伊奘冉命)の2神の間に立てる神様って......
いったい、どれだけ凄いのでしょうか......
まず、いません。
そんな神様。スゲーっす。

だからなのか!?
お酒も別格にタケーッス!( ̄◇ ̄;)か、かえん......

更にククリ姫さんの凄いトコは、
こんな重要な仕事をなさっている女神様にもかかわらず、
記述の中に出て来る部分はたった一文!で、一言だけ!
という、なんともミステリアスな出演方法。
まるで映画監督が自分のフィルムの中に一瞬だけ顔を出すという
「カメオ出演」的な出方。それがまた、
この女神様の圧倒的な力を感じさせる様なところでもあり、
興味深い部分でもあります。
もっと言えば。
「何故ココまで別格なのか?」
というと、感じミルに、
ククリ姫さんというのはこの国の神様とはちょっと違うのです。
比咩の「咩」も羊の鳴き声を意味する漢字で、
白山は日本では貴重な恐竜の化石も沢山出る所ですし。
もっと、こう......大きな抜け!
があるというか、なんというか......
要は大陸の神様だと思うのです。
能登半島の地脈を北上し、
日本海を越えて、ユーラシア大陸に入り。
そこから白い雪を頂く山々を渡り、ヒマラヤ山脈まで。
そこから更に、
同じく峰々に白雪を頂くヨーロッパアルプスの山脈に至る迄も。
なんとなく、ククリ姫さんの守備範囲な感じなのです。
そして、そんな大きな存在感は、どことなく時代が違うのです。
今よりもっと前の世界。社会。文明......なのか。
そんな感じ。
そんな世界に住まう女神様。
きっと、今の世界のルーツに位置する世界。
その時代から居られる女神様。
......さてさて。
そんな女神様がイザナギさんとイザナミさんに何と!?
囁いたのか?
あれだけ喧嘩してた二人を一瞬にして和解させた言葉とは?
チカラとは?なんなのさ!?
それがまた考えれば考えるほどソートーやばい感じで。
恐らくは......
夢物語的な想像ですが......
「わかっていますね?
あなたがたの子は次の世界の神となります。
それは、私でもあります。
私達と同じ間違いを繰り返さないように。
頼みますよ」
ほんと。
この女神様は別格っす。
ビビるっす。。(; ̄ー ̄A 好きっすけど。

ちなみに、ココにも大きな歴史の秘密が隠されています。
石川県、小松市、那谷寺(なたでら)さんと、その中にある
「若宮白山神社=わかみやはくさんじんじゃ」
また、いつか。
記したく思います。(^^)