雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

EVERGREEN

2022-05-08 00:22:20 | 感謝
ズルくて汚い大人のニュースに辟易してますが。
最近。

人命など、
嘘やシラをきり続けることより軽いものなのだと。
そんなことを続ける国家指導者や政治家さん達。

虚栄心の塊であろう?
と感じられもする知床遊覧船の社長さんの言動や、
これまでやってきた最低最悪の自己中会社経営。

熊本県の「秀岳館高校サッカー部」の監督さんは、
暴力事件に対する弁明を教え子の生徒にやらせ、
動画まで撮らせてネット上にアップさせたり。
その録音された音声には「弁護士」とか「裁判」とか、
大人特有の社会的言葉を使って教子を脅したり。
脅しが脅しとならない様に話す口調や形も入っていて。
また、ことさらに気持ち悪く。
最低最悪。
ズルさ満点。
知床遊覧船と同様に、
周囲に言われて開いた学校会見も、見る限り、
学校の理事長校長さんも知床遊覧船の社長と同人種。



同じ大人としたら、
なんだか肩身が狭いっす。



そんな大人ばかりではないんだよぉぉぉーーーーっ!



と、
そんな心の叫びもあるんすけど。
若者や世の中に届くのでしょうか。
本当に気分悪いっす。
気持ち悪いっす。
大人とは、
もっと大きなものではないでしょうか。
大人なのですから。
少なくとも子供よりは大きくないと。
指導者や経営者なんていう立場であれば尚更に。
ええ。
いいかげん、星ぐらい大きくならんと。
ええ。
老も若きも互いにリスペクトし合うのが最高で最善なわけで。
このままではヤベーっす。
なんとかしたいっす。



つい最近、
イビチャ・オシム(Ivica Osim)さんが亡くなりました。
サッカーファンでは知らない人はいない方です。
国が6つ以上に!分裂!
するという想像を絶する内戦混乱期の
ユーゴスラビアの名代表選手であり、名監督であり、
Jリーグチームの監督から
日本代表監督まで務めてくれていた方。
日本代表監督在任中に突然の病気で倒れ。
やむなく、道半ばで母国へ帰ることとなり。
その後は異国の地から
日本サッカーの発展を見守ってくれていた方です。

かくいう僕さんも、
オシムさんの言動や仕事姿勢にはとても感銘を受け、
また、とても勉強させてもらいました。
大人って、こうありたいな。と。
こんなジーサンになるのもいいかもな、と。
そんなふうに思わされる大人の一人でした。

努力をする人を、
才能がある人より高く評価し。認め。
才能があっても人間性が追いつかない人には叱咤、教育し。
平等ということを正しい形で表現し、体現し。
常に質と量のどちらも欠けることがないように追い求め。
どちらかが落ちることは大きな間違いともして。
何より、
そんな厳しさを大きく上回る愛情と品格を感じられる方。

とにかく、
スゲー監督さんでした。

サッカーファンとしたら、
この人の創った日本代表を何度夢みたことか。
突然の病に倒れ、
そんなファンの夢は叶いませんでしたが、
今の日本代表を見ていても、ふと、時折、
そんなことを思わされてしまうような人であり、
監督さんでした。
彼の語録は、
時がたった今も、
永遠に枯れない緑の葉の様に、
心身に染みるのです。



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わかるか。
すでに自分で限界を作ってしまっていることを。



勇気を金では買えない。
持っているか、
持っていないかのどちらかだ。



走るために走るのでは意味がない。
芸術のための芸術と同じで、
何の役にも立たない。



優れているがゆえに、
他の選手以上にやらねばならない。



勝っている試合を負けることも、
負けたはずの試合を勝つこともある。
だからこそ、
強い性格を作り上げることが大事なんだ。



俊介がFKで得点し、
それが決勝点になったとき、
誰もが俊介が勝利に導いたと書く。
そのとき他の選手たちはどこにいたのか。
それを無視すれば、
彼の家族や友人たちにとって、
彼は全く無駄働をしたことになる。



ミスをする権利も教えるべきだ。
というのも、
ミスを犯すことなしには生きていけないからだ。



若さとは、
それだけで素晴らしい。
だから若手をあまり厳しく管理すべきでない。



嫉妬が革命を妨げる。
創造的な人間には、
邪魔をすることなく仕事をさせるべきだ。



結束してさえいれば、
それだけで危険なチームになれる。



大金を得て優雅な暮らしをするのは悪くないが、
そこには過酷な義務が伴うことを忘れてはならない。



人生はこれからも続く。
サッカーでもそうだろう。
試合に負けるのは人生の終わりではない。



背広とネクタイで
キチッとした格好をするから真剣なのではない。
タキシードを着るから真剣なのでもない。
メガネをかけているから真剣なのでもない。
真剣とはそうした格好の問題でななく、
もっと別のことだ。



私はナショナリズムには絶対に加担しない。
これまでも一度もなかった。
学校でも、サッカーにおいても。
引退してからも。



ブラジルと同じプレーでは彼らに勝てなかった。
日本のスタイルでは、
誰も日本に勝てないのと同じだ。



日本に欠けているのは、
チームを勝利に導ける個人主義者だ。



中田以降、
日本には個人主義者はいない。



日本化とは、
世界中の優れたものを全て取り入れることでもある。



日本が学校で学ぶ段階はもう終わったはずだ。



夢とともに生きて、
夢から現実的な利益を得る。
日本の夢は、
いつの日にか世界チャンピオンになることだ。
ではどうすればそこに至れるのか。



悪いプレーをしたときは、
それをはっきり指摘すべきだ。
それが日本には欠けている。
真実を言おうとしない。



(東日本大震災に際して)
私が少しポジティブでいられるのは、
あなた方がこれまでの歴史において、
自分たちの方が、人間の方が、
自然より強いということを見せてきたからだ。



Number PLUS(ナンバー プラス)
「オシム語録」より。(Kindle、電子版)
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コメント (6)
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