雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

ヒマラヤスギ

2022-05-24 00:12:16 | 面白い
この沢山の新芽が出ている榊(さかき)さんは
我が家の神棚のものなのですが。
もう、かれこれ、
13ヶ月ほど置かれているものなのです。
まず信じてもらえないとは思いますが......



庭に植えてある木の枝を切って、
花瓶に挿しているだけのものなのですが、
全く枯れないのです。
本当に本当なのですけど......
やっぱり信じてもらえないだろーなぁ......とか。
コニャ(奥ちゃま)に証明してもらうしかないだろーなぁ......
とか。
ええ。
以前「祝詞」という全5話の記事にも記していたように、
これまでも10〜12ヶ月ぐらいは枯れない感じで。
花が咲くようなことも何度かあったりもしていたのですが、
13ヶ月というのは最長記録の更新でもありまして。
......しかし、
根が生えてきているということも無いですし......
新芽がこんなに沢山出てくるなんて......
僕さんにしても不思議に思ってしまうわけなのです。
ま、いつも感じているのは、
明らかに、
毎朝捧げている祝詞(のりと)の力だろうなぁ、と。
Mさんから頂いた秘伝のモノをベースに、
アマテラスさんから幾度か修正を頂いてきた祝詞の力には
いたく感心してしまうわけなのです。

そして、
そんな不思議な神棚の榊さんとは対照的に、
家の裏のご近所さんの家には、昔から、
ちょいと怪しい、
陰の気が異様に強いヒマラヤスギさんの大木があるのです。

元々は、
この地に昔から住んでいた老夫婦さんの
一軒家の庭先にあったものなのですが、
数年前に、
その老夫婦さんが隠居の為の引越しをされまして。
土地家屋はそのまま売りに出され。
その後、新たに入ってきた方は、
ご主人がドイツ人さんで、
一人娘さんを持つ3人家族さんでした。
すると、
それからは外国的センスのリフォームがドンドコと進み。
今やとても綺麗なお家ともなっているのです、が。
そのリフォームが、つい最近、とうとう、
庭先にある、その、
大きなヒマラヤスギさんにまで及ぶこととなったのです。
ある朝、
チェーンソーの大きな音で目を覚ました僕さんは、
何だろう?と寝室の窓の外を覗いてみると、
そんなことになっていました。



長年、強い陰気を纏っていた木が、
ある日、突然、忽然と、
根元から無くなってしまいました。
2019年の台風19号の時に大きく折れてしまってもいたので、
ご近所さんは
その時から伐採を考え始めていたようなのですが......
今のご近所さんはかなりカンの鋭い方達だなぁ、と。
そんなことも思うわけなのです。
そして、とても興味深いのが、
木が切られ始めると、
ドンドンと周囲の「気」が晴れやかになっていって。
あたり一帯がとても抜けの良い、
明るい土地の気に一変してしまいました。



木、一本。



しかし、



その影響力を思い知る次第なのです。



長い間、
周囲で唯一気になっていた重々しいモノでもあったので、
ずっとつっかえていた棒が外れ、無くなったような感じ。
僕さんとしても完全に気が晴れた部分があります。
でも、
いつも見えていた存在感のある大木さんでもあったので、
切られている時はなんとも言えない寂しさも
胸に込み上げてきました。
なので、木が切られている最中には、
僕さんはすぐ近くにある、
一帯を守護してくれている龍神さんの祠にお酒を持っていき。
ヒマラヤスギさんの精霊の救済をお願いしました。
すると!
突然!
雨が降ってきまして......



さすが!の龍神さん。
ヒマラヤスギさんを慰めて、
しっかり救ってくれている様でした。
ちょっと(;_;)ホロリ......なんて。
してしまいまして。
ええ。

東京のヒマラヤスギで有名なものは、
「トトロの木」などと呼ばれていた
谷中の「みかどパン店」さんのものでしょうか。
以前、この「谷根千徒然」という記事でも記していましたが、
ソチラも相当に分厚い陰の気をまとってしまっていて。
しかも、御近所さんの木と同じく、
台風19号で一部が折れてしまったとのことで。
現在は小さく伐採され、
パン屋さんは閉店してしまいました。

ヒマラヤ杉さんというのは、その名の通り、
元来はヒマラヤ辺りに植生している外来種のようで、
日本には明治時代に持ち込まれたのだそうです。
ヒンドゥー教では昔から聖木とされていて、
シヴァ神さんが宿る木ともされています。
シヴァ神さんの働きは、
日本ではスサノオ(素戔嗚、須佐男)さんの働きに
相当するモノでしょうか。
どちらかというと「陰の気」を纏いがちで、
凶事の身代わりとなるようなことも多く。
そんなことになってしまうのも、
周囲の陰気をよく吸って、溜めて、
下水処理的なことをしてくれているような部分が
あるからではないかとも思います。
しかし、そんな取り込んだ陰気が多くなりすぎると
陰木ともなって。
そうなると「陰ソノモノ」「凶事ソノモノ」
ともなってしまいますし。
周囲の土地の為には一旦無くしたほうが良いことなども
あるかとも思います。
そんなタイプの木は他にもありますが、
「松」などはマサにそんな木の代表となるでしょうか。

ここで、

とても興味深いのは、

ヒマラヤスギさんというのは、

本当は、

その「松」の木の一種なのです。

正式な分類としては「松科」になります。

それが、どうも、
日本に持ち込まれた時になぜか?
誰かが?
「杉」とつけてしまったようでして。
本当は「ヒマラヤマツ」となるべきものだったのですが......
この辺は少々不思議でございます。
何かの意味でもあるのでしょうか?ね......
そんな松さんというのは、
その語源を調べてみると、
wikipediaによれば......



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マツ(松)の由来は、
「(神を)待つ」「(神を)祀る」「(緑を)保つ」
などが転じて出来たものであるなど諸説ある。
東アジア圏では神の下りてくる樹や、
不老不死の象徴として珍重されることを考えると
「待つ」から転じたという説がいかにもそれらしい。
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とのことでして。
やはり、
色々なものを取り込んでしまう木であるということは、
古来より多くの人々が感じ取っていたのかなぁ......
とも思えます。
人の脳の最奥にあるミステリアスな器官を
松果体(しょうかたい)=松ぼっくり
なんていうことにも、
その形象の相似も含めて、松にはどこか、そんな、
見えないものものを受ける、
受信する?
アンテナ!?
的な意味を感じたりもしますし。
ま、ココまで記しましたので、最後に、
以前「プリリンねーさん」が松果体で降ろした!?
トアル神様からの言葉を置いておこうかと思います。
摩訶不思議。
何卒で。
かしこ。(^^)



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鬼は今もいるぞ。
たまに来る。
妻籠(つまご)にも来たので戦った。

鬼はマツだぞ。

松の木の精が集まったものだ。

松は、待っているからマツと言うのだぞ。
待てなくなると鬼になる。
虎のようになってしまうのだ。
松は怖いのだぞ。
杉とは違うのだ。
一本松というのは、奈良の頃から神が降りる所だった。
杉は龍神だな。
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コメント (2)
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