銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

若い女性が、深酔いして、しかも、放り出された時、

2009-09-07 23:50:11 | Weblog
 私は、今日は書きにくい事を書きます。だけど、結構意味のある問題を含んでいます。結論として言えば、女性には断る力が育ちにくく、しかも結構、断る力が必要なときがあると言う点です。それを強調したいために、今日のエピソードをあげるのです。

 他人を責めるために書くと言うよりも、断る力と言うのが、魅力的な女性であることと、両立しがたいような文化がこの日本にあり、それゆえに、私自身も断る力が弱い方であり、ちゃんとそれを、自覚しているからこそ、書くのです。

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 その日、私は用事で、夜の11時に鎌倉駅へ帰りつきました。するとエスカレーター傍の壁に、若い女性が壁によりかかっていて、ふらふらしています。すぐ、「おかしい」と感じました。特におなかがぷっくりと出っ張っているので、妊婦さんだと考え、妊婦さんが、こんなに夜遅く、一人で、しかも酔っているらしい事が不思議だし、心配で近寄って話しかけました。

 朦朧としていて、ろれつも回らないが、説明を聞くと、ご主人に電話をしている最中らしいのです。が、ご主人は電話に出ないとのことです。既に怒っていると推察されます。「おうちは?」と聞くと大船駅で乗り換える必要があり、しかも跨線橋を渡らないと行かれない遠くの駅です。今、鎌倉駅構内でも、エスカレーターにも乗れないし、階段も上れない状態で、大船駅で、また、危ない事になって、そのまま、終電が彼女を残して、行ってしまったら、どうしようもないと、私は考えて、「うちへくる? おばさんのうちへ泊まりなさい」といいました。

 彼女はとても素直に頷いてくれたので、それから、先、20メートルほどを抱かかえるようにして、一緒に歩きながら、『妊娠はしていない事、だけど、赤ちゃんが欲しい』事などを聞きました。ちょっと安心しました。さきほど、妊婦さんみたいに見えたのは、背中の方だけを壁につけてふらふらしていたので、そのように感じられただけでした。まず、『良かった。ほっとした』と思いました。

 でも、タクシーには乗れないだろうと、感じました。
 我が家までの、5~8分でもげろを吐かれそうな感じです。既に今でさえ、気持ちが悪くてたまらなそうに見えます。「歩ける?」と聞くと歩けるとの事。

 しかし、やっと改札口まで到達して、スイカを彼女が取り出して自動改札機に当てたときに、『だめだ。この人を我が家に連れ帰るわけには行かない。この人のために、救急車を呼ばないと駄目だ』と感じました。スイカは、赤いランプがつく形で、精算機へ寄ってチャージするか、有人改札窓口へ回らなければいけないのに、その判断ができず、ただ、スイカを何度も同じ場所に、当てるだけだったからです。

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 熟年の駅員さんがこっちを見ているので、「いままで、我が家に連れて行こうと思っていましたけど、駄目だわ。救急車を呼びます」と私がいうと、「お願いしますよ。男性が女性を介抱するわけには行かないのです。抱いたりできないので」といわれました。

 そのときに、私は彼女をここまで酔わせて、しかも放り出した同僚と言う存在に対して、深い怒りを感じました。スイカが無効だったわけで、彼女は駅構内に入るのが、普通ならできないはずなのです。その同僚が150円か何かの切符を買って、彼女を駅構内に入れ込め、そこで、放り出した事を推定できたからです。

 ひどい人だな。夜の11時近くまで一緒に呑むと言うのは、相方は女性ではありえず、男性であろう。この人は、赤ちゃんが欲しいといっているだから、若奥さんなのだ。そんな存在を、こんなに、夜遅くまで引き回して、しかもこんな危ない状態で放り出すとは、とんでもない男性だ。卑怯だ・・・・・と感じました。

 この項目は明日へと続きます。

                09-9-6  雨宮舜(川崎 千恵子)
コメント (2)
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