銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

御影堂の大修復(技術と、芸術の結婚)

2009-09-13 23:54:48 | Weblog
 私はほとんどの時代を神奈川県で過している間です。だから、京都は観光として、四回ぐらい訪れただけなのです。ですから、西本願寺には行った事がありません。

 父は次男ですが、お坊様を気に入って、宗興寺(曹洞宗で、生麦事件のときに犠牲者が担ぎこまれたお寺)に宗旨替えしたので、・・・・・さらに西本願寺とは縁遠くなっているわけです。

 でも、NHKハイビジョンで放映をされている、『御影堂の大修復』は、何回か見ました。皆様もご覧になりましたか?

 第一回目に見たときは、内部構造の説明の日で、ほこりっぽい天井裏に入って、江戸時代の大工の棟梁・・・・・なんとか、伊豆の守(だったと思いますが、ちょっと不確かです)の名前を見つけ、その子孫を訪ねる場面が印象的でした。

 子孫様はごく普通のうち、(広さも、構造も、建築材料も、込めて)に住んでいらっしゃるのに、床の間に保存されている家宝とは、漆塗りの墨壷他なのです。
もちろん、実用的なものではなくて、西本願寺、御影堂の造営に携わった事の誇りを示す装飾的なものなのですが・・・・・現代のごく普通の暮らしに、360年前がよみがえる事の、不思議さに打たれました。

 その同じ回だったか、次の放映日だったかは忘れましたが、しっくい(土壁)のおそるべき・・・・・長時間(数ヶ月にわたる、または数年にわたる)の養生・・・・・の話など、伝統技術のすごさを知りました。

 また、屋根の修理の日もあって、その日も驚かされた事は一杯あるのですが、
今日放映された、内陣の修復の場面は、美しさもさることながら、伝統技術を受け継ぐ人々が少なくなっている事を知らされ、大きな悲しみを与えられました。

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 すべてがお金で解決される世の中にない、高給が取れない世界に入ってくる人がいないというか、・・・・・・何と言うか?

 職人さん自身が、「自分は日当が4000円程度だから、誰かに引き継いでもらいたいなどとは言えない」と仰るのは、全く気の毒な限りです。

 特に和紙の世界、また、紙漉きの道具の世界には、驚かされることばかりです。水に溶いた繊維を、救い上げる、す(海苔巻きを作るときの巻きすの上等で、大きいものとお考えくださいませ)、を編み上げる職人が数人しかおらず、また、そのすを真ったいらに編み上げる貯めの特殊な絹糸を撚れる人が、たった一人しかいないなんて、

 恐るべき状況で、名君を、「日本にいでよ」と祈りたいですね。
 鳩山さんには、どんなに忙しくても、こういう番組を見ていただきたいです。

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 まんが何とか館など作っている場合ではなくて(ところで、それは、麻生さんの発案だったはずですが、民主党はどうするのでしょうか。八ッ場ダムの件は進むも退くも大変そうですが、漫画の博物館は、要らないような気もしますね。

 ただ、ヨーロッパなどで、漫画が大きな人気を得ているのなら、それも必要かもしれないが、官営の組織って、ほとんど死んだも同然の運営をされているから、ネットカフェ(漫画喫茶)で、充分ではないかなあ? そっちの方が民営だから常に、生き生きと運営をされています。

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 元に戻れば、後篇と題された本日、は、内陣の修復となり、美術家としての、私にとっても、非常に楽しみな一日でした。現代アートの人間からすれば、内陣の両脇、(金箔張りの太い柱が連なって立つ領域)の床が黒漆塗りであり、誰もいないとき、また、花や、錦などの飾りが何も置かれていないときの、

 美しさったら、それはもう、言うに言われないものでした。

  では、2009年9月12日  雨宮舜(川崎 千恵子)

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ム、ム、あのときの青年は、鳩山Jr.だったかな?

2009-09-13 01:09:08 | Weblog
 今日、ウエブニュース上、(yahooが提供したasahi,com で、エントリーは下記ですが、
http://www.asahi.com/politics/update/0912/OSK200909110163_01.html

で、次の総理大臣になられる、鳩山さんの息子が、モスクワから一時帰国と言う話題が出ていました。

 でね、ちょっと思いつく事があるので、昨日との連続性が途絶えますが、この記事を,、本日アップロードさせてくださいませ。

 その配信ニュースを丁寧に広げていくと、顔写真が出ているのですが、あっと驚いたのは、私が以前、横須賀線の中でであった(木曜日でした)青年とそっくりなのです。

 その青年は、逗子方面に向かってさらに電車を乗り進めていたのです。が、鳩山さんの息子さんは、

大田区で写真撮影に応じたという事は、奥さんの実家で応じたか、ホテルか?
または、両親の家は、既に音羽にはなくて、田園調布にある? 

 ともかく、この青年(鳩山紀一郎)は、

 横須賀線車内で、あるエピソードを面白おかしく、
友人に話していた青年と顔はそっくりです。その話のまとめ方があまりにも要領を得ているので、私が電車内で、それを褒めるために話しかけた青年ですが、その青年とそっくりなのです。

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・・・・・彼と隣にいる知人の共通の友人が、プールに飛び込もうとして、垂直に飛び上がり、頭が砕けるのではないかと、プールサイドがぞっとしたら、直後、一センチの差で、水面下に 陥ったので、みんながほっとした・・・・・・という話を、していた青年です。それで私がそのまとめ方を褒めると、さらに、「それがどこの事だと思いますか?」と質問をしてきたので、私が答えに窮していると、「つい二日前、火曜日のモスクワのプールでの話ですよ」と茶目っ気たっぷりに答えてきた青年がいて、彼に写真がそっくりだったのです。

 今、ここで、もっと詳しい事を、明かしてしまうと、隣にいたのは、産経新聞の記者で、つい最近までモスクワ特派員をしていたという、少し年上の青年でした。

 そちらの、記者である青年が逗子、または、逗子以南の住人で、鳩山さんの息子は、そこを、訪ねているときだったかも知れません。

 もちろん、違うかもしれません。
 だけど、私はその筋肉隆々たるからだと、薄着(深秋の日本なのに、半そでメリヤスシャツ一枚でいた)であることと、顔だけは品がよく、しかもめがねを掛けていることとのアンバランスさに、違和感を少し抱きました。さらにいえば、

 ロシア人の大富豪の支援をえて、研究生活をしていると言う生活に、驚嘆したり、胡散臭いものを感じたのです。健康そうで頭もよさそうなのに、ちゃんとした会社へ就職をしないことを、この青年の両親はどう考えているのだろうと、思って。

 でもね。鳩山家の息子なら、ご自分の家も大金持ちだから、他人から支援を受ける生活を、忌み嫌うわけでもないでしょう。それに一般的な就職をしなくても、両親は悩まないでしょうしね。

 貧乏だったら、他人から、お金を貰う生活は危険です。お金を貰えば、何らかの束縛を受けます。それが将来を縛る事になります。

 もし、なんらかの反発を感じて、自由になりたいときに、両親がお金持ちだったら、その支援金を、両親がたて替えて返す事ができます。なら、一時的に、誰かの支援を受けることも・・・・それだけ、能力を高く評価をされている事になるから、ただの勲章になる。

 まあ、私が話し方を褒めた、そちらの青年は鳩山さんの息子ではないのでしょう。

 でも、レジメとして言えば、今、超がつくエリート、・・・・・もしくは将来エリートになりたい人・・・・・はモスクワに、留学しているのですね。パリでも、ニューヨークでもないんだ。ほ、ほー、それは、驚きました。

 鳩山さんの息子さんは、留学ではなくて、教えるほうらしいけれど。もしかしたら、私があったころは、それ以前で、研究だけをしていたころだったかもしれないのです。

ミーハ-チックな言い方をしていますが、電車の中の青年の方も、白いメリヤスシャツの上には、厚手の上等なダウンコートを着ており、寒い国から来た事をうかがわせました。寒い国は中の暖房が利いているので、室内では薄着なのです。

 日本の冬は外は暖かいが、室内が寒いです。特に木造一戸建ては寒いです。我が家は半分が、1974年建築なので、寒いです。その部分には、断熱材が入っていないし、二重サッシでもないし・・・・・

  2009年9月12日深夜、    雨宮 舜(川崎 千恵子)
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