副題1,『パリに三か月だけだけど、私は、住んでいたことがあり、人種差別主義には、深い理解をした。毎日、毎日、少数精鋭主義の版画工房に通って居たし、一人暮らしだから、フランスの実情には、深く触れた私である。人種差別は、必ずある。ただし、加藤選手の失格は、それだけではない。責任は、ボールガールにもあるのに、誰も、その責任を問わない。変だ。なぜだ?』
私は本日、読者様には、約束をしていた事があります。前報の加筆です。その方が、大切な内容です。しかし、ローランギャロスの失格問題で、誰も、話題にしていないことがあり、それについては、触れたいと思いますよ。特に発想がわいた瞬間にパソコンに落とさないと忘れますので、今、それを書き表しましょう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この加藤選手の、女子ダブルス失格問題には、三つか、四つの問題が、重合的に絡んでいます。
*1)、アジア人(黄色人種)に対する差別感情の発露
*2)、ボールガールが、トロ過ぎる。どういう資格で、コート内に入っているのか? ジャーナリズムが、全く検証していない。おかしい。ウィンブルドンの、ボールボーイに比べても、職業意識が、少なすぎる。プロ意識が無さすぎる。そして、体格においても、ドローンとしていて、俊敏さが無い。選手の卵だとも、報道をされていない。これは、問題にすべきである。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
副題2、『フランスって、意外と古い。まず、学校制度である。小学校を卒業すると、中学は、二手か、それ以上に分かれて行くらしい。将来学者とか、ライターとかいうデスクワークにつく人と、同じ様な事務仕事であるが、小さな組織=お店に、就職する人間は、別れる。つまり、日本語で言うとホワイトカラーとブルーカラーは、すでに、13歳で、決まっていると言う事となる。フランス革命が起きた国なのに、・・・・・・
ドイツも、どうも同じらしい。
日本では、実質的に同じなのだったが、(戦前にも、平等のチャンスはあったが)お金があるか無いかが、ホワイトカラーになれるかどうかの分かれ道だった。制度としては誰でも、旧制中学に進学できたし、その上の学校にも進学できた。親にお金があれば、それが、大丈夫だった。
アメリカも、制度としては、全員平等だが、人種差別と、富裕であるか、貧乏であるかの違いで、チャンスは、平等ではなかった。
しかし、ヨーロッパでは、階級が固定化されている模様であると、感じている。
日本は、今は、富裕層が、回窮状、上位の職業につくべく、子供を、私立中学に進学させる状況で、実質的に、階級分断が起きているが、
別ルートとして、お金を儲ければ、勝ち組だと、みなされる風土もある。西原理恵子がその典型で、何らかの特技で、大金持ちになる道が残っている。で、階級の、逆転が起きる。頑張れば、上流階級に成れるという風土がある。
アメリカの場合は、日本と同じだが、新興富裕層へ成り上がっていく人の人数は、限られている。パーセンテージとしては、ずっと、少ない人数だと思う。ただし、IT産業で当てた、少数の、起業社長の、ように、けた外れの、おお金持ちを生んでいる。
日本の場合、孫氏や、柳井氏の様な大富豪の、成立は、数が少なく、代わりに、年収2000万円以上の夫婦というレベルの富裕層が、大きく、成長して居る。そして、そういう種族が、億ションを買っていると、みなしている。
私は、現在80歳で、チャンスをつかむのだったら、1960年代から、1980年代まで、それを行うべきだった。だが、まじめな家庭に育つと、大学を出て、サラリーマンになると、言う道が、もっとも、良い道だという風に、自分から思い込み、夫にもそれを求め、子供にもそれを求めている。
つまり、生活の流儀については、保守的だと言う事。
ところで、フランスなのだけれど、フランスも意外にも保守的なのだ。
しかし、フランスと日本の違いは、富裕層と、貧乏人の間の、格差が、大きく、かつ、貧乏人の数が、少ない(パリでは、そう見える。目の前に小皿を置いて、お金を乞う、乞食という人々もいるのだが、パーセンテージとして数が少ない様に見える。
日本の様に、主要な駅の近辺で、雨露を防げるところに、段ボール小屋が、林立していると、言う事はない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
副題3、『パリというところは、意外にもコネが利く社会であった。買う事が難しいチケット。入居が難しいアパルトマン。入会が難しいメンバー制倶楽部、なども、すべて、コネで、入れる模様である。と言う事は、すでに、上流社会のメンバーであると、さらに、あれこれ、有利になり、彼らは、閉鎖社会の中で、お互いの権利を守り合い、融通し合って、そこへ、新メンバーを入れないと、言う形なのだ。
日本は、被・植民地社会であり、被・収奪される国家であり、活気や、個性のある人間は、若い時から、つぶされていくのだから、日本国民はすべて、角を矯めた牛状態で、萎え切った精神状態にあるので、革命とか下克上は、起こりえない。が、独立国家たる、フランスも、最近では、どうも日本と、同じ模様で、若者は、怒っていないらしい。で、金持ちはやりたい放題だ。
私は、あのボールガールの少女は、そういうお金持ちの子女で、テニスが好きな女の子の一人で、選手の卵ではないと、思っている。
三日前、このニュースが最初に報道をされたときに、NHKが、放映をした動画を覚えているが、あの少女は、ボールが当たった時に、全身の筋肉が、弛緩したまま、ぼーっと立っていた。今日は。加藤みゆ選手と二人一緒に写っている写真が公開されているが、全身の、筋肉が、トローンと弛緩している感じは、あの時と、同じである。制服がだぼだぼ揺れているが、その中にある肉体の背骨が、きちんとまっすぐ立っているという感じが無い。
本日あたり加藤選手が、当日、すぐに謝罪に行かなかったと、責められているが、全くテニスをやらない私でさえ、この案件は、・・・・・こちらの少女の方が、悪いでしょう。集中心と、スポーツマンとしての眼が無さすぎるし・・・・・と、わかるのだから、加藤選手はむろんの事、当日、それを考えて、謝罪には、すぐには、行かなかったのだと、思う。
さて問題は、審判の決定を覆した青い背広の、スーパーヴァイザーという人間にもある。
この人間は、どうして奥から飛び出てきたのだ? それが大問題だ。それを推定で、分析していこう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
副題4、『あのブルーの背広(ウール製のスーツ)を着た男性(普通なら紳士というところだが、彼の判定は、全く持って、紳士のとるべきではないものなので、彼の事を紳士とは言わないで置く)は、その少女自身か、その親、または、祖父、または、曾祖父を知っていたと、推察する。
もしかしたら、彼本人が、所謂、特権を駆使して、あの子を、ボールボーイ集団に入れたのかもしれない。
ほかの大会、例えば、ウィンブルドンなど、ボールボーイになりたい少年が、大勢いるので、審査があると、聞いたことがある。新陳代謝が激しいので、新しい少年を補充する際には、審査があったと聞いている。
で、かれは、なぜ表に出て来たかというと、裏で、試合を、映像で、見ていたのだった。そのうえで、知り合いの少女を助けるために、加藤みゆに厳罰を書する決意で、コートに上って来たのだった。
毎日新聞は、日本の審査委員長に取材をして、いるが、その人物もローランギャロスの、あのスーパーヴァイザーを責めない。また、美しいお顔を維持している、杉山愛さんも、あの男性を責めない。落ち度があったとは、言わない。それは、自分自身のテニス界での、力が、出せなくなることを恐れているからだ。そう考えるしかない。
その上、あのブルーの背広の、スーパーヴァイザーが、彼自身は、テニス選手から理事待遇になった人間で、富裕層の出自ではないと、仮定しよう。すると、少女の祖父、または、曾祖父には、絶対に逆らえない立場である。
私は、こういう事を初日に、すでに分かっていたが、私が何か言うとさらに悪い方へ流れるので、黙っていた。
特に、日本の場合だが、錦織選手は、ソニーの恩恵を受けている。もし、錦織選手が、老境に差し掛かって、どこかのテニス協会で、高い地位を占めたと仮定しよう。そして、盛田家のひい孫さんが、有名な男子選手を傍で見たいの。ぜひ、ボールボーイに採用をしてと、頼まれたら、言う事を聞くと思う。それと、似た様なことが、2023年ローランギャロスで、起きたのだ。
ローランギャロスで、ないたお嬢さんがもし、ラガルド女史と、親戚の関係であり、それをスーパーヴァイザーが知っていたら、加藤未唯選手なんか眼中にないと、なるでしょう。まあ、日本人全部が知っているヨーロッパ人となると、王族・カミラ王妃などですがカミラ王妃は
唯ね。沢松直子さんの意見とか出て来ても、一般人とは違っていて、あのブルーの背広の人を擁護する様なまとめ方で、加藤みゆの絶対の見方ではないのです。
ところが、私が、今までの、様に書きました。で、フランスで、無いも意見が出てないし、私の言っていることは正しいのですと。加筆をしようとしたら、急にルール書いて居の動きが出て来たそうです。ほら、これも、私の意見をつぶす方向ですが、それが、みんなが喜ぶ方向だから、私は、それで、いいのですよ。捨て石というか、トリックスターに甘んじることは、ほぼ毎日ですから。
まだ、ウインブルドンの方が、近代化していると、見ていて、思う。
2023-6-9 これを書く、雨宮舜(本名、川崎千恵子)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます