新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

自費出版でないと本の値段はかなり高い?:けど、情報量に価値があれば買う人は買うはず(笑

2017-03-14 22:43:16 | Weblog

こんばんは

 

今、出版社と最終調整に入りつつあります。編集の方が最後に気になったことをメールで質問され、それに返答したところです。ページ数は400ページ近くで6600円で売り出したいということでした。

 

6600円・・・

 

少し高いかもしれませんが、情報量は十分あると僕は思っていますので、値段についてはお任せしました。

 

多分、5000円未満だったらかなり買ってもらえるのだろうと思います。6600円でも中身を読んでいただければ、今までのどの本とも違うとわかっていただけると思います。

 

ただ、たまたまこんな記事を見つけてしまいました。

 

 
認知行動療法の第一人者、精神科医・大野裕さんに聞く

 認知行動療法の第一人者として知られる精神科医の大野裕さんが、今年1月末、専門家向けの著書「 簡易型認知行動療法実践マニュアル 」を自費出版した。大野さんと言えば、有名出版社から数多くの本を出していることでも知られ、講談社現代新書の「はじめての認知療法」は、出版から6年近くたった今も着実に販売数を伸ばしている。同じく講談社現代新書から本を出したことがある私としては、羨ましくてたまらない。そんな大野さんがなぜ、自費出版なのか。その背景には、認知行動療法を提供する医療者に「なんちゃって専門家」が増えていることへの危機感があった。インタビュー形式でお伝えする。

  佐藤  今回の本は専門家向けとはいえ、大野先生の著書ですから、出せば手堅く売れるのではないですか。なぜ自費出版に。

  大野  定価を安く抑えたかったのです。この本を出版社から出すと4000円になると言われました。本が売れないこの時代に、それでは保健や医療、福祉のスタッフにはとうてい買ってもらえない。そこで自費出版にして、1800円に抑えました。

  佐藤  赤字覚悟ですか。何部売れたら元が取れるのですか。

  大野  2000部ですね。おかげさまで、もう1000部売れました。これは異例なことのようです。

  佐藤  本を多くの人に読んでほしいというお気持ちはよく分かります。でもなぜ、そこまでして売れることにこだわったのですか。

(以下、略)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

なるほど。確かに利益を出すためには値段は高め設定になってしまいます。僕ももう少し安い方が売れるとは思います。

 

ただ、今回は有名な医師が「より多くの人に正しい知識を」と思って書いているわけではなく、現場の医師の一人として現場に役立つ本を書いたつもりです。情報量は多い方だと思います。

あまり普通の教科書では入っていないようなデータを多数盛り込んでいるつもり(僕は使えると思っていますし、大事だと思うのですが、あまり教科書にはかかれていない)なので、設定金額が高めなんですがお任せしました。僕の書いた本に価値があると認めていただければ、多少の値段設定の高さもなんとかできるだろうと。

 

もともと250ページで4000円くらいと言われていたので、妥当な気がしますし・・・

 

発売が決まりましたら、また記事にします(笑

 

内科学会の頃には出せるということなので、もしよろしければ買ってください(笑

 

 

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

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それでは、また

コメント (2)
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