こんばんは
今日は母校の紹介などのために、高校に行っておりました。高校という建物に入るのは大学1、2年の頃に高校の頃の部活の仲間で訪ねた時以来です(20年ぶりくらい)。
高校生からすれ違うたびに
「こんにちは〜」
と声をかけてもらいましたが、みんな元気で若い・・・。
若いっていいなぁ・・・と久々に思ったところです。
医学部を目指す高校生(母校以外も)に、できる範囲でアドバイスをしてきましたが、皆さんが医学部に入れることを祈念しております。
高校3年生だけでなく、1、2年生も来ていたのですが、高校1年生の医学部志望の学生さんから「今からやっておくと良いことはなんですか?」と聞かれ、思わず・・・
「勉強」
と答えそうになりましたが、
「勉強はもちろんだけど、医師になりたいというその気持ちをしっかりと持つこと。その思いがしっかりとしたものであれば、勉強する努力(意思)につながる。思いを強く、目標を頭に描きなさい」
と答えました。いい答えかどうかはわかりません。
そもそも僕は高校2年生までは生物学者志望で、高校2年の冬くらいから医学部志望に変えましたので・・・。
他に「医学部は自信はないけど、医師になりたい」という高校生もいました。少なくとも医療従事者になりたいという話でした(ご家族の病気などがあり)。
こちらについては「医学部に行くかどうかは自分自身で最終的に決めること。ただ、今から無理だ・・・と思っていたら、基本的に難しい。本当に行きたいと思うのであれば、その目標に向かって邁進するだけで、どうやったらそこに到達できるかを考える必要がある」という旨を伝えて、具体的には僕の悲しい過去を伝えてみました。
「高校3年生の6月にセンター試験の模試で404点だったけど、1ヶ月後に600点、最終的には700点を超えていたよ。最初から無理だと思っていたらできない。諦めてしまう。僕にはできると思えば、夢に向かって努力できる。ベースの知識がある一定レベルを超えたら、急に伸びて行くので頑張れると思うのであれば、医学部を目指してみたら?」という内容と、「単科の医科大学であれば、問題を作る教養の先生の数は限られていると思うので、ある程度傾向がわかるはず。そういう目で過去問を見てみたらどうか」とも言いました。
多少なりとも、医学部を目指す学生の力になれていたらと思っています。
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。