こんにちは
この3連休は休暇を頂いておりますが、もともとはどこかに行きたいと思っていましたがいけそうにもありません。仕方がないですけどね。
東北の地震のニュースや様々な影響はまだ1週間たっても続いていますね。離れている関東圏内でこれだけ混乱しているのだから、現地はどれほどかと思うところです。
ただ、これをきっかけにいろいろなことが発展して行けばと思っています。
さて、この地震は医療に関してもいろいろなところで影響が出ています。
有名なのは「チラーヂンS」ですね。福島にある工場も保管所もダメージを受けて、他の代替医薬品もないのでさしあたり供給を一人30日までの処方で…と言ってますが・・・。
他にも僕らの場合は末梢血幹細胞採取で保存に使用している「CP-1」という製剤がアウト。さしあたり5月いっぱいまでは今あるものの使用期限内ですが…それ以降どうなるか。DMSOを作成して使用するという話も出ていますが・・・・。
また、僕は今現在バンクドナーを5人の患者さんで調整していますが、そのうちの若い子のドナーさん・・・。進んでいたのは東北の人で・・・これまた仕方がないのですが・・・。
いろいろな影響が出ています。今日予定されていた退職・栄転の記念パーティも中止。
MRさんが調整に来ていたCMLやMMのシンポジウムなども中止。
来月開催予定の日本医学会も中止。
日本内科学会はどうなるのか?
いろいろ影響が出ています。
さらに日曜日に続き、木曜日も当直(また、初診担当)だったのですが、救急搬送されてきた患者さんが福島にいたというだけなんですけど…この状況なので混乱しました。
理論的に問題ない・・・とはみんな分かっているが、何もしないわけにもいかず放射能測定してから…・搬入。
実は自分で使ったことはなかったのですが、使い方を勉強できました。これで以降はいざとなれば僕が自分でやってしまいますが、病院の体制として勝手にそうするわけにもいかず。
というか、県の対応もおかしいのですよ。
救急隊→保健所(県衛生?)「福島にいたそうです」
保健所「○○医大の搬送してください」
保健所→僕「ということで、患者の受け入れをお願いします」
・・・?
ということで、たまたま遭遇した院長にどちらかというと行政の対応に関して突っ込みと+αをしようとしたら
「君は昨日の話を聞いてなかったのかね?そういう時は○○部をすぐに呼んで診てもらえば良い」
・・・いや、急患って言っても今回は一次救急だと思ったから対応をゆっくりにしたけど、生きるか死ぬかだったら待っているひまないから・・・・。
それに言いたいのは何でもかんでもうちに運ばせるな…と言いたいだけで・・・。
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そんなことを思いながら、昨日も空いた時間で論文を書き(一つ目と二つ目を両方書きながら)、22時ころ帰ってきました。
さて、今日はどうしよう・・・?
とりあえず、節電のため家ではないところで過ごしてみよう。
それでは、また。