こんばんは
買い物と掃除が終わりまして、今はクラシックを聴きながら本を読んでいました。学生時代を思い出します。
このクラシックを聴きながらの勉強が一番集中できます。
さて、少し本を読み疲れてきたので(ノートに自分なりの診療指針をまとめていました。外来で困るので)、記事を書きます。
今から書くのは医師不足関係のNikkeiの記事です
医師の需給試算、練り直し指示 舛添厚労相 http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080824AT3S2300X23082008.html
厚生労働省は23日、「安心と希望の医療確保ビジョン具体化に関する検討会」(座長・高久史麿自治医科大学学長)を都内で開いた。同省が医師の需要と供給に関する試算データを公表したが、委員からは前提条件が現実と乖離(かいり)しているとの批判が続出。舛添要一厚生労働相がデータを練り直すよう指示した。
検討会は月内に医師養成数の増加ペースや適切な医療体制の在り方について報告書をまとめる予定。当初は23日から24日にかけて神奈川県湯河原町でとりまとめに向けた最終討議をするはずだったが、温泉街での会合に批判が出たことを受け、都内での開催に切り替えた。(07:00)
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結局、現場を見もしないお役所仕事であるということが判明したということでしょう。
これだけ批判を受けても現場を見ないのか、それとも現場を見れないほど忙しいのか、それともその両方か・・・。
おそらく、厚労省官僚でも現場の方々は忙しく働かれていることと思います。
それと同様に医師も忙しく働いております。しかも命に直結する現場で。 僕も若輩ながら、人の命や・・心を、いろいろと考えながら仕事をしております。
他にもNIKKEIにこんな記事もありました
医師の負担軽減へ看護師対象に研修 厚労省 http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080822AT3S2100T21082008.html
厚生労働省は21日、医師の負担を軽くするため来年度に看護師を対象とした研修を実施する方針を決めた。看護師が医療現場で担当できる業務内容を確認してもらい、医師が診療行為に専念できる体制を整える狙い。同省は医師の待遇改善にもつながるとみている。
医療現場では医師でなくても対応できる業務まで医師に集中し非効率との指摘が出ている一方、看護師についても専門性を十分に発揮できていない面があるとされる。医療関係者によると「医師法など法律で定められている業務区分があいまいで、何でも医師に任せてしまう傾向がある」という。(07:00)
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医師でなくてもできる仕事。
中心静脈カテーテルと末梢からの血液培養で、中心静脈からStaphylococcusが陽性に出たのでカテーテルを抜いて、末梢静脈からの点滴に切り替えましたが・・末梢静脈用の輸液がなかったので取りに行きました。
看護師さんも忙しい、研修医にも別の仕事をやってもらっている。輸液を組み立てたら、ぼくがフリーだったので薬剤部に電話をして…とりに行きました。
こんなことしなくてもいいだろうに…。もっと医療従事者がいたら・・・(w
http://blog.with2.net/link.php?602868
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医師の待遇改善…と書かれていますが、他にも待遇を改善すべき職業があります。いろいろ考えてほしいと思います。
医療現場を今まで抑えてきたしっぺ返しが・・・日本に降りかかっているように思えます。
次はその待遇改善すべき職業の一つを紹介します
では、また。