さて、続けます。
今回取り上げるのは介護福祉士に関してです
NHKニュースで介護福祉士の仕事を持っているのに、介護に従事していない20万人の人に対して研修と就職あっせんをするという記事が流れていました。
介護職の有資格者 就職支援へ http://www3.nhk.or.jp/news/t10013670091000.html
人手不足が深刻になっている介護職の人材を確保するため、厚生労働省は、専門の資格を持ちながら現場で働いていない人を対象に就職の支援を始めることになりました。
介護の現場では、低い賃金や過酷な勤務のために職場を離れる人があとを絶たず、介護福祉士という国家資格を持ちながら現場で働いていない人が全国におよそ20万人もいるとみられています。
このため、厚生労働省は、介護福祉士の資格を持つ人に就職を促すことで人材の確保を進めようと、来年度から就職の支援を始めることになりました。具体的には、即戦力として働けるよう施設での実習を含む研修を無料で受けられるようにするほか、規模の小さい事業所を集めた求人説明会を各地で開き、資格を持っている人たちに積極的に就職先の情報を提供することにしています。
また、いったん就職した人が簡単に仕事を離れないよう、専門の相談員が施設などを巡回し、仕事の悩みについて相談に応じる新しい仕組みも設ける方針です。厚生労働省は、こうした支援策で介護の現場で働く専門職を1人でも多く増やし、深刻化する人手不足に歯止めをかけたいとしています。
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本格的に…現場を見てないですよね。いや、気が付いてやっているのでしょう。
厚労省のHPからです
http://www.mhlw.go.jp/seisaku/09.html
4.今後の進め方等
(1) 厚生労働省としては、この指針に沿って福祉・介護人材確保のための取組を総合的に進めていくこととしており、平成20年度においては、
(1) 都道府県福祉人材センターにおける無料職業紹介や潜在的有資格者の再就業の支援のための研修の実施等
(2) 福祉・介護の仕事の魅力を伝えるシンポジウム等を行う「福祉人材フォーラム」の開催(7月27日)や国民の「介護」に対する理解を深める「介護の日」(11月11日)の創設 等に取り組んでいます。
(2) また、先の通常国会においては、「介護従事者等の人材確保のための介護従事者等の処遇改善に関する法律」が成立し、「平成21年4月1日までに、介護従事者等の賃金をはじめとする処遇の改善に資するための施策の在り方について検討を加え、必要と認めるときは、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとする」こととされています。
さらに、先般取りまとめられた「社会保障の機能強化のための緊急対策~5つの安心プラン~」の中でも、「介護労働者の人材確保及び雇用管理改善の支援」や「福祉・介護サービス従事者の確保・養成の推進」などが盛り込まれているところであり、これらを踏まえつつ、今後さらなる福祉・介護人材確保のための取組について検討を進めていくこととしています。
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まず、現場から離れているのは仕事の内容、労働状態などに対して勤務環境が悪いからですよね。
医者も人の生き死ににかかわる職業の割には給与は低いといわれますが、介護福祉士はもっと低い。
だから、国家資格である「介護福祉士」という肩書を使用するよりも、全く肩書なしで仕事をする方が良いと判断しているから離れているのでしょう?
対応の順序が逆でしょう。本当に・・・この人たちは・・・Orz
このBlogには厚労省の方をはじめ、様々な省庁の方も見に来てくださっておりますが・・・どう思われますか?
国家資格があるのに、国家資格を使わずに仕事をする現状。それに関してどうお考えでしょうか?
うつとしたら、順序が逆ではありませんでしょうか。
http://blog.with2.net/link.php?602868
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もっとも、ただお金をかけたくないというのであれば…それも仕方がないのでしょう。
ただ、遠い未来。人が自分自身の将来の姿を思い描いたときに、安心して生活できないと思えば・・それに対して準備をするのです。
そうなれば何が起こるかは自明だと思いますが?
遠い未来も見えていないように見えますし、近い未来に対する予測もできていないのではないでしょうか。
官僚の方々は頭もよく、優秀な方々がそろっているのに・・人の心を考えられないのでしょうか?そんなことはないと思います。
日本の将来のために・・・日本国内活性化のために・・・介護に関して手厚く動いていただけることを祈念しております。
本当は現場で働く官僚の方々の給与などの待遇改善も必要なのだと思っていますが・・・
そもそもこの国の勤労というのは何だろうかと思います。
国や会社などが「情報操作」と「欺瞞」で労働者を操っているように見えるのは僕だけでしょうか?
それでは、また。