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料理の鉄人13年ぶり復活!司会&シェフ一新(サンケイスポーツ) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/sanspo/entertainment/ssp20120908004.html

 1990年代に社会現象を巻き起こしたフジテレビ系「料理の鉄人」が10月から「アイアンシェフ」(金曜後7・57)のタイトルで13年ぶりに復活することが7日、同局の改編発表で分かった。

『料理の鉄人』

毎週、欠かさずに見ていた。

ずっと、復活を望んでいた番組の一つだ。

・・・いや、他には思いつかない。

私が復活を切望していた唯一のテレビ番組と言っても良いかもしれない。


私は味覚オンチなので、グルメとかに全く興味ない。

もちろん、「これ、美味しいなぁ。」と、思うことはあるが、ある一定水準を超えてしまうと、もう、違いが全く解らない。

昼はいつもコンビニのサンドイッチだ。

新しいお店を開拓するとか興味がないし、グルメ番組なども全く興味がない。

例外は、ちょっと前に放映していたドラマ版「孤独のグルメ」だ。

主演の松重豊が、すごく良い感じにハマっていた。
(あー、10月10日から、Season2 放送のようだ。この記事、書いて良かった!!)


だが、料理番組とか、料理人には興味がある。

子供の頃は「世界の料理ショー」とか楽しみに見ていた。

「料理の鉄人」は毎週、惹き付けられるように観ていた。

多分、料理という根源的なもの、何百年、何千年と蓄積されて来た技、そして、さらにその高みを押し上げようとする料理人の情熱、真摯な姿勢などに強く魅せられるのだと思う。

お気に入りは「鉄人森本」だった。

恐らくは、かなりの天才である。

時には突飛とも思えるような斬新な料理に果敢にチャレンジしてるが、しっかりとした修行の結果身に付けた職人の技を感じさせる。

コーラを飲んだりなどのパフォーマンスも、客を喜ばせたいという、根源的な要求の一面であろう。

そして、審査員がちゃんとその料理を評価している所がまた、素晴らしい。

伝統を重んじる和食の世界で、ここまで来るには、かなりのバイタリティーが必要であったはずだ。

それが、正しく評価されていることに、激しく感動を覚える。


さて、新鉄人には誰が?

是非、山本征治 に演って欲しい。

店が疎かになるから、そんなもん出ないだろ?

彼の店に行くことは、絶対にない(行っても良さが解らないし)から、正直、そんなこと気にせずに出て欲しい。

彼はNHKの番組で2度観た。

「ふたり しのぎあい、果てなき絆 ~日本料理人・山本征治×奥田透~」
http://www.nhk.or.jp/awards/award/20110523_03.html

「プロフェッショナル 覚悟をもって、我が道を行く」
http://www.nhk.or.jp/professional/2012/0409/index.html

どらも、番組としても素晴らしかったが、やはり、山本征治の人そのものが素晴らしい。

尊敬する人というとちょっと違う。

私のヒーローと言ったところだろうか。

彼のように人生を送れたら、どんなに素晴らしいだろう。

なんでも良いから、もっと山本征治を、彼の生き様を観てみたい。


さて、一つ懸念事項がある。

ちょと前に電車の中吊りでみた「伸介が料理の鉄人で復活を画策している。」というものだ。

記事は読んでいない。

だが、こうして料理の鉄人の話が出てきたところを見ると、全くのデタラメであったわけでもないであろう。

まさかとは思うが、彼には無理だ。

加賀丈史の代役は、コスプレの域にも達しない。

審査員も無理だ。

確かに、人より秀でている部分もあるのだが、それを拠り所に、自分を過剰評価しているフシがある。それとも、それを認識した上での自己防衛なのか。

毒舌をウリにしていたので、なんとかうまい批判をしてやろう。そして、時には素直に褒めてやろう。

そういう、相手を称賛することよりも、自分をいかに良く見せるか?ばかりを腐心している態度は、前述の平和な時間をブチ壊してしまうだろうし、それでもなお、独りよがりに得意げな顔をしていたら、テレビをもブチ壊したい気分になる。

フジに抗議のメールでもしようかと思ったが、10月開始では、もう、覆せない。

まさかね・・・。

いくらななんでも、局の人も解ってるよね・・・。


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