未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle




『ミエリーノ柏木』

年末にやっていた予告を見た時は、正直、全く見る気がしなかった。

アイドルが人差し指をクルリと回しながら、「ミエリ~ノっ!」とか決め台詞を言って、小首を傾げて見得を切るような類のドラマだと思った。

「まほろ駅前~」の流れで、冒頭をうっかり見てしまったのだが、面白いよ、これ。

「ここは恋に悩めるカップルを別れさせるカフェ。さてさて、今日も一人の恋に疲れたがお客様が、やって参りました。」的な柏木のナレーションで始まるような類のドラマだと思っていた。(くどいようだが。。。)

何の前触れもなく車中で始まる3人の会話。それを1分観たら、もう、TVのスイッチを切れない。

ティルトシフト風の凝った画面にも、目を惹かれる。

そして、佐野史郎、キンコメ今野、と3人で遣り合っている柏木に、全く違和感がない。

柏木をアイドルとしてではなく、かと言って女優として持ち上げるでもなく、3人が対等に、淡々とかつテンポ良くドラマが進んで行く。

薄々気付いてはいたのだが、最近のテレ東は、おかしい。

ドラマが、素敵だ。

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