未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle




「アナと雪の女王」、国内興収100億円も目前 「ファインディング・ニモ」を超える
http://animeanime.jp/article/2014/04/14/18289.html

第86回アカデミー賞にてW受賞を果たしたディズニー映画『アナと雪の女王』が、週末興行収入5週連続No.1を獲得し、公開30日間で動員700万人を突破! これまで最速だった『ファインディング・ニモ』をはるかに上回るハイペースで“ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンの歴代No.1”の記録を打ち立てた。

アナと雪の女王』を観に行った。

たまたま劇場で、何の予備知識もなしに観た、日本語訳付きの『Let It Go』。

もう、これは、ウォーッッ!!と、叫びたくなるほどの感激であった。

映画予告の常識を覆す、それでいて、ちゃんと映画の世界観が伝わって来る。

それより何より、これ観たらもう、本編が観たくて、観たくて、仕方なくなる。

歌詞も(日本語訳だが)も素晴らしい、歌い方も素晴らしい、そしてそれらに完璧にリンクした豊かな表情、隅々まで行き届いた体の動きや演出。繰り返しになるけど、音楽と映像が完璧に一体化して、盛り上がっている。

もうホント、奇跡としか言いようのない映像。

流石、ディズニー四千年の歴史の集大成!!としか、言い表せない。

この予告を観ていなかったら、絶対にディズニーアニメなんか見に、劇場に行ってないと思う。

このニュース記事を読んでも、「なんでみんな、ディズニーアニメなんか、観に行くかな。ばかじゃないの?」ぐらいの気持ちで斜に構えていたと思う。

初めは予告のためだけに、これを創ったのか?と、思ったが、じきに「いくらなんでも、まさかね。」と気付いた。

このシーン、最大の山場の部分をフルコーラスそのまま予告で流してしまう。という、大胆なことをしているんだけど、それだけの価値がある。インパクトがハンパない。

これから観に行こうと思っているので、ストーリーを知りたくないから、観ない方が良いのでは?と、思う方。

正直、ディズニー映画なので、ネタばれも何もない。

そなんことより、この予告は、絶対に観てから行った方が良い。

いや、観てから行くべきである。そういう判断があった上での、この予告の実現だと思う。

前半でこのシーンに繋がる物語が描かれ、このシーンでのエルサの心情が、なぜあそこまで解放感一杯に謳い上げているのかが、観ている者の心の中に形作られる。

そして、雪山のシーンになり、ピアノのイントロが響き出すと、もう、それだけで胸が一杯になる。

もうね、この気持ち、他では味わえない。

本当なら、『マチェーテ・キルズ』とか『キック・アス ジャスティス・フォーエバー』とかを見に行くはずなんだが、さすがディズニー。と、言うべきなのか。

あれ?ひょっとして、「マチェーテ・キルズ」って、タランティーノ繋がりでMIRAMAX?

あれ?ひょっとして、「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」って、ニコラス・ケイジ繋がりでMIRAMAX?

斜に構えていたつもりが、掌の上で、遊ばれていただけなのか?

P.S.

そうそう、3D版で見たんだけど、「今から3Dメガネを掛けて下さい。」の合図とともに、メガネを掛けたところ、ピクミンが二重に見えて立体視出来ないというトラブルに遭遇した。

直ぐに何人かが入口に駆けて行ったので、「投影側の問題だ。待ってれば、じきに直るよね。」と、余裕こいていると、隣に一人で来ていた北川景子似の綺麗なお姉さんが、

「あのぉ、私3Dとか始めてなんですけど(それは、ないと思うよ)、こーゆーもんなんでしょうか(な、わけないだろ)?」
「あっ、いえ、トラブルだと思いますよ(待ってりゃじきに直るんじゃない?)。」
「メガネがおかしいんじゃないでしょうか?」
「(そーだね、今日配ってるロットが、全てオカシイと言う可能性もあるよね)私が、見て来て差し上げましょう。(おっー、ほっ、ほっ、ほー)」
入口に付くと、劇場員さんは問い合わせに忙しく、偏光板の仕組みを知っているので、そー言えばと、
「ちょっとメガネ貸して頂いて良いですか?」
と、2つのメガネの左右を入れ違いに重ねて見て、「メガネは大丈夫みたいですね。」と、頭良さそげなそぶりを見せ、席に戻る。
色々と、あらぬ妄想が翼を広げようとしていると、綺麗なお姉さんから「なんか、直ってるみたいですよ。掛けるのが早かっただけみたいですね。」と、声をかけてくれた。

綺麗なのに、良い娘だ。

一時の幸せであった。

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