未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle




TSUTAYA DISCAS に入っている。

月4本の定額コースだ。

とりあえず試しにのつもりだったが、月に4本観るのが結構難しい。

一月分、4本まで翌月に繰り越せるのだが、それを過ぎると失効してしまう。

いつも月末になると、前月分の残りを慌てて見ているような感じだ。

先月は遂に2本分失効してしまった。

普段は録画してあるドラマやアニメを観るのが精いっぱいで、なかなか映画を観る余裕がない。

DVDに収録されている予告とか、ネットでたまたま読んだ記事などで、観たい映画、気になる映画があると、定額リストに登録しておく。

基本的に登録された順に送られてくるのだが、既に50本以上登録されているそのリストの一番上にあるのは、半年以上前に登録したものだ。

良くあるのだが、送られてきたDVDのタイトルを観て、どんな映画だったか、どうしてそれを観ようと思ったのか、全く思いだせないことがある。

ゆっくり観たいので、子供が寝てから観る。

特にエロい映画を好んで見ている訳でもないのだが、以前一度、日曜の夜に、まだ子供が起きていたが、今日観て明日投函しないと、先月分の残り2本が失効してしまうから観てしまおうと。なんで借りようと思ったのか思いだせないけど「これって確か、松田龍平の出ているやつだったよな。『船を編む』を観た時に、龍平繋がりで予約したのか?確かコメディーだったから大丈夫だよね。」と。

収録されている予告のラインナップを観て、少々?となったのだが、本編始まって、いきなり18禁ぽいシーンだったので焦った。

それは、「恋の罪」であって、「恋の門」ではなかった。

先月2本失効してから、今月はまだ1本も観ていない。今、手元にあるのとは別に、今月はまだ残りが8本ある。

送らて来た2本のうち一本は、最近わざわざ上位に登録したものなので覚えていたのだが、もう1本がなぜ観ようと思ったのか、全く思いだせない。

どんな映画なのかはなんとなく覚えているのだが、その他、出演者なども全く思いだせない。


タイトルは『ラブアゲイン』。

本編が始まったが、やはり、予告を観た覚えがない。

「こんな映画」だったはず。との記憶とも、若干違っていた。

だが、これ、素敵な映画だった。

久しぶりに「映画を観た」という、すがすがしさを感じた。

普段、ラブコメなど絶対に観ないから、そういった新鮮さもあったのかも知れない。


「映画を観た」

基本、SFものとかドンパチもの(?)とかが好みだ。

だが、超大作になればなるほど、最新のCG技術を駆使した、これでもかっ!と言わんばかりの映像に、製作費を回収しようと、幅広い層からの集客のため、後付けて恋愛的要素なり、感動的なストーリーなどを付けた足したような、言ってしまえばどれでも同じような映画になってしまう。


「ラブアゲイン」

コメディーと言っても、小さなギャグが散りばめてあるような、安易な類のものとは違う。

ラブコメと聞くと、一人の主人公があの手この手で恋を成就する話。とのイメージがあり、私にとってそれは「退屈」の一語。何が面白いのか全く不明。との印象がある。

だが、これは違う。とに角、脚本が秀逸だ。観客を楽しませる展開で、全く退屈しない。下手なサスペンスよりよほど面白い。

随所に、はっとさせられるようなリアルなセリフや場面が散りばめられており、映画全体が生き生きとしいる。

そして、ちゃんと泣ける話になっている。

私には、ライアン・ゴズリングのベッドでの会話、彼の心が変わって行く様子が、ツボだった。

普段、ラブコメなど馬鹿にしている人にもお勧めだ。

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