荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

お台場

2019年06月12日 | 散文

 

海岸脇に小さな丘があります。

 

知らないと通り過ぎてしまう程小さくて低い丘です。

 

ここが「桜井のお台場」です。

 

石碑の裏には「安政」の年号が見えます。

 

詳細はこちらをどうぞ。

 

ここが当時3基あった真ん中のお台場です。

 

すぐ先の海岸へ出ます。沖に浮かぶのは「兵市島」と「比企島」です。兵市島には私が小学校高学年の頃まで人が住んでいました。

 

北側は桜井漁港と、その先はしまなみ海道の大島です。

 

南側は菅原道真公が上陸した海岸です。

 

改めてお台場を見ます。風化されて消滅していまいそうな史跡です。

 

 

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衣干岩

2019年06月12日 | 散文

 

海岸脇に松に包まれたような小さな小山があります。

 

史跡「衣干岩」です。

 

松が大きく育って岩を壊しそうです。小中学生の頃と一昨年この岩に上りました。もう上りません。

 

説明板を読みます。「菅原道真公が九州太宰府に配流される途中桜井の沖で嵐に逢い、やっとこの志島の浦にたどり着いた。

 

嵐に揺られながら早くこの島に漕ぎ寄せ、安全に上陸したいと願ったということから「志島」の名が起こったと伝えられている。

 

上陸の途中濡れた菅公の衣をこの岩に干したことから、「衣干岩」と呼ばれるようになったと言われ、このあたりは海水浴や魚釣りで名高い所であった。」

松を伐採しないと崩壊して無くなってしまいそうな史跡です。

 

 

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椀船の港

2019年06月12日 | 散文

 

対岸に古い石積みの港が見えます。

 

沖に兵市島が見える河口です。

対岸へ行きます。

やって来ました。干潮間近の河口です。

 

「史跡 椀船の港」です。「伝え聞く椀船の岸やどんこ釣り」

 

石積みの小さな港です。

 

 

あの出入口から漆器製品を積んで、中国、伊勢、九州等へ出掛けて行きました。そして、その地域の製品と文化を持ち帰ったのです。

 

満潮になったら水没する防波堤です。

 

 

前回は防波堤に降りたのですが、通行止めになっています。

 

船に乗る為に梯子を使っています。

 

この小さな港に停泊しているのはここの使用権を持っている椀船で商売していた家の子孫だと思います。

 

 

 

上流域を見ます。海にも山にも近い故郷です。

 

 

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