おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

春 の 風物詩  餅草 採り ・ ヨモギ 摘み

2011年04月04日 00時00分00秒 | 農村
写真1
写真2

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 緑が萌え始めた初春、3月中旬の北関東。アスファルト舗装の田んぼ道を歩いていると、前方に50ccのバイクが停めてある。さらに、春耕後の田んぼの畦際に女性。手に緑草の入った白いビニール袋と鎌を持ち何か刈っている(写真1)。
 「何を、なさってんですかー」と声をかける。
 「モチクサトリ」と声だけの返事。
 モチクサ?、しばし考える。そうか、ヨモギか、春の若葉をすり潰して餅や団子に混ぜるんだ。
 それから2年後の3月中旬、印旛沼・物木集水路(当ブログ2011年1月25日紹介)の上流部の田んぼ畦に、白手袋でヨモギ摘みの女性(写真2)。ヨモギ摘みは春の風物詩の一つであることを実感する。
 筆者は、ヨモギ餅もさることながら、子供の頃、畑や山で遊んでいるときの傷の止血に、ヨモギの葉をもみ潰して傷口に貼りつけたのを思い出す。
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1;2008年3月15日、写真2;2010年3月13日 撮影地:写真1;栃木県上三川町、写真2;千葉県印西市
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