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北川辺の田植は埼玉県の中でも早い
4月16日に訪れると、既に早苗ある田んぼ、田植中の田んぼ(写真1・2)、シロカキ中の田んぼなど3態
田植を終え補植しているAさん(写真3・1936年生まれ75歳)が次のように教えてくださる
県内10農協のなかで、当地農協の産米は食味が最も良い、なかでも北川辺の米は良い
品種はコシヒカリ
昨日15日に植えた
8月下旬に収穫予定
早苗を手植えしているのは、マッシカクダ(真っ四角田)じゃないので機械植えできない所
勤めを辞めて十数年なるが、農作業をしているので元気
ここの地名は柏戸(かしわど)
大相撲の初代柏戸の生家がある
山形県出身の横綱柏戸が墓参
北川辺産米は確かにスーパーでの売値は高い
食味者に評価されている
筆者は食味者と消費者を区別する
前者は、農産物を味わいながら、生産者の安全・安心・美味への取組みも味わう人
後者は、安い農産物を買い、単に食べるだけの人
さて、畦に案山子が立つ(写真4)
早苗をカモなど野鳥から守るためであろう
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年04月16日 撮影地:埼玉県加須市(旧北川辺町)柏戸