おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

電車走る  「わりぼし」走る

2015年12月22日 00時00分00秒 | 農業

写真1 切干し大根「わりぼし」簾の向こうに東武特急りょうもう号。①、②は写真2の①、②と同じ「わりぼし」


写真2 「わりぼし」は①⇒②⇒③の順に出荷に近づく


写真3 出荷できる「わりぼし」③、取込み・収納を待つ


写真4 飴色の「わりぼし」。1把500gの計量を待つ。明20日に出荷予定

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 師走中旬、東武桐生線の電車は治良門橋(じろえんばし)から藪塚へ
 車窓から切干し大根を視認
 
 藪塚台地のネギ収穫などを見聞撮の後(注1)
 傾く夕陽を右斜め後方にうけて治良門橋方面へ線路脇を歩く
 藪塚駅から約2km、犬を連れて散歩中の男性に声をかけられる
 見知らぬ筆者をいぶかって
 切干し大根の庭を探していると答える
 案内されて庭に着く(写真1~写真4)
 切干し大根つくりは夫72歳、妻71歳のお二人
 御多忙のなか、筆者の見聞撮に応じてくださる
 
 切干し大根を当地では「わりぼし」と呼ぶ
 今、JAに出荷する「わりぼし」を取り込んでいる
 「わりぼし」は雨降りでも、そのまま干しっぱなし
 したがって雨が多いとカビが出る
 1把500gをビニール袋に入れ、10把を段ボールに入れて出荷
 出荷値段は12月上旬が高い
 1把500gで平均700円~800円、高値は1,000円
 しかし、今年は雨が多く、暖かくて狙いどおりにいかなかった
 例年であれば12月いっぱいで出荷は終わる
 今年は年明け出荷もありそう

 夕陽は家々の間から射す
 藪塚駅へ急ぎ歩く

 注1 弊ブログ2015年12月20日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2015年12月19日 撮影地:群馬県太田市

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