
沖縄市にコザという街があります
アメリカのダウンタウンといった感じで、少しディープなイメージの街です

中央パークアベニューは、おしゃれなお店があります

そこを抜けて商店街に入るとシャッター街になっていて、あまり開いているお店がありません

コザゲート通りに出ると、ちょっと外国に来たような雰囲気です

閉まっているお店も多かったけど、歩くだけでも異国に来たようで楽しいです

夜になると賑やかになるのかな

国道330号線沿い、沖縄市胡屋バス停の目の前に「シアタードーナツ」という小さな映画館があります

入るとカフェになっていて、ドーナツとコーヒーを買うことができ、映画を観ながら食べることもできます

このドーナツがめちゃくちゃ美味しくて、ドーナツだけ買いに来る人もいるほどです

2階にもカフェスペースがあります

映画が始まるまで、ちょっとお茶をすることもできますね

1階と2階にシアタールームが1つずつあって、中に入るとソファーやテーブルがあり、好きな席でゆったりドーナツを食べながら映画を見ることができます

私はサニーレモンドーナツとハーブティーにしました
今回見たかったのは、「人生フルーツ」という映画です

母が「もう1度観たい」という映画で「こんな暮らしをしたい」と言っていたので、私も観てみたかったのです
なかなか上映している映画館がなかったのですが、たまたま沖縄で上映している映画館があるということで行ってみました
お庭に50種類の果実の木と70種類のお野菜を育てながら暮らす、90歳と87歳のご夫婦のドキュメンタリーなのですが、その暮らしぶりが本当に素敵なのです
母が憧れるのも分かります
私も将来こんな暮らしがしたいなと思います
いえ、将来なんて言ってられる歳ではないので、もうすぐにでも始めていかなくては。。。
なんて、今はそんなことを考えています
そしてもう1つ、「遠いところ」という映画も観ました

こちらは沖縄の若者の現状を表しているという映画で、1シーン以外は全て実際にあったことを映画化しているそうです
かなりディープな内容ですので、考えさせられたりもしますね
コザの街の話なので、観ていると「ああ、このシーンはあそこで撮影されたのね!」なんて発見もありました
「人生フルーツ」と「遠いところ」は全くテイストが違いますが、そのどれもシアタードーナツ代表の宮島さんが選んだ思いがあるので、映画が始まる前と終わった後に宮島さんがその映画についてお話をしてくださいます
それがまた楽しみでもあります
近くにこんな素敵な映画館があれば通いたいなと思いました