笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

新たなスタート

2009-09-07 22:34:46 | Weblog
 昨日から、きょう練習に行くまで、昨日の試合のことが頭から離れなかった。切り替えをしなくてはならないと思いながらも、どこかでくやしさがふつふつとこみ上げてくる自分がいた。ところが、体育館に行って、子供たちを指導していく中で、そんな思いはどこかで飛んでいってしまった。
 仕事の関係で、少し練習に行くのが遅れた。体育館に着くと、5年生以下の子供たちをメインにした、セッターからの攻撃練習をしていた。6年生の子たちは5年生や3年生の子たちに教えている場面もあった。それはそれでよかった。私の指示で、徐々に6年生を相手コートに入れ、5年生の攻撃を受ける練習をさせた。5年生は、セッターのトスの練習であり、アタッカーはアタックの練習である。5年生のそれほど強力でもないアタックにブロックが割れていたり、前に落ちるボールや間に落ちるボールを簡単に落としたりしていた。先日の大会では、確かに精一杯の力を出して、いいゲームをしていた。よくがんばっていた。しかし、一つ一つのプレーの精度をはどうかというと上がってはきているが、高いわけではない。そのあたりが上位チームとの実力の差ではないかと思う。だからこそ、5年生の攻撃に対する守りから、攻撃に切り返す練習では、まだまだあわてているので精度がとても低いことがわかった。こういった練習をする中で自分たちのプレーの精度をあげることが必要だと思った。 
 子供たちには、6年生ががんばることが5年生以下のチームのためになること。そのことは、結局自分たちのためになること。だからこそ、まだまだできること、やらなければならないことはたくさんあること。そして、何よりもいろいろな面でいい見本になってほしいことなどを話した。
 改めて、ここからがAチームのスタートであり、Bチームのスタートでもあると感じた。力の差はあるけれども、だからといって練習にならないわけではない。Aチームの向上を目指しながら、Bチームを仕上げていくことは十分可能であると思っている。私自身の迷いも消え、新たなチーム作りに向けて、モチベーションを高く保って指導していきたいと思っている。日々努力。
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