笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

初の練習試合

2009-09-26 22:24:42 | Weblog
 きょうは、Bチームにとって初めての練習試合だった。5チームが集まって、午後2時半頃まで、20分間隔で試合を行った。朝の開会式では、チームごとにきょうの目標を決めて、キャプテンが発表をした。うちのチームは、「心を一つにして、笑顔で楽しくプレーをする」という目標だった。キャプテンとして、初めての発表だったにもかかわらず、堂々とはっきり発表をしていた。そういうことがしっかりできるというのは試合の結果よりも大切なことだと思う。
 うちのチームは、3年生と5年生の混合チームである。3年生はようやくサーブが入るようになったが、コートの中でサーブやアタックをレシーブすることなどは始めたばかりである。どれだけやれるのか、全く予想がつかなかったが、一日を通していい経験をしたのではないかと思う。顔面にボールを当てた子もいたが、泣かないで気持ちを切り替えていた。 
 練習が不十分なところは試合でもはっきり出たことはあるが、練習をしてきたことが試合の中で出せた場面も多くあり、子供たちはこれからの練習で何に取り組めばいいのか、大会に向けてどんなことを準備していけばいいのか少しはわかったのではないだろうか。
 閉会式では、一日の振り返りをチームごとに行い、キャプテンが発表した。午前中は、目標はできたけれども午後はなかなかできなかったという内容だった。体力的な面もあったと思うし、それに伴っての集中力も切れたのだと思う。こういう経験を通して、気持ちも体も強くなってほしいと思う。
 ミーティングのときに、子供たちの眼を見てみた。真剣に聞いている子は眼を見ているとわかるほどだった。ところが、周りの動きが気になったりして、眼がキョロキョロしている子も中にはいた。その子たちはベンチにいる子たちでもあった。すでにこのあたりから少しずつ気持ちの差が生まれているのかもしれないと思った。
 聞く姿勢のよい子、眼でも聞いている子は、これからもどんどん伸びていくと思われる。そして、そのことはバレーに限ったことではなく、ふだんの過ごし方、生き方にも通じていると思われる。そういうことも子供たちに意識させながら、素敵な人になってほしいと思う。日々努力。
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