閉鎖が当初予定されていた三菱自動車の岡崎工場が二直の復活、通常生産体制になりました。この間の、閉鎖騒動は何だったのかという思いがします。最近、岡崎名古屋線が混みますがそのせいなのでしょうか?地域経済は活況をもたらしますが、これから先どうなるのでしょうか。
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三菱自岡崎工場 2年半ぶり通常操業へ
閉鎖危機乗り越え増産で二直復活
三菱自動車は三十日、岡崎工場(愛知県岡崎市)の生産体制について、昼間勤務だけの一直を昼夜二交代の二直に切り替える方針を固めた。十二月から北米輸出用のスポーツタイプ多目的車(SUV)の生産が始まり、大幅な増産が見込まれることに対応する。いったん閉鎖まで決まった同工場が二直の通常勤務に復帰するのは約二年半ぶり。
岡崎工場が生産しているのは小型車「コルト」やミニバン「グランディス」など四車種。
月産一万八千台の生産能力に対して、現在は六千台程度と、三分の一の稼働率にとどまっている。
三菱自は四月、SUV「アウトランダー」の生産をフル操業が続く水島製作所(岡山県倉敷市)から岡崎工場に移管すると決定。岡崎工場の生産台数が現在のほぼ倍の月産一万台を超える見通しとなった。
二直への移行に伴い、従業員は現在の約千人に加え、水島製作所からの応援要員や派遣従業員の採用などで数百人程度増やす予定だ。
岡崎工場ではリコール(無料の回収・修理)隠し事件の影響などで販売不振が続き、二〇〇四年四月に交代制を中止。いったんは閉鎖方針も決めたため、約千八百人いた従業員のうち、約四百人がトヨタ自動車グループに移った。
今年四月に閉鎖方針が撤回されて存続が決まり、現在はSUVの生産移管に向けた製造ラインの改修が続けられている。
以上