アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

木の花 (5) サンシュユ

2021-03-12 17:47:40 | みんなの花図鑑

しばらく愛知県緑化センターの花が続きます。
コンデジで撮った画像、手前が造園実習園のウメ、奥が林の中の サンシュユ。



すこしズーム。ウメとサンシュユの間には サクラ(オオカンザクラ?)もあります。




以下、サンシュユのところまで歩いて行って 花のアップを一眼レフで撮りました。




サンシュユは 中国名「山茱萸」を音読みしたもの。「茱萸」はグミのことだから、「山茱萸」は「山グミ」の意。秋にグミに似た赤い実が生るため。




サンシュユの別名は「ハルコガネバナ」。花のときは こちらのほうが合ってます。



萼のような総苞に包まれた小花は 20~30個あると言われてます。







花柱と雄しべの付け根の間が盛り上がっていて、蜜を分泌しています。
蜜を出すってことは、風媒花じゃなく、虫媒花なんですね


木の花 (4) ハナノキ雄花

2021-03-12 06:00:00 | みんなの花図鑑

ハナノキ(花の木)はカエデ科カエデ属の落葉高木。
「樹高は30mに達する」(wiki 「ハナノキ」)




花の木は 雌雄異株。これは雄株の雄花です。
高いところに花があるので、コンデジの望遠側で撮っています。
ヒヨドリが飛んできました。




ヒヨドリ君、この花を食べています。
くちばしに加えているんですが、カメラが自動焦点なので、花の奥のヒヨのほうにピントが合いません。




これは 別のところに植わっていたハナノキです。
一番下の枝を手繰り寄せて、ようやくアップの写真が撮れました。



雄花は役目が終わるとすべて下へ落ちます。地面が真っ赤になります。




ハナノキは背が高くなります。横のハクモクレンが小さく見えます。