
ライラックの花(リラの花)がもう咲いてました。
と言うとき、「ライラック(Lilac)」は英語、「リラ(Lilas)」はフランス語です。

で、和名というのも当然あり、それが「ムラサキハシドイ」というのです。
なんだか、ライラックとかリラのほうがこの花に似つかわしい気がしてなりませんが、ライラックは 「ハシドイ属(Syringa)」という属に属すのです。どこまで行っても 「ハシドイ」と無関係ではリラの花と付き合えなさそうです (´・ω・)

で、「ハシドイ」とは何かというと、wiki 「ライラック」には 以下のようにあります:
「日本には近縁種ハシドイ (Syringa reticulata) が野生する。開花はライラックより遅く、6-7月に花が咲く。ハシドイは、俗称としてドスナラ(癩楢、材としてはナラより役に立ちにくい意味)とも呼ばれることがある。
ハシドイの名は、木曽方言に由来する[要出典]。」
別の説として 以下のような説もあります。
「木の枝先に集まって花が咲く様子が、「端集い(ハシツドイ)」と表現され、これが詰まって「ハシドイ」になった。」(森と水の郷あきた「樹木シリーズ164 ハシドイ」)

ライラックも ハシドイも、寒さに強い北国の代表的な花木のようです。

さて、この花、色を黄色(または金色)に変えると 何の花に変わるか お判りでしょうか? (^_-)-☆

答えは 同じモクセイ科の キンモクセイです。この花のかたち、そっくりだと思いませんか (^^♪
でも、キンモクセイの開花時期は、9月中旬〜10月下旬ですし、花の付き方も 全然違います。

「一般にイボタノキを台にしてライラックの枝を接いだ接ぎ木苗が広く流通しています。時折、台木にされたイボタノキが枝を伸ばすことがあります。」(ヤサシイエンゲイ「ライラックの育て方」)
ご注意を!