アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

キツネノマゴ - 愛知県安城市

2018-09-23 17:25:40 | みんなの花図鑑

キツネノマゴ科キツネノマゴ属。
以下、wikipediaより
花は8-10月ころ。茎の先端から穂状花序を出す。



花序には花が密につき、それぞれの花は基部に苞があるので、外見ではその苞が並んだ棒状の姿に見える。



花はいわゆる唇花型で、上唇は小さく三角形で、先端は2裂、
下唇は丸く広がって反り、先端は3裂、
全体は白だが、下唇が広く赤紫なので、赤紫の花との印象が強い。
(以上、wikipedia「キツネノマゴ」より)


松江の花図鑑によれば 「雄しべは2個。
葯は2室で上下につき、下の葯のほうが大きくて基部に突起がある。」
さて、どことなくトレニアの雄しべに似ている。
さては、役割を終えると 2つの雄しべが合着するのか?!


ネムノキ - 愛知県安城市

2018-09-21 07:46:45 | みんなの花図鑑

ネムの木の開花時期は 6~7月、または6~8月だと思うのですが、
9月も下旬に入るこの時期、(また?)咲いていました。



ネムノキの花は2度咲く?



検索してみると、
「ネムの花は 二度咲く
 夏の盛りは 一休みして
 初秋を飾る」
という記事があった。




7月(6月30日撮影)の 同じ場所の ネムノキ ↓
ネムノキ - 愛知県安城市



ソバ - 愛知県岡崎市

2018-09-20 11:54:45 | みんなの花図鑑

今日はまた雨。
これは きのう 秋晴れの日に 撮っておいた
私たちが育てているソバの花です(^^)



ソバ畑の風景というと 一面の白が連想されますが
(遠くから見ると、実際そうなんですが)
近くに寄ってみると、葯がこんなに赤いんです。



ソバの花には 雌しべの長さの違う2つのタイプがあり、
雌しべが ↑のように 雄しべより長いタイプ (長花柱花)と・・・



↑のように 雄しべより短いタイプ (短花柱花)と あります。



同じタイプの花粉をもらっても うまく結実しないそうです。



どちらも シベの根元に 蜜があります。
でも、アリは 花粉運搬に寄与しているのかな?



ソバの果実です。
先端にまだ 柱頭がついています。

ゴマ - 岡崎平野

2018-09-19 12:09:05 | みんなの花図鑑

今日は気持ちのいい秋晴れです。
青空をバックに 畑の ゴマの花 です。



白ゴマの花は白色、黒ゴマの花はピンク色、
茶(金)ゴマの花は薄紫色とのことですが・・・
茶ゴマでしょうか?



シベが見たいので 近づいてみるのですが、
筒が長くて 奥のシベが見えません (T_T)



さいわい 地面に落ちたばかりの花があったので、
花弁を咲いてみました。
葯の形は分かります。
でも 雄しべの数とか 分かりません。



松江の花図鑑 見ても、 三河の植物観察の記事が転載してあるばかり
いわく「花は葉脇につき、短い花柄があり、長さ約2.5㎝の白色~淡紅色の長いスズ型。」



「花柄の基部に2個の黄色の密腺がある。果実は蒴果。」
(三河の植物観察)
しまった ! 読んでから 観察に行くべきだった(T_T)


アレチウリ - 矢作川(愛知・岡崎)

2018-09-18 20:06:27 | みんなの花図鑑

既出ですが、アレチウリの 雄花です。
アレチウリの花は 雌雄同株ですが、雌雄異花 です。


雄しべは花糸も葯も合着し、キノコのような形になっている。
(松江の花図鑑)



雌花に移る前に、巻いたツルをご覧ください。
ツルは五角形で、芯が空洞で、ツルの周囲には毛があります。



これが アレチウリの雌花です。
雌花は十数個の花が集まって咲いていて まるでくす玉のようです。



若い果実です。
まだ花弁がついている果実もあります。



花弁がすべて落ちた果実です。



時間的に遡って、これはまだ蕾の雌花です。
ところがよく見ると、つぼみの下の子房は 受粉する前なのに 結構大きいのです。